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ブックマーク / www.miyadai.com (6)

  • 『調査情報』2009年7-8月号(489号)に次著を予告する長文を掲載しました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『調査情報』2009年7-8月号(489号)に次著を予告する長文を掲載しました « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────── 「昭和を知らない子供たち」へ 〜〜社会の記憶から消去された「昭和の終わり」〜〜 ──────────────────────── ■昭和から平成への改元は1989年。崩御の日に最初の著書『権力の予期理論』の後書を書き上げた。何ヶ月も続いた「自粛ブーム」や女子高生たちが大勢並んだ「ご記帳ブーム」のせいで、80年代のバブル的ないしポストモダン的な狂騒が何だったのか、よく分からなくなっていた。 ■しかしそれは表層のこと。『権力の予期理論』の執筆時に私はテレクラ・フィールドワークに明け暮れていたのだが、テレクラ

    mn_kr
    mn_kr 2009/07/28
    “昭和晩期から平成へのシフトは「ポストモダンの三段ロケットの三段目に火がついた」こととして記憶される。昭和の何が失われ、平成の何が新たに登場したか。”
  • ゼミ生向けの講義を、ゼミ生がテープ起こししてくれました:特別講義「裁判員制度の是非」 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > ゼミ生向けの講義を、ゼミ生がテープ起こししてくれました « [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました | (上にアップロードしたものの続き[容量限界ゆえ]) » 一ヶ月ほど前にゼミ生の希望でやった特別講義です。 大学での僕のゼミの難易度がよく分かるだろうと思います。 ただ、僕のゼミの標準からいうと、やや平易だろうと思います。 というのは、ゼミ生とは違うお客さんが何人かいたからです。 ──────────────────────── 宮台真司 特別講義「裁判員制度の是非」 ──────────────────────── 【原則と運用の板挟み】 ■裁判員制度を考えると二つの問題に突き当たります。第一に、近代法の原則を知らないので、制度を評価する際の物差しがメチャクチャになるという問題。もう一つは、裁判

  • “Why I wrote Dismantling the Subculture Myth in 1992” - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > “Why I wrote Dismantling the Subculture Myth in 1992” « [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド更新しました | 米国ツアーの強行軍が昨日終了いたしました » Shinji MIYADAI Tokyo Metropolitan University AAS Annual Meeting, March 29, 2009 Two contexts of 1992 1. Subculture-ization of academism and criticism ・Nonetheless, the faith in the privileged status of academism, criticism 2. Melancholy of the Critique

  • テレビ論をかきました - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 政治的ニュースが重要になる中、テレビがメディアとして持ちうる力とは? ──────────────────────── 【マスメディアの凋落は「場」の凋落と関係する】 広告収入やセットインユース(スイッチが入った受信機器の総数)の減少という形で、新聞やラジオやテレビなどが凋落しつつある。他方で、労働市場の縮小や麻生内閣の疲弊で世の中は暗いムードである。そんな中、一部の局は四月編成からニュース系へのシフトを強める模様である。 これは合理的対応だ。音楽の世界では、ITMSに見るようなアーカイブス化&インターネット化と、享受者の「島宇宙化」を背景として、CDシングルを購入して新曲にアクセス(して話題に乗り遅れないように)する必要が消えた。程度の差はあれテレビの娯楽番組もそれを追いかけよう。 だが娯楽系からニュース系へのシフトで生き残れるほど世の中

  • 昨今の少年犯罪に関する社会的反応について、短い文章を書きました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 昨今の少年犯罪に関する社会的反応について、短い文章を書きました « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────── 消費社会化=自己実現化で、屈したポストモダン ──────────────────────── 【少年犯罪は減っているのに、なぜ騒がれるのか】 ■社会学者としての私が殺傷事件に言及するときのスタンスは、 「事件情報について自分で取材していない(がゆえに警察によるマスコミ・リークを頼るしかない)ものについては、個別の事件に言及しない」というものである。今回もそれを踏襲させてもらう。 ■そのかわりに、私が言及するのは、複数の事件を共通に浸していると思われる共通の社会的文脈である。この共通の文脈には、犯罪当事者を浸している

    mn_kr
    mn_kr 2008/02/21
    自己記述の提供は、選択肢の増大への対処としてのアノミー(混乱)埋め合わせである/自己実現が達成目標となった社会は「(自己)尊厳」に対して過敏になる――それがキレやすさへ。
  • MIYADAI.com Blog - ノスタルジーブームに見逃された盲点があることを指摘しました。

    MIYADAI.com Blog (Archive) > ノスタルジーブームに見逃された盲点があることを指摘しました。 « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | 天才アーキテクト神成淳司氏との共著『計算不可能性を設計する』まもなく上梓! » 【パトリは「匂いのある町」ではない】 ■先日、ある映画家に「パトリとは何か」と訊かれた。彼は和歌山県の田舎出身で、地元が嫌で嫌で悶々としながら育ち、高校を卒業するや上京したらしい。そんな彼にとって、私が「パトリ」を巡る文章を量産するのが、長らく不可解でならなかったという。 ■ところが最近、故郷の同窓生と電話で話す機会があり、かつて存在したものが次々失われたことを聞いた。故郷に帰って、いつも侵入して泳いだ学校のプールが、厳重に管理されるようになったのを知った。「それがね、確かに欠落感を感じるんだ」と彼は述懐した。 ■昨今のノスタルジー・

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