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科学に関するpoginのブックマーク (31)

  • 動物はなぜうんちを食べるのか、他種の糞を食べる動物もたくさん

    アフリカゾウの子どもの中には、まれにおとなのゾウの糞をべるものもいる。消化を助ける酵素を摂取しようとしているのかもしれない。(Photograph By Jasper Doest, Nat Geo Image collection) うんちが私たち人間のメニューに載ることはまずないが、多くの動物にとって、うんちは普通のべ物だ。 科学者たちは、シカがアジアゾウの糞(ふん)を、イヌやキツネザルが人間の大便を、サラマンダーがコウモリのグアノ(糞化石)をべていることを確認している。スペインのグアラ山脈ではメスのヤギがハトのグアノをべているし、ブラジルの大西洋岸森林では、ネズミやオポッサムがカワウソのトイレを訪れて糞をべている。 タンザニアで行われた研究では、ズキンハゲワシは、新鮮な死骸よりもタンパク質を豊富に含むライオンの糞に強い関心を示したという。2023年5月に学術誌「Vulture

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  • 速習・数学的対象の存在論 - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳

    ランキング参加中その他 「虚数が存在するのかどうか」という話が某 SNS で盛り上がっては盛り下がるのを繰り返している.この件についてはだいぶ以前に次のような記事を書いた. sokrates7chaos.hatenablog.com 今現在読むと微妙に一般的な言葉遣いと違うような言葉遣いをしてしまっている*1.が,「実数の存在を受け入れているなら,虚数の存在を受け入れなければならない(虚数の存在を受け入れらないならば実数の存在も拒否しなければならない)」という主旨はわかるようになっていると思う. さて,上のようなことを書いといたらこういう話がおさまるかなと思っていたらそうでもないようで,数学的対象の存在論(という数学の哲学の一分野)について素人目に見ても混乱をしていたり,「それは過去にすでに破綻が指摘されている立場ですね」という話をしたりする人がかえって増えたように思う.そこで,数学的対象

    速習・数学的対象の存在論 - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳
  • 「学習のピラミッド」モデルというゾンビ(記事紹介)

    米国大学・研究図書館協会(ACRL)のブログACRLogに、”Tales of the Undead…Learning Theories: The Learning Pyramid”と題した記事が掲載されています。著者は米ラドフォード大学情報リテラシー・アウトリーチ部門長のCandice Benjes-Small氏と、インストラクション・ライブラリアンのAlyssa Archer氏です。 この記事では学習定着率(学習内容を学習者がどの程度覚えているか)について、「等を読んで知ったことは2週間後には10%しか覚えておらず、人から聞いたことでは20%、画像等を見て知ったことは30%…と続き、実際に自分で体験したことは2週間後でも90%覚えている」等とする、いわゆる「学習のピラミッド」モデルが、なんの根拠も持たないことを解説しています。記事によれば、このピラミッドは1946年に出版された図書の

    「学習のピラミッド」モデルというゾンビ(記事紹介)
  • 【速報】<del>3668,</del> 3664黒点群がヤバい (2024/5/10) (追記×3あり) - Deep Sky Memories

    早朝目が覚めてコンビニに出かけたら空は快晴。前の晩に撮影すればよかったか、などと言っても後の祭りなのですが、そういえばなんかデカい黒点出てたよなと思い、リモートワークなのをいいことに始業前に太陽を撮影しました。それがこれ。 【注意!】 太陽の観察・撮影には専用の機材が必要です。専用の機材があっても些細なミスや不注意が失明や火災などの重大な事故につながる危険性があります。未経験の方は専門家の指導の元で観察・撮影してください。 3668, 3664 黒点群 (2024/5/10 07:38) 高橋 FSQ-85EDP (D85mm f450mm F5.3 屈折), 笠井FMC3枚玉2.5倍ショートバロー(合成F15.1)*1, バーダープラネタリウム アストロソーラーフィルターフィルム, ZWO UV/IR Cut Filter / Vixen SX2 / ZWO ASI290MM (Gain

    【速報】<del>3668,</del> 3664黒点群がヤバい (2024/5/10) (追記×3あり) - Deep Sky Memories
  • 『FF16』の後半の物語はつまらないのか?ミュトスとロゴスについて - ビデオゲームとイリンクスのほとり

    週末批評に寄稿した以下の記事とは別にストーリーの内容についての記事になります。 加速する “JRPG” の到達点──『ファイナルファンタジー16』がそれでもムービーにこだわる理由|すみ | 週末批評 「『FF16』の前半は面白かったんだけど、後半になってつまらなくなった」という意見がある。私自身は別記事などに書いた通り『FF16』を絶賛するし、後半も面白いと思うけど、この意見はとても興味深い。そしてある意味、ここが1番、『FF16』の物語評価で差異が出るところだろうと思う。 後半のイマイチなポイント 『FF16』後半の物足りなさを象徴するキャラクターは、まず第一にバルナバスだろう。主人公クライブのライバル的な存在かと思い期待した人も多かったはずだ。しかしラスボスのアルテマを狂信するマザコン男というかなり弱っちいキャラに収まってしまい、思ったより魅力的には思えなかった。 バルナバス そのほか

