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  • 「平常に戻る」ことはない

    イギリスNESTA(科学技術芸術国家基金)より。日本にも当てはまる。 パンデミックは世界を永久に、そして根本から変えるだろう。例えば、各国が今後数か月でCOVID-19の蔓延を抑制できたとしても、政治的、経済的、社会的、技術的、法的、環境的な影響が何十年も続くことになるだろう。 この記事では、世界がどのように変化するかについて、様々な見方(しばしば反対の見方)を要約し、総合的にまとめている。明らかに、これらは空論である。未来がどのようなものになるか誰にも分からない。しかし、危機は必ず深く予期しない変化を促し、パンデミック前の正常な状態に戻ることを期待している人々は、以前のシステム、構造、規範、仕事の多くが消滅しており、戻る事はないと知って愕然とするかも知れない。 そのため、適応能力とイノベーションはこれまで以上に重要になってくる。数か月でビジネスが通常どおり再開することを期待する経営陣にと

    • 高校生がリアルタイム投票サイトを公開したらいきなり1万PVを記録した話 - Qiita

      今回は高校生の私たちが公開した投票サイトが三日で1万PVを記録したので、その経緯をサイトの紹介も含め、全て公開します。 qiitaで後日談を書きましたので、よかったらお読みください リンクはこちらです サイトの内容 名前はAICEVOTE(アイスボート) リンクはこちら ----> aicevote.com(大量アクセスで現在サーバーが不安定な状況です。ご了承ください。) このサイトを一言で言うとこんな感じです。 "投票用紙を氷に見立てた次世代のリアルタイム投票サイト" AICEVOTEとは 普通の投票とAICEVOTE(アイスボート)の違い 普通の投票 普通の投票では、投票箱A/Bに最終的に投票された票の数の比で結果が決まります AICEVOTE AICEVOTEでは投票用紙の代わりに氷を投票します。 それぞれの投票箱の底は網目になっています 時間が経てばあなたが投票した氷は少しずつ溶け

        高校生がリアルタイム投票サイトを公開したらいきなり1万PVを記録した話 - Qiita
      • 「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。

        企業は従業員に対して、労働力の対価として、報酬を払っています。 しかし中には報酬を受け取りながら 「依頼された仕事を、一向にやらない人」 も事実として、存在しています。 「クビにすればいい」という方もいるでしょうが、企業は彼らを雇った責任がありますし、人を活かすという社会的な役割もあります。 企業は決して、人を解雇するのが好きな訳ではありません。 しかも、日本では法律的にも倫理的にも「解雇してしまう」というのは本当に最後の手段ですから、あの手この手で、彼らを戦力化しようとするのが常です。 そういうとき、企業はまず注意をしたり、叱ったり、責任感に訴えたりします。 実際、「言うだけ」でなんとかなるケースもあります。 しかし、そうではないケースのほうがむしろ多数です。 その場合、企業は「仕組み」からアプローチして、なんとかしようとします。 教育。 配置転換。 他の社員によるアシスト。 ですが、た

          「MPがすぐに尽きてしまう人」は、企業では救えない。
        • 仕事ごときで燃え尽きてしまわないために、何をすればいいのか──『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』 - 基本読書

          なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか 作者:ジョナサン マレシック青土社Amazonこの『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』は、日本語では燃え尽き症候群、英語ではバーンアウトと言われたりする症状──それまで熱心に仕事をしていた人が、やる気を失ってしまうなど──について書かれた一冊である。 著者のジョナサン・マレシックはもともと大学の神学教授で終身在職権も獲得した、一般的には「勝ち組」と言われそうなステータスのある状況にいた人物だが、彼自身が燃え尽き症候群に陥り、仕事どころではなくなってしまう。 本書は、彼のそうした実体験も合わせながら、燃え尽き症候群とはじっさいに何なのか、どのように定義できるのか。また、われわれは今後燃え尽き症候群に陥らないように、どう対策をうっていけばいいのかについて語っている。僕自身は仕事をしていて燃え尽き症候群といえるような状態に陥ったことは一度もないが、周りには幾人も

            仕事ごときで燃え尽きてしまわないために、何をすればいいのか──『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか』 - 基本読書
          • 10代の頃、私を作った3冊の本|Hajime Yamazaki(山崎元)

            先日、音楽家の坂本龍一さんが亡くなった時に、彼に関連する記事を何本か読んだ。心に引っ掛かった一節が見つかったのは、娘さんでミュージシャンの坂本美雨さんへの朝日新聞のインタビュー記事だった。美雨さんが、若い頃に「一流」を求める父に反発を感じたことがあったというエピソードの中のものだ。親子のやり取りは大半がメールだったという。 美雨さんが言う、 「同じころにもう一通。『僕が今、つくっているものの98%は、10代で吸収したもので成り立っている』と。彼には、私が大事な時期を有意義に使っていないように見えて、不満だったのでしょう。すごく焦りました。私の10代って、あと1年しかない。なんで今言うの!」。 (朝日新聞「【アーカイブ】(おやじのせなか)坂本美雨さん 『一流目指せ』に反発も」。朝日新聞デジタル2023年4月2日。【2008年6月1日朝刊34面】の記事との注釈がある) 「今、つくっているものの

