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  • 世界初となる "木のお酒" の生産販売へ挑戦!エシカル・スピリッツ × 鹿山博康(Ben Fiddech)によるプロジェクト『WoodSpirits』が発足。

    世界初となる "木のお酒" の生産販売へ挑戦!エシカル・スピリッツ × 鹿山博康(Ben Fiddech)によるプロジェクト『WoodSpirits』が発足。 森林総合研究所の技術によって実現が近づく新たな "木の飲食体験" 「循環経済を実現する蒸留プラットフォーム」をモットーに、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャーのエシカル・スピリッツ株式会社(英語表記:The Ethical Spirits & Co / 本社:東京都台東区 / 代表取締役CEO:山本祐也 / 以下 エシカル・スピリッツ)は、「世界最高のバー50」に選出された Mixology&Elixir Bar Ben Fiddich (バーベンフィディック / 東京都新宿区) のオーナーバーテンダー・鹿山博康と共同で、国立森林総合研究所が開発した”木のお酒”を民間事業者の立場から製品化及び

      世界初となる "木のお酒" の生産販売へ挑戦!エシカル・スピリッツ × 鹿山博康(Ben Fiddech)によるプロジェクト『WoodSpirits』が発足。
    • イプシロン6号機の失敗原因究明が進む、H3ロケットは一部に設計変更も

      宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月11日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機の打ち上げ失敗原因に関する調査状況を報告した。原因については引き続き確認中で、絞り込みに大きな進展は無いものの、いくつか追加情報が出てきたほか、H3ロケットの設計変更に関する方針も明らかになった。 不自然に大きかった燃料タンクの理由は? まずは、最新の調査状況についてだ。これまでの調査により、第2段RCSで問題が起きた可能性のある場所としては、すでにパイロ弁とダイアフラムの2つに絞られていたが、今回の報告では、ダイアフラムについて、より詳しい情報が出てきた。 ダイアフラムは、燃料タンクの内側に設置されたゴム膜である。液体の燃料(ヒドラジン)と、気体の押しガス(窒素)を分離する役割があり、これによって、燃料に確実に圧力を加え、下流のスラスタに押し出すことが可能となっている。 燃料タンク内

        イプシロン6号機の失敗原因究明が進む、H3ロケットは一部に設計変更も
      • #排除する政治~学術会議問題を考える:「反対する人が中にいる方が健全」 有馬朗人元東大学長・元文相 | 毎日新聞

        菅義偉首相が日本学術会議の新会員候補6人を任命しなかった問題を巡り、学者側からは反対や抗議の声が上がっている。しかし、菅首相が任命拒否の理由を明確に説明しないまま、政権は学術会議の組織改革に論点を移そうとしている。元東京大学長で文相も務めた有馬朗人さん(90)は学問と政治の双方をよく知る一人だ。現状をどう見ているのだろうか。【金志尚/統合デジタル取材センター】 学術会議は独立独歩でいてほしい ――任命拒否をどう考えますか。 ◆残念だね。菅首相は理由をちゃんと明らかにしたらいい。今回候補だった人がかつて、いくつかの法律などに反対したことが原因ではないかと言われているけれど、反対することはあり得るよね。賛成派も必要だし、批判する人も必要。多少反対派がいたってよろしい。というか、むしろ健全だよね。そうしないと本当の意味で研究者の意見が学術会議の中に入らないと思うよ。思想的…

          #排除する政治~学術会議問題を考える:「反対する人が中にいる方が健全」 有馬朗人元東大学長・元文相 | 毎日新聞
        • JAXA 観測ロケット打ち上げ 超音速エンジン開発へデータ収集 | NHK

          「スクラムジェット」と呼ばれる将来の超音速エンジンの開発に向けたJAXA=宇宙航空研究開発機構の小型観測ロケットが24日朝、鹿児島県肝付町の発射場から打ち上げられました。 JAXAの小型観測ロケット、「S-520-RD」1号機は24日午前5時、肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。 ロケットは全長9メートル余り、直径52センチで、重さはおよそ2.6トンあり、エンジンに点火したあと、ごう音とともに上昇していきました。 打ち上げでは、上空およそ160キロで機体の上部に搭載した試験体が切り離されることになっています。 試験体は、落下中に音速の5倍から6倍以上に達するということで、燃焼に関するデータなどを得る計画です。 今回の打ち上げは防衛装備庁で採択された研究を受けたもので、実用化できれば、大気中の酸素を利用することで酸素の搭載がいらなくなり、JAXAではより多くの貨物を載せること

            JAXA 観測ロケット打ち上げ 超音速エンジン開発へデータ収集 | NHK
          • 富士通が考える、量子コンピューティングの今後

              富士通が考える、量子コンピューティングの今後
            • 長野県に新設されたJAXAのアンテナが「はやぶさ2」への送信に成功!

