「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」。親は子どもについ口を出してしまいがちです。「自分のやりたいようにやらせてくれよ」。子どもはきっとそう思っているでしょう。わが身を振り返っても、親子の距離感は微妙なものです。微妙な親子関係。実は会社にもあります。親会社と子会社がそれぞれ株式を上場する「親子上場」という状態です。日本で特に多く、欧米の投資家が問題視してきました。最近、親子関係を解消する動きも目立ってきていますが、どう考えたらいいのか、探ってみました。(経済部記者 新井俊毅 古市啓一朗) 「親子上場」。 耳慣れないことばですが、日本の企業グループの1つの特徴です。東京証券取引所によりますと、親とともに上場している子会社の数は、7月27日時点で294社。上場企業全体の8%を占めています。 世界はどうでしょう。定義が異なるため一様に比較はできませんが、親会社が株式の50%以上を握ったうえ
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