山崎 雅弘 @mas__yamazaki 元日(2015年1月1日)付の産経新聞朝刊。一面トップは、先の戦争で最も悲惨な戦いの一つとされるペリリュー玉砕戦での日本軍を全面的に礼賛する記事。元日の朝にこれを見た瞬間、正月のめでたい気分は全部吹き飛んだ。一体、何を考えているのか。 pic.twitter.com/uU0txVws5S
左傾メディアの存在に、百歩譲って日本の歴史においてなにがしかの意味があったとしても、もうその役割は終わっているのではないか。というより、この期に及んであまりに左巻き、もとへ左向きの論調を垂れ流されては、日本にとって迷惑千万である。偏執的な偏向「まともな新聞のすることだろうか」 たとえばこのところの朝日新聞は、集団的自衛権の行使容認に反対の大合唱だった。「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」、いわゆる安保法制懇の報告書について、5月14日付朝刊1面は「憲法より安保優先」「国の最高法規 骨抜き」などの見出し。「天声人語」は「暴走というほかない」「まともな法治国家のすることだろうか」。2面「報告書 力ずくの論理」など、複数面を使って批判を強めた。 憲法記念日の3日付朝刊は、偏執的ですらあった。「改憲 集団的自衛権で道筋」(1面)、「安倍首相 突き進む理由」(2面)、「解釈改憲 『法の支配』
やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 世界は政治家の言葉に厳しい それにしても大胆な発言だった。 「放射能汚染水の影響は原発港湾
神でも仏でもない身にとって、他人の悪口を言わないで日々を過ごすのはなかなか難しい。小欄にも時折、「中国や韓国のことをなんでもあしざまに書くのはやめてください。もっと彼らの美点に注目して記事にすべきです」といった投書が届く。 ▼ご指摘の通りであれば、深く深く反省して読者と両国民に謝罪せねばならない。それでは、と最近の中国や韓国に関する情報をできるだけ集めてみたが、集め方が悪いのか、さっぱり「美点」とやらが見当たらない。 ▼2日前も韓国の民主党(日本の、ではありません)幹部が、「『鬼胎』の子孫である朴槿恵大統領と安倍晋三首相が韓国と日本の最高指導者となった」と発言した。鬼胎とは、幽霊から生まれた子供を意味するそうで、2人とも「生まれてくるべきではなかった」というわけである。 ▼首相の祖父・岸信介元首相と大統領の父・朴正煕元大統領が親しかったのが気に入らないらしい。かの国では「親日」はなんでもか
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