              JAXA(宇宙航空研究開発機構)は10月6日、運用開始に向けて準備が進められている長野県佐久市の新しい地上局「美笹(みささ)深宇宙探査用地上局」(以下「美笹局」)において、小惑星探査機「はやぶさ2」への指令信号の送信に成功したことを発表しました。 美笹局で運用される54mパラボラアンテナは2019年に完成し、運用開始に向けた準備が進められています。2019年12月には「はやぶさ2」から送信されたX帯(8GHz帯)の電波を、2020年4月にはKa帯(32GHz帯)の電波を受信することに成功しており、残るは送信機能の確認のみとなっていました。 美笹局から「はやぶさ2」への指令信号の送信は2020年10月5日19時30分~22時30分にかけて、X帯(7GHz帯)の電波を使って実施されました。今回の送信成功により、美笹局の開発における目標は全て達成されたことになります。 受信に使われる電波のうちK

                長野県に新設されたJAXAのアンテナが「はやぶさ2」への送信に成功!
              • 論点:学術論文の査読偽装 | 毎日新聞

                福井大教授が、学術論文の審査(査読)を担った千葉大教授らと協力し、投稿した論文の査読に自ら関与する「査読偽装」を行った。国内では前例がない研究不正で、科学の信頼性を揺るがす行為との指摘もあるにもかかわらず、国の研究不正ガイドラインの対象にはなっていない。どう向き合うべきなのか。 推薦制度の見直し必要 佐藤翔 同志社大准教授 査読は論文の信頼性を担保するために欠かせない制度だ。その成り立ちは数百年前にさかのぼる。 学術論文を発表する学術誌は17世紀にはすでにあり、論文を掲載するか否かを編集委員が判断していた。19世紀半ばになると、より専門性が高い他の研究者に無償で意見を聴く査読を行い、掲載に値する内容か判断する学術誌が出始めた。

                  論点:学術論文の査読偽装 | 毎日新聞
                • メーカー自身も驚いた、NASAが「宇宙用」に見出していた日本の企業5社

                  2022年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「OMOTENASHI」と東京大学の「EQUULEUS」という2機の超小型探査機が月へと向かう。 アメリカ航空宇宙局(NASA)の大型ロケット「SLS(Space Launch System)」の試験打ち上げに同乗する2機は、キューブサットと呼ばれる10cm立方の規格で6つ分、重量は10~14kgほどだ。このサイズでも月面着陸と観測データの地球への送信、超小型エンジンによる月の向こう側への飛行や月の観測が可能になる。 超小型衛星が科学でも民間宇宙ビジネスでも利用が進む中で、信頼できる部品・コンポーネントの供給が求められている。 JAXAは“革新的衛星技術実証プログラム”や“小型技術刷新衛星研究開発プログラム”などを通じて新たなコンポーネント開発を支援しているが、NASAは「今すぐ使える部品がほしい」という要望にも応える最新技術のカタログを公表し

                    メーカー自身も驚いた、NASAが「宇宙用」に見出していた日本の企業5社
                  • イプシロン6号機の失敗原因、調査で浮かび上がってきた2つの故障シナリオ

                    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月16日、宇宙開発利用部会の調査・安全小委員会にて、イプシロン6号機打ち上げ失敗の原因調査状況について報告した。前回の報告から約1カ月が経過したが、JAXAはこの間、膨大な製造・検査データを精査。要因について、大幅な絞り込みに成功し、故障シナリオの検討も行ったという。 火工品の作動不良は要因から排除 10月12日に打ち上げたイプシロン6号機は、2系統ある第2段RCSの片側(+Y側モジュール)で異常が発生、その結果、姿勢を維持できなくなり、衛星の軌道投入に失敗していた。原因は、燃料がどこかで詰まっていたことで、問題が発生した可能性のある場所としては、すでにパイロ弁とダイアフラムの2カ所に絞り込むことができていた。 パイロ弁は、構成する3つの部品(イニシエータ、PCA、バルブ本体)について、製造・検査データに基づいた絞り込みを継続。このうちイニシエータとP

                      イプシロン6号機の失敗原因、調査で浮かび上がってきた2つの故障シナリオ
                    • 火星の衛星「フォボス」と「ダイモス」が過去に1つの衛星だった可能性は低いと判明

                      【▲ 火星の衛星「フォボス(手前)」と「ダイモス(右奥)」を再現したCG(Credit: Shutterstock)】火星には「フォボス」と「ダイモス」という2つの衛星があります。どちらも直径数十kmと小さく、その不規則な形は “ジャガイモ” にも例えられています。2つのうち内側を公転するフォボスの公転速度は火星の自転速度よりも速く、潮汐力によって徐々に減速し、いつかは火星表面に落下してしまうと推定されています。 このような特徴を持つフォボスとダイモスの起源については、これまでに様々な説が唱えられてきました。最も古くから存在するのは「捕獲説」です。フォボスやダイモスの小ささと、火星のすぐ外側には小惑星帯が存在するという事実から、火星の近くを通過した小惑星が重力で捕獲されて衛星となった、という説です。 この説は最もシンプルですが、大きな謎もあります。フォボスやダイモスの公転軌道はほとんどゆが