              10代の頃、私を作った3冊の本|Hajime Yamazaki(山崎元)
            • 大学の授業でチャットGPTをどう扱うかについての覚え書き

              1 はじめに 前回このブログを使ったのは3年前のちょうどこの時期のようです。コロナ禍で少し遅れてオンラインで授業が始まって、授業準備をしているときにコロナ関連の情報をまとめておこうと思って書いた記事でした。で、その後3年がたち、コロナ禍は一応区切りを迎えているわけですが、新学期の授業を始めるにあたっていろいろ考えなければならないという意味ではそのときと同じような状況が(もちろんいろんな意味で位置づけは違うのですが)再び…。 ということで、チャットGPTの話です。すでによく知られているようにこのアプリが登場したのは昨年11月、時期的には2022年度後期にすでに広まっていた可能性はあったし、実際アメリカの大学では一足早くレポートでの利用なんかが問題になったりしましたが、実質的にはこの4月から始まる2023年度が、日本の大学にとってチャットGPT元年ということになるのだと思います。 具体的な話に

              • イオン以上にボケ封じ経営店が商店街を壊してきた理由〜商店街衰退の内部要因〜|木下斉

                商店街に「この店やってんの?」というような店がありますよね。色褪せたマネキンとかおいてある洋品店、いつの時代のものかわからない時計置いてある時計店などなど。 実際市場競争としては、イオンなどの大手流通企業に商店街を負けたと言う話がありますが、外的要因としては確かにその通りとは言え、内部に問題があった事は言うまでもありません。 特に商店街にある「やる気のない店」は内部から商店街を破壊していったとも言えます。高齢化が進むの中で、実際商売が「趣味」となり、「ボケ封じ」になり、最後は「住まい」となったことで、本気の人が商店街に出てこなくなった背景を解説しておきます。 先日も以下の高齢老舗デカ盛り激安店の問題について書きましたが、このようなお店の経済構造は純粋な民間商売とは言い難いのです。過去のいい時代に資産形成し、さらに今や4000万人を超えた年金受給者数、現在の経済モデルだけでないところからお金

                  イオン以上にボケ封じ経営店が商店街を壊してきた理由〜商店街衰退の内部要因〜|木下斉
                • 日本に30人しかいない「空師」の取材をしたらマジ泣きしてしまった - イーアイデム「ジモコロ」

                  こんにちは。ヨッピーです。 突然ですが皆さんに問題です。 Q:この方の職業は何でしょうか? この方の装備を見て「あっ!アレだ!」って気づいた人は相当なマニアです。 正解は……、 空師(そらし) という職業です!! まあアレですね。記事タイトルにも「空師」って書いてますもんね。 「そりゃそうやろ」っていう感じですよね。 というわけで本日は「空師」というお仕事について取材したのですが、取材を進めるうちに僕がガチ泣きしてしまうというイベントに遭遇してしまいました。取材中に泣いたのは初めての経験だわ……。 空師とは 空師とは、こんな風に高い木に登って伐採するのがお仕事です。 「住宅街にデケェ木があって、台風の時に倒れたら危ないから切ろう」とか、 「腐りかけた木が今にも倒れてきそうだから切っておこう」とか、 そういう需要に対応するのが空師のお仕事で、高い木に登る「空に近い仕事」だから「空師」と呼ばれ

                    日本に30人しかいない「空師」の取材をしたらマジ泣きしてしまった - イーアイデム「ジモコロ」
                  • スペインで「ベーシック・インカム」導入、経済大臣が宣言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                    人通りのないスペイン・マドリードのコロン広場(4月5日)(Photo by Burak Akbulut/Anadolu Agency via Getty Images) 新型コロナウイルスの感染者数が世界2位に達したスペインは、経済の立て直しに向け、可能な限り迅速に「ユニバーサル・ベーシック・インカム(最低所得保障制度)」制度を導入することを決定した。 4月5日、経済大臣のナディア・カルビニョが発表した新たなスキームは、終了期限を設けずに導入されることになる。カルビニョは現地メディアの取材に対し、感染拡大の脅威が去った後も、ユニバーサル・ベーシック・インカム制度は継続すると述べた。 予算規模などの詳細は未定というが、政府は既に導入に向けた調整を進めている。感染拡大による経済的ダメージからの復興に向け、スペインのペドロ・サンチェス首相は3月17日、2000億ユーロ(約24兆円)の支援策を発表

                      スペインで「ベーシック・インカム」導入、経済大臣が宣言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                    • 米国初のベーシックインカム実験に関する結果報告書が発表、その成果は......

                      ベーシックインカムを推し進めたストックトン市のマイケル・タブス前市長...... REUTERS/Jane Ross <米カリフォルニア州北部ストックトン市では、毎月500ドルを24ヶ月間支給する米国初の社会実験が2019年2月に開始されている...... > 米カリフォルニア州北部に位置する人口31万人超のストックトン市では、マイケル・タブス前市長のもと、市民125名を対象に毎月500ドル(約5万4000円)を24ヶ月間支給する米国初の社会実験が2019年2月に開始されている。 「18歳以上のストックトン市在住者で、世帯収入が中央値の4万6033ドル(約497万円)以下」という条件を満たす市民から受給者を無作為に選出。受給者の69%が女性で、平均年齢は45歳、子どものいる世帯が48%を占めている。なお、この社会実験の資金は、フェイスブックの共同創業者クリス・ヒューズ氏らの個人寄付によって

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                      • ITが単純労働を食い散らかした後にやってくること - orangeitems’s diary

