ホームWindowsWindows 11をMicrosoftアカウントなしでインストールするbypassnroが削除されるも…抜け道はあります! Windows 11をMicrosoftアカウントなしでインストールするbypassnroが削除されるも…抜け道はあります! 2025 3/30 Microsoftは本日、Windows 11の最新Dev/Betaチャンネルビルドを公開しました。どちらのビルドにも大量の新機能が追加されていましたが、中にはあまり望ましくない変更も含まれています。 Windows 11 Build 26200.5516と26120.3653では、これまでWindows 11をセットアップする際に、インターネット接続やMicrosoftアカウントの要件を回避するために使われていたbypassnro.cmdが削除されていたのです。 この変更に関してMicrosoftは次
はじめに 日本語OCR, 有料の業務用ソフトには色々と高性能なものがあるんですが、無料の場合の選択肢は意外に限られてます。最近ではGeminiなどにOCRさせることも試みてますが、縦書きに弱いのが欠点。加えて、私がやっているような著作権が切れた戦前の本のデジタル化の場合、認識率の低い旧字体が多いのが悩みの種。 そこで最近知ったのが、国立国会図書館が公開しているOCRライブラリ、NDLOCRです。国会図書館のデジタル資料(国立国会図書館デジタルコレクション)から全文テキストデータを作成するために開発されたとのこと。 NDLOCRは、現在ver2.1がGithubに公開されています。古い本が多い国会図書館の資料向けに作られているだけあって、旧字体でも高い精度で認識してくれます。今回は、このライブラリを試してみました。基本、Githubサイトに書いてある通りなんですが、いくつか注意すべき点をメモ
今回は一気に「MCPなにもわからない」から「MCP完全に理解した」に一気にレベルアップすることを目的に書いています。 そのために以下をモリモリに解説していきます。 ModelContextProtocol(MCP)とは? MCPがあることでできること MCPを実装するライブラリmodelcontextprotocolを使ってチュートリアル 実装のためのネゴシエーションや通信プロトコルの説明も踏まえてのチュートリアルです。 CursorへのMCPサーバーの登録方法 MCPがどのように動作してツールが使われるのか? FunctionCallingとの違い MCPって単語聞きすげてわからないままに嫌になっている人はこれを読むことで解放されてください。 ModelContextProtocol(MCP)とは? まずはイメージを見てもらうとわかりやすいと思います。 (https://modelcon
2年くらい前からCopilotやCursorによるコーディングサポートを受けた開発は実際に行なっていたのだけど、先週くらいからコーディングエージェントによる開発にも本腰を入れて調査を始めた。以下はその際に雑に調べた情報まとめ。 そんでこの土日くらいまで毎日、主にCline+Claude(その他versionや派生系クライアントも含む)を使って色々とコード生成させたりして実験したのでその感想を書く。 試してみたこと 最初は簡単なpromptを入力してポン出しで生成させるToDoリストとか管理画面みたいなものを作らせてワイワイしてた。だけど何回かやったら流石に飽きてきたので、もう少し規模の大きなタスクに取り掛からせることにした。 既存プロジェクトへのテスト追加 まず最初に、個人開発してるモンハンnowのTA走者向けのwebサイトが現状テストゼロだったので、これに対してClaude 3.5 so
Windows 11、全エディションでMicrosoftアカウント必須に – オフラインインストールの終焉か Last Updated on 2025-03-31 10:40 by admin Microsoftは、Windows 11の全ての新規インストールにおいて、Microsoftアカウントの使用を必須とする変更を実施した。この変更により、Windows 11 HomeだけでなくProエディションでも、ローカルアカウントのみでのセットアップが不可能となる。 この変更は、2024年3月にリリースされた累積アップデートKB5035942によって実装された。以前は「BYPASSNRO」コマンドを使用してアカウント要件をバイパスすることが可能だったが、このアップデートでその方法も無効化された。 Windows 11の新規インストール(クリーンインストールを含む)では、デスクトップに到達して更
はじめに こんにちは!今回は、私が最近開発した tfmcp というツールを紹介します。これは Terraform を LLM(大規模言語モデル)から操作できるようにするツールで、Model Context Protocol (MCP) を活用しています。 github.com このブログが良ければ読者になったり、GitHub リポジトリにStarをいただけると開発の励みになります。nwiizoをフォロワーしてくれるのもありがたいです。より良いツール開発のためのフィードバックもお待ちしています! MCP とは何か? 記事を始める前に、まず MCP (Model Context Protocol) について簡単に説明しましょう。MCP についてより詳しい情報は、公式ドキュメント modelcontextprotocol.io や Anthropic の Model Context Protoc
