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戦後史の検索結果41 - 80 件 / 374件

  • 銃撃半年、親族に理由語らず 山上容疑者「もううんざり」不満も | 毎日新聞

    鑑定留置のため移送される山上徹也容疑者=奈良市の奈良西署で2022年7月25日午前10時14分、滝川大貴撮影 社会から隔離された場所で何を思っているのだろうか。昨夏、参院選のさなかに安倍晋三元首相(当時67歳)を銃撃し殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)。大阪拘置所(大阪市都島区)で鑑定留置中だが、関係者によると、一部の親族と面会を続けてきた。「統一教会のことばかり聞かれて、もううんざりだ」。精神科医から繰り返される聞き取りに不満を漏らす一方、親族を気遣う一面も見せているという。戦後史に刻まれた事件は、8日で発生から半年となる。 山上容疑者は2022年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅北口で安倍氏を背後から銃撃したとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。安倍氏は同日夕に死亡。奈良県警は山上容疑者を殺人容疑で送検した。奈良地検は7月25日から始まった鑑定留置で精神科医に

      銃撃半年、親族に理由語らず 山上容疑者「もううんざり」不満も | 毎日新聞
    • 「ロシアによるウクライナ侵略戦争、長期化か」成蹊大学名誉教授 /富田 武 | 特集

      1. 戦争の現況と性格 ロシアによる侵略戦争の現況を判断するのは容易ではない。これまでのところ、ウクライナ軍は昨年8-10月に東部・南部で反攻に成功し、ロシア軍は地上戦では押され気味だが、ウクライナの電力施設、民間設備などに対する大規模なミサイル攻撃により打撃を与えてきたからである。ところが、本格的な冬期到来とともに、両軍の兵員と兵器の損耗が著しいことが判明した。 戦死傷者については正確な数字は不明だが、ウクライナ軍12万、ロシア軍20万とも言われ、現場で指揮する士官クラスの不足が顕著だという。ロシア軍は極東の部隊まで投入し、戦車は1950年代製のものまで倉庫から引き出している。また、ドローン不足をイランから、砲弾類の不足を北朝鮮から購入して補充してきた。但し、高度精密兵器の部品は経済制裁の対象なので、中国から第三国の軍需・民需両用製品を購入している。ウクライナ軍は防空ミサイルや火砲・砲弾

      • 「だから安倍・菅路線では日本は幸せになれない/橋本健二氏(早稲田大学人間科学学術院教授)」(videonews.com) - kojitakenの日記

        3日間更新を休んだ。仕事の都合もあったが、少し前に、緊急事態宣言入りの頃から激しく減退していた読書欲が突如復活し、本を読む時間が長くなってネットに割く時間が減った影響の方が大きい。本の種類はいろいろだが、直近で面白かったのは橋本健二の『中流崩壊』(朝日新書,2020)だ。 publications.asahi.com 橋本氏の著書を最初に読んだのは2012年で、『階級都市 - 格差が街を侵食する』(ちくま新書,2011)だった。今まで読んだ氏の著書の中ではこれが一番面白かった。以後、少し間が開いて2018年に『新・日本の階級社会』(講談社現代新書,2018)と『アンダークラス - 新たな下層階級の出現』(ちくま新書)を読んだ。今年2月には『〈格差〉と〈階級〉の戦後史』(河出新書,2020)を買った、これは『「格差」の戦後史』(河出ブックス,2009)の増補改訂版だそうだが、買ってしばらくし

          「だから安倍・菅路線では日本は幸せになれない/橋本健二氏(早稲田大学人間科学学術院教授)」(videonews.com) - kojitakenの日記
        • 旧統一教会問題:自民党は信頼を回復できるのか、党の姿勢と国民の疑念に大きな落差

          安倍晋三元首相が7月に殺害されたことを契機に、安倍氏を含め多くの自民党議員と旧統一教会との深い関係が、はしなくも明るみに出た。さらに教団が信徒に高額寄付を強いていた実態も改めて浮かび上がり、旧統一教会と自民党の関係を巡り世論の不信は強まっている。同党は信頼を回復できるのだろうか。 「反日」団体と保守派の奇妙な結合 安倍元首相殺害の容疑者は旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の2世信者。実母の高額寄付で生活が破綻したことから、教団に恨みを募らせ、教団の会合に安倍氏がビデオメッセージを寄せるなど親密な関係にあったことで犯行に及んだ。 旧統一教会と自民との深い関係にまつわる問題が噴出する中で、岸田文雄首相は安倍元首相の葬儀を国葬にすると決めたため、世論は国葬に対して「反対」に傾いた。また、ほとんどすべての世論調査で、旧統一教会への自民党の対応について「不十分」とする意見が7割を超え、内閣支持率は急

            旧統一教会問題:自民党は信頼を回復できるのか、党の姿勢と国民の疑念に大きな落差
          • 小田嶋さんへの手紙

            2022年6月24日、日経ビジネスオンライン時代から長くご執筆をいただいてきたコラムニスト、小田嶋隆さんがお亡くなりになりました。 今回は、小田嶋さんに近しい方々にいただいた寄稿を掲載して、皆さんと一緒に偲びたいと思います。 最初は、日経ビジネスに小田嶋隆さんをご紹介くださったジャーナリスト、清野由美さんです。 追悼、小田嶋隆さんへ ついにこの時が来てしまった。 小田嶋さんが脳梗塞で入院された時から、ずっと、はらはらと過ごしてきた。編集Yこと、日経ビジネスの山中浩之さんから電話の着信があると、覚悟を決めて出るのが習いになっていた。小田嶋さん本人の美学から、逐一の病状はうかがっていなかったが、じわじわと砂の落ちる音は伝え聞いていた。 私にとっては、昨秋「中央公論」で小田嶋さんとオバタカズユキさんの対談の仕切り役をした時が、今生のお別れとなった。幾度かの入院治療のインターバルのタイミングで、身

