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○文学の検索結果201 - 240 件 / 2240件

  • タワマン文学を2年半書き続けた話|アキラ師

    俺はネット上でタワマン文学を約2年書き続けた。記事の数は約87本。ひとつの記事につき約1万文字だったので、87万文字(原稿用紙で1,740枚)にもなる。 タワマン文学を読んだことがある人も多いだろう。「タワーマンション」を購入した「パワーカップル」が、様々な問題に遭遇して転落をし、「家計破綻」をし、「後悔」をする、という物語のことだ。 別名、転落ポルノとも呼ばれる。 個人的にはタワマンポルノと呼んでいる。実話風のドキュメンタリー方式で書かれているが、全て創作だ。登場人物はひとりも実在しない。 このタワマン文学の裏側を知る人は少ないだろう。もう辞めた仕事なのでその内情を紹介したいと思う。 タワマン文学を依頼されたきっかけ 俺に依頼があったのは3年前。出版社やウェブメディア、ネットニュースなどの運営会社から受注があり、軽い気持ちで書くことにした。依頼の内容は「タワマン文学を最低でも月に3本量産

      タワマン文学を2年半書き続けた話|アキラ師
    • 日経「星新一賞」受賞作を読む 理系的発想力が生む文学 9作品の全文を紹介 - 日本経済新聞

      理系的な発想を問う短編小説を公募する第11回日経「星新一賞」の受賞作がこのほど決まりました。応募総数は1389編で、人工知能(AI)による創作と認められた70点からは入賞はありませんでした。一般部門(対象制限なし)のグランプリ「冬の果実」、ジュニア部門(対象は中学生以下)グランプリの「ライトコート」をはじめ、受賞9作品をすべて紹介します。一般部門グランプリ「冬の果実」      吹雪は既に二週間、八月の街に居座っていた。「体調はどうだね?」青いセーターにくたびれた白衣。いつもと変わらない格好で僕を迎えた博士は、また少し痩せたようだった。…続きを読む

        日経「星新一賞」受賞作を読む 理系的発想力が生む文学 9作品の全文を紹介 - 日本経済新聞
      • 萌え要素ってなんですか?──ラノベ文学としての『とらドラ!』|suzumya

        こんばんは~ ここ一ヶ月くらい『とらドラ!』を何回も観たり読んだりしているのですが、『とらドラ!』、実に面白い!(湯川学) しかしあまりにも面白すぎるのでちょっと怖くなってきた。面白いだけでもありがたいのに、萌えもあるとか贅沢すぎる。贅沢すぎて誰かに怒られちゃうんじゃないか? そこで、この記事では『とらドラ!』においてあまりにも調和しすぎている「深み」と「萌え」の二側面について、色々と適当言いながら分析していこうと思います。よろしくお願いします。 【注意事項】 ・若干本編のネタバレあり。原作、アニメを知らなくても十分読めるようになっていますが、一度アニメだけでも通しで見ておくとより楽しめるかもしれません。というか是非見てほしい。最悪この記事は見なくてもいいので『とらドラ!』は見てください。Primeとかdアニとかにあると思います。全25話。 ・便宜上これより後の文章は常体(~だ、~である)

          萌え要素ってなんですか?──ラノベ文学としての『とらドラ!』|suzumya
        • 本屋プラグ🌴📚🍊 on Twitter: "「幼女を性的対象にし興奮をかきたてるような性描写」のある文学作品が無いとは言わない。 ただ、リプ欄で『ロリータ』や『源氏物語』等にも、あたかもそうした描写があるように、多分読んでもないのに嬉々として語っている人達は「まず読め!」… https://t.co/Zsu6xblwWz"

          「幼女を性的対象にし興奮をかきたてるような性描写」のある文学作品が無いとは言わない。 ただ、リプ欄で『ロリータ』や『源氏物語』等にも、あたかもそうした描写があるように、多分読んでもないのに嬉々として語っている人達は「まず読め!」… https://t.co/Zsu6xblwWz

            本屋プラグ🌴📚🍊 on Twitter: "「幼女を性的対象にし興奮をかきたてるような性描写」のある文学作品が無いとは言わない。 ただ、リプ欄で『ロリータ』や『源氏物語』等にも、あたかもそうした描写があるように、多分読んでもないのに嬉々として語っている人達は「まず読め!」… https://t.co/Zsu6xblwWz"
          • 青土社 ||文学/小説/詩:ガメ・オベールの日本語練習帳

            2006年に始まったブログ「ガメ・オベールの日本語練習帳」。 James F.が日本の友達に向けて書き続けてきた東京、日本語、Integrity、太平洋戦争、Covid-19、BLACK LIVES MATTER、性、鬱、友達、貧乏、日本文学など1800を超える記事から選定、書き下ろしを加え、書籍化する。

