本屋を巡るのは、楽しい。 立ち並ぶ本棚の間をぶらぶらと歩きまわるのが好き。 平積みされた新刊の表紙を眺めるのが好き。 五十音順に揃えられた背表紙を追いかけるのが好き。 気になった本を手にとって、ぱらぱらーっとページを捲るのが好き。 書店は、僕にとっては一種の「テーマパーク」なのです。 自然と足を運びたくなる場所 仕事を終えると、サラリーマンのみなさんは三々五々、各々が好きな場所、癒やされる場所へと散っていく。 お酒好きのお兄さんは、立ち飲み屋や行きつけのバーへ。野球好きのおじちゃんは、ナイター観戦へ。とにかくフィーバーしたい人は、ナイトクラブへ。 自分にとっての「本屋」とは、そのような「自然と足を運びたくなる場所」です。八百屋で野菜を買うとか、豆腐屋で豆腐を買うとか、単純にモノを買う場所とは少し意味合いが異なる感じ。 どちらかと言えば、ファッション好きの人にとってのアパレルショップ、もしく