              小田嶋さんへの手紙
            • 進む日本人の“花離れ” 世界規模で起きていた「花業界」の改革とは? | となりのカインズさん

              小川孔輔 日本フローラルマーケティング協会(JFMA)会長。1951年生まれ。東京大学経済学部から東京大学大学院社会科学研究科、法政大学経営学部研究助手等を経て、1986年から法政大学経営学部教授(~2010年)。日本マーケティング・サイエンス学会理事、コンサルティングではトヨタ自動車商品企画部、大正製薬情報開発室などを歴任。『値づけの思考法(日本実業出版社)』、『花産業の戦後史 1945~2020(JFMA)』など多数。

                進む日本人の“花離れ” 世界規模で起きていた「花業界」の改革とは? | となりのカインズさん
              • 60年代生まれ(新人類)の終わりと次は80年代生まれの時代 - geopoliticsさんの日記(無回転思考)

                「感性の老化」の話です。自分を作ったものは青春時代に培った物です。それが老化して通じなくなったのです。サザンオールスターズが流れる老人ホームのお話です。 副題:幼年期の終りと都会の子供 国葬の件でもちょうど60年代生まれ(50代後半2022年現在)あたりに分断線がありますね。 安倍元首相の国葬決定「よかった」50%…世代で逆転する評価 目立つ「若者の支持」 FNN世論調査 いしかわじゅん氏が彼らの年代ではカッコいい体制側などありえない、反体制しかカッコよくないと言明したのを読んで納得した。コロナも戦争も国家の力に頼らなくては生きていけない。しかし彼らにとってはそれは死ぬほどカッコ悪い。心が死んでしまう — ななよう (@nanayoh) July 27, 2022 60年代生まれってどういう人? 博士の年令だと思春期に読んだ本や受けた教育は共産主義万歳の内容のものばかりだっただろうけど、今

                  60年代生まれ(新人類)の終わりと次は80年代生まれの時代 - geopoliticsさんの日記(無回転思考)
                • スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......

                  <日本が資金援助するスリランカのライトレール計画が突如中止に。背景にあるのは、スリランカにおける中国の存在感アップだ> 筆者の出身国であるスリランカは、2009年に26年間続いた政府対LTTE(タミル・イーラム解放のトラ)の内戦が収束すると8%を超える経済成長を記録するなど発展が加速した。80年代に行政上の首都がコッテ(スリジャヤワルダナプラコッテ)に移転されるも、商業上の首都は依然コロンボである。ここでは交通渋滞が社会問題で、ピーク時の自動車の平均速度が時速7キロ以下と南アジアで最低水準となっている。 救世主として期待が高まるのはコロンボ・ライトレール・トランジット(LRT)で、中心地ペタから東へ走る16駅、15.7kmの距離となる鉄道計画である。国際協力機構(JICA)による円借款での実施が前政権との間で締結され、外国融資によるインフラ整備計画としてはスリランカ史上最大で、スリランカに

                    スリランカが日本支援のライトレール計画を中止したのは......
                  • 朝ドラ『エール』の古関裕而もまた一人の鮫島伝次郎だった件 - 読む・考える・書く

                    NHKの朝ドラ『エール』の主人公「古山裕一」は実在の作曲家古関裕而をモデルとしているが、現実の古関裕而の人物像は『エール』で描かれたものとはだいぶ違っていたようだ。 『エール』の古山裕一は慰問に訪れたビルマで悲惨なインパール作戦の現場を目撃し、敗戦後は虚脱状態となって長い間曲も書けなくなっていたのだが、実際には戦争に協力したことへの深刻な反省などなかったという。『文化復興1945年――娯楽から始まる戦後史』(朝日新書)を書いた中川右介氏が次のように指摘している。 gendai.ismedia.jp 戦後の文化再興の群像劇の登場人物のひとりが古関裕而なので、この作曲家についても調べたので、少しは知っている。だから、『エール』を見ると、現実の「古関裕而」とドラマの「古山裕一」との相違点が気になって仕方がない。 それをひとつひとつあげていくときりがないので、結論から言えば、話題になった「戦争を真

                      朝ドラ『エール』の古関裕而もまた一人の鮫島伝次郎だった件 - 読む・考える・書く
                    • 「桜の花びらのような無数の遺体、今も夢に見る」無戸籍で約80年生きた戦争孤児が明かす、壮絶な半生(後編) | 47NEWS

                      太平洋戦争で親やきょうだいを失った「戦争孤児」で、戸籍がないまま79年間を生き抜いた人がいるらしい。わずかな情報から、その無戸籍の戦争孤児「Aさん」を探し始めた私は、首都圏のある河川敷で「ダイスケ」と名乗るホームレスの高齢男性に出会った。 ブルーシートや段ボールで作った「家」は橋の下にあり、1945年の東京大空襲で親を失い、4歳で孤児になった。戸籍もないと言う。探し続けたAさんと条件が一致する。 取材は約1年に及んだ。戦後80年をどう生きたのかを知りたくて、口が重い彼を何度も訪ね、対話を重ねた。訥々と語られたその半生は、社会の底辺から見た日本の戦後史だった。(共同通信=森清太朗) ※記者が音声でも解説しています。「共同通信Podcast」をお聞きください。 ▽「83歳、家族は空襲で焼け死に、上野で浮浪児になった」 2023年8月初旬、河川敷には強い日差しが照りつけていた。ダイスケさんに名刺