            • 夏休みに作品を見つけて、グリーンスターをもらおう!はてなインターネット文学賞「作品発掘部門」参加は8/31まで - はてなブックマーク開発ブログ

              はてなブックマークでは、サービスの出発点である興味と発見を軸に、よい“作品”を見つけてくれた「ブックマークユーザー」を表彰するはてなインターネット文学賞「作品発掘部門」を8月31日まで開催中です。 bookmark.hatenastaff.com 最新の作品から懐かしの名作まで、幅広く見つけていただきありがとうございます。 発掘いただいている皆様へ参加賞として、期間中の発掘作品数に応じてグリーンスターをご用意いたします*1。 発掘作品数 グリーンスター 20件以上 50個 20件未満 5個 さらに、よい”作品”を見つけてくれた「ブックマークユーザー」には賞品としてAmazonギフト券+新作のはてなブックマークTシャツ+はてなオリジナルステッカーのプレゼントもあります。 参加方法は「もっと多くの人に知ってほしい!」と思ったお気に入りの作品に、 作品発掘部門の専用タグ「作品発掘」をつけてブック

                夏休みに作品を見つけて、グリーンスターをもらおう!はてなインターネット文学賞「作品発掘部門」参加は8/31まで - はてなブックマーク開発ブログ
              • 「児童文学賞に父の名をつけないで」チェブラーシカ作家の娘によるDV被害告白に衝撃が走る

                クーリエ・ジャポン @CourrierJapon 世界中で愛されるキャラクター、チェブラーシカの生みのエドゥアルド・ウスペンスキーの娘が、児童文学賞に父の名を付けないでほしいと求める公開書簡を発表。「児童文学の権威ある賞に、来る日も来る日も家庭内暴力をふるっていた人の名がつくなんてありえない」 courrier.jp/news/archives/… リンク クーリエ・ジャポン 父は暴君だった─「チェブラーシカ」の作家の娘が衝撃のDV被害告白 | 作品と作者の人生は切り離して考えるべきか ロシアの児童文学家エドゥアルド・ウスペンスキーの絵本シリーズ『ワニのゲーナ』に登場する、チェブラーシカ。日本でもアニメ化されるなど人気の高い、愛くるしいキャラクターの生みの親について、ロシア全土に衝撃を与えるニュースが広がった。その発端は5月末にメディアに掲載された、作家の実の娘からの公開書簡。彼女はロシア

                  「児童文学賞に父の名をつけないで」チェブラーシカ作家の娘によるDV被害告白に衝撃が走る
                • 「インターネット文学」が生まれ、二極化していった20年間のこと - いつか電池がきれるまで

                  はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 僕がはじめて自分のホームページを作ったのは、1999年だから、もう20年以上前になる。 パソコン通信の時代には、そういうものがあるのは知っていたけれど、知らない人とやりとりするなんて怖いな、電話代もかかるみたいだし、という感じで、そんなに興味を持てなかった。 でも、職場でインターネットというものにはじめて触れて、雑誌に紹介されている個人サイトを覗いてみて、僕はインターネットの「日記」に魅了されてしまったのだ。 そこには、家族との日常を淡々と記録している人、趣味について書き続けている人、進行中の不倫や専門職での出来事を匿名で告白している人、婚活で出会った異性のことを赤裸々に紹介している人、などが存在していた。 他人の日常を覗き見ることには、背徳的な新鮮さがあった。 それまでは、プロの作家の「お金になる文章」以外を読む機会って、ほとんどなか

                    「インターネット文学」が生まれ、二極化していった20年間のこと - いつか電池がきれるまで
                  • ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞

                    京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」が開催された。昨年10月7日から始まったパレスチナ・ガザ地区に対するイスラエルの破壊と殺戮が苛烈さを増すなか、人文学の視点からこの暴力の歴史的根源に迫った。オンラインも含め約600人が参加した。今号では、岡真理・早稲田大学文学学術院教授による基調講演「ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題」の内容を紹介する。 ◇      ◇ 本セミナーは、この4カ月間、今なおガザで生起している出来事――イスラエルによるジェノサイド(大量殺戮)、ドミサイド(大量破壊)を、この暴力の根源に遡って理解することを企図している。 昨年10月7日、ガザ地区――マスメディアでは「イスラム組織ハマス」あるいは「イスラム原理主義組織ハマス」が実効支配するガザ地区と説明されるが

                      ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理 | 長周新聞
                    • VIPPER必読の『読むと頭がおかしくなる文学ランキング20』が決定 : 哲学ニュースnwk

                      2023年03月31日20:00 VIPPER必読の『読むと頭がおかしくなる文学ランキング20』が決定 Tweet 1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/03/31(金) 13:15:48.284 ID:RVezu6Si0 1.フィネガンズ・ウェイク 2.重力の虹 3.JR 4.死靈(埴谷雄高) 5.トリストラム・シャンディ 6.裸のランチ 7.ヴィトゲンシュタインの箒 8.さようなら、ギャングたち 9.ひきこもりの手記 10.さよならを教えて(ゲーム) 11.隣の家の少女 12. 家畜人ヤプー 13.ドグラ・マグラ 14.八本脚の蝶 15.うわさのベーコン 16.Serial experiments lain(ゲーム) 17.終わらない夏休み(ネット小説) 18.絶望の世界(ネット小説) 19.黒死館殺人事件 20.虚無への供物 異論あるか? 久しぶりに闇深をあつめ

                        VIPPER必読の『読むと頭がおかしくなる文学ランキング20』が決定 : 哲学ニュースnwk
                      • 第1回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(1/4)|インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」