Google CloudがApplication Design Centerという、構成図を書けばTerraformを書いて、デプロイまで行う機能をリリースしました。[1] どうやらGoogle CloudはTerraform職人を失職に追い込みたいようです。 Application Design Centerの概要 アプリケーション デザイン センターは、Google Cloud アプリケーション インフラストラクチャの設計、共有、デプロイに役立ちます。アプリケーション デザイン センターを使用すると、アプリケーション テンプレートを設計し、開発者と共有し、インスタンスをデプロイして、設計を進化させることができます。 つまりApplication Design Centerはインフラ構成図の設計・共有・デプロイを補助するツールで、アプリケーション開発者やプラットフォーム管理者が効率的に管
この記事を読んで、Cline / RooCodeなどを使うなら、 ちゃんと使えるようにしたいなと思い、いろいろ調べてみたときの備忘録(*´ω`*) Cline / RooCodeを安全に使うためにDevContainerを使い始めた 環境は、macOS+OrbStack DevContainerとは Dev Containerは、Dockerコンテナ上で開発するための拡張機能。 環境構築をコンテナとして用意でき、ローカル環境も汚さないですむ Dev Containers - Visual Studio Marketplace Developing inside a Container また、開いたフォルダをコンテナ上にマウントして、コンテナ内で実行するので、 それ以外のファイルにアクセスできなくすることができるので、AIエージェントを使うときにも安全 コンテナへの接続方法はいくつかあり、そ
Docker を利用すると、ローカル環境でも本番に近い環境を構築し、テストすることが一般的です。 本記事では、フロントエンドとバックエンドを分離した Web サービスを構築し、HTTPS を用いた ローカル環境 のセットアップ方法を解説します。 環境構築の要件 1. HTTPS でアクセスするために必要なもの HTTPSでアクセスするためには、まず証明書が必要です。AWS Route 53でドメインを登録し、証明書を取得します。 ドメインの設定 フロントエンド URL: https://front.com バックエンド URL: https://back.com とする場合、両方を A レコード(IPv4) として 127.0.0.1 に登録します。
Cursor を使い始めた時に知っておきたかった 10 個の Tips を紹介します。これらの Tips を活用して Cursor を最大限に活用してください。 1. VSCode のキーバインドを設定する Cursor のセットアップ時に VSCode のプリセットを選択しても、キーバインドが完全に同じではないことに気付くかもしれません。特に、⌘K関連のキーバインドが⌘Rにリマップされていて、簡単には変更できません。例えば⌘+K Uで未保存ファイルを閉じたり、⌘+shift+Kで行を削除したりするのに慣れている場合は、キーバインドを変更したいと思うでしょう。 ⌘R関連のキーバインドを元の⌘Kに戻すには、まずworkbench.action.keychord.leaderを⌘Kに変更する必要があります。その後、元のキーバインドを設定できるようになります。 また、VSCode Keybind
AWSで開発をする際に必須のわりには、CLIやSDKからAWSアカウントへのアクセス設定ってかなり複雑ですよね。 私も未だによく混乱しては調べ直しているので、改めてベスプラを整理してまとめておきます。 AWS Organizations & IAM Identity Centerが使える場合 理由がなければこちらを採用しましょう。 個人検証用のAWSアカウントでも、用途ごとにアカウントをつど発行して使い捨てにできるので、安全ですし便利です。 理想的なアクセス方式 個人用IAM IICユーザー(Assume Role権限のみ) -> Assume Roleを実施(MFA認証必須) -> 作業対象AWSアカウント(作業に必要なIAMロールを利用) 補足: IAM IICとは? IAMユーザーとは別に、IIC自体にユーザーアカウントを作成することができます。このIICユーザーには、IAMポリシー