                        「桜の花びらのような無数の遺体、今も夢に見る」無戸籍で約80年生きた戦争孤児が明かす、壮絶な半生(後編) | 47NEWS
                      • 2020年の本 - Valdegamas侯日録

                        過去のログを漁るとまるで言い訳の変遷がボージョレ・ヌーボーの評価のようであるが、本当に今年もろくに本を読まない一年であった。Twitterで報告したとおり、私事でも色々あり、世の中はコロナに見舞われた。在宅勤務が増える中で読書がはかどるかとも一瞬思ったのだが、そんなことはなく、人間は読書の習慣が鈍ると本を読まなくなるのだと反省の思いが強くあった。来年からは是正しなければならないとかなり深刻な反省を覚えるところがあったが、それはそれとして今年出た本で印象に残った本を取り上げることとする。 ■印象に残る研究あれこれ どのような脈絡をつけたものか考えたが、ランダムに取り上げることとした。まず一冊目として取り上げたいのは川名晋史『基地の消長 1968-1973 日本本土の米軍基地「撤退」政策』(勁草書房)である。本書は基地問題をめぐる政治学を研究対象としてきた政治学者が、1960年代後半に本格化し

                          2020年の本 - Valdegamas侯日録
                        • 「グリコ・森永事件」の恐怖はコロナ禍に接続する。『罪の声』『レディ・ジョーカー』『突破者』…事件とメディアの激闘史 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ

                          大ヒット上映中『罪の声』のモデルとなった昭和屈指の未解決事件。作品中では実名を伏せられているが、1984年、大企業を脅迫した「劇場型犯罪」の卑劣さに迫っていた。「グリコ・森永事件」を忘れてはならない。ノンフィクションライター・近藤正高が、難事件と格闘したノンフィクション、フィクションを徹底ガイドする。 得体の知れない相手に世の中がおびえた 今年、新型コロナウイルスの感染拡大で世の中は一変した。とりわけ子供たちは、しばらく学校も休みとなり、家で過ごすことを余儀なくされ、この世には時に得体の知れないものにより、それまでなじんでいた生活や風景がガラリと変わってしまうということを、生まれて初めて知ったのではないだろうか。 人によって、そのことを知るのは、災害だったり戦争やテロだったりするのだろう。私と同世代、今の40代には、グリコ・森永事件がそうだったという人も少なくないはずだ。1984年、私が小

                            「グリコ・森永事件」の恐怖はコロナ禍に接続する。『罪の声』『レディ・ジョーカー』『突破者』…事件とメディアの激闘史 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
                          • 【2020年3月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                            2019年12月〜2020年3月の世界史関連の新刊の紹介 新型コロナの影響で外出を控え自宅にいがちな方も多いのではないでしょうか。 本屋に行くのもためらわれるという方もいるかもしれません。 世界史関連の新刊の最新の情報をまとめましたのでぜひご参考にしてください。 1. 「シリーズ中国の歴史②江南の発展:南宋まで」 丸橋充拓 著 岩波書店 2020/1/21 江南の発展: 南宋まで (岩波新書) 作者:丸橋 充拓 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2020/01/23 メディア: 新書 ユーラシアを見わたせば、中国は、北は遊牧世界、南は海域世界へと開かれている。第二巻は、長江流域に諸文化が展開する先秦から、モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を通観。中原と対峙・統合を重ねながら、この地域が経済・文化の中心として栄えゆく姿を、社会の重層性にも着目しつつダイナミ

                              【2020年3月版】世界史関連の新刊30冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                            • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

                              2024年2月29日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,036点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

                                ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
                              • 「『新しい階級社会』とアンダークラス」早稲田大学人間科学部教授・橋本 健二 | 特集/"働かせ方改革"を撃つ

                                永山則夫の「予言」 1965年に中学卒業と同時に集団就職で上京、1968年に連続射殺事件を引き起こし、1997年に死刑が執行された永山則夫は、獄中で膨大な数の文学書や思想書を読破し、多数の著作を世に送った。そのなかに、71年に書かれた「驚産党宣言」なる一文がある。 これによると現代の社会には、「大ブルジョアジー」「プチ・ブルジョアジーおよび貴族的プロレタリアート」「ルンペンプロレタリアート」の3つの階級がある。マルクスが革命的な下層階級とみなしていたプロレタリアートは、いまや大ブルジョアジーと結託して貴族的プロレタリアートと化し、ルンペンプロレタリアートに敵対して、その犠牲によって危険な労働を免れるようになっている。いまや革命的な階級はルンペンプロレタリアートだけであり、彼らは個人的テロルによってブルジョアジーに対抗する、テロリスト集団になるだろう、というのである。 荒唐無稽な開き直りと片

                                • 日本が渡してしまった「ヤバすぎる特権」…なんとアメリカ軍にとって、日本は「国境が存在しない国」だった!(矢部 宏治)

                                  日本が渡してしまった「ヤバすぎる特権」…なんとアメリカ軍にとって、日本は「国境が存在しない国」だった! 日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 *本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 研究の成果をひとことでまとめると ここまで見てきた、「戦後日本」という国のあまりにもおかしな現実。約七年間、多くの研究者のみなさんといっしょに、その謎を解くための研究をつづけてき

                                    日本が渡してしまった「ヤバすぎる特権」…なんとアメリカ軍にとって、日本は「国境が存在しない国」だった!(矢部 宏治)
                                  • 【復帰50年】『ちむどんどん』はこのまま、復帰前後の沖縄を無色透明に描き続けるのだろうか - Trash and No Star