                        翻訳大国と言われる日本。日本からは、なかなか情報にアクセスしづらいマイナー言語でも文学は綴られている。それらマイナー言語の文学を読めるのは翻訳者がいるからだ。あえて狭き門をくぐり、そして今度は広くしようと努めているのはなぜか。マイナー言語の翻訳者のみなさんに、「その他」の深さを尋ねるシリーズ連載。 社会言語学者、鴨志田聡子さんは、昨年、イスラエルのYA小説『アンチ』で翻訳家としてデビューした。原書はイスラエルでの出版ということで、ヘブライ語で書かれている。決して多くはないイスラエル文学、ヘブライ語の翻訳者が誕生したことは、ガイブン読者にはうれしいニュースだ。こんなニッチな世界に飛び込んでくれた鴨志田さんにぜひヘブライ語にかける思いを聞こう、というつもりだった。 しかし意外にも開口一番、「ヘブライ語は苦手、できればやりたくないと逃げてきたのが正直なところなんです」。 このことばの裏には、もと

                          第1回 ヘブライ語:鴨志田聡子さん(1/4)|インタビュー「「その他の外国文学」の翻訳者」
                        • プーチン、スターリンを支持するロシア国民 独裁者でなければ統治できない歴史的大国の構図 沼野充義・ロシア文学者=後編 | 週刊エコノミスト Online

                          プーチン、スターリンを支持するロシア国民 独裁者でなければ統治できない歴史的大国の構図 沼野充義・ロシア文学者=後編 ウクライナの都市リヴィウに貼られた「プーチンを止めろ」の張り紙 Bloomberg 欧米や日本のスターリン像はロシアでは全く正反対だ。高いスターリン評価と大国ロシア復活を目指す持つプーチン大統領への支持の背景をロシア文学の第一人者、沼野充義氏に聞いた。(聞き手=桑子かつ代・編集部)>>>前編はこちら スターリン礼賛復活 ―― プーチン政権下の20年間、過去の独裁者スターリンを評価する動きが広がっている。 沼野 ロシアの非国営独立系会社がロシア人に対して「人類の歴史上で一番偉いと思う人は誰か」という世論調査をしている。直近の21年5月実施で、1位がスターリンの39%、2位レーニン30%、3位プーシキン23%、4位ピョートル大帝19%、5位プーチン15%だ。 ロシアらしく面白い

                            プーチン、スターリンを支持するロシア国民 独裁者でなければ統治できない歴史的大国の構図 沼野充義・ロシア文学者=後編 | 週刊エコノミスト Online
                          • 『海外では女性文学自体が宗教的、文化的背景でそもそも発達しない』という言説に対する反論集+α

                            ymils(イム)⚡ @ymils_y なぜ少女漫画やBL、女性向けポルノ文化が海外では発達しにくいのかと考えると、ライトな性描写すらも悉く出来ないので、女性文学自体がそもそも発達しないって宗教的、文化的背景がある。 だから日本の様に女性漫画家が男性漫画家よりも多いなんて状況が起こり辛い。 海外の方が男女平等なんて大嘘。 x.com/ymils_y/status… 2024-08-16 23:47:18 ymils(イム)⚡ @ymils_y 海外の表現規制のエグさって、日本では誤魔化して回避手段がある様に考えるかもしれないけど、カナダでは児童性虐待を親から受けてると文章で数行説明を書いただけで小説家が逮捕された事例があるし、状況証拠的に同じ部屋に2人居て、虐待や性行為を匂わせただけでも規制対象になる事がある。 2024-08-16 23:38:32 ymils(イム)⚡ @ymils_y

                              『海外では女性文学自体が宗教的、文化的背景でそもそも発達しない』という言説に対する反論集+α
                            • ロシア文学のパネル展示が延期 札幌大教授「タブー視は疑問」 | 共同通信

                              Published 2022/03/10 16:49 (JST) Updated 2022/03/10 17:07 (JST) 札幌大(札幌市)の教授が書店で計画したロシア文学関連のパネル展示が、大学側の反対で延期になったことが10日、教授などへの取材で分かった。大学側はロシアによるウクライナ侵攻を受け「嫌がらせをされるリスクがある」などと説明。大学教授は「ロシアと名の付く全てをタブー視していいのか」と疑問を呈する。 岩本和久教授(ロシア文学)が企画した「疫病とロシア文学」で、JR札幌駅近くの書店で11~13日に開催予定だった。コロナ禍を受け、ドストエフスキーやチェーホフなどが感染症を作品でどう描いたかを紹介。ウクライナ侵攻に伴い、トルストイの非戦論などの内容も追加していた。

                                ロシア文学のパネル展示が延期 札幌大教授「タブー視は疑問」 | 共同通信
                              • 文学フリマへの批判と提言|西中賢治

                                2024年5月19日に、『アラザル』の新刊となる16号を発行します。「政治」を特集した13号(2020年発売)に続き、2度目の特集号として「経済」をテーマに制作しました。昨今の物価高や円安、税制改正によって、お金の問題が生活の中で大きくなっているこのタイミングで、同人それぞれがお金について考えたエッセーを掲載しています。 https://x.com/arazaru/status/1790958151883424005 さて、「インディペンデント批評誌」として発行している『アラザル』は、2008年の創刊以来、常に都内で行われる文学フリマに合わせて新刊を作ってきました。増刊号を出す際や、何も新刊のないタイミングでも文フリに出店してきたので、我々にとっては文フリはもっとも大きな発表の場になっています。しかし、今回の16号は文学フリマで販売しないことにしました。正直に言うと、同人の誰もがぼやぼやし

