NHKが1955年に放映した短編ドキュメンタリ『緑なき島』*1が、産業遺産情報センター所長の加藤康子氏や、自民党衆院議員の高木啓氏に非難されている*2。 60年も前の、ほとんど誰も見ていない番組にケチをつける粘着ぶり! これが歴史修正主義者の「一点突破全面展開」戦術です。 https://t.co/dlk5gM2DUn— 能川元一 (@nogawam) 2021年1月23日 端島炭鉱が軍艦島として廃墟化する前の資料映像として『緑なき島』がつかわれていることは、後述のように事実ではあるようだ。 しかし『緑なき島』が軍艦島の過酷さを印象づけるように「間違ったイメージを刷り込んだ」「罪は極めて重い」かというと、かなり疑わしい。 たとえば2016年、「軍艦島デジタルミュージアム」が公式ツイッターで特に強く否定もせず紹介したことがある。 【今日は何の日?】 <11月17日の出来事>元島民スタッフ木下