                        勤労は権利 使いきれないほどのお金を手に入れたとします。 そうすると、人間どうなるかというと、表層的に考えれば仕事をしなくていいやと考えるでしょう。 ただ、仕事をすることは基本的には義務ということになっています。 第二十七条 すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 これは日本国憲法の一文ですが、働くことというのは国民の義務であると同時に、権利でもあるんですね。働こうと思ったら働くことができるというのは権利であるというのは面白い考え方だと思います。 だいたいは勤労=義務の議論ばかりが優先するのですが、いや、働く権利があるのだという話は注目に値すると思います。 さて、なぜにこんなことを前段に置いたかというと、どうも最近のITが、人を働かせないことに注力しているからです。 最近、単純労働力確保の方法が、人間ありきではなく、IoTとかRPAとかロボットとか、非人間メソッドが普通になってきた。

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                        • 弱者男性を12年前の最前線から語る

                          男性が常に強者で勝者であるとするならば、あの真夏なのにエアコンなんてものはなく巨大扇風機が生ぬるい風をだらだらと放出し続ける倉庫で、全員時給1000円で集められた日雇いの現場で、女性にはビールの段ボールにベルトコンベアの上で景品を貼り付ける仕事があてがわれ、男性にはびろんびろんに伸びきったまさに言い訳程度のコルセットと安全靴を装着させた上で、ビール350mlが2ダース入った段ボールを上げ下げする仕事があてがわれた思い出はどう処理すればいいんですかね(挨拶)。 むろんこの場合女性を憎む……のではなく、日雇いという弱者同士で連帯してそこでボーッと突っ立ってる監視役の倉庫社員をぶん殴る……のでもなく、倉庫社員とも連帯してサントリーを誅して社会主義革命を起こすのが唯一の正解であることは皆さん御存知の通りである。 さて、この増田では2009年に出版された澁谷知美『平成オトコ塾―悩める男子のための全6

                            弱者男性を12年前の最前線から語る
                          • 米国西海岸のリベラリズムとはどういうものか?をわかりやすく

                            日本のリベラリストへ強い影響を持つ米国西海岸のリベラリズム。 これが一体どういうものか?と日本のリベラリストへ問うと答えられる人はひと握りだろう。 ただ、答えられないことに恥を感じる必要はない。何故なら当の米国西海岸へ住むリベラリストですらリベラル史を背景に系統立って説明できる人は少ないからだ。 これは当然と言えば当然で、思想系の専門教育を受けていない一般人が答えられるわけがないだろう。 だから恥ずべきことは何もないのだ。 しかし、説明できなくとも米国西海岸に住む左派政策を支持する人は口々に自身の政治思想の寄りをリベラルと称するし、一般人には一般人なりに理解したリベラルの姿が存在する。 このエントリではそんな北米西海岸の一般人が理解するリベラルを大雑把に知るためのエントリだ。 3つの重要な決まりごと米国西海岸のリベラリストは総じて3つの決まりごとを高く評価し、そしてこれをベースにモノを考え

                              米国西海岸のリベラリズムとはどういうものか?をわかりやすく
                            • 満員電車での対群衆ノウハウを忘れた鉄道会社

                              韓国の群衆事故を見て「日本の満員電車で事故が起きないのって凄いんだな」という意見が見られるが、実は「満員電車のプロ」であるはずの電鉄会社も甘い見立てでとんでもない失敗をした事があるんだな。 小田急にドアがデカい変な電車がいるが、あれの話である。 自分は鉄オタじゃないからそんなマニアックな話じゃないので安心してくれ。 因みに2014年に相模大野駅で脱線事故が起きて小田急全線不通になったが、その脱線した電車というのはこれだったんだな。 あの電車は混雑解消と遅延防止の為に作られたが、そのせいで小田急線は大混雑と遅延続出とケガ人の走る地獄エクスプレスと化したのだった…。 構造的欠陥と転倒事故の続出以前Wikipediaを確認したところ、これは停車駅が多い各駅停車用に作られたと書かれていたが(今は削除)、これは間違いで、混雑が酷い急行に使われていた。https://ja.wikipedia.org/

                                満員電車での対群衆ノウハウを忘れた鉄道会社
                              • 「ブルシット・ジョブ」を読んで、多くの仕事は「低賃金でも重要」か「高給でもクソ」の2択なのだと知った。

                                僕は若い頃から、ずっと疑問だったのです。 医療業界の給与体系って、おかしいのではないか、って。 僕が研修医、あるいは大学病院や市中病院の若手だったとき、アルバイト先の老健施設を持つ病院の院長に、「うちで働かない?」って声をかけられたことが何度かありました。 うちは給料もいいし、毎日の仕事は朝にサッと回診して書類仕事をするくらいで、だいたい午前中で終わるからラクだよ、って。 その場ではさすがに聞けなかったので、家で医療従事者用の就職サイトを検索してみると、たしかに、その病院から提示されていた給料は、朝から晩まで働き詰めで、休日も当直や緊急呼び出しで心身ともに疲弊していた僕がもらっていた給料よりも、ずっと高額だったのです。 いやしかし、あんなふうに、治すというより、高齢者をうまく軟着陸させるのが目的の病院で働くには、僕はちょっと若すぎるというか、医者としての向上心を失くしたくないしな、とかなん

                                  「ブルシット・ジョブ」を読んで、多くの仕事は「低賃金でも重要」か「高給でもクソ」の2択なのだと知った。
                                • 【追記2】「不景気になると風俗嬢のレベルが上がる」のはガチだと思う