はじめに 株式会社 neoAI の大坂洋豊です。東京大学に在学中で、松尾・岩澤研究室に所属しています。AI ソリューション事業部として、プロジェクトマネジメントを行いながら、研究開発組織 neoAI Research として先端技術の実践に取り組んでいます。 今回は、弊社の Slack 上で論文のインプットを効率化するために開発した LLM Bot についてご紹介します。開発したのは2023年で、当時は NotebookLM のようなサービスがまだ存在しなかったため、社内では論文の概要をスピーディーに把握できる点で重宝されていました。また、その要約結果を社内のデータベースに蓄積できるという機能もあるため、弊社のナレッジ基盤を支えている存在でもあります。 AI ソリューション事業部についてはこちらを参照ください。 背景と課題 論文を読む文化の重要性 AI ソリューション事業部では、常に最新の
1. はじめに Model Context Protocol (以下、MCP) は、大規模言語モデル (LLM) と外部データソースやツールを連携させるための便利なオープンプロトコルです。 一方で、MCPサーバーは誰でも作成してGitHubで公開できるため、場合によっては悪意のあるコードが含まれている可能性も否定できません。自作のMCPサーバーに脆弱性を埋め込んでしまうのは自己責任ですが、実際には、公開されているMCPサーバーをマーケットプレイス経由で使用する場合、どの程度の安全性が期待できるのでしょうか? 本稿では、MCPサーバーのマーケットプレイスの現状と、利用する上での注意点について解説します。 1.1. TL;DR 「誰かが何かを保証してくれるわけで、自己責任で使いましょう」というのが前提です。その中でも一定信用して良いと思われるのは、以下の2つです。それ以外は、公式な保証がない状
「Blender MCP」を試したのでまとめました。 1. Blender MCP「Blender MCP」は、「MCP」を介して「Claude」を「Blender」と直接対話できるようにします。この統合により、プロンプトによる3Dモデル作成や操作などが可能になります。 2-2. Claude Desktop AIアシスタントのClaudeを利用するためのデスクトップアプリケーションです。 ・Claude Desktop 2-3. Python 3.10以降 + uvPythonは、公式サイトから適切なバージョンをインストールします。 uvのインストール手順は、次のとおりです。 ・Mac brew install uv・Windows powershell -c "irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex" set Path=C:\Users
ここがつらいよ分散SQLデータベース Yoshitaka Koitabashi Sr. Solution Architect PingCAP株式会社 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e 自己紹介 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e Yoshitaka KOITABASHI PingCAP株式会社 Sr. Solution Architect 💙 Database / Serverless / Container ● PingCAPとは? ● 分散型SQLデータベース ● TiDBの裏側 (アーキテクチャ/MVCC/分散トランザクション/Raft/ etc...) ● 実際の運用現場で直面する課題 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_
はじめに あなたは日々、何かを見ている。そう、コードを。エラーを。ドキュメントを。解決策を。 そして、それは誰も見ていないものかもしれない。あるいは、多くの人が同じものを見ているのに、誰も記録に残していないのかもしれない。 「自分なんてまだ1年目、2年目。経験が浅いから書くことなんてない」 そんな思いを抱いていませんか? しかし、その思い込みは真実ではありません。むしろ、経験の浅さこそが、あなたにしか書けない貴重な視点を生み出します。初めて学ぶ時の困惑、理解するまでの試行錯誤、そして「あ、わかった!」という喜び—これらの生々しい体験は、あなたがまさに今感じているからこそ書ける宝物なのです。 「専門家でもないのにブログなんて書けない」「自分の書いたものなんて誰も読まないだろう」という思いも、単なる幻想です。誰もが最初から専門家ではなかった。今あなたが参考にしている記事を書いた人も、最初は不安
はじめに2024年、AIの進化は目覚ましく、特にソフトウェア開発の分野では革命的な変化が起きていると考えています。 CursorやClineも皆が注目している技術だと考えていますが僕個人として注目しているのが自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」です。 人間や機械からの指示に基づいて計画から実装、デバッグ、デプロイまでできるのが魅力的です。 しかしあんまり運用する際の知見がインターネットやX(Twitter)上に落ちていないので僕がしっかり書いておこうと思った次第です。 「Devinは使えない」と言っている人も居ますが、僕は「Devinは運用に使える」と非常に思っているので運用に使うための知識を書いていこうと思います。 ではここからが本編です Devinの得意なこと・苦手なことを理解するDevinの基本的な位置づけDevinを効果的に活用するための最も重要なポイントは、Devinを
