野党第一党のトップを決める立憲代表選は「準決勝」 次の総理総裁を決める自民党総裁選と同時並行で行われている立憲民主党の代表選。 野党第一党のトップを決める戦いであるため、政権与党を選ぶ衆院選を「決勝」と見立てて、立憲は代表選を「準決勝」と位置付ける。 一方、その裏ではトップの座をめぐる権力闘争が繰り広げられている。 はたして立憲の代表選は誰が制することになるのか。 そして、新代表は新総理に対抗することができるのだろうか。 9月7日に告示された立憲代表選には、野田佳彦元首相と枝野幸男前代表、泉健太代表と若手女性から吉田晴美衆院議員が立候補した。 一時は野田氏と枝野氏だけの一騎打ちになるとも見られていたが、告示間際の9月6日になって泉氏が立候補を決め、告示日当日に吉田氏がギリギリで出馬に滑り込んだ。 立憲関係者は「4人が立候補して多種多様な人材による代表戦となって良かった」と胸をなでおろしたが