                                    唐突な記録映像の挿入によって、それは描かれた。いや、あれは「描かれた」とすら表現し得ない暴挙かもしれない。「戦争によって失われた領土を、平和のうちに外交交渉で回復したことは、史上きわめて稀なこと」と自負してやまない政府高官らの万歳三唱。50年前、1972年5月の沖縄返還である。同じ日の那覇で、沖縄県知事が「必ずしも私どもの切なる願望が入れられたとはいえないことも事実であります」と述べたことなど、このドラマの世界における沖縄とはおよそ無関係のように思える。 別にその編集センスを意地悪く追及するだけの理由はないのかもしれない。フィクションとしてのドラマを政治的にだけ批判しても仕方がない、そう考える人もいるだろう。そもそも、ついこの間まで単なる観光客であった私にこのような批判を行う権利はないのだろうし、実際、復帰がどうなろうと自分たちの生活には関係ない、と考えていた人たちだっていたのかもしれない

                                      【復帰50年】『ちむどんどん』はこのまま、復帰前後の沖縄を無色透明に描き続けるのだろうか - Trash and No Star
                                    • ノンフィクション愛好家urbanseaが選ぶ「クセが強い人物ノンフィクション10作品」|スローニュース旧公式サイトです。新サイトを御覧ください

                                      ※旧SlowNewsのサービス終了前の記事です。文中のリンクは現在は使えませんのでご了承ください。 作家、ジャーナリストからもそのツイートが注目されているノンフィクション愛好家のurbansea(アーバンシー)さん。週刊誌の知られざる名作記事、珍品記事、あるいはノンフィクションの古典新作をひたすらに読み続けては発信するurbanseaさんが、SlowNews収録作品から異色で一筋縄ではいかない人物を描く作品を10作品、おすすめしてくださいました。 urbansea(アーバンシー) ノンフィクション愛好家。『特選小説』に「愛人から覗き見た戦後史」を連載するほか、『おすすめ文庫王国2020』に「漢字2文字タイトルのノンフィクション文庫ベスト10」、『つくるたべるよむ』に「許永中、望郷のグルメ」などを執筆。 Twitterは@urbansea urbanseaさんおすすめの10作品 高橋ユキ「逃

                                        ノンフィクション愛好家urbanseaが選ぶ「クセが強い人物ノンフィクション10作品」|スローニュース旧公式サイトです。新サイトを御覧ください
                                      • 【2020年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                        2020年9月〜2020年12月の世界史関連の新刊の紹介 いろんなことがありすぎた2020年も終わりに近づいています。 新型コロナはさまざまな影響を社会にもたらしましたが、人々がステイホームした影響で書籍の売り上げが好調らしいです。怪我の功名というか、せっかく得た読書の時間を今後も皆が維持していってほしいものです。 さて今年最後の新刊紹介参ります。 1.『古代メソポタミア全史ーーシュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで』 小林登志子 著 中公新書 2020/10/21 人類初の文明は5500年前のメソポタミアに生まれた。灌漑農業、都市、文字など、現代でも必須な文明の要素は全てこのときにシュメル人が発明した。その後、「目には目を」で名高いハンムラビ王、初の世界帝国を築いた新アッシリアのアッシュル・バニパル王、「バビロン捕囚」で悪名高いネブカドネザル二世など数々の王たちが現れ、様々な民

                                          【2020年12月版】世界史関連の新刊45冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                        • 2020上半期オススメ本10冊(と、おまけ数冊) - きまやのきまま屋

                                          上半期の読了本は75冊でした! ののはな通信 宝島 ピエタとトランジ 持続可能な魂の形 君がいないと小説は書けない わたしのいるところ 生者と死者に告ぐ うたうおばけ 神様はいつも両方をつくる ブードゥーラウンジ 今回は特例をつけます。 ・冊数の集計は1〜6月 ・しかし「これは上半期に読むはずだった」と心底感じる本をガシガシと7月に読んでいるので、オススメ本にはそれらも入れる!辻褄は年末に合わせる。 ののはな通信 特例を作っておきながら最初のはちょっと前の刊です。2018年から目をつけていて、やっと読みました。 ののはな通信 (角川書店単行本) 作者:三浦 しをん 発売日: 2018/05/26 メディア: Kindle版 私はどうやら、往復書簡モノが好きみたいだ。メールに取って代わられても良い。クラス内で回されていたお手紙なんてもっと良い。 仲良し二人組だった「のの」と「はな」の手紙での

                                            2020上半期オススメ本10冊(と、おまけ数冊) - きまやのきまま屋
                                          • 『狼をさがして』公式ホームページ

                                            INTRODUCITON 解説 東アジア反日武装戦線とは? 彼らの行なった 企業爆破テロとは? 1974年8月30日、東京・丸の内の三菱重工本社ビルで時限爆弾が爆発した。8名の死者と約380名の負傷者が出たこの事件は日本社会を震撼させた。事件から1ヶ月後、犯人から声明文が出される。「東アジア反日武装戦線“狼”」と名乗るその組織は、この爆破を「日帝の侵略企業・植民者に対する攻撃である」と宣言。その後、別働隊「大地の牙」と「さそり」が現れ、翌年5月までの間に旧財閥系企業や大手ゼネコンを標的とした“連続企業爆破事件”が続いた。 1975年5月19日、世間を騒がせた“東アジア反日武装戦線”一斉逮捕のニュースが大々的に報じられた。人々を何よりも驚かせたのは、彼らの素顔が、会社員としてごく普通に市民生活を送る20代半ばの若者たちだったという事実であった。凄惨な爆破事件ばかりが人々の記憶に残る一方で、実

