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シーア派の検索結果361 - 400 件 / 10906件

  • ノア・スミス「《アメリカによる平和》のあとにやってくるのはうれしくない時代かも」(2023年10月9日)

    ジャングルへようこそ 「私は正しいかもしれないし,間違っているかもしれない / ただ,私がいなくなったらきっとあなたはさみしがるね」――タジ・マハール みんなが聞き及んでいるとおり,昨日,ハマスがイスラエルに大規模な奇襲を仕掛けた.ハマスはガザ国境を越え.大規模なロケット爆撃につづけて近隣の街々を占拠または襲撃して,何百人も殺した.ハマスの兵士たちがイスラエル人捕虜をガザに連れて行ってる光景は,インターネットのあちらこちらで拡散されてる.これに対して,イスラエルは交戦状態を宣言した.両者による戦闘は,このところの記憶にないほど凄惨で獰猛なものになるにちがいない. すでに多くの人たちが指摘しているように,アメリカが助力していたイスラエルとサウジアラビアの和平合意が実現する可能性をつぶすのが,今回の攻撃のねらいと目される.こういう和平合意は,トランプのもとで開始された「アブラハム協定」プロセス

      ノア・スミス「《アメリカによる平和》のあとにやってくるのはうれしくない時代かも」(2023年10月9日)
    • 【カタール断交】サウジの逆鱗に触れたカタール 5カ国が断交に踏み切った背景には何があったのか(1/2ページ)

      トランプ米大統領の中東歴訪からわずか約2週間。地域大国サウジアラビアを中心とする5カ国が、同じイスラム教スンニ派のカタールと断交に踏み切った背景には、何があったのか。 カタールは、サウジが脅威と認識するシーア派大国イランに融和的な姿勢を見せてきたほか、域内で警戒論が強いイスラム教原理主義組織ムスリム同胞団の「保護者」としても振る舞ってきた。豊富な天然資源を有する富裕国でもある。 カタールはいわば、スンニ派の盟主を自任するサウジに逆らう形で独自の存在感を発揮してきており、だからこそサウジの逆鱗に触れたのだといえる。 カタールをめぐっては、2014年に同胞団を支援したとの理由でサウジなどが大使を召還するなど、火種がくすぶっていた。イスラム世界の変革を求める同胞団の思想が広がることは反王制運動につながりかねず、サウジにすれば体制を脅かす危険組織と映る。それを支援することは、同じ君主制国家のカター

        【カタール断交】サウジの逆鱗に触れたカタール 5カ国が断交に踏み切った背景には何があったのか(1/2ページ)
      • 隣国同士で悪口をぶつけ合うだけの平和な日本は素晴らしい  週刊プレイボーイ連載(132) – 橘玲 公式BLOG

        ヨルダンからレバノンの首都ベイルートに向かう前日、ホテルの部屋で荷物をまとめていると、テレビのニュースに爆発で崩れかけたビルが映し出されました。昨年12月27日に起きた爆弾テロで、反シリア派のレバノン元財務相を含む5人が死亡、70人以上が負傷しました。現場はベイルートの中心部、これからまさに行こうとしている場所です。 ベイルートでは昨年5月に南郊外の住宅地にロケット弾2発が射ち込まれ、7月に駐車場の車が爆発して50人以上が負傷し、8月にはやはり車爆弾で14人が死亡、212人が負傷しました。さらに11月にはイラン大使館前の路上で連続爆弾テロが起き、大使館職員を含む23人が死亡、140人以上が負傷しています。 ただし一連の爆弾テロは、これまでベイルートの南郊外で起きていました。それが今回は行政機関が集中し観光地としても知られる中心部――東京でいえば銀座や丸の内――が標的になったのです。 私はた

          隣国同士で悪口をぶつけ合うだけの平和な日本は素晴らしい  週刊プレイボーイ連載(132) – 橘玲 公式BLOG
        • 「イスラーム国」はアメリカの敵を撃つ(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          2024年3月22日、ロシアのモスクワ近郊でコンサート会場が襲撃され、多数が殺傷された。この事件について、みんなが待ってた(?)「イスラーム国」の「犯行声明」が出回ったことになっている。ただし、本稿執筆時点で出回っているのは「イスラーム国」の自称通信社の「アアマーク」によるニュース速報であり、「犯行声明」ではない。それによると、数百人を殺傷し襲撃場所を大きく破壊したそうなので、今後「アアマーク」によって襲撃犯の画像などを含む詳報が発信されたり、「イスラーム国」が本当に「犯行声明」を発表したりすることも十分考えられる。襲撃犯が「イスラーム国」の自称カリフに忠誠を表明する場面の動画を発信するのも、この種の事件の際の「イスラーム国」のお決まりの行動様式だ。ただし、「アアマーク」の速報によると襲撃犯は複数で、彼らは拠点に引き上げたそうなので、ロシア当局が彼らを逮捕したり、拠点を摘発したりすれば新た

            「イスラーム国」はアメリカの敵を撃つ(髙岡豊) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • イスラエル軍とヒズボラが交戦(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

