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  • 緒方林太郎『答弁書(その24:集団的自衛権をめぐる歴史的変遷)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 この問いに対する答弁書が返ってきました。 【答弁】 一及び二について お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、政府は、御指摘の資料及び答弁書において示されている憲法第九条の解釈に関する従来の政府見解の基的な論理を維持している。 最近、こういう答弁が増えてきました。バカにされているような気がして、あまり愉快ではありませんが、それはそれとして受け止めます。 ちなみに、説明すると政府の論理はこういうことなのです。まずは最近使われている見解を使いながら述べていきます。 【1972年参議院決算委員会提出資料(一部略)】 憲法は、第9条において、同条にいわゆる戦争を放棄し、いわゆる戦力の保持を禁止しているが、前文において「全世界の国民が・・・平和

    緒方林太郎『答弁書(その24:集団的自衛権をめぐる歴史的変遷)』
    microtesto
    microtesto 2015/03/13
    こういうお役所文書の読み方を伝えていくのは大事やね
  • 緒方林太郎『セネガル大統領選挙』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 引き続き渋いアフリカネタです。セネガルの大統領選挙が終わりました。まあ、想像通りといえば想像通り、現職のアブドゥライ・ワッドは負けました。最近書いたエントリー があります。 元々はユッスー・ンドゥールが出るつもりが満々でしたが、たしか中学か高校の卒業を要件としたため、立候補が出来なかったという残念な経緯がありました。以前、コート・ジボアールでも、現大統領のウアタラが立候補しようとしたら「ウアタラはコートジボアール人ではない」みたいな国籍条項の厳格適用によって弾かれてしまい、それで内政が不安になり、10年くらいの内戦の引き金を間接的に引いたということがありました。今回はユッスー・ンドゥールがさっと引いたからよかったものの、ワッド政権のやり

    緒方林太郎『セネガル大統領選挙』
  • 緒方林太郎『マリのクーデター』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 マリでクーデターが起こってかなりの時間が過ぎました。セネガル在勤時に10回以上、出張で行った国ですから特別の思いがあります。 数か月前にこういうエントリー を書いていただけにとても残念です。大統領のアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(ATT)は国父として尊敬されていたことは事実です。任期はあと1ヶ月ちょっとでした。何もこんなタイミングでクーデターを起こさなくてもいいのにと残念になります。 ATT自体、丁度20年前にクーデターを起こしたことがあります。ただ、当時とは全然状況が違って、その時の大統領のムーサ・トラオレは強権政治と拷問、虐待等で国民の人気を失っていました。それをひっくり返したATTはむしろ国民的ヒーローでした。しかも、その後すぐに民

    緒方林太郎『マリのクーデター』
  • 緒方林太郎『行政改革(一番の悩み)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 党の行政改革調査会で公益法人WTの事務局長をやっています。座長は白眞勲参議院議員、長年のお付き合いがあるのでとてもやりやすいです。また、柴橋正直、長島一由両議員や他WTの事務局長として議論に加わってもらっている後藤祐一議員も交えつつ、正直、とても良い議論をしていると思います。 公益法人というのは世に数多あり、国、地方自治体と相当な数があります。当は民間団体であり、あまりガチャガチャ言うべきものではないのでしょうが、いわゆる政府系公益法人と言われるものが多々あります。国から予算をたくさん貰っている、国から権限を付与されている、そういった公益法人に天下りが法外な給与を貰いながら存在していることに対する世の批判というのはとても強いものがあり

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  • 緒方林太郎『国民生活センター』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 独立行政法人国民生活センターという組織があります。消費者問題の中核的実施機関でして、支援相談、研修、商品テスト、情報の収集・分析・提供、広報、裁判外紛争解決手続(ADR)等の機能を担っています。現在の独立行政法人改革や事業仕分けでの結果等を通じて、国(消費者庁)への統合が俎上に上っています。 これに対して消費者団体の方々からは強い反対の声が上がっています。現在、消費者特の委員を拝命している身として、件には強い関心を持っています。先日も関係団体の方からご意見を伺いました。 統合賛成派の方からは「国民生活センターと消費者庁には機能の重複が多く、統合メリットが多い。また、独法改革の中で現在の機能を維持することが難しくなる可能性があるので国で