                                              『狼をさがして』公式ホームページ
                                            • nix in desertis:2022受験世界史悪問・難問・奇問集 その2(早稲田大)

                                              〔番外編4・5〕早稲田大 文学部 <問題>3 設問4 下線部dに関連して(編註:ノルマン人はドニエプル中流域のスラヴ人地域にまで進出し,先住民と同化しながら公国を形成した),この国の王でギリシア正教に改宗し,これを国教とした君主の名を記しなさい。 設問5 下線部eに関して(編註:ノルマン人にはシチリアと両シチリアを征服する者も出て,彼らは同地で王国を建国した),最も適切なものを選びなさい。 イ この王国ではムスリムがキリスト教への改宗を強制され,彼らはモスリコと呼ばれて迫害を受けながら生活した。 ロ この王国はビザンツ帝国の一部となり,ギリシア正教世界の一員として地中海世界で繁栄した。 ハ この王国の王都パレルモでは,アラビア語の文献がラテン語に訳され翻訳活動の中心になっていた。とくにイブン=ルシュドがアリストテレスの翻訳を行ったことで有名である。 ニ この王国では13世紀に「シチリアの晩

                                              • 「批判ばかりではいけない」という物言いのどこが変なのか? ラジオが教えてくれること(武田 砂鉄) @gendai_biz

                                                ライターの武田砂鉄氏が責任編集を務める『開局70周年記念 TBSラジオ公式読本』(リトルモア)が刊行された。本書で扱われているTBSラジオの戦後史、そこからいまの私たちは何を学べるのだろうか。 「批判ばかり」になるのは誰のせいか? このところよく、「批判ばかりではいけない」という言葉を目にする。とりわけ、10月に行われた衆議院選挙の結果を踏まえた新聞記事や論考などでやたらと見かける。その後行われた立憲民主党の代表選では、候補者が、反省の弁を述べるようにして、その言葉を盛り込んでいた。 まずは疑問に思う。「批判ばかり」に見えるのは、批判される側が「批判されることばかり」してきたから、ではないのか。公文書を改ざんし、部下のせいにする。自分の支持拡大のために、公費で行われる催事を活用する。恫喝しながら、利権を守る。ステイホームを国民に呼びかけておきながら、自分たちは夜の街に繰り出す。誰になんと言

                                                  「批判ばかりではいけない」という物言いのどこが変なのか? ラジオが教えてくれること(武田 砂鉄) @gendai_biz
                                                • 朝日襲撃「赤報隊」の新事実 リクルートから新右翼のドンに資金提供1億円 | 文春オンライン

                                                  取材班が粘り強く取材を重ねて掴んだ重大な証言 月刊「文藝春秋」取材班は、兵庫県警が作成した捜査資料を入手するなど、20年にわたる断続的な取材を通して、新事実を掴んだ。 「僕はね、野村さんが116号事件に関与していたと朝日新聞阪神支局の事件直後からずっと思っていたんです」 そう語るのは、不動産会社「サム・エンタープライズ」元社長の盛田正敏氏(79)だ。「野村さん」とは、1993年に朝日新聞の東京本社で自決した“新右翼のドン”こと野村秋介氏である。取材班は、約10年前にひそかにアメリカから帰国した盛田氏に対し粘り強く取材を重ね、重大な証言を得た。 「これまでの出来事は誰にも言わなかった。野村さんが亡くなって30年になるが、今も心の奥底にずっと引っかかっている……」 二つの事件後、野村がリクルートに求めた「要請」 116号事件は、1987年1月24日、朝日新聞東京本社に散弾銃が撃ち込まれた事件か

                                                    朝日襲撃「赤報隊」の新事実 リクルートから新右翼のドンに資金提供1億円 | 文春オンライン
                                                  • なくてはならない福祉国家(読書メモ:『福祉国家 救貧法の時代からポスト工業社会へ』) - 道徳的動物日記

                                                    福祉国家:救貧法の時代からポスト工業社会へ 作者:デイヴィッド・ガーランド 白水社 Amazon 最近はプライベートがバタバタしていて本を読む時間をじっくり取ることも難しく、また文章を書けるタイミングもなかなかないのだが、ナントカ合間合間に時間を捻出しながら簡単な新書やベリーショートイントロダクションの邦訳書などを読んでいるので、普段の記事よりも簡素になるがメモがてらに内容を紹介していこう*1。 まずは社会学者のデイヴィッド・ガーランドが書いた『福祉国家』から。冒頭で示される、本書の目的は下記の通りだ。 本書におけるわたしの望みは、福祉国家をより正確に、より啓発的に描き出すことである。つまり、歴史家、社会学者、比較社会政策研究者の知見にもとづいて、わかりやすく、現実に即した福祉国家解釈を提示することである。わたしの議論は次のようなものになるだろう。福祉国家は、戦後史の一コマとみなしてよいも

                                                      なくてはならない福祉国家(読書メモ:『福祉国家 救貧法の時代からポスト工業社会へ』) - 道徳的動物日記
                                                    • バブル漫画『右ダン』作者に聞く、デビュー・創作・交遊録 | bizSPA!フレッシュ

                                                      世の中の世相風俗を反映してきた漫画。そこに描かれたサラリーマン像は、我々に何を残してくれたのか。「働き方改革」が問われる今だからこそ、もう一度それを見つめなおして、20代の私たちも何かを学び取りたい。 今回、話を聞いたのは、バブル時代に一世を風靡した伝説のコメディ漫画『右曲がりのダンディー』(1984~1990)の作者、末松正博氏。日本が世界経済の中心に躍り出た当時、漫画界に突如として現れ、恋と消費を謳歌するパワーエリートの華やかなライフスタイルを描いて話題を呼んだ。 バブル崩壊から約30年間、『右曲がりのダンディー』とは一体なんだったのか。メディアにあまり語られてこなかった当時の創作背景に、『サラリーマン漫画の戦後史』(宝島社新書)著書で、ライターの真実一郎氏が迫る。 編集者がつけた『右曲がりのダンディー』 ――『右曲がりのダンディー』というタイトルは、主人公「一条まさと」の局部が右曲が