            イスラエル軍の攻撃を受けるレバノン南部の丘陵地帯(2023年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】イスラエル軍とレバノンのイスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)が4日、国境を挟んで交戦した。双方が敵拠点を攻撃したと主張している。 【動画】アフガン首都に「岩のドーム」レプリカ パレスチナに連帯の声 イスラエル軍は声明で、レバノン側が攻撃を試みたのを受け、「テロリストの2集団」とヒズボラの観測所を攻撃したと説明。イスラエル北部への迫撃砲攻撃にも反撃したとしている。負傷者は出ていないという。 同軍は別の声明で、ジェット戦闘機や戦車、大砲でロケット弾貯蔵庫などの施設を攻撃したと述べた。 一方、ヒズボラは、国境沿いのイスラエルの5拠点を同時攻撃したと発表。アルアバド(Al-Abbad)のイスラエル軍拠点にも攻撃を加えたとしている。【翻訳編

              イスラエル軍とヒズボラが交戦(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
            • イラク・スンニ派の反乱:絶望的な勝算に賭ける:JBpress(日本ビジネスプレス)

              (英エコノミスト誌 2014年6月21日号) 強大な勢力がイラクを分裂させようとしている。何年にもわたる流血の事態を避ける最善の方法は、イラクの一体性を守ることだ。 1世紀近く前、フランドル地方で激しい戦闘が行われていた頃、英国はオスマン帝国を分割するという重大な決断を下した。ロシアなどの国々がイスラム教徒に対する影響力を得ることを防ぐためだ。そうした影響力は、エジプトからインドに至る英国領のイスラム教徒を扇動するために利用されかねなかった。 英国はフランスと協力し、君主制国家や保護国を作り上げた。こうして、オスマン帝国各州に散らばっていた様々な部族や宗派で構成される複数の国家が誕生した。 帝国が築いたこの枠組みは、各国が独立した後も、専制君主や独裁者の手で維持され続けた。その枠組みが現在崩壊しつつある。その中心に位置するイラクでは、スンニ派の反乱が激しさを増している。過去10日の間に、ジ

                イラク・スンニ派の反乱:絶望的な勝算に賭ける:JBpress(日本ビジネスプレス)
              • シリコンマスクで仏閣僚に変装、「政府の秘密活動」うたい65億円詐取

                ジルベール・シクリ被告。ウクライナの首都キエフにて(2017年2月26日撮影)。(c)SERGEI SUPINSKY / AFP 【3月14日 AFP】フランス・パリの裁判所は11日、シリコン製のマスクなどで仏国防相に成り済まし、裕福層や著名人、宗教家から大金をだまし取った詐欺の主犯格として、ユダヤ系フランス人のジルベール・シクリ(Gilbert Chikli)被告(54)とアントニー・ラザレビチ(Anthony Lasarevitsch)被告(35)に禁錮7~11年と高額の罰金刑を言い渡した。 2人は、ジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)外相が国防相を務めていた2015~16年に同氏を装い、「仏政府の秘密活動のための寄付金」を募っていると政治家や経営者らに持ち掛けて、被害者3人から総額約5500万ユーロ(約65億円)をだまし取ったとされる。 シクリ被告に禁錮11

                  シリコンマスクで仏閣僚に変装、「政府の秘密活動」うたい65億円詐取
                • 「報道されない中東の真実」とは何か

                  ──米CIAによればシリアの人口は2010年末2200万から2014年には1800万にまで減少したとか。 2010年まで4年間駐在した当時は、シリアの社会全体は非常に明るかった。父の跡を継ぎ2000年に発足した現バシャール・アサド政権は紛れもない独裁政権です。が、彼自身は、反アサドの欧米や周辺国が作り上げた悪のイメージとは違い、体制内改革を推進していました。閣僚たちには、傲慢を捨て国民とともにあれと折を見て訓示し、治安当局には国民との関係改善を進めさせていました。一部の不満分子には厳しく対処しても、一般市民への態度は先代とは劇的に変化していたんです。 そういう意味でアサド大統領はかなり努力しました。ところが2011年3月に最初の民衆蜂起が発生し、政権転覆をおそれた治安当局は再び牙をむきだした。アサド現政権の10年間の改革は水泡に帰してしまった。 一連の反体制派による内紛を、アサドは外国から

                    「報道されない中東の真実」とは何か
                  • 中国の軍事訓練用シューティングゲーム(動画) | WIRED VISION

                    前の記事 復活「プレステ・ネットワーク」に、また脆弱性 「ポストPC時代」を定義する4つのファクター 次の記事 中国の軍事訓練用シューティングゲーム(動画) 2011年5月19日 国際情勢 コメント: トラックバック (0) フィード国際情勢 David Axe 中国はずっと以前から、外国の兵器の多くをコピーして自国の兵器を作ってきた。例えば、中国の最新ステルス攻撃機は、米空軍の『F-117(ナイトホーク)』が撃ち落とされた時[コソボ紛争において、1機が撃墜された]の残骸を元にしたクローンである可能性を指摘されている。また、中国人民解放軍海軍の戦闘機は、ソビエト連邦の設計をリバースエンジニアリングしたものだし、建造中の海軍初の空母も同様だ。 そして現在、中国軍は、米陸軍作成のシューティングゲーム『America's Army』を参考にして、新兵のリクルート及び訓練用のゲームを開発したようだ