いわさです。 先日 Service Screener の使用感を確認する機会があり、少し触ってみたのでこのツールについて紹介したいと思います。 Service Screener は、AWS 環境で自動チェックを実行し、推奨事項を提供するオープンソースツールです。 aws-samples 内のリポジトリとして管理されています。 Service Screener は現在は v2 であり、v1 が存在していました。 v1 と v2 の違いですが、大きくはチェック対象の AWS サービスや、サポートするコンプライアンス/フレームワークが異なっています。 v1 では EC2, RDS, S3, Lambda, EKS, OpenSearch, IAM のみがサポートされていましたが、v2 になって CloudFront, CloudTrail, DynamoDB, EFS, Elasticache,
Mastraとは Mastra(マストラ)は、AIエージェント開発のためのオープンソースフレームワークです。TypeScript(JavaScript)で実装され、大規模言語モデル(LLM)を活用したAIアプリケーションや機能を効率的に構築できます。 例えば、対話型の「エージェント」(自律的にタスクを実行するAIシステム)をシンプルなコードで実装でき、ローカル環境やクラウド上で動作させることが可能です。 主な特徴 Mastraでは、エージェントにツールやワークフローなどの機能を組み込むことで、言語モデルに外部の操作能力を与えることができます。エージェントはユーザーからの指示に応じて、これらのツールを活用したり、定義されたワークフロー(処理手順)に従ったりしながら、自律的に処理を進めていきます。 また、OpenAIのGPT-4やAnthropicのClaude、GoogleのGeminiなど
チューニング チューニングにあたっては、大きく以下の3点を重視しました。また、これらを管理するための「プロンプト」と「Knowledge」の使い分けも工夫しています(後述します)。 レビュー時のお作法を守らせる(AIは細かい作業に分解することが苦手な場合が多いため、ファイル単位でのチェックや処理の追い方といった手順をインプットしています) Railsアプリケーションにおける理想的な設計パターンをレビュー時に定着させる グロービス特有のドメイン知識・運用ルールを活用させる これらの観点で情報整理を行うことにより、「一般的に望ましい設計や実装方法」だけでなく、「自社特有の事情を反映した指摘」を自然に提示できるようになります。 また、知識の初期構築に多くの時間を割くことなく、実際に使いながらDevinにフィードバックを行い徐々に精度を高めていけるため、最初は小さく始めることを意識しました。 Kn
【プロンプト付き】AIエージェントと社内DBをつなげて、SQL不要なデータ分析基盤を構築する - BigQuery編 本記事を読むとわかること 1. なぜ今「AIでのデータ分析」が注目されているか 2. SQL不要でデータ分析ができるAIを爆速構築する方法 3. 導入時に気をつけたい“誤回答対策”や“運用”のポイント はじめに「社内にある膨大なデータを活用したいけれど、SQLが書けない…」「エンジニアの協力を仰がないとデータ分析が進まない…」 そんな悩みを持つ方、多いのではないでしょうか。 ここ数年のAI技術の進歩はめざましく、いまやプログラミングスキルがなくてもAIを通して扱うハードルが下がっているツールが増えています。特に、自然言語で指示すると裏側でAIがSQLクエリを生成し、必要なデータをサッと引っ張ってきてくれる――そんな仕組みがいま大注目。いわゆる「Text-to-SQL」と呼ば
はじめに 私は新米プログラマーとして、テスト自動化の複雑さに頭を悩ませていたんですが、Playwright MCPと出会って目から鱗が落ちる体験をしました。今日はその魅力を皆さんと共有したいと思います! テスト自動化の悩みから解放されるPlaywright MCP アプリ開発をしていると、「ユーザーが実際に使うときにちゃんと動くかな?」という不安がつきまといますよね。エンドツーエンドテスト(E2Eテスト)は、UIからAPIまで全体の流れをテストできる素晴らしい方法なんですが、正直言って、従来のやり方はめちゃくちゃ大変でした。 複雑なコードを書いたり、テストシナリオを考えたり...。特に私のような新米プログラマーにとっては、高い壁だったんです。でも、Playwright MCPの登場で、この状況が劇的に変わりました! Playwright MCPの最大の魅力は、自然な日本語のコマンドでブラウ
