殺害された村井秀夫この記事の写真をすべて見る 「村井事件」実行犯の徐裕行 6日、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚ら7人の教団元幹部の死刑が執行された。一連のオウム真理教事件のひとつで、幹部だった村井秀夫が刺殺された「村井事件」は、多くの謎が残った。その場で逮捕された徐裕行・元服役囚(48)は12年の懲役刑を終え、2007年に満期出所した。最後の特別手配犯3人の逃亡生活にピリオドが打たれた年に発売された『週刊朝日 緊急臨時増刊「オウム全記録」』では、彼にインタビューを敢行。「残された謎の数々」に迫ったインタビューを掲載する。 【写真】多くを語った「村井事件」実行犯・徐裕行の素顔はこちら * * * ──共犯として暴力団幹部が後に逮捕され、裁判では無罪になった。だが、謎がたくさん残されている。 「この事件はもう判決が出て終わっている。今もお話しできないこともある。だが、なぜ