                    • コラム:「中東危機」仕掛けるサウジ、米国は挑発に乗るか

                      1月4日、イスラム教シーア派の有力指導者ニムル師を処刑したサウジアラビアの狙いが、中東地域の「緊張」を「危機」にまでエスカレートさせることであることはほぼ確実と思われる。写真はテヘランのサウジアラビア大使館前で、二ムル師の処刑に対して抗議するイランの人々。提供写真(2016年 ロイター/Raheb Homavandi/TIMA) Trita Parsi [4日 ロイター] - イスラム教シーア派の有力指導者ニムル師を処刑したサウジアラビアの狙いが、中東地域の「緊張」を「危機」にまでエスカレートさせることであることはほぼ確実と思われる。 処刑と同じ日、サウジ政府はイエメンとの停戦合意を一方的に破棄した。 イランは、在テヘランのサウジ大使館に対する抗議参加者による放火を黙認することで、サウジが仕掛けた罠にすっかりはまってしまったように見える。米国がサウジ側に立ってこの紛争に介入することを余儀な

                        コラム:「中東危機」仕掛けるサウジ、米国は挑発に乗るか
                      • シリア空爆の意味

                        9月23日、米軍はシリアの「イスラーム国」拠点に対する空爆を開始した。イラク北部、西部に勢力を広げる「イスラーム国」をイラク国内だけで叩いても、シリアに「イスラーム国」の根っこがある限り、意味はない。国際社会挙げて「イスラーム国」を叩かなければならない、と高らかに宣言した以上、米国がシリア問題に手を付けざるをえないのは明らかだ。 しかし、空爆は本当に意味があるのか、という指摘はすでに各方面でなされている。ゲリラのように移動しながら活動を続ける「イスラーム国」を空爆しても、簡単に逃げられるだけだ。ダムや石油施設が「イスラーム国」の手に落ちないよう空爆する、というのならば効果はあるかもしれない。しかし、「人民の海」のなかに紛れた「イスラーム国」の戦闘員だけを、ピンポイントで攻撃するのは、空爆では無理だ。無人機による攻撃が民間人の被害を増やしているという批判は、オバマ政権に対して繰り返し投げかけ

                        • イラク歴戦の狙撃手、ハウィジャ奪還作戦で死亡 「ISを320人殺した」

                          イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からイラク北部モスルを奪還する作戦に参加中の、イスラム教シーア派系民兵組織「人民動員隊」のベテラン狙撃手アブ・タフシン・サルヒ氏(2017年4月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/HAIDAR MOHAMMED ALI 【10月1日 AFP】「狙撃手のシャイフ(長)」として名をはせたベテラン狙撃手アブ・タフシン・サルヒ(Abu Tahsin al-Salhi)氏(63)が、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が制圧していたイラク北部ハウィジャ(Hawija)の奪還作戦中に死亡した。サルヒ氏が属する民兵組織が9月30日に明らかにした。 サルヒ氏は1973年の第4次中東戦争に参加した経験もあるベテラン狙撃手で、これまでに少なくとも320人のIS戦闘員を射殺したと語っていた。だが、政府軍のIS掃討作戦に参加しているイスラム教シーア派(Shiite)系

                            イラク歴戦の狙撃手、ハウィジャ奪還作戦で死亡 「ISを320人殺した」
                          • 対テロ戦争 米兵、脳損傷2万人以上…外傷なし、爆風で(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                            【ワシントン大治朋子】イラクやアフガニスタンでの戦争で、反米武装勢力の爆弾攻撃を受けた米兵が爆風だけで脳内に特異な損傷を負うケースが多発している。毎日新聞の米国防総省などに対する情報公開請求で、その負傷兵士数が少なくとも2万人以上に上ることが分かった。頭部に外傷がなく、脳組織だけが破壊されて記憶障害などの症状を起こすのが特徴。ハイテク防護服が従来以上に米兵の生命を守る「生き残る戦争」の現状が背景にあり、米軍は対テロ戦争で新たな課題に直面している。 武装勢力は米軍への攻撃で、改良して爆発力を増したIED(即席爆発装置)と呼ばれる手製爆弾を多用している。毎日新聞が入手した米陸軍病院作成の資料(06年3月)によると、手製爆弾の多くは超音速(秒速約340メートル以上)の爆風を生む。武装勢力は爆弾を道路脇などに仕掛け、米軍の至近距離で爆発させている。 医療関係者らによると、爆風の衝撃波が外傷性脳

                            • 戦車がロケット弾の迎撃に成功   戦車無双時代始まる :【2ch】ニュー速クオリティ

                              1 名無しさん@涙目です。(東京都) 2011/03/02(水) 12:47:36.25 ID:l4h1gXgW0 ?PLT(12156) ポイント特典 ロケット弾の迎撃に初めて成功 イスラエル軍戦車 イスラエル軍は1日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニス近郊に侵攻、パレスチナ武装勢力が軍の戦車に対戦車ロケット弾を発射したが、戦車防衛システム「トロフィー」が作動、迎撃することに初めて成功したと発表した。AP通信によると、実戦配備された戦車防衛システムは世界で唯一。 イスラエル軍の砲撃で武装勢力の1人が負傷した。軍兵士にけがはなかった。 ロケット弾が発射されたことを同システムが感知、直ちに迎撃弾を発射し、戦車から離れた位置で爆発させる。開発した企業によると、同時に複数のロケット弾に対応可能。 イスラエル軍は2006年夏、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘で多数の戦車がロケット弾

