2日午前の衆院予算委員会での締めくくり質疑で、丸川珠代五輪相が答弁を拒否し、審議が一時中断する場面があった。 新型コロナウイルスへの中小企業や低所得者支援策として、自民党の若手・中堅議員70人以上が先月、持続化給付金の再支給と生活困窮者への10万円の特別給付金などを求める署名を集め、下村博文政調会長に要望した。立憲の泉健太氏は、その署名に大臣就任前の丸川珠代氏も加わっていたことを指摘した。 泉氏は「野党がこれまでずっと言ってきたこと。閣内でも丸川氏が署名されていたということで素晴らしい。その思い、決意を語っていただきたい」と求めた。 これに対し、丸川氏は「所管外の事項なので、私からお答えすることは差し控えたい」と答弁を拒んだ。野党から批判の声があがり、審議が一時中断。再開後、泉氏が改めて答弁を求めると、丸川氏は「私には私個人の考えがあるけれども、今は閣内にいるので内閣としての方針に従って、