平日のお昼すぎ。都内のベッドタウンの駅前にて。 某コーヒーチェーンの喫茶店では、まったりとした時が流れていた。見渡せば、席の6、7割ほどが埋まっているくらいの混み具合。 客層は、「高齢者」にカテゴライズされるだろうおじいちゃんおばあちゃんが大半で、あとは買い物帰りの奥様や、読書をする大学生がちらほら。その中に、無精髭を生やした無職が1人。わたしです。 艦これをブラウザのタブで常駐させつつ、ぼーっとネットサーフィンをしていると、隣の席からは桃色吐息な空気が伝わってくる。またか。こちらは溜息吐息でっせ。 そこにおわすは、おじいちゃんとおばあちゃんの熟年カップル。正確には「おじちゃん」と「おじいちゃん」の境目くらいかしら。ピンクピンクなオーラを滾らせつつ、あれよこれよとボディタッチをし、甘い言葉を囁く。聞いている、見ているこっちが恥ずかしいレベル。おうふ。 ごめんなさい。 こういうとき、どういう