                              • イラン・コントラ事件 - Wikipedia

                                この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "イラン・コントラ事件" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2018年6月) ホワイトハウス内で記者会見を行うロナルド・レーガン大統領(中) イラン・コントラ事件(イラン・コントラじけん、Iran-Contra Affair)は、アメリカ合衆国のロナルド・レーガン政権が、レバノンでシーア派テロリスト集団に捕らえられているアメリカ人の解放を目的としてイランと裏取引をした上に、アメリカ国家安全保障会議から同国へ武器を売却し、さらにその代金をニカラグアの反共右派ゲリラ「コントラ」の援助に流用していた事件。1986年に発覚するや、アメリ

                                  イラン・コントラ事件 - Wikipedia
                                • イエメンは崩壊寸前、内戦の危機にある=国連

                                  2月12日、国連の潘基文事務総長は、イスラム教シーア派系民兵組織「フーシ」が政権掌握を宣言するなど政治的混乱が拡大している中東イエメン情勢について、「我々の目前で崩壊しつつある」として強い危機感を表明。タイズで11日撮影(2015年 ロイター/Mohamed al-Sayaghi ) [国連 12日 ロイター] - 国連の潘基文事務総長は12日、イスラム教シーア派系民兵組織「フーシ」が政権掌握を宣言するなど政治的混乱が拡大している中東イエメン情勢について、「我々の目前で崩壊しつつある」として強い危機感を表明。同国は内戦の危機にあり、政治的に不安定な状況は武装組織「アルカイダ」などが勢力を拡大する素地を作り出している、と指摘した。 イエメンでは昨年9月、フーシが首都サヌアを掌握して議会を解散、政権掌握を宣言した。アルカイダや他のイスラム教スンニ派武装組織なども活動を活発化させている。またイエ

                                    イエメンは崩壊寸前、内戦の危機にある=国連
                                  • オバマはデモ隊の味方? リビア空爆で更に複雑化したアラブ情勢

                                    3月19日(土)のフランス、英国、アメリカ(およびカナダ、イタリア)によるリビアのカダフィ政権に対する空爆は、オバマ大統領としても苦渋の選択だったと思います。まず、空爆に踏み切った理由ですが、大きく2つあると思います。1つは、日本の原発危機に端を達した国際的なエネルギー危機の渦中で、カダフィはベンガジという大油田の破壊を示唆しており、アメリカとしては、これを許すわけには行かなかったという点。もう1つは、このままリビアの反政府勢力を「見殺し」にすれば、オバマのイスラム政策、すなわちチュニジアやエジプトでの民衆の蜂起を支持し、アラブの民主化を支持する姿勢が対外的に貫けなくなるという問題です。 ですが、アメリカとしてはここで全面的に攻撃の先頭に立つことはできませんでした。それは、オバマ大統領として2008年の大統領選で当選したのは「ブッシュのイラク戦争」への反対という世論に乗っていた面が強いわけ

                                    • 小泉悠 「いいね!」が勝敗左右 情報戦で優位のウクライナ

                                      「“戦闘”では勝っても“戦争”に勝てなかった経験から、ハイブリッド戦争が論じられるようになりました」。ロシア専門家で「軍事オタク」を自称する戦争研究者、東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠さんによる、現代の戦争を理解するための本。第4回は『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』です。SNS時代における戦争を考察します。 < 第1回「小泉悠 ウクライナの穀物が標的? 核と生物兵器の危機再び」から読む > < 第2回「小泉悠 戦争のできない21世紀にロシアが始めた『古い』戦争」から読む > < 第3回「小泉悠 いつの時代も戦争の形態は一つだけではなかった」から読む > 戦場だけで勝敗は決まらない 今回は『 「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア 』(P・W・シンガー、エマーソン・T・ブルッキング著/小林由香利訳/NHK出版)をもとに、「ハイブリッド戦争」について考

                                        小泉悠 「いいね!」が勝敗左右 情報戦で優位のウクライナ
                                      • 中東は戦争に向かうのか? 米国によるイラン・スレイマニ司令官殺害が意味するもの(川上泰徳) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        米国がイラクでイランの革命防衛隊のクドス部隊のスレイマニ司令官を無人攻撃機のミサイルで暗殺したことで中東全域に緊張が高まっている。暗殺作戦について、トランプ大統領は声明を出し、「我々は戦争を止めるために行動した。戦争を始めるためではない」と述べたが、イランの最高指導者ハメネイ師は「厳しい報復を行う」と表明している。中東は新たな戦争に向かいかねない危機に直面している。 トランプ大統領は「スレイマニは20年にわたってテロ活動に関わり、中東の安定を乱してきた。イランの革命防衛とクドス部隊は彼の下で、数百人の米国人の軍人や民間人を標的とし、傷つけたり、殺害したりしてきた。今回の措置はずっと前に行われるべきだった」と述べた。20年というのはスレイマニ司令官が1998年にクドス部隊の司令官に就任してからのことである。 スレイマニ司令官を単にイランの軍司令官の一人と捉えると、今回の米軍による暗殺作戦の重

                                          中東は戦争に向かうのか? 米国によるイラン・スレイマニ司令官殺害が意味するもの(川上泰徳) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • サラーフッディーン - Wikipedia

