安倍政権右傾化への懸念増幅=麻生氏発言−米紙 安倍政権右傾化への懸念増幅=麻生氏発言−米紙 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、日本の憲法改正に関してナチス政権の手法を「学んだらどうか」と述べた麻生太郎副総理兼財務相の発言について東京発で報じ、安倍政権の右傾化に対する近隣諸国などの懸念を高め、安倍晋三首相の政権運営にダメージを与える可能性があるとの見方を示した。 同紙は「麻生氏の発言は、右派を代表する存在である安倍首相の参院選圧勝後のかじ取りに大きな注目が集まっているタイミングで飛び出した」と指摘。「安倍政権が歴史認識を見直し、ナチス・ドイツと結んだ大日本帝国の歴史をより肯定的に捉えたいと願っているとの不安を裏付けたと思われる」と伝えた。 また、識者の考えを引用する形で、首相は日本の経済だけでなく国家の誇りを取り戻すことを主張してきたと説明。安倍政権が「経済再