史上最多の候補者による自民党総裁選では、決戦投票を経て石破茂新総裁が誕生した。石破総裁はかねてより、「金融緩和という基本的政策を変えないなかで徐々に金利のある世界を実現していくのは正しい政策だ」と発言するなど、金融政策の正常化を尊重する構えだ。加えて、金融所得課税の強化や法人税の増税にも前向きな発言をしており、株式相場への逆風を警戒する向きも多い。内田稔氏のコラム。 経済category27日の自民党総裁選で第28代総裁に選出された石破茂氏は、10月1日に召集される予定の臨時国会での首相指名選挙を経て、第102代の首相に就任する見通しだ。市場関係者に見方を聞いた。 午前 3:18 UTC