                                          ユースフ・イブン=アイユーブ・イブン・シャージー・イブン=マルワーン・イブン=ヤクブ・アル=ドゥワイニ・アル=ティクリーティー サラーフッディーン(サラディン)[1](ユースフ・イブン・アイユーブ・イブン・シャーズィー、アラビア語: يوسف بن أيوب بن شاذي‎, Yūsuf ibn Ayyūb ibn Shādhī、クルド語:Selaheddînê Eyûbî、1137年または1138年 - 1193年3月4日[2])は、12世紀から13世紀にかけてエジプト、シリア、イエメンなどの地域を支配したスンナ派のイスラーム王朝であるアイユーブ朝の創始者である。現イラク北部のティクリート出身で、アルメニアのクルド人一族の出自である。エジプトとシリアを支配し、エルサレム王国を1187年に破り、さらに第3回十字軍を破ったことから、イスラム世界の英雄とされる。 名前[編集] 彼個人の名をユ

                                            サラーフッディーン - Wikipedia
                                          • イランの女性ボクサー帰国できず 肌露出に逮捕状の情報:朝日新聞デジタル

                                            イラン国内でタブー視されている女子ボクシングの選手が、フランスで初めて試合をした後、帰国できなくなっている。英BBCなどが伝えた。試合時の肌を露出した服装や、髪の毛を隠すスカーフ(ヘジャブ)を着けていない写真をSNSに投稿したことが問題視され、逮捕状が出たとの情報を受けたという。 BBCなどによると、女性はサダフ・ハデムさん(24)。13日、フランス西部のロワイヤンであった公式試合に参加し、フランス人選手に勝利した。両親の反対を受けながらも、公園や自宅の駐車場などで秘密練習を継続。海外で対戦することで、イラン人女性として初のボクシングの公式戦にこぎつけたという。 女子ボクシングについて明確な法律があるわけではないが、イスラム教シーア派を国教とするイランでは、肌や髪の毛の露出が禁じられていることに加え、「暴力的なスポーツは将来、子どもを産み、母となる女性にとって好ましくない」(スポーツ省元幹

                                              イランの女性ボクサー帰国できず 肌露出に逮捕状の情報:朝日新聞デジタル
                                            • ミュンヘン銃撃事件: ブレイヴィクを崇めていた18歳の銃撃犯は、「テロリスト」ではないのか、という問い。

                                              中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

                                                ミュンヘン銃撃事件: ブレイヴィクを崇めていた18歳の銃撃犯は、「テロリスト」ではないのか、という問い。
                                              • トルコの侵攻を黙認する見返りに、米国、ロシア、シリア政府が認めさせようとしていること

                                                <トルコの侵攻を食い止める断固たる行動を伴うことはなかった。米国、ロシア、シリア政府の狙いは......> 膠着状態にあったシリアで均衡崩壊が始まったのかもしれない。 きっかけは、10月6日のドナルド・トランプ米大統領による米軍撤退決定、そしてこれを好機と捉えたトルコによる9日のシリア北東部への侵攻である。「平和の泉」と名づけられた作戦は、国境地帯がテロ回廊になるのを阻止するため、シリア北東部のユーフラテス川以東地域に全長400キロ、幅30キロの「安全地帯」を設置するとともに、同地をシリア難民の帰還場所とすることが目的とされた。 筆者作成 トルコと米国は「安全地帯」を協同で設置することを合意してはいた。だが、排除すべきテロリストの解釈が異なっていた。トルコは、民主統一党(PYD)、人民防衛隊(YPG)、シリア民主軍(SDF)、ロジャヴァ、北・東シリア自治局(NES)などを名乗るクルド民族主

                                                  トルコの侵攻を黙認する見返りに、米国、ロシア、シリア政府が認めさせようとしていること
                                                • サウジで処刑されたニムル師はどんな人物か

                                                  This copy is for your personal, non-commercial use only. Distribution and use of this material are governed by our Subscriber Agreement and by copyright law. For non-personal use or to order multiple copies, please contact Dow Jones Reprints at 1-800-843-0008 or visit www.djreprints.com. http://jp.wsj.com/article/SB12561825795443623923804581456872249252538.html

                                                    サウジで処刑されたニムル師はどんな人物か
                                                  • 「朝からお茶漬け」のCMに違和感、栄養的にも良くはない…オーマイニュース : 痛いニュース(ノ∀`)

                                                    「朝からお茶漬け」のCMに違和感、栄養的にも良くはない…オーマイニュース 1 名前: 放射線安全担当官(もも) 投稿日:2008/04/05(土) 21:50:36.61 ID:g9s6ybbwP ?PLT 「食育」という言葉が言われ始めて随分たつ。しかし、テレビの画面を見る限り、その効果はないのではないかと感じることが多い。 最近、テレビで流れる永谷園の「わが家では朝からお茶漬け」の CMが気にかかる。なぜ、朝からなのか。ご飯にお茶漬けのもとをふりかけてお茶を注ぎかき込む。その裏には「何も食べないよりはいいよ」というセリフでも隠れているのだろうか。 朝からほとんどかまずに流し込むのはいいことなのか。CMの画面には牛乳もなければ 野菜ジュースもない。栄養的にも決して良くはないのは誰でも分かる。 (中略) さて、このCMの意味するところが「貧食」だとすれば、その対極にはもちろん「飽食」がある

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                                                    • 2019.1.4 イエメン内戦 - カメキチの目