    緒方林太郎『国民生活センター』
  • 緒方林太郎『セネガル』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 折角、ガンビアについて書いたので、私の勤務していたセネガルという国についても書きます。最近、結構動きのある国です。 アフリカの優等生と言われ続けた国です。私が勤務していた頃はアブドゥ・ディウフ大統領でした。この大統領は文人政治家のレオポルド・セダール・サンゴールの下で10年首相をやり、その後大統領になっているので、国の中枢に40年近く居続けた人でした。結構、その治世は良かったんじゃないかなと思います。なお、現在の天皇陛下が皇太子時代にセネガルを訪問されたことがあり、その後、ディウフ大統領は国賓で訪日したり、即位の礼に来たことがあることから、天皇陛下とは顔見知りであり、私がセネガル勤務時にも何度か「天皇陛下は大の友人だ。お元気にしておられ

    緒方林太郎『セネガル』
    microtesto
    microtesto 2011/11/28
    ユッスー・ンドゥール引退して大統領選かーすげえなあ
  • 緒方林太郎『憲法96条改正』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 憲法96条、改正手続を定めた部分です。いわゆる硬性憲法といわれる根拠となっているものです。この96条を改正しようとする動きが超党派であります。非常に雑な言い方をすれば「改正しやすくするために改正条項を改正する」ということです。 結論から言うと、私は反対です。しかし、誤解の内容に言うと、私は憲法改正に反対という立場ではありません。どんどん議論すべきだし、新たな社会の流れに応じて憲法改正がなされるべきであると思っています。その観点から憲法審査会規定が、最近まで参議院で存在せず、かつ衆議院においても委員の任命がなされていないことは、国民投票法の精神を損なうものであり、看過しがたいものがあると思っています。その点を押さえた上でのエントリーである

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  • 緒方林太郎『日独友好150周年決議』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 昨日の衆議院会議で「日独交流150周年にあたり、日独友好関係の増進に関する決議」が採択されました。最後の最後で一部野党の内部で揉めたようでして、最終的に退席する議員が数十名はおられたと思います。揉めたのはこの部分のようです。 【決議抜粋】 両国は第一次世界大戦で敵対したものの、先の大戦においては、一九四○年に日独伊三国同盟を結び、同盟国となった。その後、各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけるに至り、両国も多くの犠牲を払った。 しかし両国は奇跡の経済復興を遂げ、同時に戦争への反省に立ち、今日、自由、民主主義、人権の尊重という基的な価値観を分かち合いつつ、世界の平和と繁栄のために緊密に協力している。さらに、両国の国民は、相互の文化と価

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  • 緒方林太郎『原賠法(その5)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 原子力損害賠償法絡みで気になることとして、もう一つ「スピード感」というものが求められます。今は原賠法に基づく「原子力損害賠償紛争審査会」というものが設けられて、そこで賠償範囲の基準を設定していくプロセスをやっています。それを踏まえて、今の仕組みの中では東電が前面に立ち、基準に基づいた対応を行っていくということなのです。 これだと前面に立つのは常に東電です。どの程度のスピード感を持って、東電が賠償を進めていくのかはさっぱり分かりません。窓口が行政でないとしたら、どうやって東電はすべての賠償ニーズを把握するのかも私には見えていません。被災者と東電との間で賠償額について揉めた時もどうするのか、そんなこともさっぱり分かりません。何処かで行政たる

    緒方林太郎『原賠法(その5)』
  • 緒方林太郎『原賠法(その4)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 前回のエントリーで、文部科学省とその背後にいると思われる財務省主計局は原賠法第三条の「異常に巨大な天災地変」に今回の震災は当たらないという論陣を張っているということを書きました。 【原子力損害賠償法(抜粋)】 第三条  原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。 何故、そんなに拘っているかと言うと、「異常に巨大な天災地変」に当たると、東電の無過失責任のたがが外れて、全部お鉢が国に回ってくるのではないかという不安があるからです。「国が賠償を全部

