計画、準備段階での処罰が可能となる「共謀罪」。現在、国会では「共謀罪」の構成要件を改めた「テロ等準備罪」の審議が続いている。安倍首相はテロ対策を強調しているが、そのテロリストをどうやって見つけるのかということについて不安視する声も少なくない。 つまり、監視・検閲などによって思想の自由が侵害されるのではないかということだ。この法案に対して、ミュージシャンの佐野元春さんがFacebookで反対の意を表明していたためお伝えしたい。 ・投稿の内容 2017年5月18日に佐野元春さんの公式Facebookページに投稿されたのは、現在まさに国会審議中の法案についての意志表明。内容は以下の通り。 「僕の蒼い鳥がそう言っている 佐野元春 政府が進めている『共謀罪』に危険なシルシが見える スーザン・ソンタグは言った 『検閲を警戒すること、しかし忘れないこと』 アーティストにとって、検閲は地雷だ 表現が規制さ