                                                      カメキチの目 (正月はめでたいというのに、「100歳」とは別の気が重くなる記事でゴメンなさい) 12月のある日の午後、「ちょっと寝るわ」とツレが言う。 なぜ?と聞けば、 夜中にトイレに起き、それから(夕方のニュース番組でみた)イエメンの涙も流れない大きな瞳、小枝のようなやせ細った身体、しかし下腹部だけが異様にふくれ上がった(栄養失調)子どもたちの姿が思いだされ、なかなか眠れなかったと言う。 ※グーグル画像さんからお借りしました。 アラビア半島の南端っこがイエメンです。 ーーーーーーーーーー ニュース番組とは、NHKの『これでわかった! 世界の今』。 イエメン内戦で、飢えにひんしているたくさんの子どもと母親のうつろなまなざしがテレビカメラに。続いてその映像がこっちを見つめる。 (アフリカの飢饉と貧困救済のために、『We Are The World』というチャリティソングがつくられ、故・マイケ

                                                        2019.1.4 イエメン内戦 - カメキチの目
                                                      • なぜ今サウジ油田が攻撃されたか――思惑の渦巻く対イラン制裁の緩和(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                        サウジアラムコへのドローン攻撃は、イエメンのフーシ派によるとみられているそうだとすると、このタイミングでの攻撃の背景には、アメリカがイラン制裁の緩和の兆しをみせていることがあるそれは「簡単に取引しない」というメッセージをアメリカに発する「ディールのための攻撃」といえる サウジアラビアの油田に対するドローン攻撃は、アメリカのイラン制裁の行方にも影響を及ぼすが、これによってトランプ大統領が難しい判断を迫られることは間違いない。 ドローン攻撃の衝撃 サウジ最大の石油企業サウジアラムコの設備2カ所を9月13日、ドローンがほぼ同時に攻撃。その直後、隣国イエメンの武装組織フーシ派が犯行声明を出した。 これに関して、アメリカのポンペオ国務長官はフーシ派の後ろ盾イランの関与を示唆しているが、イランはこれを否定している。 フーシ派はイエメン政府と対立する武装組織で、イランとはイスラームの宗派(シーア派)で一

                                                          なぜ今サウジ油田が攻撃されたか――思惑の渦巻く対イラン制裁の緩和(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                        • ナンバー2暗殺されたイランの「報復」とは何か

                                                          2020年の中東は、波乱に満ちた展開になりそうだ。アメリカ軍が1月3日、イラン革命防衛隊コッズ部隊のガセム・ソレイマニ司令官を、イラクの首都バグダットの空港へのドローンによる空爆で殺害した。 ソレイマニ司令官は、イランで最高指導者ハメネイ師に次ぐナンバー2の実力者。イラン国内では英雄的な扱いを受け、大統領候補にも名前が挙がるほどだった。ハメネイ師は「手を血で汚した犯罪者を待っているのは厳しい報復だ」とツイッターに投稿、すでに軍事的緊張が激化していたアメリカとイランの対決ムードは一段と高まった。 「革命防衛隊」「コッズ部隊」の存在 アメリカが2018年にイラン核合意から離脱した後、両国間の緊張が高まり、2019年には、ホルムズ海峡周辺でタンカーに対する正体不明の攻撃が相次いだほか、アメリカ軍無人偵察機をイランが撃墜。9月にはサウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受け、サウジの原油生産能力の半分

                                                            ナンバー2暗殺されたイランの「報復」とは何か
                                                          • ジハード - Wikipedia

                                                            イスラム法の理念では,世界はイスラムの主権の確立されたダール・アルイスラームでなければならない。まだその主権が確立されていない世界は,ダール・アルハルブdār al‐ḥarb(戦争世界)と定義され,そこではイスラムの主権が確立されるまでジハードが必要となる[7]。 ウンマ(イスラーム共同体)の歴史とジハード イスラームとならび「世界宗教」と称される仏教・キリスト教と比較した際の、イスラーム教の極だった特徴としては、政教一体の宗教共同体の存在があげられる[8]。この宗教は、単なる個人的・内面的な信仰体系というにとどまらず、むしろひとつの確固たる共同体そのもの、ないし共同体的生活の全体なのであり、また、それを支える固有の法律、政府、社会制度を内的に規定しているのである[8]。そして、預言者としてムスリムを指導したムハンマドは、ユダヤ教やキリスト教の預言者や宗教指導者にもまして、「神の道」にもと

                                                              ジハード - Wikipedia
                                                            • イラン民族の「王者の条件」とは - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                              イラン高原で古来から受け継がれる王権神授説 共同体というものは概して、自分たちの「トップのあるべき姿の文脈」を独自に持っています。 それは血縁だったり思想や宗教的連続性だったりするのですが、これをちゃんと持っとかないと絶対に納得しない奴が出てくる。揉めて共同体がまとまらない。下手すりゃ内乱にもなる。 なので「こういう理由でオレがトップなのである。分かったね、今後ともヨロシク」と言う必要があります。 日本の天皇も含め、正当性などは結局は神話でしかないのですが。 今回は最も歴史が古い国の一つである、イランの支配正当性についてまとめます。 1. 王者に付帯される「クワルナフ」 Photo by Photo Ginolerhino 2002 イランの王は必ず「クワルナフ」というものを宿しているとされます。 クワルナフは日本語に訳すと「光輪」みたいな意味なのですが、時には目に見える形で現れるし、目に

                                                                イラン民族の「王者の条件」とは - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                              • 絶滅の危機 古代「シリア語」守るイラクのキリスト教徒