    緒方林太郎『原賠法(その4)』
  • 緒方林太郎『原賠法(その3)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 ようやく原子力損害賠償法についての議論が進んできました。少しずつ、私の思うところを書いていきます。もう東電には入らなくなって時間が経っているので、誤解を生むこともないでしょう。 今、議論になっているのは、まずは原子力損害賠償法の第三条です。 【原子力損害賠償法(抜粋)】 (無過失責任、責任の集中等) 第三条  原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力損害を与えたときは、当該原子炉の運転等に係る原子力事業者がその損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が異常に巨大な天災地変又は社会的動乱によつて生じたものであるときは、この限りでない。 さて、今回の震災はこの規定をどう解するかでかなりの違いが出ます。原子力事業者たる東電が第一

    緒方林太郎『原賠法(その3)』
  • 緒方林太郎『危機管理(その2)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 危機管理をする際に、私なりに重要だと思うのは「責任と意思決定は集約しつつ、(その意思を執行する)権限は分散する」ということです。 こういう時に責任と意思決定が集約できないのは最悪です。逆に現地の細かいことまでをも、中央がマイクロマネージメントするようになるのも最悪です。 今の対応を見ていると、「会議の数が多すぎる」、「関係者の数が多すぎる」ということを感じます。全部正確に把握している人がどれだけいるでしょうか。勿論、会議があれば、それに伴う資料作成等も生じてくるのでお役所の作業は増大します。●●官みたいな人の数が増えれば、それだけ手間がかかります。「こんな時にパーキンソンの法則 を地でいくような対応をしてどうするのだ?」と私は思っていま

    緒方林太郎『危機管理(その2)』
  • 緒方林太郎『危機管理(その1)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 変な自慢からスタートしますが、私は相当に早い段階から「危機管理」ということに関心を持っていた人間でして、1992-93頃、危機管理に関するをとりあえず読んでみようと思って、購入したり、図書館で借りたりしました。その当時は全然危機管理に関する研究は進んでおらず、書籍で「危機管理」といって出てきたのは佐々淳行氏のが数冊と、あとは「マンション火災の際の危機管理」みたいな火事の時の防災訓練的なものが数冊出てきたことを思い出します。仕方ないので、それらのを読んだものです。同級生から「なんで、マンション火災のなんか読んでるの?」と聞かれ、「いいんだ、いいんだ、おまえにも分かる日が来る」と応えたことを覚えています。 その時以来、佐々さんの

    緒方林太郎『危機管理(その1)』
  • 緒方林太郎『象牙海岸(最終的には・・・)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 以前、ブログに書いた内容(1 、2 )ですが、私は少し読みを誤りました。最終的には、フランスが主導するかたちで国際社会はバグボ前大統領を放逐する方向で動きましたね。勝負は既に終わっています。バグボ前大統領は居座りを許されることなく、新大統領にウアタラ大統領が着任します(というか、法的には既にしていることになっているはずです。)。 それにしても、最近のサルコジのマッチョぶりはかなり特筆されます。元々閣僚時代からマッチョなアプローチが好きな御仁ではありました。特に内相時代は違法移民対応なんかでは相当に厳しくやっていました。時に「大統領選における極右の票取り込みか?」ということすら言われていました。 そこに何となくサルコジの焦りを感じないわけ

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  • 緒方林太郎『ウェブ世代とイスラム主義』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 チュニジアのベンアリ政権が崩壊した話は既にどんどん報道されていますね。 ベンアリ政権は強権政治でしたが、欧米の寵児でもありました。欧州への輸出を中心に着実に経済成長をしていて、一見政権が安定しているので、欧米からすると可愛い政権でしたね。特に周辺にリビアのカッザーフィみたいなとんでもないのがいたり、アルジェリアのように政権に一定の不安定さを抱える国があったりするのと比すると、ベンアリ政権は安定していて、成長していますからね。 ただ、私は21世紀に入らんとする前後くらいから「こうなってくると、大体ろくなことがない。」と思っていました。きっかけはジャーナリストのタウフィク・ベン・ブリックを巡る動きでした。政権批判を繰り返すベン・ブリックを投