はじめに スコープ 構成例 Point 1:ソースコード管理ツール ブランチ戦略 PRマージ条件 静的チェック Point 2:実行基盤 ディレクトリ構成 バージョン管理 Point 3:認証とアクセス経路 Point 4:State管理 補足 ベストプラクティス 各種ツール さいごに はじめに こんにちは。加藤です。 今回はAWS環境におけるTerraformの導入時に考えておきたいポイントを4つ紹介しようと思います。 あくまで私個人の見解ですので、参考程度に見ていただければ幸いです。 スコープ 本記事ではAWSやTerraformの基本知識については割愛いたします。また、AWSとGoogleCloud、TerraformとCDKなどの類似サービスやツールの比較も行いません。 AWS案件でTerraform導入を検討しているが、何をどう決めていけば良いか迷っている、という方に、まずは最小
You-Getはウェブサイトから動画や画像、音楽形式のファイルをダウンロードできるシンプルなコマンドラインツールです。どれくらいシンプルに使用できるのか、実際にYouTubeとXから動画をダウンロードして確かめてみました。 You-Get https://you-get.org/ You-Getを使用するにはPythonおよびFFmpegが必要です。両者に対応していればOSを問わないようなので、今回はWindows搭載PCでレビューを行います。 最初にPythonをインストールします。Pythonのダウンロードページを開き、「Download Python 3.○○.○」をクリック。 ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックして実行します。 「Add python.exe to PATH」にチェックを入れて「Install Now」をクリック。 しばらくするとインストールが完了しまし
すべての経済活動をデジタル化したいmichiru_daです。 プロダクトマネジメント業務で、ついにAIエディタ Cursorを使い始めました。 使って2週間ほどですが、特に「PMがエンジニアに質問しなくても進められる業務の幅が広がったこと」に大きな価値を感じています。 担当しているプロダクトのデータベースのスキーマをindexして利用することで、特に生産性が上がったと感じる5つの業務と、業務効率化を実感するまでの壁について紹介します。 Cursorでできるようになったこと1. ちょっとした開発への挑戦小さな修正や文言の変更程度であれば、エンジニアに頼らずとも自分で修正対応ができるようになりました。 気になるけど、他の開発を止めてエンジニアの工数を取るのも申し訳ないなと思うような改善を、PMやデザイナーがリードする形で進められています。 もちろん自分はプログラミングの経験がないので、現在は大
Model Context Protocol(MCP)は、AI(LLM)の能力を拡張するためのプロトコルです。このブログ記事では、以下について書きます。 MCPの概要 MCPを使ってみた MCPを作ってみた MCPとは何か? Model Context Protocolは、AI(GPTやClaudeなどのLLM)が外部システムやAPIと通信するための標準化されたプロトコルでAnthropic社が定めたものです。MCPを使用することで、AIアシスタントは以下のようなことが可能になります: インターネット上の情報にアクセスする データベースを検索する ファイルシステムを操作する 外部APIを呼び出す GitやGitHubなどの開発ツールを操作する MCPの公式サイトの紹介文には以下のような概念図があります。 modelcontextprotocol.io introductionより引用 また
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? こんにちは! 最近、AIエージェントの活用がGIS(地理空間情報)界隈でもかなり注目されていて、僕もCursorやらClineやら色々使ってみていますが、今回はClaudeの話です!! 最近、「Claude Desktop」とMCP(Model Control Protocol)、そしてBlenderを連携させて、自然言語でモデルを作っていた人がいて、めちゃバズってましたね。 我々のようなエンジニアだと自然言語で「ソースコードを操作する」のは見慣れたもんかと思うんですが、GUIのソフトウェアをここまでしっかり操作できるようになるのは衝撃
第1章: Difyとは? 生成AIが注目され始めて早数年。ChatGPTの登場が世間を賑わしたのは記憶に新しいですね。その後も、DALL-EやGPT-4など、様々な生成AIが登場しました。これらの生成AIは、それぞれの特徴を持ち、様々な用途に活用されています。ChatGPTなどの生成AIの技術は、LLM(Large Language Model)と呼ばれ、膨大なテキストデータから学習し、高度な言語理解を実現する技術であり、自然言語処理の分野で大きな注目を集めています。 そして、LLMを利用したアプリも登場しました。特に大きな注目を集めているのはRAGやAIエージェントでしょう。RAGは、外部のデータベースや文書から関連情報を取得して回答の精度を向上させる技術、そしてAIエージェントはLLMを活用してタスクの実行や意思決定を自律的に行う仕組みです。これらのアプリは、LLMを利用して、高度な自