                                  文学フリマへの批判と提言|西中賢治
                                • 近代の名作小説、現代の流行小説を網羅――中国出版界が日本文学に注ぐ熱い視線(前編) | HON.jp News Blog

                                  《この記事は約 9 分で読めます(1分で600字計算)》 北京大学・馬場公彦氏による中国の出版事情レポート、今回は中国における日本文学の翻訳事情について。前後編でお届けします。 日本と同じく、中国も翻訳文学大国 日本文学の翻訳事情 先の中国レポート「巨大な児童書市場での日本のプレゼンス」で、書籍市場の売上3割を占める児童書において、外国のコンテンツが主流を占め、イギリスに次いで日本とアメリカの作品が多く翻訳されていることについて触れた。2019年の売上実績をみると、主要なジャンルは売上額順に児童書―学参書(教材・副読本を含む)―社会科学に次いで文学関連で、これらを合算すると80%を超える市場規模に達する。そのうち文学は昨年比1.74%減とはいえ、全売上額の10.19%である。 さらに文学の内訳をみると、小説・散文が売上額の大半を占めており、小説の細目では中国現代文学(ランキングのトップは余

                                    近代の名作小説、現代の流行小説を網羅――中国出版界が日本文学に注ぐ熱い視線(前編) | HON.jp News Blog
                                  • このへん、文学研究と経済学研究とのあいだの感覚の違いだよねえ。 文学研..

                                    このへん、文学研究と経済学研究とのあいだの感覚の違いだよねえ。 文学研究、というか人文系のあいだには 翻訳は原典ではない(「翻訳の研究」をするような場合を除く)作品の日本語への翻訳は原典から直接行うべきだ、それが翻訳家として当然だフランス語はメジャー言語だという感覚があるわけよ。したがって、 山形浩生が参照したピケティの著書の英語版は「原典」ではないしたがって山形浩生は「原典からの直接の翻訳」をしていない。これは翻訳家としてあるまじき行為であるアルバニア語やアイスランド語などの専門家が少ない言語の場合は、重訳であっても、その言語で書かれた作品を知るための必要悪として許容されてもいいかもしれないが、フランス語はメジャー言語なのだから、版元にはフランス語の翻訳者を探し出し、原典から翻訳させる責任があったという結論になる。正直、こんなのどれも人文系研究者としては当たり前すぎて、反射で「いや直訳さ

                                      このへん、文学研究と経済学研究とのあいだの感覚の違いだよねえ。 文学研..
                                    • オタクスラングの大げさで豊富な言い回し、実は古典文学もそういうノリが多いのでは?→はかなくてすぐ死ぬ平安貴族

                                      南紀和沙 @7yoduki オタクスラングの豊かさを見るにつけ、わたしらは古典文学を真面目に読み過ぎじゃないか?どっかに当時のスラング入ってないか?って思わんでもない。例えば平安文学の登場人物すぐ泣くけど、それオタクの「怖すぎて泣いちゃった」みたいな誇張表現でないとなぜ言える?? 2023-05-15 21:21:30 南紀和沙 @7yoduki 30↑。和沙の本丸アカ。TRPGテキセ好き。推しは『デッドラインヒーローズRPG』と『ブラックジャケットRPG』。TRPGサークル「道具屋7yoduki」主宰。オンセGM請負いとかします。詳しくはWEBサイトか、PCの人はプロフ下「さらに表示」を見てね。DM開放中。 sites.google.com/view/7yoduki/

                                        オタクスラングの大げさで豊富な言い回し、実は古典文学もそういうノリが多いのでは?→はかなくてすぐ死ぬ平安貴族
                                      • ナチュラルな性、生き様つづる 紗倉まなさん描く純文学:朝日新聞デジタル

                                        現役の人気AV女優が書いた純文学小説が話題になっている。紗倉まなさん(27)の「春、死なん」(講談社)。有名書店の売り上げベスト10にも入り、質の高い文学作品として評価されている。紗倉さんの多彩な実…

                                          ナチュラルな性、生き様つづる 紗倉まなさん描く純文学:朝日新聞デジタル
                                        • 今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹はどうなる?受賞者を予想してみた(鴻巣友季子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          ノーベル文学賞は「世界翻訳文学大賞」? 今夜発表の受賞者を予想してみたノーベル賞の栄えあるメダル。世界最大の翻訳祭り いよいよ10月8日(木)の今夜、日本時間の午後8時に、ノーベル文学賞の発表がある。毎年毎年、村上春樹が獲る獲るとあおられて、みなさんいい加減、うんざりしているのではないか。 わたしは1990年代からもう25年ぐらい、ノーベル文学賞の「受賞者解説待機要員」としてウォッチャーをしているが、獲る獲ると言われながら何十年も受賞にいたらず亡くなった作家たちを何人も見ている。ウンベルト・エーコしかり、フィリップ・ロスしかり。世界にはそれぐらいたくさん同賞の「有力候補」がいるということなのだ。 だから、もう最初に言ってしまうと、今年というか当面、村上春樹が受賞する確率は高くないと思う。 「どうして? 今年は新しい短編集『一人称単数』も刊行されて好評なのに!」 と思われるかもしれない。とは