                        火星の衛星「フォボス」と「ダイモス」が過去に1つの衛星だった可能性は低いと判明
                      • 「水」で動かす人工衛星 安くて安全、東大発宇宙ベンチャーの挑戦(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

                        安全、低コスト、持続可能――。これら三拍子がそろった人工衛星の「水エンジン」の開発に、東京大発ベンチャー「Pale Blue(ペールブルー)」(千葉県柏市)が取り組んでいる。いよいよ宇宙での実証が始まりそうだ。 【写真】「Pale Blue」が開発した人工衛星の水エンジン=Pale Blue提供 開発した水エンジンは、水蒸気や、水蒸気を熱して生成した水のプラズマを噴き出すことで、人工衛星の軌道修正や姿勢制御をする仕組みだ。 推進剤としてよく使われるのが、ヒドラジンのような有毒物質や、キセノンやクリプトンといった希少ガス。高性能で大きな推力を得られるが、毒性が高いと取り扱いが難しく、希少な素材はコストがかかる。 一方、水は無毒なうえに入手も簡単。水が存在する月で補給すれば、人工衛星がさらに遠くの宇宙をめざせるという。 浅川純社長(31)は東京大で航空宇宙工学を専攻。博士課程から小泉宏之准教授

                          「水」で動かす人工衛星 安くて安全、東大発宇宙ベンチャーの挑戦(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
                        • はやぶさ2の砂、16粒から23種類のアミノ酸 岡山大など分析:朝日新聞デジタル

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                            はやぶさ2の砂、16粒から23種類のアミノ酸 岡山大など分析:朝日新聞デジタル
                          • 「無料のセキュリティソフト」はなぜ信頼できるのか?チェコ最大のIT企業「アバスト」に“無料の理由”を聞いてみた - INTERNET Watch

                              「無料のセキュリティソフト」はなぜ信頼できるのか?チェコ最大のIT企業「アバスト」に“無料の理由”を聞いてみた - INTERNET Watch
                            • エッジコンピューティングの活用進む8つの業界 - 日本経済新聞

                              NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

                                エッジコンピューティングの活用進む8つの業界 - 日本経済新聞
                              • 立民・寺崎氏「最後まで戦う」 党の〝一本化〟方針に反発 参院選2022 | カナロコ by 神奈川新聞

                                参院選神奈川選挙区で、立憲民主党が公認候補2人のうち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員で新人の水野素子氏(52)に支援を集中させる方針を示したことを受け、同じく同党新人で前県議の寺崎雄介氏(50)は6日、県庁で会見し、「まっとうな政治を実現するために最後まで戦い、勝ち抜く思いは全く変わっていない」と訴えた。 党方針を巡っては、4日に西村智奈美幹事長が県連幹部に対し「今後は党の主力を水野氏に寄せ、確実に当選を図る」と伝えた。当選の可能性がより高いと判断し、党幹部らが県内入りした際の応援は水野氏に限定するという。 会見には支援する国会議員らが同席。寺崎氏は、選挙戦終盤に入って党方針が示されたことについて「強い憤りを感じる。支援者に申し訳なく、(党本部に)猛省を促したい」と批判。選挙戦への影響については「目の前の有権者と触れ合うことを徹底していく。全く影響はない」と力を込めた。 西村幹事長は

                                  立民・寺崎氏「最後まで戦う」 党の〝一本化〟方針に反発 参院選2022 | カナロコ by 神奈川新聞
                                • 楽天モバイルは2021年夏に人口カバー率96%へ、5Gは「大々的に発表する」と三木谷氏

                                  4月にスタートした「Rakuten UN-LIMIT」は、6月30日に申込件数が100万を突破。100万という数字は契約数ではなく、あくまで申し込みのあった数。三木谷氏は「Rakuten Miniが売れすぎて在庫がないので、1~2カ月かかっている。また、当初は楽天市場で申し込みを受け付けており、契約するまでに1~2カ月ズレることが生じている」とその理由を明かすが、「大変好調に推移している」と手応えを話す。 5年前倒しで楽天モバイルエリアを全国展開へ 三木谷氏は好調の要因について、「バックボーンの技術を完全仮想化していること」「基地局建設が進んでいること」「楽天グループのエコシステム」の3つを挙げる。 中でも特に強調したのが、基地局建設だ。現在は2020年6月末時点で5739局の基地局が開設しており電波発射済み。この他、「建設完了しているのは1万以上だけだが、NTT回線との接続を待っている基

                                    楽天モバイルは2021年夏に人口カバー率96%へ、5Gは「大々的に発表する」と三木谷氏
                                  • 富岳は「百京」なのか、スパコンランキングでは分からぬ性能