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  • 緒方林太郎『フランス軍』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 コートジボアール内政は、大統領選挙をきっかけに「予想通り」にこじれています。ただ、国際社会は国連、EU、アフリカ連合、ECOWASとすべての勢力がバグボ大統領の退陣を求めています。これだけ一方的に、反バグボ包囲網ができるとは意外でした。もう少し、アフリカ連合やECOWASは足を引きずると思っていたのですが、読みを誤りました。 まあ、ここまで来るとバグボ政権は長くは保たないでしょう。亡命先を探してあげることも必要になってきます。こういう時に使えそうなのが、サウジアラビア、モロッコあたりですね。欧州諸国の評判が悪いバグボを受け入れる窓口の広さと言えば、このあたりかなという気がします。特にサウジは、ウガンダの独裁者イディ・アミンですらジェッダ

    緒方林太郎『フランス軍』
  • 緒方林太郎『象牙海岸(その後)』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 先月、こんな記事 を書きました。期待感を持ってはいましたが、結局、現時点で起きていることはこんな感じです。 ○ 第二回投票ではウアタラ候補がかなりの差を付けて勝ったと思われる。 ○ ただ、それを事前に察知したバグボ現大統領が結果の公表を徹底的に邪魔した。 ○ バグボは最終的に自分に近い人間で占められている憲法評議会に自分の当選を宣言させ、しかも、勝手にバグボが就任宣誓をした。 ○ これに対抗して、ウアタラも自分が大統領就任を宣誓した。 もう泣けてきます。一番分かりやすいダメダメシナリオです。なお、フランスはウアタラ当選を認め、さっさとバグボは引けと言わんばかりの姿勢です。かつ、欧米諸国やアフリカ連合はウアタラ当選を認めているようです。た

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  • 緒方林太郎『象牙海岸』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 別に日を取り巻く情勢から逃げるわけではありませんが、久しぶりにアフリカ・ネタです。 今、コートジボアールで大統領選挙が行われています。第一回投票が終わったところです。この国、日ではあまり知られていませんが、フランス語圏西アフリカの雄・・・だった国です。かつては英語で「Ivory Coast」とか、日語でも「象牙海岸」とか呼ばれていましたが、ある時から「うちの国はCote d'Ivoireであって、それ以外の変な呼び方はしないでほしい」という主張を始め、今では日語でも「コートジボアール」が正解になっています。 この国は西アフリカの中ではカカオ、コーヒー、石油等で豊かな国になります。最大の都市アビジャンは高層ビルの建ち並ぶ大都会です

    緒方林太郎『象牙海岸』
  • 緒方林太郎『参議院議員選挙を終えて』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 結果は皆様がよくご存じのとおりです。私が感じたことを包み隠さず書き連ねておきます。少し抽象的に書きますので、評価は各位にお任せいたします。 ● 当にジェットコースターだった それにしても、今の世論の動きの速さに翻弄されまくった1ヶ月弱でした。V字回復にも驚きましたが、最後の一週間は、肌で感じるくらいにドンドン下がっていきました。 ● 政府・与党の発言 政府・与党の発言は「実現する」ことを前提としたものと世間からは認識される、という当たり前のことを再認識しました。野党時代はある意味責任が軽いのですが、与党になると「口にしたことは実現が前提」ですから、それを踏まえた世論とのコミュニケーションが必要ということです。 ● 口裏合わせの必要性

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  • 緒方林太郎『10年前・・・』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 平山画伯が亡くなられました。私がかつて外務省中東第二課課長補佐でアフガニスタン担当をしていた際、ある一時期、非常に密接に接点がありました。特に文化財保護には並々ならぬ関心を持ち、バーミヤン遺跡、ジャム・ミナレット等の保存には熱心でした。この2つの遺跡が早いタイミングで世界遺産になったのは、平山画伯のお力が大きかったのですね。たしか、ソ連のアフガン侵攻の際、スケッチ旅行でアフガン国内に居たというお話を聞いたことがあります。 国の文化財を守ろう、歴史を守ろうという行為は紛争があろうとも変わらないという観点から、文化財と平和を密接にリンクさせてお考えだったのが懐かしく思い出されます。 2001年にタリバーンがバーミヤン遺跡 を破壊しようとした

    緒方林太郎『10年前・・・』
    microtesto
    microtesto 2009/12/03
    たしかに外界に目が向かないところがあるものの、そこまでの教条主義的なところはなかったはずです。しかし、ある時期から極端なワッハービズムが入り込み、決定的だったのはオサマ・ビン・ラーデンと組んだこと