税金がもったいない 読売新聞のニュースで「100万tのコメ備蓄に500億円弱の国費負担、「もったいない」意見あるが…有事なら2か月もたず」という記事が出ています。要約すると、日本には緊急危機対策として100万トンの備蓄米があります。保管費用が年間500億円かかっています。この費用に対し、農水省の食料・農業・農村政策審議会食糧部会では、税金がもったいないとの指摘がなされている現状があります。しかし、鈴木宣弘・東京大特任教授(農業経済学)は「国際紛争など有事が起き食料が入ってこなくなると、100万トンのコメ備蓄では2か月ももたずになくなる。少なくとも日本で一番生産が可能なコメは1年間分700万トンを備蓄すべきだ」として議論を深めるべきではないか、としている内容です。 私も鈴木教授の意見に賛成です。平成のコメ不足も経験した世代でもありますし、記事にもあるのですが、極端に食料自給率が低い日本におい