ペットの存在は飼い主にさまざな影響を与え、動物と触れ合うことでストレスを軽減することが研究で示されているほか、犬を飼うと心臓発作や脳卒中による死亡リスクが下がるという調査結果も存在します。猫を飼うことが「人の健康に大きく影響する」と考えられている腸内細菌にどう影響するかを調べた新たな研究によって、「猫の飼い主は、猫を飼っていない人と腸内細菌の状態が異なる」ことが示されました。 Effects of cat ownership on the gut microbiota of owners https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0253133 近年の研究では腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の状態によって人の気分や健康状態が大きく左右されることが判明しています。こうしたことから腸は「第2の脳」と呼ばれ
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