                                    葛飾北斎の晩年の作品に「富嶽三十六景」より幅広いテーマを採り上げた「富嶽百景」がある。これを「富岳百京(富岳は京の百倍)」と読み替えたのがクレイ・ジャパン・インクの中野守社長。「富岳は幅広いソフトが動くArmアーキテクチャーと超高速メモリーの組み合わせで価値がある。販路さえあれば世界で売れる」と、可能性を示唆した。 「富岳は京の100倍」は理化学研究所と富士通が目標値として述べていた。京は2011年にスパコンTOP500性能で10ペタFLOPS(フロップス、1秒当たり浮動小数点演算回数)を達成した。 富岳は京と同様、米中の機先を制し「完成品の9割の状態」(富士通のスパコン関係者)で計測した結果をスパコンの国際専門家会議(ISC)に提出した。ISCは6月22日にランキングを公表。富岳は5つあるベンチマークのうち電力消費性能の「Green500」を除く4分野でトップを占めた。スパコン用途の全方

                                      富岳は「百京」なのか、スパコンランキングでは分からぬ性能
                                    • iPS細胞から目の細胞 ロボットとAIが“自動で培養”の技術開発 | NHK

                                      ロボットとAI=人工知能が試行錯誤しながら、iPS細胞から目の網膜の細胞を作り出す最適な条件を見つけだし、自動で培養まで行う技術を開発したと理化学研究所などのグループが発表しました。 この研究は27日、神戸市の理化学研究所などのグループが発表しました。 iPS細胞からさまざまな組織を作り出す際には、培養液を移し替えたり薬品を注入したりする作業を繰り返し行う必要があり、これまでは熟練の技術者が試行錯誤を重ねながら最適な方法を見つけ出すしかありませんでした。 グループでは、AIと人の腕のようなアームを持ったロボットを組み合わせ、AIの指示に従ってロボットが薬剤の濃度や薬剤を注入する速度など、7項目の条件を少しずつ変えながら自動的に培養を行い、試行錯誤しながらAIが最適な手順を探しました。 そして144通りの条件の組み合わせの中から、AIが適切だとした手順で、ロボットが培養を行うとiPS細胞の9

                                        iPS細胞から目の細胞 ロボットとAIが“自動で培養”の技術開発 | NHK
                                      • 野口聡一宇宙飛行士、スペースXの宇宙船「クルードラゴン」への搭乗が決定

                                        野口聡一 宇宙飛行士、スペースXの新型宇宙船でISSへ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2020年3月31日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する野口聡一宇宙飛行士が、米宇宙企業「スペースX」の新型宇宙船「クルードラゴン」の運用1号機(Crew-1)でISSに向かうことが決まったと発表した。 3人の米国人宇宙飛行士とともに搭乗する予定で、打ち上げ時期は未定。野口宇宙飛行士は「(新型コロナウイルスの影響で)先が見えない孤立無援の状況ですが一日ずつ乗り切っていきたい」と話す。 野口聡一宇宙飛行士が乗り込むクルードラゴン宇宙船と、着用する宇宙服 (C) SpaceX 野口聡一 宇宙飛行士 野口聡一(のぐち・そういち)宇宙飛行士は、1965年生まれで現在54歳。東京大学大学院を修了後、石川島播磨重工業(現IHI)を経て、1996年に宇宙開発事業団(NASDA、現JAXA)の宇宙飛行士候補

                                          野口聡一宇宙飛行士、スペースXの宇宙船「クルードラゴン」への搭乗が決定
                                        • 量子コンピューター開発支える職人技

                                          日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 米国のグーグルやIBM、中国のアリババ集団――。世界の名だたる企業がスーパーコンピューターの計算能力をはるかにしのぐ量子コンピューターの開発に躍起になっている。実現までに10~20年はかかるとみられるが、スパコンで1万年かかる計算を3分20秒で終えたとする研究成果を2019年秋にグーグルが発表して世界を驚かせた。

                                            量子コンピューター開発支える職人技
                                          • 局地的な集中豪雨 スパコン「富岳」で予測 実証実験開始 | NHKニュース

                                            関東地方に降る局地的な大雨を、スーパーコンピューター「富岳」を使って精度よく予測するシステムを理化学研究所などのグループが開発し20日から実証実験を始めました。 現在の天気予報では、数分程度で急速に発達する雲によって局地的に降る大雨を正確に予測するのは難しいとされています。 理化学研究所などのグループは、世界でもトップクラスのスーパーコンピューター「富岳」を使って30秒に1度の頻度で雲の発達を計算して、関東地方の局地的な大雨を30分後まで予測するシステムの実証実験を始めました。 このシステムでは最大1000とおりのシミュレーションを行うため精度が高くなるということです。 予測の結果は来月8日までと、来月24日から9月5日までの期間、理化学研究所のホームページなどで公開される予定です。

                                              局地的な集中豪雨 スパコン「富岳」で予測 実証実験開始 | NHKニュース
                                            • ソニーの超小型人工衛星『EYE』が軌道上での通信確立に成功