                                  ナイナイの岡村が、深夜ラジオで風俗について語って炎上してるけども、 「コロナ後に美女が風俗に入店する。だから今は自粛しよう」 これ自体はレトリックだよね。いま大事なことは、みんなで外出を控えること。 風俗が好きなリスナーを自粛させるのに、これほど効果的な言い回しがあるだろうか? 嬢のレベルが上がるという見立て自体も、合っていると思う。 就職氷河期、リーマンショックなど、不景気が訪れるたびにAV女優の顔面偏差値は上がってきたわけで。 問題は、みんながうっすらと感じていたことをラジオのネタにしてしまい、あまつさえそれがネット記事に書き起こされ、お茶の間に届いてしまったことだろう。 こういうタテマエじゃないホンネの話って、文脈が共有されていない場所に引っ張り出されると炎上するよね。 バカッターみたいな構図だけど、でもラジオってリスナーが楽しめればそれでいいんじゃない?とも思う。 そもそも風俗以外

                                    【追記2】「不景気になると風俗嬢のレベルが上がる」のはガチだと思う
                                  • 2022年のおもしろかった本などを振り返る - 基本読書

                                    ぼんやりしてたら2022年が終わってしまったが、振り返らないよりはマシだと信じて今からおもしろかった本など振り返ろう。今年もアニメ、小説、ノンフィクション、ゲーム……あらゆる媒体でおもしろい作品がいっぱいあった。そのすべてを取り上げることは不可能だけれど、この記事で思うがままに触れていきたい。 小説など(主にSF) プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司早川書房Amazon読んだ小説の大半はSFなのでSFの話をするが、最初に触れておきたいのは、最先端テクノロジーとその倫理・社会的課題を描き出してきた長谷敏司が、人工知能✗ダンスをテーマに描き出した長篇『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』だ。事故によって右足を切断することになったプロのダンサーが、AI搭載の義足を使い、AIと人間の新しい”共生のかたち”を模索していく。著者自身の介護体験も織り込まれた、最先端の壮絶な物語。今年の小説

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                                    • 「あれがドコモショップのリアル」──“クソ野郎”事件はなぜ起きたのか 現役店員が漏らした本音

                                      「彼は口が悪かったが、紙にあったような客対応自体は一般的に行われていることだ」。あるドコモショップ店員は、ITmedia NEWSの取材に対しこう打ち明けた。 1月8日、あるTwitterユーザーがドコモショップの書類の画像を投稿した。 「親代表の一括請求の子番号です。つまりクソ野郎。新プランにかえて、Disneyはベタ付け。『バックアップめんどくさくないですか?』からのいちおしパックをつけてあげて下さい。親が支払いしてるから、お金に無トンチャクだと思うから話す価値はあるかと」──。 これはTwitterユーザーの知人が受け取ったもので、ドコモショップに機種変更に行った際に書類に紛れていたという。 「クソ野郎」などと客を侮辱する内容で、当該ツイートは2万RTされるなど話題に。メディアも9日には報道し始め、NTTドコモは10日に謝罪文を発表。問題の発生した「ドコモショップ市川インター店」を運

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                                      • ピケティ『資本とイデオロギー』読書ガイド - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                        目次: 目次: はじめに 1. 『資本とイデオロギー』の概略 1.1 .『21世紀の資本』のあらすじ: 1.2. 『資本とイデオロギー』の全体的な話 1.3. 『資本とイデオロギー』のあらすじ 第I~II部:歴史上の格差レジーム/奴隷社会&植民地 第III部:20世紀の大転換 第IV部(その1):政治的対立の次元再考——問題編 第IV部(その2):政治的対立の次元再考——対策案 (第17章) 第IV部(その3):政治的対立の次元再考——対策案 (その他随所) 2. 通読する必要はないと思う 3. タイプ別読み方 『21世紀の資本』の続きとして読みたい人、つまり経済格差とその対応を知りたい人は…… 経済格差への対応を知りたい人は…… 世界各地の格差の変動プロセスの比較に興味ある人は…… 4. 最後に はじめに このたび、ついについに難産の子、ピケティ『資本とイデオロギー』が出ました。 資本と

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                                        • 「大学院に入って衝撃的だったことは"極めて優秀な先輩が何人もアカデミアを去ること"」東大院在学中の神経科学者が語る実情に共感が集まる

                                          Daichi Konno / 紺野 大地 @_daichikonno あまりネガティブなことは言いたくないのですが、大学院に入って衝撃的だったことの一つは"極めて優秀な先輩が何人もアカデミアを去ること"でした。 "この人こそ日本のアカデミアを支えるべきだ"と感じる人材がことごとく去ってしまう現状に対して、暗い未来を想像せずにはいられません。1/3 2020-11-08 11:45:49 Daichi Konno / 紺野 大地 @_daichikonno 辛いのは、サイエンスが嫌いになり去る訳ではなく、アカデミアの体制(長時間労働, 雇用の不安定さ, 大量の雑務など)を理由に挙げる人が多いことです。 サイエンスは、裕福な家庭や金銭的報酬を必要としない人たちの特権になりつつあると感じてしまいます。 (ずっと前からそうなのかもしれませんが)2/3 2020-11-08 11:46:25 Dai

                                            「大学院に入って衝撃的だったことは"極めて優秀な先輩が何人もアカデミアを去ること"」東大院在学中の神経科学者が語る実情に共感が集まる
                                          • 英首相 ベーシック・インカム検討の考え 感染拡大の景気対策で | NHKニュース