                                                        バブル漫画『右ダン』作者に聞く、デビュー・創作・交遊録 | bizSPA!フレッシュ
                                                      • 無関係を装う自民党と「安倍元首相が旧統一教会票の仕切り役だった」という証言の意味|日本外交と政治の正体

                                                        1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

                                                          無関係を装う自民党と「安倍元首相が旧統一教会票の仕切り役だった」という証言の意味|日本外交と政治の正体
                                                        • ウェブ小説とそれに近似する漫画の動向について(書きかけ)|白江幸司

                                                          書きかけながら、途中でお蔵出し。 「これ雑誌パッケージが壊れたことと関係あるのかもですけど、やたら一つのジャンルだけが極端に隆盛して、そればっかりになるのがなんだかなーと。なぜあんなに異世界転生と悪役令嬢ばかりなんだ……。」という言葉をみて、自分だと多角的な説明が可能かもなーと思い、いろいろ書き出してみることにしました。 その瞬間は「ざっと言うと、昔なら、男性向け時代小説、女性向けレディコミの枠がこれだからなのと、ウェブ小説ほど男女それぞれのジャンルコードが狭くなりやすい(客の目を引くノウハウが定番になってそこにみんなすがるから)のと、あとは安価で生産できるコミカライズ企画に漫画媒体が依存しているのもありますね…」と返答したんだけど、もっと論点を増やしたり絡み合ってる状態を書くこともできるだろうし。 というわけで長く書いてみることにしましょう。前の雑まとめと重複しますが、まずは客層とジャン

                                                            ウェブ小説とそれに近似する漫画の動向について(書きかけ)|白江幸司
                                                          • 椹木野衣 美術と時評87:表現の不自由・それ以前 –– 小早川秋聲、山下菊二、大浦信行の<2019年>をめぐって - ART iT(アートイット)

                                                            マガジン > 連載 > 椹木野衣 > 椹木野衣 美術と時評87:表現の不自由・それ以前 –– 小早川秋聲、山下菊二、大浦信行の<2019年>をめぐって 連載目次 小早川秋聲「國之楯」1944年 紙本着色 京都霊山護国神社蔵(日南町美術館寄託) この夏の終わりに東京の京橋から日本橋にかけて開かれた二つの個展を見て歩くのは、複雑な感嘆と深い失意を伴うものだった。会場はいずれも美術館ではなく画廊で、ひとつは加島美術で開かれた小早川秋聲の非常に珍しいまとまった規模の展覧会だ。生前に画商を通さなかったらしく、小早川の絵を見る機会は今でもたいへん限られており、個展となると関東圏では初めてのことだという。しかも今回の展示は、戦時中に描かれた小早川の代表作「國之楯」(1944年)を中心に据えている。この絵はもと陸軍からの委嘱で描かれたが、当時の軍部には日本人兵士の戦死者を描いてはならないという不文律があり

                                                              椹木野衣 美術と時評87:表現の不自由・それ以前 –– 小早川秋聲、山下菊二、大浦信行の<2019年>をめぐって - ART iT(アートイット)
                                                            • 〈決戦24時〉―12月14日

                                                              11・14 民主党の安住淳幹事長代行が記者団に「全然大丈夫っすよ。どんどんよくなっているから。踏ん張るのが非常に難しい選挙ではあるが、激戦区を含め80近くある。民主党の本来の支持者が戻れば、新聞で言われているより、はるかに大きい議席がとれる」。 11・30 自民党の安倍晋三総裁が愛知県で街頭演説。「自民党(政権)時代にもう一歩でデフレから脱却できなかった。金融、財政、成長戦略の3本柱。日本銀行には、びっしりと仕事をしてもらう。大胆な金融緩和をはじめ、あらゆることをやってもらう」 12・30 日本未来の党の小沢一郎前衆院議員が岩手県で街頭演説。「脱原発、消費税、TPPの三つの問題。国民の暮らしに大きく影響するのに、この選挙戦でどこかに消えた。何もいま憲法改正を議論する必要はない。選挙終わって国会でやったっていい話だ」 12・57 日本維新の会の石原慎太郎代表が宮城県で街頭演説。「このごろ総理

                                                                〈決戦24時〉―12月14日
                                                              • なぜ米軍車両に火を…「戦後最大の民衆蜂起」深層を探る【#コザ騒動50年】(琉球新報) - Yahoo!ニュース

                                                                50年前、米統治下の沖縄で人々が怒りを爆発させた。約80台の米軍関係の車両を焼き打ちした「コザ騒動」から今年で50年。当時米軍からも「おとなしい」「従順」と見られていた沖縄人がこのような行為に出た背景には、沖縄戦から続く哀しみの歴史や、米軍人・軍属による犯罪を罪に問うことができない不条理の蓄積があった。なぜあの事件が起きたのか、その後何が起きたのか、主に女性たちの証言から見つめ直す。(琉球新報・玉城江梨子) 【写真特集】5000人が米車両焼き討ち 真夜中の空が真っ赤に染まっていた。外国人車両であることを示すイエローナンバーの車が倒され火柱が上がっている。「たっくるせー(こらしめろ)」「やな(嫌な)アメリカーや」「燃やせ、燃やせ」と叫ぶ人々の声。よくやったと称賛するかのような指笛の音も聞こえる。沖縄で祭りや祝いの席で踊る「カチャーシー」を踊っている人の姿も。「コザが燃えている」という知らせを