                                              ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、カメラを搭載し宇宙空間からの撮影を実現する超小型人工衛星『EYE』(アイ)が衛星軌道に放出後、地上局との通信を確立することに成功しました。本人工衛星は、米国東部時間1月3日に米国・フロリダ州にて打ちあがり、同日衛星軌道上に放出されました。 ソニーが国立大学法人東京大学(以下、東京大学)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)とともに推進する「STAR SPHERE」プロジェクトによる『EYE』は、専用のシミュレータを通じて、地上から遠隔操作することが可能で、宇宙空間から撮影された静止画や動画を宇宙飛行士さながらのリアリティある視点で人々に届けます。また、『EYE』による宇宙からの撮影体験は、一般向けサービスとして2023年春頃に展開を予定しています。 『EYE』はSpaceX 社のFalcon 9により高度524kmの軌道へ投入され、地上

                                                ソニーの超小型人工衛星『EYE』が軌道上での通信確立に成功
                                              • 彗星に複雑な有機物が含まれていることを「すばる望遠鏡」の観測で確認

                                                地球に落下した隕石から糖が検出されたとする研究成果を先日お伝えしましたが、今度は彗星に複雑な有機物が存在する証拠を見つけたとする研究成果が発表されました。 ■複雑な有機物の証拠が得られたのは「ジャコビニ・ツィナー彗星」2018年8月22日に撮影されたジャコビニ・ツィナー彗星(Credit: Michael Jaeger)今回、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙科学研究所、京都産業大学の神山天文台などを中心とした研究チームは、国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」によって2005年7月5日に取得された「ジャコビニ・ツィナー彗星(21P/Giacobini-Zinner)」の中間赤外線による観測データを詳細に調べました。 分析の結果、脂肪族炭化水素や多環芳香族炭化水素の存在を示す証拠が得られました。特に後者の多環芳香族炭化水素はベンゼン環を2つ以上持っており、炭素原子が10個以上ある複雑

                                                  彗星に複雑な有機物が含まれていることを「すばる望遠鏡」の観測で確認
                                                • 【クローズアップ科学】富岳世界一で蓮舫氏に聞く 「2位じゃ駄目なのか」発言の真意

                                                  理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」がスパコンの性能ランキングで世界一を達成したことで、前身の「京(けい)」について「2位じゃ駄目なんでしょうか」と批判した蓮舫参議院議員の発言が再びクローズアップされている。当時の意図や富岳の成果について、蓮舫氏に聞いた。 4冠でデビュー 富岳は2021年度の本格運用開始を目指して、理研と富士通が共同で開発を進める。年2回発表されるスパコンの計算性能を競う世界ランキングで今年6月、▽標準的な計算▽自動車設計などのシミュレーション(模擬実験)でよく使う計算▽人工知能(AI)の開発▽ビッグデータの処理-の性能を示す4部門で1位を獲得した。 --富岳の快挙をどう受け止めているか

                                                    【クローズアップ科学】富岳世界一で蓮舫氏に聞く 「2位じゃ駄目なのか」発言の真意
                                                  • 理研、スパコン富岳で新型コロナ表面の構造変化を解明。治療薬などの設計貢献に期待

                                                      理研、スパコン富岳で新型コロナ表面の構造変化を解明。治療薬などの設計貢献に期待
                                                    • キユーピー、AI活用に成功した4つのワケ。食品の原料検査の事例から考える | Ledge.ai

                                                      キユーピー株式会社 生産本部 未来技術推進担当 テクニカル・フェロー(兼)未来技術推進担当 次世代技術推進チーム チームリーダー 荻野武(おぎのたけし)氏 「AI活用事例を聞く」では、製造や建設、金融、不動産、エンタメなど、さまざまな業界における人工知能(AI)活用について、各企業の担当者に聞いていく。 AIは日々、関連ニュースを目にすることはない日はないほど、熱い注目を浴びている。一方で、実際のビスネス現場での活用にはなかなか結びつきにくい状況と言える。 そんななか、キユーピー株式会社では、チャットボットを使った顧客対応など、さまざまな場面でAIを活用している。すでに社内では10数件のAIが稼働しており、現在でも数10件以上のAI活用プロジェクトが動いているという。 「AIを活用した原料検査装置をグループに展開」より なかでも、キユーピーが手がける食品の原料検査装置は注目度が高い。AIに

                                                        キユーピー、AI活用に成功した4つのワケ。食品の原料検査の事例から考える | Ledge.ai
                                                      • 理化学研究所 来年度末 約300人雇い止めか 労組「雇用継続を」 | NHK