                                            イギリスのジョンソン首相は18日、国が無条件で国民に一定額を支給し、最低限の所得を保障する「ユニバーサル・ベーシック・インカム」を導入する可能性を議会で問われたのに対し、「それは考慮すべきアイデアのひとつだ」と述べて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた景気対策として検討する考えを示しました。

                                              英首相 ベーシック・インカム検討の考え 感染拡大の景気対策で | NHKニュース
                                            • あのスーパーで流れている曲がどんだけガチか、夜通し語りたい。店内BGMにハマったら人生楽しくなった話【わたしの偏愛】 - 週刊はてなブログ

                                              はてなブログは、「書きたい」気持ちに応えるブログサービス。ささいな日常や忘れらない出来事を綴るブログだけでなく、「推しへの思い」や「好きな映画の感想」「お笑いの分析」など、趣味や好きなものへの思いを言葉にするブログも数多く見られます。 そこで、週刊はてなブログでは「好きなもの・こと」についてつづるはてなブロガーに、その思いを語っていただく連載【わたしの偏愛】を始めます。 第4回となる今回は、「モヤ学ブログ」のモヤ学さん (id:nanaironokakehashi) に「店内BGM」について寄稿いただきました。スーパーやカフェの店内で流れる音楽を収集、分析し続けているモヤ学さん。今回は、店内BGMにハマった経緯から、収集時のちょっぴり恥ずかしいエピソードまで、店内BGMへの飽くなき情熱を文章にぶつけていただきました。これを読めば、店内BGMを聴きにスーパーへ行きたくなる……かも? はじめま

                                                あのスーパーで流れている曲がどんだけガチか、夜通し語りたい。店内BGMにハマったら人生楽しくなった話【わたしの偏愛】 - 週刊はてなブログ
                                              • 要友紀子が問う「藤田孝典さんに聞きたい。風俗よりも素晴らしい仕事って何?」

                                                実話BUNKAタブー2023年7月号 5/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価670円(税込) ▼性を売る女子と性を買うおっさんと性を売らせるホスト 歌舞伎町とSEX▼ジャニーズのメディア支配を崩壊させた文春の戦略▼いい人キャラHIKAKINは本当に聖人なのか▼秋篠宮家が国民から反感を買っている理由▼朝ドラ美女たちの性欲らんまん私生活▼日本がイジメ社会になったのはダウンタウンのせい▼山上徹也を英雄視したせいで岸田首相襲撃が起きたというデタラメを鈴木エイトが斬る▼売春相場の真相2023▼少子化対策の子育て世帯支援は無駄金なので今すぐ止めるべき▼任天堂VSソニー 圧倒的にソニーの勝ち▼ラーメンチェーン激マズ店決定戦▼富裕オタク暇空茜に直撃インタビュー ほか ●連載中『ロマン優光の好かれない力』は「田村淳と室井佑月が攻撃的すぎて心配」 実話BUNKA超タブー2023年5月号 コ

                                                  要友紀子が問う「藤田孝典さんに聞きたい。風俗よりも素晴らしい仕事って何?」
                                                • Apple Storeで対応してくれた人が目の見えない人だった→その体験は、Appleそのものの企業体質を表しているのではないか?という体験談

                                                  川尻大介(編集者) @jiricom2 昨日アップルストアで応対して下さったスタッフが目の見えない方だった。恐らくインカム(音声)と連動していたのだと思うが、iPhoneを手探りで上手に操りながら、受取り商品の確認から事前決済のフィニッシュ、受け渡しまでが自然に行われるのを見て率直に驚いた。さすがにアップルは進んでいるなぁと 2021-12-09 00:15:46 川尻大介(編集者) @jiricom2 続)その時は思ったのだが、この体験がもたらした意義がわかったのは帰りの電車に乗ってしばらく経ってからのことだった。たぶん、その彼(仮にJさんとする)は他のスタッフと同等にシステムに精通している(私がいくつか投げかけた質問にも立て板に水で答えてくれた)。だからと言ってすぐに店頭に 2021-12-09 00:16:27 川尻大介(編集者) @jiricom2 続)立つには難しい面もあったはず

                                                    Apple Storeで対応してくれた人が目の見えない人だった→その体験は、Appleそのものの企業体質を表しているのではないか?という体験談
                                                  • 竹中平蔵氏「コロナで月5万円ベーシックインカムを」 | 週刊エコノミスト・トップストーリー | エコノミスト編集部 | 毎日新聞「経済プレミア」

                                                    新型コロナウイルスによる危機は日本の経済社会に何をもたらしたのか。政府の対応は適切か。週刊エコノミスト6月2日号の巻頭特集「緊急提言 コロナ危機の経済学」より、小泉政権で経済財政担当相を務めた竹中平蔵東洋大教授・慶応義塾大名誉教授へのインタビューをダイジェストでお届けする。(聞き手=エコノミスト編集部・浜條元保/神崎修一) 医師が少ないのは既得権益者が反対したから --世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。 ◆竹中平蔵さん パンデミック(世界的大流行)が終わった後は、必ず別の世界が来る。2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の後はネット通販が一気に伸び、数年後に中国のアリババが、世界最大のEコマース(電子商取引)企業の米イーベイを追い抜いた。1918年に発生したスペイン風邪では欧州で被害が大きく、米国のGDP(国内総生産)が欧州全体を追い越し、その後米国経済が世界の中心に