                                                                  なぜ米軍車両に火を…「戦後最大の民衆蜂起」深層を探る【#コザ騒動50年】(琉球新報) - Yahoo!ニュース
                                                                • 朝鮮人徴用工 「終わった話」ではない 山口響 株式会社長崎新聞社 - とおいひのうた いまというひのうた

                                                                  2019/5/13 09:40 (JST) ©株式会社長崎新聞社 次のような話が仮にあったとする。あなたは、日本人として、どう感じるだろうか。 -19XX年、韓国は武力を背景に日本を併合した。韓国は、日本の内政外交の全ての権限を握った。 それから30年ほどたって、韓国はA国との戦争を始めた。A国の圧倒的な戦力の前に劣勢となった韓国は、労働力不足の埋め合わせのため、日本人を強制的に徴用し、韓国内の工場などで働かせた。 しかし、韓国は結局A国に敗北した。それまで日本人は国籍上は「韓国人」とされていたが、ある日突然、韓国籍を放棄するよう迫られた。韓国企業に徴用されていた日本人は、未払い賃金を支給されることなく、放逐された。 韓国の敗戦から20年たって、かつての植民地宗主国であった韓国は日本と新たな協定を結ぶことになった。韓国の過去の行為が違法であったかどうかについては問わないまま、韓国が日本に対

                                                                    朝鮮人徴用工 「終わった話」ではない 山口響 株式会社長崎新聞社 - とおいひのうた いまというひのうた
                                                                  • 京都のウトロ地区、土地競売へ 朝鮮人が戦中に飛行場建設に従事 子孫の住民ら立ち退き可能性 |社会|地域のニュース|京都新聞

                                                                    京都のウトロ地区、土地競売へ 朝鮮人が戦中に飛行場建設に従事 子孫の住民ら立ち退き可能性 2019年10月11日 9:00 第2次世界大戦中に京都飛行場建設に携わった朝鮮人の子孫らが暮らす宇治市伊勢田町のウトロ地区のうち、民間の不動産会社が所有する約1・2ヘクタールの土地について、京都地裁が競売開始を決定したことが10日、分かった。同地区では募金や韓国政府の支援を元に市営住宅の建設が進むが、開始決定の土地には未完成の棟へ移住予定の住民10世帯前後が暮らしている。今後に入札が公告され、落札者の対応によっては住民が立ち退きを迫られる可能性がある。 ウトロ地区を巡っては、2000年に不動産会社「西日本殖産」(大阪市)から土地の明け渡しを求められた住民全員の敗訴が確定した。一方、支援者や韓国政府の出資を得た2財団が地区東側の土地を取得。日本政府と京都府、宇治市の構想に基づく市営住宅1期棟が完成し、

                                                                      京都のウトロ地区、土地競売へ 朝鮮人が戦中に飛行場建設に従事 子孫の住民ら立ち退き可能性 |社会|地域のニュース|京都新聞
                                                                    • 中北浩爾『日本共産党』 - 紙屋研究所

                                                                      中北浩爾『日本共産党 「革命」を夢見た100年』(中公新書)を読了。細かい評価は別にして「本としてどういう印象を持ったか」をざっくり書いておきたい。 日本共産党-「革命」を夢見た100年 (中公新書 2695) 作者:中北 浩爾 中央公論新社 Amazon 組織構造や政策などを論評するという「ヨコの軸」での本ではなく、100年の歴史を振り返ることで「日本共産党」という政党を論じる「タテの軸」での本である。 日本共産党は世界的にみて資本主義国では共産党という名前の政党が極端に小さくなったり消滅する中で「かなりの踏ん張りをみせている」(p.24)という評価をしている。 そのような「かなりの踏ん張り」はなにゆえ生じているかをみたときに、一言で言えばソ連や中国の影響を脱して、「宮本路線」、つまり1961年に現在の原型となる綱領を確定し、指導者であった宮本顕治が率いてきた自主独立の路線によるものだと

                                                                        中北浩爾『日本共産党』 - 紙屋研究所
                                                                      • 「“世界を変えたが、国家には背けなかった”」成蹊大学名誉教授 /富田 武 | 特集

                                                                        2022年8月30日、ソ連大統領ミハイル・ゴルバチョフが亡くなった(享年91歳)。すでに多くの評伝や追悼記事が書かれた。「彼は偉大な改革者だったが、民主化を徹底できず、市場経済の浸透もコントロールできず、退場した」「核大国の指導者として核軍縮に初めて着手し、冷戦終結に貢献したが、ソ連の解体を阻止できなかった」「グラースノスチを唱え、言論の自由と議会制民主主義をもたらしたが、それによる社会運動と民族運動の高まりに押し流された」等々が語られ、それぞれ一面をついているが、物足りない。 他方、人々はゴルバチョフがウクライナ戦争の最中に亡くなったため、独裁者にして侵略者のプーチンを生み出すことになったペレストロイカと対米欧協調の限界が強調される昨今である。よく人物の評価は「棺に覆われるときに定まる」と言われるが、「プーチンを生んだゴルバチョフ」といった乱暴な遡及法は同意し難い。筆者が「停滞のブレジネ