                                            今夜ノーベル文学賞発表 村上春樹はどうなる?受賞者を予想してみた(鴻巣友季子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • 海外文学入門者に贈る海外文学の買い方、選び方、探し方【基礎編】 - ウラジーミルの微笑

                                            もうすぐ絶滅するというリアルの書店に寄せて(上) この記事は、海外文学の世界を渉猟するためのガイドマップとなることを目指している。 前編として海外文学にまつわる基本情報を、後編として各出版社/各種レーベルの解説記事を載せている。なお、この記事の末尾には執筆の動機を示した前書きを置いている。 なぜ海外文学か 最初に、なぜ日本語で書かれた作品がこれほど沢山存在しているのに、敢えて外国語で書かれた作品を偏愛するのかを述べておこう。 一つ目の理由は、それが知的好奇心を満たしてくれるからである。特に、馴染みの薄い国の文化・歴史を知ることができる点は、間違いなく海外文学の楽しみの一つに数えられるだろう。歴史好きか、あるいは外国文化に興味がある人であれば、ハマれる要素は十分にある。私はヒキコモリの出不精で旅行は嫌いだが、紙と想像の次元で世界中を飛び回るのは大好きである。 もう一つの理由は、端的に作品のレ

                                              海外文学入門者に贈る海外文学の買い方、選び方、探し方【基礎編】 - ウラジーミルの微笑
                                            • 中国文学者の高島俊男氏死去 辛口エッセー「お言葉ですが…」シリーズが人気

                                              言葉をめぐる人気エッセー「お言葉ですが…」シリーズで知られるエッセイストで中国文学者の高島俊男(たかしま・としお)さんが5日、心不全のため死去した。84歳。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は妹、森沢敦子(もりさわ・あつこ)さん。 兵庫県相生市出身。東京大大学院で中国文学を専攻、岡山大助教授などを経てフリーの文筆家に。中国文学や、その影響を受けた日本語や日本文学についての深い学識を背景に、大手出版社や新聞、学界の権威の誤りを批判する軽妙なエッセーが好評を博し、「週刊文春」に平成7年から18年まで連載した「お言葉ですが…」は、全18巻におよぶ人気シリーズとなった。 7年、「本が好き、悪口言うのはもっと好き」で講談社エッセイ賞受賞。13年、「漱石の夏やすみ」で読売文学賞随筆・紀行賞。他の主な著作に、「中国の大盗賊・完全版」「漢字と日本人」など。

                                                中国文学者の高島俊男氏死去 辛口エッセー「お言葉ですが…」シリーズが人気
                                              • 文学准教授の小学生息子「理系の研究は現実的で意味あるけど、お父さんは過去のこと研究してて意味あるん?」←大学でも言われた

                                                野呂靖 @snoronoro 「◯◯ちゃんのお父さん(ご近所の理系研究者)の研究は現実やから意味あるけど、お父さんは過去のこと研究してて何の意味あるん?いらんやん!」という小学生の息子と徹底討論(口げんか)。 大学でも家庭でも同じこと問われるなあ。

                                                  文学准教授の小学生息子「理系の研究は現実的で意味あるけど、お父さんは過去のこと研究してて意味あるん?」←大学でも言われた
                                                • 韓国の作家ハン・ガンさんがノーベル文学賞 アジア女性で初の受賞:朝日新聞

                                                  スウェーデン・アカデミーは10日、2024年のノーベル文学賞を、韓国の作家ハン・ガンさん(53)に授与すると発表した。韓国人の文学賞は初めて。アジアの女性としても初となる。 スウェーデン・アカデミー…

                                                    韓国の作家ハン・ガンさんがノーベル文学賞 アジア女性で初の受賞:朝日新聞
                                                  • ロシア文学者を「絶望」させたプーチン氏の「最後の夢」 | 毎日新聞

                                                    ロシアの文豪ドストエフスキーの研究で名高い名古屋外国語大学の亀山郁夫学長が、ウクライナ侵攻をどう見ているのか気になっていた。思い切って質問してみると、生気のない声で「絶望」という言葉が返ってきた。どういうことなのか。聞けば聞くほど、深い話になっていった。前編と後編に分けて伝えたい。【大野友嘉子/デジタル報道センター】 亀山氏はドストエフスキーの小説「カラマーゾフの兄弟」を2006年に新訳し、海外の古典文学としては異例のベストセラーになったことで知られる。14年にはゴルバチョフ元ソ連大統領と会談し、ドストエフスキーが生きた帝政末期のロシアの歴史、習俗、文化に精通するだけでなく、ソ連の時代から現代にかけても詳しいロシアの生き字引のような人である。 ドストエフスキーの問い ――ロシアのウクライナ侵攻の一報に、何を思いましたか。 ◆ロシア文学者をやめようと考えた2014年の一連の出来事です。 2月

                                                      ロシア文学者を「絶望」させたプーチン氏の「最後の夢」 | 毎日新聞
                                                    • めちゃくちゃ辛いものを食べた次の日の様子を書いた純文学