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  • 生理学者が発見した自転車競技者が「高速回転のペダリング」を好む驚きの理由(高石 鉄雄)

    気持ちのいい秋に、せっかくなら身体づくりをはじめようと考えているあなた! それなら「自転車」を活用する健康づくりはいかがでしょうか。 「応用生理学」という立場から、自転車と身体の関係を研究している名古屋市立大学の高石鉄雄先生。このたび刊行された『自転車に乗る前に読む』の中から、身体がかわる自転車活用の極意を紹介します。今回は自転車の「ペダリング」に注目し、回転数と疲労の相関関係を見ていきたいと思います。 自転車競技者、長らくの謎とはスポーツ科学の世界には、「自転車競技の選手は、なぜエネルギー効率が良いとはいえない90〜100回転(ペダルの毎分回転数)で走るのか」という謎がありました。 なぜ、サイクリストは、軽めのギアでの高速回転の走行を好むのでしょうか。 そこで、私たちはサイクリスト(ロードバイクに乗り慣れているトライアスロン競技者を含む)と、高回転に慣れていないノンサイクリスト(一般大

    生理学者が発見した自転車競技者が「高速回転のペダリング」を好む驚きの理由(高石 鉄雄)
  • 科学的な姿勢が不確実性を減らす - ウェブ1丁目図書館

    世の中には、科学のような非科学もあれば、非科学のような科学もあります。 両者の線引きは、なかなか難しく、素人が判断するには難しい事象がいくつもあります。これまで、科学的に正しいとされていたことが、ある時、まちがいがわかることはありますし、その逆も起こることがあります。 天動説はまちがいで地動説が正しいといった証明がなされても、我々の生活に与える影響はほとんどありません。しかし、病気に効果がある薬と信じて服用していたのに後から何の効果もないことが証明されると困りものです。だから、科学と非科学を分けるものは何かを知っておくことは、科学の素人にとっても大切なことです。 科学の二面性 科学が社会に受け入れられるためには、わかりやすく説明することが必要になります。現代の日社会では、科学的に説明できることを望む人が多いように見えますから、全体的に科学が受け入れられた社会と言えそうです。 神戸大学大学

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  • 「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街

    講談社の科学系新書レーベル「ブルーバックス」が60周年記念ということで、9/28まで大規模な(史上最大らしい)電子版50%セールを開催中なので、個人的に面白かったり広めにオススメできそうなタイトルをまとめておこうと思った。 amzn.to ブルーバックスは広大な科学ジャンルを扱っているレーベル(昨年時点で出版総数2200点らしい)なので、チョイスが偏ってると思うけど…。数学とかも沢山あるのだが弱いジャンルなのであまり紹介できなかった。あと新しめのが多いです。 60周年記念の一環なのか、ブルーバックスが読み放題サービスのkindle unlimitedにもけっこうドカンと入ったので、加入して読み倒してもいいかも。いま3ヶ月無料キャンペーンもやってるそうなので(〜10/15)対象者はぜひ。 ところでオススメは「10冊」に絞ってみた…つもりだったが、いま目次を数えたら11冊あった。まぁあわ

    「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街
  • 錯視,幻視ー脳のなかの幽霊たち

    2020年9月10日公開 担当:畠山 公大先生 所属:脳神経内科学分野 はじめに 私たちが見ている世界は,私たちの目に映った世界そのものではない.私たちが見ていると感じるのは,視覚情報をもとに,脳が都合よく解釈し,作り出した虚構の世界だ1. この虚構性を実感できる具体例として,生理的錯視が挙げられる.図1は生理的錯視の一例である,Kanizsaの三角形と呼ばれる図形である2.真ん中に白い三角形が浮き出て見えるだろう.しかし,実際には三角形は存在しない.あるのは,切れ込みの入った3つの円と,一辺の欠けた3つの小さい三角形である.しかし,そう分かっていても白い三角形が見えてしまうのは,我々が体験している視覚世界が,脳の作り出した虚構であることの証左に他ならない.すなわち,偶然3つの円に入った切れ込みが,それぞれ他の円の切れ込みと一直線に並ぶよりも,3つの円の上に白い三角形が載っていると解釈した