                                                        理化学研究所の労働組合などが記者会見を開き、所属する任期付きの研究者およそ300人が来年度末に「雇い止め」になる可能性があるとして、国や研究所に雇用の継続を訴えました。 国立研究開発法人の理化学研究所の労働組合などは25日、都内で記者会見を開き、来年度末におよそ300人の任期付きの研究者が就業規則で定められた雇用期間の上限を迎え「雇い止め」となる可能性があると指摘しました。 組合によりますと、雇用が継続されない可能性がある研究者は、雇用期間の上限を10年に定めるなどした就業規則に該当する任期付きの研究者で、研究チームの責任者およそ60人を含んでいるということです。 組合は会見で「国内の任期付きの研究者は雇用期間が10年を超えた場合に、任期がない定年制に移ることができ、これを避けるために上限を導入したもので、こうしたことを理由に雇用を継続しないのは無効だ」として国や研究所に雇用の継続を訴えま

                                                          理化学研究所 来年度末 約300人雇い止めか 労組「雇用継続を」 | NHK
                                                        • 世界と伍する研究を推進する大学新制度、学術界から異論噴出のワケ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                          世界と伍(ご)する研究を推進する国際卓越研究大学制度に学術界から異論が出ている。反発の柱は大学の経営と教学を分離するガバナンス改革と、それに伴い学問の自由が損なわれるのではないかという懸念だ。国立大学で教授会の力が低下し、稼げる研究へと大学がシフトしている背景もある。法案は2月末に閣議決定し、18日に参院本会議で可決、成立した。水面下では新経営体制へ準備が進む。新体制にはこれまで以上に説明責任が求められる。(小寺貴之) 「憲法で保障された学問の自由は大学の自治を含む。ここに政府や財界の意向を反映させる仕組みだ」と、暁法律事務所(東京都新宿区)の指宿昭一弁護士は国際卓越研究大学制度を批判する。新制度では経営と教学を分離するために経営を担う合議体を設置する。現在の学長は教学執行責任者となり、組織経営や学長の選考は合議体が担う。この合議体は学外の人材が過半を占め、人口の多い産業界出身の経営者が選

                                                            世界と伍する研究を推進する大学新制度、学術界から異論噴出のワケ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                          • 修学旅行中の中学生が美術館の芸術作品を破損 美術館が被害届提出【新潟・十日町市】

                                                            新潟市教育委員会は6日、市内の中学生が修学旅行で訪れた十日町市の美術館の作品を破損したと発表しました。 市教育委員会によりますと、4月21日午前、十日町市にある越後妻有里山現代美術館MonET内に展示されている作品2点を修学旅行のため美術館を訪れていた中学生が破損したということです。 このうち1点は修復ができない状態だということです。 市教育委員会は今後、再発防止策としてリスク管理や事前準備と生徒への事前指導を徹底するとしています。 また、この件を受けて、美術館側は警察に被害届けを提出。警察が捜査しています。

                                                              修学旅行中の中学生が美術館の芸術作品を破損 美術館が被害届提出【新潟・十日町市】
                                                            • 富士通、1つの教師データをもとに作業を検出 精度は90%以上 | Ledge.ai

                                                              株式会社富士通研究所は2月18日、製造業などの作業現場における一連の作業映像から、「部品を取る」「ねじを締める」「カバーを取り付ける」など、個別の要素作業を自動検出する技術を開発したと発表。 従来、工場などの作業現場では、作業員が作業している様子を撮影し、その映像から各要素作業における問題点の洗い出しおよび改善を実施し、生産性や品質の向上を図っていた。しかし、映像から各要素作業にかかる時間を取得するために、手作業で各要素作業の区間を分割する必要がある。たとえば、20分の映像に対して1時間以上の時間がかかるなど、実際の映像時間に対して数倍から数十倍の工数がかかることが課題だったという。 富士通研究所はこのような課題を受け、映像から人の動きを検出する技術を拡張し、1人が実施した1回分の作業映像と、その中の要素作業ごとに分割したデータを教師データとして、毎回の動きのばらつきや作業員ごとの動きの違

                                                                富士通、1つの教師データをもとに作業を検出 精度は90%以上 | Ledge.ai
                                                              • はやぶさ2 大きさ数ミリのサンプル多数「リュウグウ」のものか | はやぶさ2 | NHKニュース

                                                                地球に帰還した探査機「はやぶさ2」のサンプルを格納する装置の中に、小惑星「リュウグウ」のものとみられる大きさが数ミリのサンプルが多数入っていることが確認され、JAXA=宇宙航空研究開発機構は「これでサンプルリターンを完全に完遂できた」と語りました。 オーストラリアに帰還した探査機「はやぶさ2」のカプセルは、神奈川県相模原市のJAXA宇宙科学研究所に運ばれて開封する作業が進められ、14日、容器の中に黒い砂粒状のサンプルが確認されました。 JAXAはオンラインで会見を開き、15日午前、サンプルが最終的に格納される装置を開け、小惑星「リュウグウ」のものとみられる大きさ数ミリのサンプルが多数入っていることを確認したと公表しました。 サンプルは1回目のタッチダウンの時に採取したものとみられ、公開された画像では、金属の装置の中に黒い粒子が詰まっている様子が写っています。 装置にはさらに、2回目のタッチ