株式会社HAPPY ANALYTICSの小川卓(id:ryuka01)です。 前回の記事では、オウンドメディアのLooker Studioレポートを作成する前に検討するべき内容を紹介し、どういったデータをどういった表現形式で出すのかを整理しました。 ▼前回の記事はこちら 後編である今回は、筆者がGA4をデータソースとしたオウンドメディア運用者向けのLooker Studioのレポートを作成しましたので、実際にレポートがどのように設定されているのかを見ながら解説を進めていきます。皆さんのオウンドメディアでもGA4が導入されていれば、本レポートをコピーして、自社サイトのデータで利用することができます。 また、一部レポート部分ではLooker Studioの機能である「計算フィールド」や「データを統合」を活用してデータを表示させています。活用できるとデフォルトでは表現できないデータを出すことがで
「Figmaデータからコードの自動生成できたら良いのに!」 と思いますよね。 CursorではFigmaのスクショ画像からコード生成は可能でしたが、 細かなデザイン仕様を把握していないので結局一つ一つ修正する必要があることや、 スクショして貼り付けて説明してみたいなことが面倒に思っていました。 ただ最近、FigmaのMCP Serverなるものを知り、 使い方によってはかなり実装が楽にできたので共有します! Figma MCP Serverについて MCPについては下記の記事がとても参考になったので詳しくは割愛しますが、 AIと特定の外部サービス(今回はFigmaのAPI)とのやり取りを行えるようになる仕組みのことです。 今回は下記のFigma MCP Serverを使用してFigmaのデザインデータを取得できるようにします🏃 MCP ServerからFigmaデータを取得する流れ 一応
ビジネスdアプリ開発チームの立木です。現在、私たちのチームでは生成AIによる開発効率の向上を検討しています。その一環として、コードレビューの自動化を検討しています。 そこで、本記事では検証の一環として勉強も兼ねて、GoogleのLLM「Gemini」でコードレビューをするGitHub Actionsを自力で構築してみたのでその方法を紹介します。 Geminiとは Google AI Studio Vertex AI Google Gen AI SDK 着想の背景 コードレビューの観点 完成したもの ファイルの構成 処理の流れ gemini-code-review.yml gemini_review_code.py プロンプト 終わりに Geminiとは Geminiとは、Googleが提供しているLLMです。つい先日も、Gemini 2.5 proがリリースされ、コーディング能力を含め、そ
きっかけ このツイートが流れてきたのがきっかけでした。もともとRustには多少なりとも興味があったので せっかくだから読んで学んでみよう、ということで、プログラミング Rustの第2版を購入して読むことに。 本を読んだ感想 基礎の基礎から順を追って学習するといった内容ではなく、サンプルコードやRustの機能の説明をステップバイステップで行っていき、各章の最後に一緒にコードを書いて何か作る、といった方式で せっかちな自分にとっては有難い構成でした。 特に、「C++ではこんな事が起きるけど、Rustではこんなことは起きない」といった、C++との比較を通してRustの特色を説明している点が非常にわかりやすかったです。また、プログラミング言語の歴史や背景にも触れながら、Rustが他の言語では解決できなかった課題をどのように克服してきたのかが理解できる、素晴らしい一冊でした。 最初は思想強めだな、な
md2googleslides の体験が良すぎた結果、より体験向上のため、一から専用のツールを作った— k1LoW (@k1LoW) 2025年3月14日 md2googleslides 転職してKeynoteのスライドテンプレートがなくなったので*1、これを機にスライド作成環境をGoogle Slidesに移行することにしました。 ちなみに、今まではMarkdownで構成を書いて、それをあるタイミングでKeynoteに移して、以降はKeynoteを編集するという形で運用していたのですが、せっかくなのでもっとスライド作成体験が良くなる方法があるかもと思って調べてみました。その流れで見つけたのが md2googleslides です。 github.com これはMarkdownをもとにGoogle Slidesプレゼンテーションにページを追加してくれるツールで、本家は動きませんでしたが(メ
こんにちは、@ketancho です。 3年ほど前に AWS 公式 Web マガジン builders.flash にて、『作りながら学ぶ AWS ドリル』という連載を、1年間やらせていただきました。 aws.amazon.com このような手を動かしながら学ぶことは個人的にとても好きな学習形式で、楽しく(時には締め切りに涙しながら)連載させていただきました。実は、X(旧 Twitter)の API を利用することがプライベートで稀によくあるので、私自身、今でも頻繁にこの記事を参照しています。 しかしながら、3年も経ってしまうとやはり差分が出てきてしまっており、AWS のマネージメントコンソールもそうですし、Twitter 側の UI にも変更があり、なんなら2023年には Twitter から X にサービス名称も変わってしまいました。そのままご活用いただける部分はあるものの、初見の方だ
