北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐり、日本共産党の志位和夫委員長が13日に発表した談話は次の通りです。 一、北朝鮮は本日、弾道ミサイルの発射を強行した。これは、弾道ミサイルを含め核兵器関連のあらゆる活動を禁じた累次の国連安保理決議に違反し、地域と世界の平和と安定に逆行する暴挙であり、船舶などに被害が及びかねない危険な行為である。 日本共産党は、北朝鮮の暴挙を厳しく非難し、強く抗議するとともに、これ以上の発射と核開発の中止を厳重に求める。 一、日本政府が今やるべきは、北朝鮮の軍事的挑発のエスカレートを抑え、問題を外交的に解決するための実効ある取り組みである。 日本政府は、北朝鮮への抗議にせよ、両国間の懸案問題の解決にせよ、この間、直接の対話のルートを持たないままできている。対話による解決のための努力を行わないまま、北朝鮮の暴挙を利用して大軍拡や軍事同盟の強化に走ることは、軍事対軍事の悪循環に陥る