                                                                  はやぶさ2 大きさ数ミリのサンプル多数「リュウグウ」のものか | はやぶさ2 | NHKニュース
                                                                • なぜいま30人学級?文科・経産・総務省が推進するGIGAスクールで無理ゲー化する教室内ディスタンス(末冨芳) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                  1.文科省・経産省・総務省が進めるGIGAスクール構想の「いま」だからこそ、30人学級が必要 12月の国会会期後の今、来年度予算編成に向けて財務省と各省庁の間での折衝が行われています。 教育予算についても、今が30人学級が実現するかどうかの天王山です。 30人学級不要論を唱える財務省試算の重大な欠陥―先生の声が聞こえない三密教室を放置?(12月4日Yahoo!記事)でも指摘したように、財務省は欠陥ある試算をもとに40人学級を維持しようとしている問題ある現状です。 しかし、物理的環境として40人学級を維持するメリットは何もありません。 また、コロナ禍の今だからこそ、30人学級が必要になっている現状を指摘しなければなりません。 この記事では今年度中にほぼ全ての小中学校で実現されるであろう児童生徒1人1台のPC・タブレット完全配備とそれによる学習方法の進化(GIGAスクール構想)が、教室の面積を

                                                                    なぜいま30人学級?文科・経産・総務省が推進するGIGAスクールで無理ゲー化する教室内ディスタンス(末冨芳) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                  • はやぶさ2のカプセル回収、日本へ輸送 JAXA(写真=共同)

                                                                    日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日未明、小惑星探査機「はやぶさ2」を離れたカプセルがオーストラリア南部の砂漠に着地したと発表した。現地で待機するJAXAのチームは午前4時47分、ヘリコプターでカプセルを発見し、同7時32分カプセルを回収した。 カプセルは、地球と火星の間を回る小惑星「りゅうぐう」で取った砂が入っているとみられる。2010年に世界で初めて小惑星の一部を持ち帰った先代「はやぶさ」に続く快挙となった。カプセルの着地後、津田雄一プロジェクトマネージャは「本当に良かった。感動している」と語った。 遠い天体に着陸して物質を持ち帰る「サンプルリターン」に再び成功し、日本の技術力を世界に示した。高度な無人探査技術は月やその先の火星に向かう足がか

                                                                      はやぶさ2のカプセル回収、日本へ輸送 JAXA(写真=共同)
                                                                    • 動画で解説! 金星が地球に一番近づくとき、いつも同じ場所を向けている

                                                                      ■今日の天体画像:The Dance of Venus and Earth(金星と地球のダンス)2020年6月4日、金星が太陽の手前側で同じ方向に見える内合を迎えました。この日までの金星は太陽よりも遅く昇る「宵の明星」ですが、この日から外合(※)までは太陽よりも早く昇る「明けの明星」となります。 ※…金星が太陽の向こう側で同じ方向に見えるタイミング。次に迎えるのは2021年3月26日 内合のとき、地球からは金星の夜の側だけが見えることになります。そのうえ金星は分厚い雲に覆われているため、地表の様子を直接見ることはできません。ですが、もしも内合のときに金星の地表を直に見ることができたなら、毎回同じ場所だけが見えていることに気がつくはずです。 こちらは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属する惑星科学者James O’Donoghue(ジェームズ・オドノヒュー)氏による解説動画。2010年1

                                                                        動画で解説! 金星が地球に一番近づくとき、いつも同じ場所を向けている
                                                                      • H3ロケットに設計変更検討の要請 文科相、明かす

                                                                        末松信介文部科学相は15日、開発が遅れている新型主力ロケット「H3」について、政府宇宙政策委員会の委員から設計変更を含めた対応も求められたと明らかにした。文科省は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などによる開発状況の十分な報告も求められており「政策委の議論を踏まえて開発に取り組んでいく」と述べた。閣議後記者会見で質問に答えた。 H3ロケット1号機は令和2年度の発射予定だったが、開発中のエンジンの不具合で延期が続き、3年度中の発射を断念している。 関係者によると、宇宙政策委の委員から「芋づる式で新しい課題が出てくるという不安が拭えない」「ずるずると遅れれば衛星打ち上げの顧客が逃げる」と懸念が噴出。早期の完成を求められていた。

                                                                          H3ロケットに設計変更検討の要請 文科相、明かす
                                                                        • 日米間で高速移動も ロケット再使用、2040年見据え日本も本腰 | 毎日新聞

