キャッシュレス化推進の手段として注目される「Visaのタッチ決済」。コロナ禍で導入や利用が急拡大するなか、一部の鉄道、バスでも使えるようになりました。Suicaなどの交通系ICカードと比べ、何がどう違うのでしょうか。 コロナ禍で急拡大「Visaのタッチ決済」 交通機関にも初導入 ビザ・ワールドワイド・ジャパンが2020年12月17日(木)、日本における「Visaのタッチ決済」普及の最新状況に関する説明会をオンラインで開催しました。 Visaのクレジットカードやデビットカードを端末にかざすだけで決済できる「Visaのタッチ決済」は、コロナ禍の2020年、急速に導入や利用が拡大しているといいます。発行カード枚数は2020年9月末で昨年同月比約2.3倍の3230万枚、タッチ決済取引数は、2019年12月から2020年9月までのあいだで実に15倍、特にスーパーマーケットでは約30倍に増えたそうです