                                                                この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【7月23日 AFP】アラム語の一種シリア語は、伝統的にイラクやシリアのキリスト教徒の間で、主に家庭や一部の学校、教会で使われてきた。 だが、長年の紛争に直面してきた両国ではより安全な国に移住する人も多く、シリア語話者コミュニティーは年々縮小している。イラクのキリスト教人口は過去20年で3分の1以下に減ったとされる。 シリア語テレビ局「アルシリアニア(Al-Syriania)」のニュースキャスター、マリアム・アルバート(Mariam Albert)さん(35)は「家では確かにシリア語を話す。だが、徐々にではあるが、確実に消滅しつつあると感じる。残念ではあるが」と話した。 同局は、シリア語の保存・継承を目指すイラク政府により4月に開設された。スタッフ

                                                                  絶滅の危機 古代「シリア語」守るイラクのキリスト教徒
                                                                • イエメンのフーシ派支配の裁判所がトランプ大統領らに死刑判決(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

                                                                  内戦が続くイエメンで、反体制派のイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」の支配する裁判所は、2018年にスクールバスが空爆され子どもら数十人が死亡した事件に関与したとして、トランプ大統領ら10人に死刑判決を下しました。 イエメンでは、イランが支援する「フーシ派」と、アメリカの支援を受ける暫定政権側のサウジアラビア主導の連合軍による対立が混迷を深めています。 こうしたなか、2018年に連合軍によりスクールバスが空爆され、子ども40人を含む50人以上が死亡した事件に関与したとして、「フーシ派」の支配する裁判所は先月30日、アメリカのトランプ大統領やサウジアラビアのサルマン国王ら10人に死刑判決を下しました。イエメンの国営通信がウェブサイトで報じています。10人の中には、アメリカのマティス前国防長官やサウジアラビアのムハンマド皇太子も含まれています。 判決ではさらに、遺族に対して100億ドル=日本

                                                                    イエメンのフーシ派支配の裁判所がトランプ大統領らに死刑判決(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 米軍、イラン有力司令官殺害 トランプ氏指示、イラク空爆―ハメネイ師「厳しい報復」:時事ドットコム

                                                                    米軍、イラン有力司令官殺害 トランプ氏指示、イラク空爆―ハメネイ師「厳しい報復」 2020年01月03日23時49分 イラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官=テヘラン、イラン最高指導者事務所が2019年10月提供(AFP時事) 【ワシントン時事】米国防総省は2日夜、トランプ大統領による指示で、イラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官を殺害したと発表した。ロイター通信によると、米軍はイラクの首都バグダッドで空爆を実施。ソレイマニ司令官とイラクのイスラム教シーア派組織「カタイブ・ヒズボラ(KH)」の指導者アブ・マフディ・アルムハンディス容疑者が死亡した。 米軍「イランの手先」と指摘 標的の「カタイブ・ヒズボラ」 ソレイマニ司令官が率いるコッズ部隊はイラン革命防衛隊で対外工作を担う。KHもイラン革命防衛隊の支援を受けている。米軍がソレイマニ司令官らを殺害したことで、米イラン間の対立が一

                                                                      米軍、イラン有力司令官殺害 トランプ氏指示、イラク空爆―ハメネイ師「厳しい報復」:時事ドットコム
                                                                    • 宗教 - Wikipedia

                                                                      宗教(しゅうきょう)は、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在への信仰を主体とする思想体系、観念体系であり[1]、また、その体系にもとづく教義、行事、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである[2][3]。 なお広辞苑では、「神または何らかの超越的絶対者あるいは神聖なものに関する信仰・行事」としている[4]。 信徒数と信徒分布[編集] 世界の主な宗教及び宗派の地図 世界の宗教の信者数は、キリスト教約20億人(33.0%)、イスラム教約11億9,000万人(19.6%)、ヒンドゥー教約8億1,000万人(13.4%)、仏教約3億6,000万人(5.9%)、シク教約3,000万人、ユダヤ教約1,400万人(0.2%)、その他の宗教約9億1,000万人(15.0%)、無宗教約7億7,000万人(12.7%)である[注 1]。 分類[編集] 19世紀から20世紀にかけて、比較宗教学の発展に

                                                                        宗教 - Wikipedia
                                                                      • イランとサウジアラビア 外交関係正常化で合意 中国が仲介 | NHK

                                                                        中東で長年、対立してきたイランとサウジアラビアは断交していた外交関係を正常化させることで合意しました。両国の合意は、中国が仲介したということで、中東での存在感を高める狙いもあるとみられます。 イランとサウジアラビアの両政府は10日、国営メディアを通じて互いの大使館を再開させて外交関係を正常化させることで合意したと発表しました。 それによりますと、両国は、中国の仲介のもと北京で協議を開いたということで中国も含めた3か国の共同声明で互いの主権を尊重することなどを確認したということです。 両国は2016年にサウジアラビアでイスラム教シーア派の指導者が処刑されたことをきっかけにイランにあるサウジアラビア大使館が襲撃され、外交関係を断絶していました。 中東の地域大国である両国が関係を正常化することで事実上の代理戦争の場となっていたイエメンの内戦の和平など地域の緊張緩和につながるかが焦点となります。

                                                                          イランとサウジアラビア 外交関係正常化で合意 中国が仲介 | NHK
                                                                        • 朝日新聞デジタル:遺体の間、泣き叫ぶ少女 ピュリツァー賞速報写真部門 - 社会