                                                      竹中平蔵氏「コロナで月5万円ベーシックインカムを」 | 週刊エコノミスト・トップストーリー | エコノミスト編集部 | 毎日新聞「経済プレミア」
                                                    • 月間28万円のベーシックインカムをイギリスが2年間試験導入へ

                                                      毎月無条件にお金を支給する「ベーシックインカム」を導入したとき、人々の生活にどういった影響が出るかを調査するため、イギリスで月額1600ポンド(約27万8500円)を2年間にわたって支給するテストが行われることになりました。 Universal basic income of £1,600 a month to be trialled in two places in England | Universal basic income | The Guardian https://www.theguardian.com/society/2023/jun/04/universal-basic-income-of-1600-pounds-a-month-to-be-trialled-in-england Money for nothing: Universal income trialled i

                                                        月間28万円のベーシックインカムをイギリスが2年間試験導入へ
                                                      • 突然働けなくなる「計算できない労働者」の話。

                                                        おれには双極性障害という障害がある。「躁うつ病」といったほうがいまだに通りがいいかもしれないし、イメージしやすいと思う。 双極性障害にはI型とII型があり、I型が波の大きさが凄まじく、II型はそうでもない。おれはII型で「そうでもないのならいいのでは?」と思うが、II型はII型で自殺率も高くけっこうやっかいなものだ。 症状は……もちろん人によって違う。処方される薬も効き方も人によって違う。あくまでおれひとりの例を書く。 おれの場合は「躁うつ」というより、限りなく「繰り返される抑うつ」といったほうがいい。 軽躁状態であっても、人並みに活動できるというのがせいぜいで、イライラ感に苦しんだり、暴力的になったりもしないかわりに、躁状態ならではの高揚もない。せいぜい歯ぎしりが出るくらいのものだ。 一方で、抑うつ状態はなかなかに重い。これは以前、できるかぎりの詳細をこちらに書いた。 おれが抑うつ状態に

                                                          突然働けなくなる「計算できない労働者」の話。
                                                        • ラグビーW杯 準決勝1 イングランドvsニュージランド レビュー

                                                          10月の第4週、関東はまたも台風21号から変化した温帯低気圧が大雨をもたらし、千葉では河川の氾濫が起きた。 自然災害の多い日本だが、今年の秋はそれがもたらす結果が深刻だ。 ラグビーW杯でも、予選プールの2試合が台風のリスクで中止になったが、その判断は正しかったように思う。 日本が初のノックアウトラウンドに進出したことで話題になったラグビーW杯だが、その他にもこの台風による試合中止や、ティア1の伝統国でないアジア初開催など、2019年大会は歴史に残るW杯になるだろう。 その大会に、史上初の3連覇という新たな歴史が生まれるだろうか。 それとも、ラグビーの母国がそれを阻むだろうか。 ------ 今夜、日産スタジアムではラグビーW杯の準決勝が行われる。 対戦するのは黒衣の絶対王者ニュージーランドと、白のジャージに身を包んだイングランド。 ------ 前大会、自国開催でありながら予選プール敗退と

                                                            ラグビーW杯 準決勝1 イングランドvsニュージランド レビュー
                                                          • イケダハヤトとは何だったのか|吉家孝太郎|note

                                                            「まだ東京で消耗してるの?」 という文言は、意識の高いネット界隈において、 21世紀最大のキャッチコピーだったと言ってよい。あるいは 平成最大のキャッチコピーでもよいだろう。 これまで、ネット界隈では、数々のブロガーさんやら、ライターさんが、日々精進しながら、 ”面白く、刺さるフレーズ”やら、 ”心を動かす名言”なるものを生み出だそうとしているが、 まだイケダハヤト氏の発した上記のフレーズにかなうものはいない。 その意味では、この一フレーズだけでも、イケダハヤト氏が、名実ともにネット界のトップブロガーの1人であることは、間違いないと断言できる。 しかし、このネット界の万人に愛され、時には妬まれ、そしてまた崇敬の念を一手に集めたイケダハヤトという存在を 「いったい、彼はなんだったのか」と個人的にまとめてしまおうというのが、今回のテーマである。 すでに賢明なる読者諸君はお気づきだと思うが、イケ

                                                              イケダハヤトとは何だったのか|吉家孝太郎|note
                                                            • [インタビュー]理不尽だらけの「ドルアーガの塔」の攻略とは,どんな世界だったのか?40年前の若者が“この世の真理”を追い求め,燃え尽きるまで

                                                              [インタビュー]理不尽だらけの「ドルアーガの塔」の攻略とは,どんな世界だったのか?40年前の若者が“この世の真理”を追い求め,燃え尽きるまで ライター:大陸新秩序 カメラマン:佐々木秀二 2024年7月,アーケード版「ドルアーガの塔」が,全国のゲームセンターで稼働を開始してから40周年を迎えた。ナムコ(当時)からリリースされたアクションRPGで,「ゼビウス」などで知られるゲームクリエイターの遠藤雅伸氏が企画・開発を手がけたタイトルだ。 本作では,主人公の騎士ギルが,悪魔のドルアーガにさらわれた巫女のカイを救出すべく,幾多のモンスターが待ち受ける60階建ての塔を上っていく。ゲームの基本的な流れは,迷路になった各フロアに落ちている鍵を拾って扉にたどり着き,次のフロアに進むサイクルを繰り返していくというものだ。 だが,それだけで終わるゲームではない。重要なのは,各フロアに隠された宝箱を出現させて