                                                      ケツ、燃ゆ

                                                        めちゃくちゃ辛いものを食べた次の日の様子を書いた純文学
                                                      • 【追記あり】江戸川乱歩の『人間椅子』を体験できる企画展が誕生! さいたま文学館に体験の感想や見どころを聞いた

                                                        【追記】新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から延期されていた『人間椅子』体験会について、さいたま文学館より開催決定のアナウンスが行われました。開催日は2022年1月30日、2月26日。参加には事前の電話申し込みが必要です。(11月27日 11時5分) 江戸川乱歩の『人間椅子』を実際に体験できる催しが、Twitter上で話題になっています。この催しは、さいたま文学館の企画展「没後55年記念 江戸川乱歩と猟奇耽異(Curiosity Hunting)」の一環として行われるもの。企画展では、主題となっている乱歩はもちろん、「猟奇耽異(りょうきたんい)」という軸から芥川龍之介や谷崎潤一郎、佐藤春夫などにゆかりの品も紹介されます。 こちらが今回使われる人間椅子です(画像提供:さいたま文学館) 江戸川乱歩の『人間椅子』は、著名な作家の元に謎の手紙が届く、という内容のスリラー小説です。その手紙には、

                                                          【追記あり】江戸川乱歩の『人間椅子』を体験できる企画展が誕生! さいたま文学館に体験の感想や見どころを聞いた
                                                        • フロムゲーの文学性

                                                          フロムソフトウェアのSEKIROというゲームに 壺の貴人というキャラクターがでてくる 壺の貴人は宝鯉の鱗というアイテムを収集していて、プレイヤーが宝鯉の鱗をマップで拾ってきて渡すと数に応じた貴重なアイテムと交換してくれるシステムだ ちょうどドラゴンクエストのちいさなメダルのアレンジ版だと思えばいい ところで世の中には骨董をはじめ色々なコレクターがいるが 壺の貴人というキャラクターはコレクターの寓意だ 壺の貴人にはこんな趣旨のセリフがある 「宝鯉の鱗の尊さを愛でているとまるで自分まで尊い存在になったかのようだ…」 コレクターの性質を自白させているセリフだ 壺の貴人は一定数まで宝鯉の鱗を与えたりある条件をクリアすると死んだり鯉そのものになったりと、それが悪業であるかのように苦い結末を迎える 他にもでかい鯉の餌やりに魅せられてそれだけに全てを捧げて不死身の亡者のようになったキャラなど、ユーモラス

                                                            フロムゲーの文学性
                                                          • HAMADA Maya🏳️‍🌈 on Twitter: "今年のノーベル文学賞受賞者は私の知らない方でした。邦訳は見つからず、中国語訳を発見。これからこういうことが増えていくんだろうなぁ https://t.co/0fXn66n2uR"

                                                            今年のノーベル文学賞受賞者は私の知らない方でした。邦訳は見つからず、中国語訳を発見。これからこういうことが増えていくんだろうなぁ https://t.co/0fXn66n2uR

                                                              HAMADA Maya🏳️‍🌈 on Twitter: "今年のノーベル文学賞受賞者は私の知らない方でした。邦訳は見つからず、中国語訳を発見。これからこういうことが増えていくんだろうなぁ https://t.co/0fXn66n2uR"
                                                            • 自閉症者だからこそのユニークな読書体験を描き出す、「読み」の探求──『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書──自閉症者と小説を読む』

                                                              嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む 作者:ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズみすず書房Amazonこの『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書』は、副題に入っているように、本書の著者が自閉症者と共に色んな小説を読んで語り合ってみたという、ただその体験を記しただけの本である。体験記と文学評論のあいのこのようなもので、何か、これによって自閉症者と読書にたいする普遍的な傾向を見出したりするような本ではない。 自閉症といっても症状は多様であり、数人をとりあげて一緒に本を読んだところで、普遍的な何かを言えるわけではないから、それは当然だ。では、なぜそもそもの話、自閉症者を対象とした個人的な読書会の体験記が書かれなければいけなかったのか。 理由としては、著者には自閉症を持つ息子がいること、英文学の教授であること、ニューロ・ダイバーシティ(神経多様性)についての取り組みを行っていることなどいろ

                                                                自閉症者だからこそのユニークな読書体験を描き出す、「読み」の探求──『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書──自閉症者と小説を読む』
                                                              • 夏川椎菜『夏川的オタク文学』

                                                                夏川椎菜オフィシャルブログ「ナンス・アポン・ア・タイム!」Powered by Ameba 夏川椎菜オフィシャルブログ「ナンス・アポン・ア・タイム!」Powered by Ameba こんにちは とても長い文を書きました。 急いでいる方はスクロールして最後の数行だけ読んでください。 それでは始まります。 皆様は Shiggy Jr. というバンドをご存知だろうか。 2015年にメジャーデビューした4人組バンドだ。 ポップな音楽性をそのままに、ロック、ファンク、ソウルまで乗りこなし自分たちの色に染め上げる、彩度高め、ノリ感強めなバンドである。 何を隠そう私はこのShiggy Jr.の大ファンなのだ。 そう2017年ごろの事である。 本格的なソロ活動を始めた私は、もう少しちゃんと音楽のことを知らねばと勉強を始めたのだが、その時に出会ったのがShiggy Jr.だった。 ちょうど「フワリ、コロリ