                                                                          アフガニスタンの首都カブール中心街のシーア派モスクで2011年12月6日、爆発後に死傷者の中で泣き叫ぶ12歳の少女=AFP時事  米国の優れた報道を対象としたピュリツァー賞が16日、ニューヨークで発表され、速報写真部門で、AFP通信のアフガニスタン人カメラマン、マスード・フサイニさん(30)によるアフガンでの自爆テロの現場で恐怖に泣き叫ぶ少女の写真が受賞した。  同通信などによると、昨年12月、アフガンの首都カブールのモスクで起きた自爆テロの直後に、折り重なる遺体の間に立つ少女の姿を撮影。このテロで少なくとも70人が死亡した。カブールを拠点に活動するフサイニさんは「これはすべての犠牲者の声だ。あの時のことを思い出すのはつらく、写真を再び見ることはないだろう」と話した。 関連リンクインクワイアラー紙が受賞 ピュリツァー賞公益部門(4/17)朝日新聞カメラマンに審査員特別賞 DAYSフォト大賞

                                                                          • 「なぜ日本に閉じ込める」 イエメン取材を禁じた外務省の行動は妥当なのか

                                                                            オマーンで強制送還常岡さんは計画通りマスカット空港についた。だが、空港の入管で入国を拒否され、送還の便を待つため出発ホールに連れて行かれた。そして、17日のスリランカ航空便で送還された。 搭乗の直前、スリランカ航空の職員から「なぜ日本大使館の人が来ているのか」と尋ねられ、大使館員が空港の制限エリアに入り、常岡さんの様子を見ていたことを初めて知ったという。 各地で警察が送還された後、今度はカタール・ドーハを経由してスーダンのハルツームに向かい、ハルツームからイエメンに向かう航空便に乗ることにした。 2月2日に出発する予定で、極秘裏に準備を進めていた。だがその前日、警視庁から突然、「ご出張の予定はありますか」という電話が入ったという。返答はぼかした。 「まだスーダンからイエメンに飛ぶ便の最終的な手配が終わっておらず、イエメンへの入国日は決まっていなかった」(常岡さん) さらに、仕事の都合で地方

                                                                              「なぜ日本に閉じ込める」 イエメン取材を禁じた外務省の行動は妥当なのか
                                                                            • ISIS「湯川の身代金動画を拡散したい。日本で話題のハッシュタグは…よし、 #日本下乳協会 っと…」 : 暇人\(^o^)/速報

                                                                              ISIS「湯川の身代金動画を拡散したい。日本で話題のハッシュタグは…よし、 #日本下乳協会 っと…」 Tweet 1: キン肉バスター(千葉県)@\(^o^)/:2015/01/20(火) 20:04:05.15 ID:oEJps1MI0.net イスラム国、湯川遥菜さんらの身代金動画拡散のために「ズワイガニ」を使う http://m.huffpost.com/jp/entry/6505174 5: ダイビングフットスタンプ(滋賀県)@\(^o^)/:2015/01/20(火) 20:07:39.03 ID:mvBYvxMx0.net ISISワロタwwww 9: カーフブランディング(家)@\(^o^)/:2015/01/20(火) 20:11:28.05 ID:ITwhjU5M0.net 下乳www 13: フロントネックロック(神奈川県)@\(^o^)/:2015/01/20(火)

                                                                                ISIS「湯川の身代金動画を拡散したい。日本で話題のハッシュタグは…よし、 #日本下乳協会 っと…」 : 暇人\(^o^)/速報
                                                                              • 対クルド攻撃を優先させるトルコ

                                                                                イスラーム国を「殲滅する」と宣言して、シリア空爆を始めたオバマ大統領だが、米国の頭を悩ませているのはイスラーム国だけではない。対イスラーム国で協力を仰ぐべきシリア周辺国が、ちっとも米国の期待通りの行動をとってくれないことだ。 9月17日、イスラーム国は、トルコとの国境にあるシリアのクルド人の街、コバーニー(アラビア語でアイン・アルアラブ)に対する攻勢を強め、シリアのクルド準軍事組織、YPG(クルド人民防衛隊) と激しい戦闘を展開した。イスラーム教徒スンナ派であるクルド人を「イスラームではない」と異教徒視するイスラーム国を前に、コバーニーのクルド人たちは戦々恐々、救援を求める。彼らが逃げ延びる先は、隣接するトルコしかない。米政府もまた、トルコ政府に対して、イスラーム国退治のためにトルコの軍事基地を使わせろ、との要求を強めた。 しかし、トルコ政府の反応は、その期待に沿うものでなかった。コバーニ

                                                                                • イラン、ハマスのイスラエル攻撃関与を否定

                                                                                  【10月9日 AFP】イラン外務省は9日、パレスチナのイスラム組織ハマス(Hamas)による大規模なイスラエル攻撃にイランが関与したという見方は事実無根だとして、これを否定した。 イラン外務省のナセル・カナニ(Nasser Kanani)報道官は記者団に対し、「イランの役割を指摘する見方は政治的理由に基づいている」と断じ、「パレスチナを含め、他国の意思決定には介入しない」と述べた。 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するハマスは7日未明、イスラエルに対し、前例のない大規模な攻撃を実施。大量のロケット弾を発射し、イスラエル領内に侵入した。これまでの死者はイスラエル側が700人以上、パレスチナ側が430人と発表している。 イランは1979年のイスラム革命以来、パレスチナの大義を支持する姿勢を外交政策の中心に据え、イスラエルを国家として承認していない。今回も真っ先にハマス

                                                                                    イラン、ハマスのイスラエル攻撃関与を否定