                                                                [インタビュー]理不尽だらけの「ドルアーガの塔」の攻略とは,どんな世界だったのか?40年前の若者が“この世の真理”を追い求め,燃え尽きるまで
                                                              • ドイツでベーシックインカム実験始まる…3年間、毎月15万円を支給。イギリスなどでも議論がスタート(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

                                                                スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン首相は5月、新型コロナウイルスのパンデミックにより壊滅状態となった経済を立て直す解決策として、ユニバーサル・ベーシック・インカムに言及した。 ドイツ経済研究所によるユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)研究の一環として、120人のドイツ人が3年にわたって毎月1200ユーロ(約15万円)を受け取る。 UBIは国民あるいは居住者に対して最低限必要な所得を保障する政策で、通常は政府から現金の支給という形で行われる。 暫定的なUBIは、すでにアメリカ、スペイン、デンマークなどいくつかの国で実施されている。 ドイツの研究者グループが、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の効果を明らかにするための実験を開始した。UBIは、国民あるいは居住者に対して最低限必要な所得を保障する政策で、通常は政府から現金の支給という形で行われる。 ドイツ経済研究所が

                                                                  ドイツでベーシックインカム実験始まる…3年間、毎月15万円を支給。イギリスなどでも議論がスタート(BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース
                                                                • 会社で仲が悪くならないために、すげえいいこと思いついた

                                                                  一つの作業でチップ制にすればいい ここでもよく職場の不満日記を目にするけど、たいてい仕事が増やされたとかそういうのが多い。 なぜ不満を抱くというと、給料が変わらないからだ。 それなら、一つの作業ごとで金をもらうようにすればいい。 基本給10万、他は抱えてるタスク作業ごとに何万円、ってすればいいじゃん。 タスクが終わるなら何時間かけてもいいし、何時間休んでもいい。 これ究極じゃん。 あの人はあれだけもらってるのはタスク多いから当然だ、って納得するし不満もない。 あの人は家庭の事情でタスク少ないから給料も減るしみんな納得。 これでみんな納得で仲良しな職場になる。 今も使われてる「なんちゃら手当」だけにするイメージ。 ベースサラリー+顧客A見積作成手当+顧客Bアフターフォロー手当、みたいな。 <追記> 手当を細分化すればするほど、不公平がなくなるね。 手当が大項目だけだと、 顧客A対応手当と顧客

                                                                    会社で仲が悪くならないために、すげえいいこと思いついた
                                                                  • 「つまらなくて」「コミュ障」だって認めたくなかった

                                                                    もう逃げ切れねえな。 「お前滑ってるよ」という目を向けられてきた必死に笑いを取ろうとして失敗した。 痛いやつだと笑われることはいくらでもあった。 センスのいいことを言おうとして失敗し続けた。 頭がいいと思われたくて必死になりすぎた。 必死に言葉を紡ごうとする癖がつきすぎてもう何も喋れねえ。 サクラ大戦やったことある人にしか分からねと思んだけど ←ほらこういうのがもう駄目 あのゲームって選択肢がいくつか出てくる間画面のふちに導火線が走って残り時間が表示されるのよ。 それで時間切れになると強制的にバッドコミュニケーションになるの。 ←ほらこういうのアイマスやったことねーと分からねえのに注釈もねえ 俺の頭の中はいつもそんな感じで必死に面白い選択肢選ぼうとした結果いつも爆弾が爆発するの。 じゃあ適当に安全そうなの選べよってなるけど「はい」「わかります」「ありがとうございます」とかなの。 マジやべー

                                                                      「つまらなくて」「コミュ障」だって認めたくなかった
                                                                    • マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 紙屋研究所

                                                                      才能も努力もガチャだと思う 親ガチャが話題であるが、才能はガチャだと思う。 本人が努力して得たものもあるだろうけど、努力できるのも才能の一つだ。ロールズの次の意見は正しい。 努力しよう、やってみよう、そして通常の意味で称賛に値する存在になろうという意欲さえ、それ自体が恵まれた家庭や社会環境に左右される そして、先天的なものだけに限らず、生まれてからどんな社会資源を利用できたか、利用できる環境にあったかも重要である。生まれつきと、みんなで寄ってたかってつくったものと、わずかばかりの自分の努力が「私の才能・能力」だ。 マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を読んでそういう気持ちになった。 実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル サンデル 早川書房 Amazon いや、上に述べたことは実は、サンデルが本書で言おうとしていることの中心軸ではない。だけど、本書を読んで、

                                                                        マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 紙屋研究所
                                                                      • 弱者男性論マップ

                                                                        追記: blogでやれ派がいらっしゃるようなので https://yatimasan.hatenablog.com/entry/2021/05/06/133616 X 党派問わず論拠や目的変数としてよく引用されるものを便宜上ここに配置 X-1 男女の自殺率の比較 X-2 男女の生涯未婚率の比較 X-3 結婚相談所やマッチングサービスにおけるマッチング成立の影響変数 X-4 国家間比較や年代比較における、男女平等指数と生涯未婚率男女差・自殺率差の相関性 X-5 男女・雌雄の生物学的差異や進化論的考察 X-6 社会的な「男らしさ」規範の存在 X-7 養育権の取りやすさにおける男女の偏り、シングルマザーとシングルファザーの数の差 X-8 男女の自殺未遂率の比較 X-9 出生率、出生率への影響変数としての男女平等指数、出生率の国家間比較 X-10 男女平等指数自体の統計的問題点の指摘 X-11 幸

