韓国Samsung Electronics(サムスン電子)などが中国・華為技術(ファーウェイ)への半導体供給を停止すると報じられた。米国で2020年9月15日から施行される新たな禁輸措置に従った形だ。日本企業にとっても対岸の火事ではない。 従来の禁輸措置では、ファーウェイが独自に設計したプロセッサーやベースバンドICが主な規制対象だった。新たな禁輸措置では、米国由来のEDA(Electronic Design Automation)ツールや製造装置を利用している汎用半導体も規制対象になる。そのため、Samsung Electronicsや韓国SK hynix(SKハイニックス)はメモリー半導体などの供給を停止するという。さらに、韓国Samsung Display(サムスンディスプレー)や韓国LG Display(LGディスプレー)のスマートフォン用パネルについても、関連する半導体が規制対象