「(4)わが党のききとりのなかで、松竹伸幸氏は、自身の主張を、党内で、中央委員会などに対して一度として主張したことはないことを指摘されて、「それは事実です」と認めました。わが党規約は、中央委員会にいたるどの機関に対しても、自由に意見をのべる権利を保障しています。異論があればそれを保留する権利も保障しています。しかし、松竹伸幸氏は、そうした規約に保障された権利を行使することなく、突然の党規約および党綱領に対する攻撃を開始したのです。」 (これだけ「一口」では難しく「二口」になるので、明日も続きます) この除名理由が述べているように、党員は中央委員会などに意見を述べることができます。でも、これって、理由書で書いているように「権利」であって、義務ではないのです。義務ならば誰もが守らなければなならいルールですが、権利というのは行使してもいいし、しなくてもいい性格のものです。 例えば、国際法の世界を
法制審議会(法相の諮問機関)は17日、刑法の性犯罪規定などの見直し要綱を斎藤健法相に答申しました。強制性交等罪と準強制性交等罪の要件を「暴行・脅迫」「抗拒不能・心神喪失」から「同意しない意思を形成、表明、全うすることが困難」に改めるのが柱。「同意のない性交」を適切に処罰するよう求める被害の当事者の声を一定反映し、被害実態に即した法規定へと一歩前進する内容です。 法務省は今国会に改正法案を提出する方針。フラワーデモや#MeToo運動で当事者が被害の実相を語り、性暴力の根絶を求めてきたことが世論を動かし、議論を大きく後押ししました。 法制審部会の審議で法務省は当初、「拒絶の意思を形成・表明・実現することが困難」とする案を提示。委員や市民団体から、被害者に「拒絶」の義務を負わせているように見えるといった懸念や批判が強く上がり、「同意しない意思」に修正されました。 要綱は他に、▽性交の同意を自らで
青森県の米軍三沢基地所属のF16戦闘機が15日に、太平洋沖に燃料タンクを投棄していたことが明らかになりました。この問題を受け、日本共産党上十三地区委員会と三沢市委員会は17日、米軍司令官あてに同機の撤退を求める抗議文を三沢市にある東北防衛局三沢防衛事務所に提出しました。 県によると、15日午後4時20分ごろ、訓練中の機体が緊急事態に陥り、青森県沖に燃料タンク2個を投棄。東北防衛局を通じて県に連絡があったのは16日夕方でした。 同基地所属のF16をめぐっては、2021年11月に、深浦町の民家近くに燃料タンク2個を投棄する重大事故が発生。その以前にも、シジミ漁中の小川原湖(東北町)への燃料タンク投棄(18年2月)や、六ケ所村の小中学校近くの民有地に模擬弾落下(19年11月)と、危険な事故が繰り返されています。 三沢事務所を訪れた市川俊光地区委員長・東北町議と、奥本菜保巳三沢市議は「F16戦闘機
晴男 大手新聞の共産党バッシングがひどいな。「異論封じ」とか「強権体質」とか言いたい放題という感じだ。 陽子 松竹伸幸さんという党員の除名問題でしょう。彼が処分されたのは異論を持ったからではないよ。異論を党内のルールに従ってのべることを一度もしないまま、いきなり本や記者会見で攻撃を始めた。これがルール違反だからでしょう。 なぜ「攻撃」という言葉を使うの? 晴男 除名は他の党でもあることだね。ただ、なんで「攻撃」という言葉を使うんだろう? 陽子 松竹さんは、党の規約に対して「異論を許さない政党」であるかのように批判し、綱領に対しても「野党共闘の障害になっている」と批判したんでしょう。どちらも事実に反すること。事実に反する批判を「攻撃」というのは、当然じゃないかな。 晴男 新聞では「善意」で改革提案をしているみたいに書かれているよ。 陽子 本人も盛んに「共産党愛」を強調している。でも、「善意」
群馬県内の十八の団体・個人が参加する「原発をなくす群馬の会」が三月十一日に発足する。東京電力福島第一原発事故避難者の民事訴訟を支援していた団体が、昨年六月の最高裁判決を受けて活動を終了する中、原発ゼロを目指す運動を再構築するため、幅広く参加を呼びかける。(羽物一隆) 原発事故の群馬訴訟は、国に損害賠償を求めて二〇一三年九月に提訴。最終的に四十五世帯百三十七人が原告となった。八年九カ月にわたり争ったが、最高裁判決で他三県ともに国の責任は認められなかった。 原告団を支えた「支援する群馬の会」は一八年五月に発足。裁判の終結を受けて昨年九月に解散したが、その際に原発ゼロを目指す団体の交流や共同運動の組織を立ち上げる方針で一致した。十月に準備会を開き、参加を募ってきた。 県庁であった結成趣旨を説明する会見には、共同代表に就任予定の小野文珖・群馬諸宗教者の集い代表らが出席。国が原発の六十年超運転を決定
英作家A・A・ミルンが1926年に発表した童話のキャラクター「くまのプーさん」はこれまで魅惑的で健全な映画やラジオ作品に数多く登場してきたが、実写版の新作ホラー映画「ウイニー・ザ・プー:ブラッド・アンド・ハニー」(原題)は従来の作品とは様相が異なる。 10万ドル(約1350万円)足らずで製作されたブラッド・アンド・ハニーが全米の劇場で15日公開された。 原作では愛らしいキャラクターとして描かれていたプーさんと友人のピグレットだが、本作では大学に進学するクリストファー・ロビンに置き去りにされ、生き残るために友人だったロバのイーヨーを殺して食べてしまい、そこから殺人の連鎖が始まる。 大ヒットは見込まれておらず、ウエブサイトのハリウッド・ストック・エクスチェンジは4週間の米興行収入をわずか900万ドルと予想。ただ、所有する人気キャラクターに付随する著作権が近く切れる大手映画会社にとって、この作品
組織内では理解される「処分」だとしても、一般国民の目にはどう映るのか。国会や地方議会に議員を送る公党として見誤ってはならない。 共産党が、党勢回復のため党首公選制を求める党員を除名した。その主張を先月、それぞれ本にした古参党員2人のうちの1人である。 党首の志位和夫委員長は記者会見で除名処分の理由について、公選制を訴えたことではなく、党内論議を求めずに外部から党を「攻撃した」ことだと繰り返し述べた。 党規約は分派活動を禁じている。一方で、除名は「最高の処分であり最も慎重に行わなくてはならない」とする。前段では「意見が違うことによって組織的な排除を行ってはならない」とも定める。 規約に照らし、党員や支持者は別として、今回の除名をすんなりと理解できる国民はどれだけいるだろう。 党員からの問題提起を直ちに「攻撃」と捉える姿勢に、私たちは強い違和感を覚えずにはいられない。 もう1冊を出版した党員の
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