                                                                          弱者男性論マップ
                                                                        • 「米国初のベーシックインカム」超予想外の成果

                                                                          米カリフォルニア州北部に位置する人口31万人超のストックトン市では、マイケル・タブス前市長のもと、市民125名を対象に毎月500ドル(約5万4000円)を24カ月間支給する米国初の社会実験が2019年2月に開始されている。 「18歳以上のストックトン市在住者で、世帯収入が中央値の4万6033ドル(約497万円)以下」という条件を満たす市民から受給者を無作為に選出。受給者の69%が女性で、平均年齢は45歳、子どものいる世帯が48%を占めている。なお、この社会実験の資金は、フェイスブックの共同創業者クリス・ヒューズ氏らの個人寄付によってまかなわれた。 受給者のフルタイム労働の割合は大幅に増加した テネシー大学のシテイシア・ウェスト准教授とペンシルベニア大学のエイミー・カストロ・ベーカー准教授は、2019年2月から2020年2月までの初年度のデータをまとめた予備調査結果報告書を発表した。

                                                                            「米国初のベーシックインカム」超予想外の成果
                                                                          • 『マスターアルゴリズム』は全ての人々を機械学習(人工知能)の世界へといざなう「冒険物語」 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

                                                                            しましま先生(@shima__shima)こと神嶌敏弘先生から、訳書『マスターアルゴリズム』をご恵贈いただきました。 マスターアルゴリズム 世界を再構築する「究極の機械学習」 作者:ペドロ・ドミンゴス講談社Amazon 本書はビル・ゲイツが「AIを知るための本」と絶賛したという"The Master Algorithm"の邦訳版で、実際に「難しい理論や数式は書かれていないがこの一冊を読むだけで現代の機械学習(人工知能)の世界の全容を一望できる」優れた本だと個人的には感じました。また縦書き本ゆえいわば「読み物」的な立ち位置の書籍であり、研究者や技術者のみならずビジネスパーソンさらには一般の読書家にとっても読みやすく、尚且つ得るものの大きい一冊だと思います。 ということで、以下簡単にレビューしていきたいと思います。なお実は僕自身もしましま先生から発刊前の段階で翻訳内容の閲読を依頼されて一通り目

                                                                              『マスターアルゴリズム』は全ての人々を機械学習(人工知能)の世界へといざなう「冒険物語」 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ
                                                                            • BIを導入したら本当に人は働かなくなるのか?──『みんなにお金を配ったら──ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?』 - 基本読書

                                                                              みんなにお金を配ったらー―ベーシックインカムは世界でどう議論されているか? 作者: アニー・ローリー,上原裕美子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/10/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見るベーシックインカムという、最低限所得保障の考え方がこの世に存在する。簡単に説明すれば、一月3万なり10万なりを、制限をつけず全国民に配布しちゃいましょう、という考え方である。「え、毎月10万貰えたらメッチャ嬉しい、やったー!」と気分が沸いてくるが、実際には利点に関しても欠点に関しても様々な議論がある。 BIの想定される利点と欠点 たとえば、そもそも財源をどうするんだ、という問題がある。また、全国民に配分するということは、金持ちにも同様に配るわけなので、貧困者を狙い撃ちにしたほうがもっと効果的なんじゃない? 説もある。他にも、毎月10万も(仮に)もらえたとしたら、人々は働かなくな

                                                                                BIを導入したら本当に人は働かなくなるのか?──『みんなにお金を配ったら──ベーシックインカムは世界でどう議論されているか?』 - 基本読書
                                                                              • 私生活での行為を理由とした不採用について

                                                                                大晦日に掃除をしていたら昔の日記が出てきた。といっても4,5年前のものだが。 今も昔も、関東に本社があるJTCの人事部で採用の仕事をしているのだが、珍しい体験をしたのを日記に付けていたのだ。改めて読んでみると感じるものがあった。身バレにならない程度に語ってみたい。 その彼をA君としよう。初夏の頃だったか、彼との面接があったのは。一次面接だった。当時の面接室は、白を基調とした明るい部屋を用意していたっけ。JTCといっても、うちは同業他社に比べてカジュアルな方だとされている。 面接形式は、年によって若干違う。面接官2対学生1の場合もあれば、2on2の時もある。コロナが流行り出してからは、ほとんど前者になったか。 ところで、A君は関関同立ほどの偏差値の大学だった。弊社を受ける学生の中では少数派である。しかし、そんなことは関係ない。もっといい学校の子がたくさん受けに来ているけれども、関係ないのだ。

                                                                                  私生活での行為を理由とした不採用について
                                                                                • 世界最大規模のベーシックインカム実験でわかったことは?

                                                                                  非営利の慈善団体・GiveDirectlyは2016年からケニアで、数万人が参加する世界最大規模のベーシックインカムの実験を行っています。マサチューセッツ工科大学の経済学者であるタヴニート・スリ氏と同じく経済学者で2019年にノーベル経済学賞を受賞したアビジット・バナジー氏がこの実験の内容から、ベーシックインカムをどのような形で行うのがよいかという知見を明らかにしています。 GiveDirectly – Send money directly to people in need. https://www.givedirectly.org/ The first results from the world’s biggest basic income experiment in Kenya are in - Vox https://www.vox.com/future-perfect/202

                                                                                    世界最大規模のベーシックインカム実験でわかったことは?