こんにちは。bamboo-houseです。 今回は、CursorとMCPサーバーを接続して、Cursor上で天気について正確に聞けるようになったのでその内容をまとめたいと思います。(誰も欲しくないと思うが) CursorとMCPサーバーの接続のチュートリアルになっているので、ぜひ参考にしてみて下さい🙌 MCPとは何ですか? MCPを使うと、アプリとLLMが情報をやりとりする方法が標準化されます 標準化されると、外部のデータやツールを追加するのが簡単になります それによってLLMがより便利で強力な処理をできるようになります MCPの概念はClaudeの開発企業「Anthropic」によって提唱されました バージョン cursor 0.47.x node v18 or later npm v9 or later 動作動画 1. MCPサーバーを作成する 早速、天気を正確に調べるMCPサーバー
こんばんは くろねこです 各地から花の便りがたくさん届いてます この週末、いかがおすごしですか 今回は、Windows 11関連の話題です 少し、専門的な内容になりますが、何かの参考になればと 投稿させていただきます 続報 古いPCへのWindows11 インストール 2025年3月版 備忘録 今年(2025年)秋にサポートが終了する Windows10 利用者の皆さんの中には、Windows11への移行(アップグレード)または、新しいPCの購入を計画されている方も多いと思います 新しいPCであれば、Windows11の動作要件について問題はないと思いますが、古いPCを使い続けたい方もいらっしゃると思います しかし、Windows 11には厳しい動作要件があります くろねこの遊び場には、古くはintelの第3世代Core-iシリーズを搭載したPCが何台もあります そのほとんどが現役機ではな
イントロダクション クラウド基盤本部の吉川拓哉です。「Cybozu.comクラウド基盤の全貌」と題して私たちが運用している基盤を連載形式で紹介することになりました。第1回となる本記事はイントロを兼ねたサイボウズのクラウド基盤の概要説明です。 サイボウズのクラウド サイボウズが自社クラウド「cybozu.com」でサービス提供を開始したのは2011年。パッケージ提供していたグループウェア製品であるOfficeやGaroon、メールワイズをクラウド版として移植し、業務アプリケーションを手軽に開発できるkintoneをクラウド製品として新たに開発するなど、クラウドを通じてより多くのユーザーにサービスを届けられるよう努めてきました。 その土台となる基盤を構築しているのがクラウド基盤本部のエンジニアであり、サービスを24/365で安定稼働させつつ、ビジネス成長に合わせてアーキテクチャレベルでの基盤刷
はじめに バックエンド API のテスト事情 バックエンドのテスト構成(これまでとこれから) テスト構成分類(これまで) テスト構成分類(これから) 「ちょうどいい API テスト」とは API テストに求める価値 実行の容易性 メンテナンスのしやすさ 技術選定のポイント runn の採用理由 Testcontainers の活用 実装例 API サーバー実体 APIテスト runn シナリオ APIテストコード おわりに はじめに バックエンドエンジニアの nome です。花粉症🤧なのでこの時期はリモート仕事の幸せを改めて実感しています。 テックタッチのバックエンドAPIでは、これまでユニットテストと Postman による API 統合テストを中心に自動テストを実施してきましたが、テストカバレッジの不足や実行・メンテナンスコストの課題がありました。 本記事では、これらの課題を解決する
MCPがあれば何でもできる。 MCPとStreamlitを使って汎用的なチャットアプリを作ってみました。 今回は「LangChain MCP Adapters」を使用します。 「LangChain MCP Adapters」のREADMEをChatGPTにREADMEを要約してもらいました。 LangChain MCP Adapters は、Anthropic Model Context Protocol (MCP) のツールを LangChain や LangGraph で使えるようにする軽量なラッパーです MCP ツールを LangChain のツールとして変換し、複数の MCP サーバーと接続できるクライアント実装を提供します 簡単なインストールとセットアップで、MCP ツールを LangGraph エージェントに統合できます やってみよう! まずはただのチャットを作る ライブラリー
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