                                                                          星出彰彦宇宙飛行士(52)の打ち上げには、繰り返し使うことができる米宇宙企業スペースXのファルコン9ロケットが使われた。ロケットの再使用技術はスペースX社が先行している。宇宙輸送における「再使用」は、日本も開発に乗り出す構えを見せている。【池田知広】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が21年度中の初飛行を目指して開発中の次世代基幹ロケット「H3」は使い捨てだ。40年ごろの登場が想定されるH3の「次」のロケットの姿はまだ見えず、これを再使用型にするか否か、飛行試験も踏まえて見極めようとしている。 日本の開発計画は、まず推力を変えられるエンジンを積んだ実験機「RV-X」(高さ7メートル)で、高度約100メートルまでの上昇・着陸を実施。次の段階として、1段目を再使用するロケットを開発し、早ければ22年ごろに高度40キロ程度の飛行試験をする。各国とも再使用化は喉から手が出るほど欲しい技術で、この飛

                                                                            日米間で高速移動も ロケット再使用、2040年見据え日本も本腰 | 毎日新聞
                                                                          • 先端半導体、開発事業者にキヤノンなど選定 経産省が420億円支援

                                                                            経済産業省は、先端半導体製造技術の開発企業として、東京エレクトロン、キヤノン、SCREENセミコンダクターソリューションズ(京都市)、産業技術総合研究所を選んだと発表した。2009年7月都内で撮影(2021年 ロイター) [東京 24日 ロイター] - 経済産業省は、先端半導体製造技術の開発企業として、東京エレクトロン、キヤノン、SCREENセミコンダクターソリューションズ(京都市)、産業技術総合研究所を選んだと23日に発表した。 台湾積体電路製造(TSMC)など海外のファウンドリ(半導体受託製造)も含めて協力していく。

                                                                              先端半導体、開発事業者にキヤノンなど選定 経産省が420億円支援
                                                                            • 新たな産業革命の幕開けか?理化学研究所が再現に成功した「量子熱機関」がスゴイ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

                                                                              産業革命以後、熱から動力を生み出す「エンジン」や、その逆の過程である「冷凍機」などの熱機関は、我々の生活に欠かせない基盤技術となった。最近、理化学研究所の大野圭司専任研究員、フランコ・ノリ主任研究員らの国際共同研究グループが、こうした熱機関に量子技術を導入した「量子熱機関」と呼ぶ新現象を模擬的に再現することに成功した。“量子時代”の新しい産業革命の幕開けを予感させる成果だ。(藤木信穂) スピン利用 近年、量子コンピューターをはじめとする量子技術が進展している。量子技術の最小構成単位は「量子ビット」で、これを用いた熱サイクルが量子熱機関だ。量子ビットは、それ一つだけで最小の量子熱機関になる。 研究グループは、電子が自転する回転の内部自由度(電子スピン)の量子ビット「スピン量子ビット」を使い、量子熱機関の挙動を再現する実験を行った。その結果、エンジンと冷凍機に相当する、二つの熱機関の動作の間に

                                                                                新たな産業革命の幕開けか?理化学研究所が再現に成功した「量子熱機関」がスゴイ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
                                                                              • 理研など、高温超電導接合を実装したNMRで2年間の永久電流運転に成功

                                                                                理化学研究所(理研)、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー、JEOL RESONANCE、科学技術振興機構(JST)の4者は9月24日、開発した高温超電導接合を実装した核磁気共鳴(NMR)装置を2018年から400MHzの磁場で約2年間の「永久電流」運転を行い、磁場の精密測定を続けた結果、高温超電導接合が長期間にわたって安定的な永久電流を維持できることを実証したと発表した。 同成果は、理研 生命機能科学研究センター 機能性超高磁場マグネット技術研究ユニットの柳澤吉紀ユニットリーダー、同・構造NMR技術研究ユニットの山崎俊夫ユニットリーダー、ジャパンスーパーコンダクタテクノロジーの斉藤一功取締役/CTO、JEOL RESONANCEの蜂谷健一リーダー、JSTの前田秀明プログラムマネージャーのほか、住友電気工業、物質・材料研究機構、東京工業大学、上智大学の研究者らも加えた総勢18人による産学

                                                                                  理研など、高温超電導接合を実装したNMRで2年間の永久電流運転に成功
                                                                                • 新型コロナ“自粛度データ”の謎。「アップル・グーグル頼み」が万全ではない理由

                                                                                  「あの商店街には人が集まっている」 「あの街はまだ8割削減を実現できていない」 SNSやテレビの報道には、そんな声があふれている。だが、こうした相互監視のような指弾に、本当に意味はあるのだろうか? 新型コロナウイルス(COVID-19)の流行に伴い「三密」の回避や移動の自粛、テレワークの推進といった「新しい行動様式」を一般化することが求められている現在、その根拠の一つとしての利用が増えているのが、スマートフォンからの位置情報を元にした「統計的人流データ」だ。 人流データをもとにした「自粛度」分析を見る機会が増える一方で、多くの人はそのデータがどういう性質のもので、どう処理され、どう読むべきかをあまりに知らなすぎるのではないか。

                                                                                    新型コロナ“自粛度データ”の謎。「アップル・グーグル頼み」が万全ではない理由

                                                                                  新着記事