                                                                        • 沖縄が封印したい不都合な真実【~奄美大島出身者への差別について~】 - 日常にツベルクリン注射を‥

                                                                          皆さんは「沖縄(おきなわ)」と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?美ら海水族館や国際通りに代表される観光地、どこまでも広がる青い海。歴史学的な視点から見れば、熾烈を極めた沖縄戦、そしてその後のアメリカ軍の占領統治により浮上した基地問題‥。ざっと挙げればこのようなイメージになるでしょう。 まとめると、沖縄県民以外は沖縄(もしくは沖縄県民)に対して 沖縄戦やその後の基地問題などで負担を強いられている"被害者" 青い海が広がり、ゆったりとした時間の流れる場所 大らかで明るい陽気な沖縄県民(現地の言葉で"うちなーんちゅ")の姿 といったイメージを持っていることが多いです。近年では、仲間由紀恵や新垣結衣、安室奈美恵などの女優や歌手も輩出しており、沖縄のイメージアップにも貢献しています。 そんな、戦争や基地問題などの「負」を背負いつつも、基本的には「陽」のイメージで溢れる沖縄(そして沖縄県

                                                                            沖縄が封印したい不都合な真実【~奄美大島出身者への差別について~】 - 日常にツベルクリン注射を‥
                                                                          • 核エネルギーと商業利用 21世紀の核開発はどうあるべきか? - 青森活性化ブログ

                                                                            第二次世界大戦において広島、長崎で人類で初めて使用された核兵器は一瞬にして多くの命を奪い、そして放射能による後遺症を残しました。核エネルギーが兵器として利用されることは二度とあってはならないことです。 一方で核エネルギーは物理的に考えられる最も効率の良いエネルギー源になります。このことに目を付けた各国は核分裂を利用した原子力発電所の研究、建設を進めてきました。一方で発電所から発生する放射性廃棄物の処理方法は確立しておらず、大きな問題となっています。 本記事では核エネルギーの商業利用はどのようにあるべきか考えていきたいと思います。 放射性廃棄物の処理方法がない理由 石油危機が原発普及のきっかけ 巨額ビジネスになった核エネルギー 震災以降、原子力発電は儲からないビジネスになった 私見:日本は核融合を研究することで安全保障上の利益がある 参考サイト 関連記事 放射性廃棄物の処理方法がない理由 何

                                                                              核エネルギーと商業利用 21世紀の核開発はどうあるべきか? - 青森活性化ブログ
                                                                            • 2022年の本 - Valdegamas侯日録

                                                                              年末に一年を振り返り、どんな新刊本を読み、何がおもしろかったかを投稿するだけとなって久しい本ブログだが、例年通りその投稿をする。 今年は少し読書の方法や時間の取り方が変わり、関心のある本をきちんと読む時間を比較的確保できた(とはいえ本リストのとおり、読めなかった本も多い)。また昨年取り上げた本が多くなりすぎてしまったという反省もあったことから、今年はこれらの点に留意して紹介を行うこととした。 基本的に自分の場合、その時々の関心の束に合わせてまとめていくつかの本を読むことが多い。これを反映して便宜的に「日本政治」「基地問題」「外交史・政治史」「国際政治・比較政治」「回想録・伝記研究」という塊として、印象に残った本を紹介することとしたい。 ■日本政治 ■基地問題 ■外交史・政治史 ■国際政治・比較政治 ■回想録・伝記研究 ■復刊 ■おわりに ■日本政治 アジア・パシフィック・イニシアティブ編『

                                                                                2022年の本 - Valdegamas侯日録
                                                                              • 「国に『金くれ』とか言うなよという話」?再開された「表現の不自由展」は日本人の心を踏みにじるのか(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                                動画撮影は禁止、SNSでの拡散は防止[ロンドン発]国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の展示が8日、再開されました。14日の会期末まで1週間となっているものの、「芸術の自由」や「表現の自由」を何とか保ったというメッセージを世界に発信できて良かったと思います。 朝日新聞によると「来場者の手荷物は預かり、動画撮影は禁止、SNSでの拡散防止は『誓約書』を書くほか、身分証明書も確認する厳格なものとなった」そうです。「見るのに1時間、手続きも合わせたら1時間半はかかるのではないか」(芸術祭実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事)ということです。 座り込んで再開に抗議する河村たかし名古屋市長はハフポストのインタビューに「再開なんていかんね。決まっとるがね、こんなもん。本当に(日本人の心を)踏みにじりますよ。(略)こんな日本人の普通の人の気持ちをハイジャックして。暴

                                                                                  「国に『金くれ』とか言うなよという話」?再開された「表現の不自由展」は日本人の心を踏みにじるのか(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                                • 京アニ放火事件実名公表はなぜ議論を呼んだ? 凶悪事件遺族が語る「報道されない被害」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

                                                                                  8月27日をもって、京アニ事件の犠牲者35名全員の名前が公表されることとなった。事件発生から40日後まで公表がずれこんだ異例の事態の背景には、遺族の意向、そして1万5千人超の“公表反対”署名運動も起きた「世論の壁」がある。通常通りの対応をするつもりだった京都府警に対し、東京の警察庁から“待った”がかかるなど、混乱を極めたのである。 *** 3年前にも、同じようなケースが議論されたことがあった。これもまた、戦後史に残る重大事件・相模原「やまゆり園」の殺傷事件である。犠牲者19名の遺族は、神奈川県警に実名公表しないことを依頼した。知的障害者の施設ということもあり、県警は今に至るまで公表しないままだ。 が、 「それぞれに考えはあると思いますが、私自身は、実名を出すことに迷いはありませんでした」 と言うのは尾野剛志さん。尾野さんは息子・一矢さんが重傷を負う被害に遭ったが、事件直後から実名を出して夫

                                                                                    京アニ放火事件実名公表はなぜ議論を呼んだ? 凶悪事件遺族が語る「報道されない被害」(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース