米軍キャンプ・シュワブのゲート前で工事再開に反対する県民ら=沖縄県名護市辺野古で2018年11月1日午前9時55分、佐野格撮影 沖縄が「対話」による解決を求める中、政府が1日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に向けた海上工事の再開に踏み切った。9月の知事選で改めて示された「移設ノー」の民意を無視して辺野古の美(ちゅ)ら海の埋め立てに突き進む安倍政権の姿勢に、県民から激しい憤りの声が上がった。 「工事再開を許さんぞ」。普天間飛行場の移設先である名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では、市民らが工事再開に怒りの拳を突き上げた。作業が始まった状況が伝えられると、参加者は「土砂投入を阻止するぞ」「最後まで闘うぞ」と声を張り上げた。 県による埋め立て承認の撤回によって移設工事は止まっていたが、2カ月ぶりの再開。抗議活動をリードする沖縄平和運動センターの山城博治議長は「知
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