    錯視,幻視ー脳のなかの幽霊たち
  • エントロピーとは何か

    「エントロピー」という概念がよくわかりません。 - Mond https://mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy 「エントロピー」は名前自体は比較的よく知られているものの、「何を意味しているのか今一つ分からない」という人の多い概念である。その理由の一つは、きちんと理解するためには一定レベルの数学的概念(特に、微積分と対数)の理解が必要とされるからであろう。これらを避けて説明しようとしても、「結局何を言いたいのかすっきりしない」という印象になってしまいやすい。 「エントロピー」を理解し難いものにしているもう一つの理由は、「エントロピー」という概念が生まれた歴史的経緯

    エントロピーとは何か
  • 最後の二重魔法数核候補「酸素28」の合成に成功! 魔法数20の消失を確認! - Lab BRAINS

    みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の彩恵りりだよ! 今回の解説は、合成可能な最後の二重魔法数核の候補であった「酸素28」の合成についに成功し、魔法数が消失していたために二重魔法数核ではなかったことが確認された、という研究だよ! なんか見知らぬ単語だらけで難しい?これはメチャクチャ合成しにくい原子核を合成することで、原子核を安定化させる "魔法" を調べる研究と言い換えられるね。この後の解説を読んでくれればきっと分かるはずだよ! 酸素28の合成は、まさに核物理学上の金字塔とも言える成果であり、この実現には各国の核物理学にまつわる研究者と装置とノウハウが結集した、集大成とも言える成果だよ! 原子核について軽くおさらい! 身近な物質は何かしらの原子でできていて、その原子は外側を回る電子と、中心部にある「原子核」で構成されているよね。この原子核は更に「陽子」と「中性子」が何個かずつ結合

    最後の二重魔法数核候補「酸素28」の合成に成功! 魔法数20の消失を確認! - Lab BRAINS
  • 母語が“英語じゃない研究者”のデメリットはどのくらいある? 900人以上の科学者を調査

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 科学分野において、英語を母語としないことによる不利益は、論文の読み書きの困難さから国際会議への参加率の低下までさまざまな問題が知られている。しかし、英語を母語としない研究者のキャリア形成における言語障壁の影響を具体的に定量化した研究は、ほとんど存在しない。 この研究では、言語的・経済的背景の異なる8カ国(バングラデシュ、ボリビア、イギリス、日、ネパール、ナイジェリア、スペインウクライナ)の環境科学者908人を対象に調査を行い、5つの科学活動(論文の読解、執筆、出版、普及、学会参加)を英語で行うために必要な労力を比較した。 調査の結果、英

    母語が“英語じゃない研究者”のデメリットはどのくらいある? 900人以上の科学者を調査
  • 確率というのものは、数学的構造としては面積とほとんど全く同じなんです..

    確率というのものは、数学的構造としては面積とほとんど全く同じなんですよね。 つまり、重なっていない土地の面積は足すことができるとか、重なっている土地を合わせるときは重複を差し引かないと合計面積にならないとか、そういうことです。 普通の意味での面積との違いは「全体の面積は1」ということだけです。 (これを測度論的確率論と言います。より詳しく言うと物理的な面積にとって意味のある測度はルベーグ測度ですが確率空間の場合はそれに限らないため、無限要素数や連続体濃度が関わってくるときに違いが出てくるわけですがまあそれは普通は考えなくていいことです。) 面積とほとんど同じ意味しか持たない確率という構造それ自体に「ある特定の家族の子供が女である確率」とか「家族を100組集めてきたときの頻度として子供が女である確率」とかいう意味を自然に持たせることは不可能です。 そこはユーザーが別途やるしかないわけです。具

    確率というのものは、数学的構造としては面積とほとんど全く同じなんです..
  • 『LeanとDevOpsの科学』まとめ - Qiita

    以前からAmazonの欲しいものリストにはあったのですが、なかなか読みたい気持ちにならずリストを整理するときに削除しちゃっていたのですが 2月ぐらいからTwitterでこのについての言及が増えたし、ちょうどそのころ開発生産性とは何か、について一考していたこともあったので、読んでみました。 LeanとDevOpsの科学 一旦さらっと読んで、面白いなー、やっぱデリバリ大事だなーと思って読了したんですが 先日texta.fmでこののことが取り上げられており、あー、そんな読み方があったかーと思って改めてちゃんと読み直してみました。 構成 第一部: 調査結果から見えてきたもの(パフォーマンスを向上させるケイパビリティとは何かの話。特にデリバリを中心に多面的に検討している) 第二部: 調査・分析方法 第三部: 改善努力の実際(いろんな会社の取り組みの事例) 読み方 常に付録Aの図A.1を開いてお