                                                                  夏川椎菜『夏川的オタク文学』
                                                                • oʞıɹoN ∀NIIN on Twitter: "ノリコは激おこした。必ず、かの遠隔授業をやらなければならぬと決意した。ノリコにはITがわからぬ。ノリコは、日本の近世の漢文学専攻である。返点を付け、古文書を読んで暮して来た。けれども文系にはちょっと難しいかもわかりませんねに対しては、人一倍に敏感であった。"

                                                                  ノリコは激おこした。必ず、かの遠隔授業をやらなければならぬと決意した。ノリコにはITがわからぬ。ノリコは、日本の近世の漢文学専攻である。返点を付け、古文書を読んで暮して来た。けれども文系にはちょっと難しいかもわかりませんねに対しては、人一倍に敏感であった。

                                                                    oʞıɹoN ∀NIIN on Twitter: "ノリコは激おこした。必ず、かの遠隔授業をやらなければならぬと決意した。ノリコにはITがわからぬ。ノリコは、日本の近世の漢文学専攻である。返点を付け、古文書を読んで暮して来た。けれども文系にはちょっと難しいかもわかりませんねに対しては、人一倍に敏感であった。"
                                                                  • フランス文学者・水林章「日本で第二次世界大戦の清算はまだ終わっていない」 | 2つの文化のあいだを彷徨い「自由」を手に入れた

                                                                    水林章(72)はフランス語の著作『彷徨礼讃』(2014 未邦訳)のなかで次のように述べている。 「人は自分の出生の条件に関する一切を選ぶことのできないまことに不自由な存在だが、言語については母語以外の言語を選ぶ自由を行使できる」 水林は出自のうえでは紛れもなく日本人だが、2011年以降、18歳のときから学びはじめたフランス語で自らを表現する著作家になった。いまではフランス語表現作家の一人として、広く知られている。水林の著作の大半は白地の装丁が特徴のガリマール社から出ており、パリの書店の新刊コーナーでもひときわ目を引く。 パリと東京を行き来し2つの言語で夢を見る水林は、12年前からフランス語で書くことに専心している(註:12年にわたって日本語を「留守」にしたあと、水林は2023年9月に『日本語に生まれること、フランス語を生きること』という日本語と日本社会をめぐる評論を上梓している)。 202

                                                                      フランス文学者・水林章「日本で第二次世界大戦の清算はまだ終わっていない」 | 2つの文化のあいだを彷徨い「自由」を手に入れた
                                                                    • 3年前に卒業した文学部のゼミ生から「経済学部などだったらビジネスのことを学べて有利だったのかな?と思うこともあったが…」というメールがあった

                                                                      𝑻.𝑰𝒔𝒉𝒊𝒊 @tomokoishii_jwu 3年前に卒業したゼミ生から、久しぶりの近況報告メール。曰く「文学部は楽しかったし、文学部を選んだことに対する後悔は全くないけれども、経済学部や経営学部だったらビジネスのことを学べて有利だったのかな?と思うこともあった。でも今は心の底から文学部でよかったと思っている」(続く) 𝑻.𝑰𝒔𝒉𝒊𝒊 @tomokoishii_jwu (承前) 最近痛感するのは、ビジネスの勉強は会社に入ってからいくらでもできるが、文学部で得た様々な観点(当時の社会情勢、文化、常識、ときには直接関係ないような文献)から物事や文章を読み解くのはきちんと時間を取って勉強をしないと身につかなかったし、ものすごく役に立つ力だということ。

                                                                        3年前に卒業した文学部のゼミ生から「経済学部などだったらビジネスのことを学べて有利だったのかな?と思うこともあったが…」というメールがあった
                                                                      • 冬樹蛉 Ray FUYUKI on Twitter: "ディストピア小説をいかに読むかについて、じつに保守的でまっとうな見解を述べているだけの大学の英文学の先生に、「いまの日本にディストピア要素なんかあるものか」とわけのわからない連中が絡んでいるさまそのものが、紛れもないディストピアの描写になっているのは面白いよね。"

                                                                        ディストピア小説をいかに読むかについて、じつに保守的でまっとうな見解を述べているだけの大学の英文学の先生に、「いまの日本にディストピア要素なんかあるものか」とわけのわからない連中が絡んでいるさまそのものが、紛れもないディストピアの描写になっているのは面白いよね。

                                                                          冬樹蛉 Ray FUYUKI on Twitter: "ディストピア小説をいかに読むかについて、じつに保守的でまっとうな見解を述べているだけの大学の英文学の先生に、「いまの日本にディストピア要素なんかあるものか」とわけのわからない連中が絡んでいるさまそのものが、紛れもないディストピアの描写になっているのは面白いよね。"
                                                                        • いかにして日本人の私がルーマニア文学を書くことになったのか?|セクシービースト済東鉄腸

                                                                          この記事は海外文学・ガイブン Advent Calendar 2020、12/10の記事です。 5年前、私の心は底なしの深淵のなかにあった。金なし、仕事なし、友人もなし。何もない、本当に何もなかった。自分に残されているのは途方もない鬱の渦だけだった。引きこもりとしてドス黒い人生を生き、両親には家に卵を撒き散らすゴキブリのように見くびられていた。しかしどこにも行けない。だから部屋で永遠のように悍ましい時間を過ごしていた。 そこでは映画だけが心を癒してくれた。映画を観ている時だけ世界そのものに対する爆発的な哀しみ、破壊的な不安、そして静かなる怒りを忘れることができた。そして毎日映画批評家の真似でもするように映画のレビューを書き、チンケなプライドを守り続けていた。 そんなときに出会ったのがCorneliu Porumboiu コルネリュ・ポルンボユ監督作であるルーマニア映画"Polițist,

                                                                            いかにして日本人の私がルーマニア文学を書くことになったのか?|セクシービースト済東鉄腸
                                                                          • もう二度と「文学の時代」は戻らない…だからこそ文章を書く人に求められること | 文春オンライン

                                                                            『文学は実学である』(荒川洋治 著)みすず書房 現代詩作家・荒川洋治さんの1992年から2020年に至るまでのエッセイが『文学は実学である』にまとめられた。既刊本から選り抜かれたエッセイに、単行本未収録の8篇が加えられた、佇まいも美しい一冊だ。 「基本的には時系列で並べているのですが、見開きにしたいものもあったので、入れ替えたものもあります。タイトルにもなっている『文学は実学である』もそうですね。文学部を出た人は、歩いていても、わかります。ぼんやりしている。文学部、文科系の人は、いつも、漠然と、人間について考えつづけてきた、というところがあります。つまり、〈人間〉の研究をしているんですね。いまは、これまでの方法では、解決できない問題が多い。社会が壁にぶつかったとき、いざというとき、文科系の人は、人間性にもとづく、いい判断ができ、大切な、必要なはたらきをすることがあります。人間についての総合

                                                                              もう二度と「文学の時代」は戻らない…だからこそ文章を書く人に求められること | 文春オンライン
                                                                            • 文学解釈における価値最大化理論|スティーヴン・デイヴィス「作者の意図、文学の解釈、文学の価値」(2006) - obakeweb

                                                                              Davies, Stephen (2006). Authors' Intentions, Literary Interpretation, and Literary Value. British Journal of Aesthetics 46 (3):223-247. [PDF] スティーヴン・デイヴィスによるBJAの論文「作者の意図、文学の解釈、文学の価値」のまとめです。*1 「作者の意図と文学解釈」というホット・トピックにおいて、「価値最大化説」を定式化した重要論文です。同様の立場はそれ以前のDavies (1982)でも提唱されているが、その後出てきた諸ライバル理論を踏まえて書かれたのが本論文。この手の話題で参照されないことはない程度には定番の一本です。 〜〜ここまでのあらすじ〜〜 ウィムザット&ビアズリー(1946)「作者の意図はいりませーん!」【反意図主義】 バルト「作者は死ん

                                                                                文学解釈における価値最大化理論|スティーヴン・デイヴィス「作者の意図、文学の解釈、文学の価値」(2006) - obakeweb
                                                                              • ネット文学賞とネット文学の終焉

                                                                                https://mala.hateblo.jp/entry/2011/12/14/121139 個人的に銘文だと思っているmala氏の「はてな使ったら負けかなと思っている2011」が書かれてからおよそ10年が経った。 たしか当時はネットが危険な場所から健全な場所へとイメージが変わりつつある頃だったと記憶している。 はてなも湿っぽいイメージのはてなダイアリー(個人の感想です)から明るい陽キャのはてなブログへと転換を図り、その5年後には上場を果たす。 石の下でグネグネしていたネット諸氏は、少しづつ陽の光が当たり始めた場所に居心地の悪さを感じ始めていたのではないだろうか。 自身も石の下の一匹であった僕もまた居心地の悪さを感じた一人であり、mala氏の文章の文末に吐き捨てるかのように書かれた『大多数の人にとってインターネットは安全なものであり続けている。すべての人々が、ネットを通じたトラブルや揉め

                                                                                  ネット文学賞とネット文学の終焉
                                                                                • 文学フリマ東京39:新刊冒頭公開:『限界オタクのための自炊オンライン入門マニュアル』(前島賢)|前島賢

                                                                                  ご無沙汰しております、前島賢です。 来たる12月1日(もう明日だよ!!)東京ビッグサイトで行われます文学フリマ東京39にて、友人のライターである前Qこと前田久との合同サークルであるH-17(←サークルスペースナンバー:重要)「M-2」(←サークル名:わかりにくい!!)にて、書き下ろし評論本『限界オタクのための自炊オンライン入門マニュアル』を100頁1000円にて頒布いたします。 「自宅の床を維持することさえ困難」というレベルであらゆる家事というか生活の全般ができない「限界」の人間である私が、35を過ぎてから自炊を始め、なんとかこれを習慣化するまでにやったこと……あるいはやらなかったことを、自分の同類である「限界」の方々に向けてまとめたものです。 留まる気配を見せない物価高騰の中、皆様の生存(というのが大袈裟ではなくなってきたと日々感じています)のため、自分の経験が少しでも助けとなることを祈

                                                                                    文学フリマ東京39:新刊冒頭公開:『限界オタクのための自炊オンライン入門マニュアル』(前島賢)|前島賢