    『LeanとDevOpsの科学』まとめ - Qiita
  • スタンディングデスクの効果【実体験+論文つき解説】効果なしの真相も

    スタンディングデスクって、どんな効果・メリットがあるの?スタンディングデスクは効果なしとも聞くけど、ホントのところどうなの? メンタリストDaiGoさんが愛用してることで知られ、集中できる・生産性が上がると話題のスタンディングデスク。 とはいえ普段座って仕事する方にとっては、試すのに勇気も要るし、上記のような疑問もありますよね。 ちなみに、これを書く僕は在宅勤務でスタンディングデスクを使って半年以上。

  • 「紙」の方が誤りを見つけやすいのか、我らの時代のコピペ的フォークロア - ネットロアをめぐる冒険

    ご無沙汰です。ただいま、わらじを三足くらい履いておりまして、なかなかこのブログを更新できませんでした。こっそり色々調べてはいたんですが。 で、今日は久しぶりにこんな話題。 メディア批評の先駆者、カナダのマーシャル・マクルーハン(1911~1980年)は紙のほうが間違いに気づきやすい理由について、「反射光」と「透過光」の性質の違いを指摘した。前者はを読むとき、いったん紙に反射してから目に入る光。一方、後者はパソコンやテレビの画面を見る際、直接目に入る光を指す。 紙に印刷して読むとき、すなわち反射光で文字を読む際には、人間の脳は「分析モード」に切り替わる。目に入る情報を一つひとつ集中してチェックできるため、間違いを発見しやすくなるのだ。 これに対し、画面から発せられる透過光を見る際、脳は「パターン認識モード」になる。送られてくる映像情報などをそのまま受け止めるため、脳は細かい部分を多少無視し

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  • やるべきことに集中して生産性を上げるための科学的戦略3つ

    夢や目標を実現させるためには目の前のことに集中して生産性を上げる必要がありますが、そんな時に重要になるのがやみくもに集中しようと試みることではなく、戦略です。「意識を変える」といった抽象的なものではなく、「寝る前にToDoリストを作成する」といった、すぐに実行できる具体的な戦略を海外メディアのInverseが挙げています。 3 psychological strategies to be more focused at work https://www.inverse.com/mind-body/3-ways-to-maximize-your-to-do-list-to-boost-productivity-at-work ◆1:皿洗いや散歩などで「息抜き」を行う やるべきことに集中するには、適切に頭を休める必要があります。ジョギング、料理、皿洗いなど、どのようなことでもいいので、1日のう

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  • 日本の医学研究の本丸・AMED、末松理事長が審議会で衝撃発言、「我々の自律性は完全に消失している」 - 瀧澤美奈子の言の葉・パレット

    議論は、AMEDで政府の新しい科学技術プロジェクトを実施するのに必要な基金をつくるため(具体的にはムーンショット型研究開発制度)、現在の中長期目標を一部改正することについてのやりとりでした。

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  • 寺田寅彦 科学者とあたま

    私に親しいある老科学者がある日私に次のようなことを語って聞かせた。 「科学者になるには『あたま』がよくなくてはいけない」これは普通世人の口にする一つの命題である。これはある意味ではほんとうだと思われる。しかし、一方でまた「科学者はあたまが悪くなくてはいけない」という命題も、ある意味ではやはりほんとうである。そうしてこの後のほうの命題は、それを指摘し解説する人が比較的に少数である。 この一見相反する二つの命題は実は一つのものの互いに対立し共存する二つの半面を表現するものである。この見かけ上のパラドックスは、実は「あたま」という言葉の内容に関する定義の曖昧(あいまい)不鮮明から生まれることはもちろんである。 論理の連鎖のただ一つの輪をも取り失わないように、また混乱の中に部分と全体との関係を見失わないようにするためには、正確でかつ緻密(ちみつ)な頭脳を要する。紛糾した可能性の岐路に立ったときに、

  • 「“統計的に有意差なし”もうやめませんか」 Natureに科学者800人超が署名して投稿

    「統計的に有意差がないため、2つのデータには差がない」──こんな結論の導き方は統計の誤用だとする声明が、科学者800人超の署名入りで英科学論文誌「Nature」に3月20日付で掲載された。調査した論文の約半数が「統計的有意性」を誤用しており、科学にとって深刻な損害をもたらしていると警鐘を鳴らす。 「統計的に有意差がない=違いがない」は間違い 例えば、ある薬の効能を調べたいとする。統計学では一般的に「仮説検定」を行って薬を与えたグループとそうでないグループを比較し、薬効の指標となる何らかのパラメータに統計的有意差があるかどうかを見る。仮説検定は、2つの事象の差異が偶然生じたものかどうかを統計的に結論付けるものだ。 もし、統計的有意差がある(薬を与えた群のパラメータの方が有意に大きい)なら「薬には効能がある」という結論を導けるが、有意差がなかった場合はどうだろうか。 「統計的有意差がある=薬効

    「“統計的に有意差なし”もうやめませんか」 Natureに科学者800人超が署名して投稿