ミクシィのエンジニアからゲーム作りの定番「Unity」を学ぶ 渋谷駅から再整備された宮下公園の脇を抜け、キャットストリートに入ってすぐのところにある渋谷教育学園渋谷中学高等学校。通称、渋渋(しぶしぶ)は東京大学や京都大学、早慶上理などの国内有力大学のほか、海外有名大学に進む生徒も多い都内有数の超進学校だ。 6月1日の放課後、その渋渋のコンピューター室を訪れると、16人ほどの生徒が集まって熱心に何かを学んでいた。教室前方のスクリーンに映し出されているのは「ゲーム開発プログラミングで扱われる領域」について。 「では、まずUnityを立ち上げて、ファイルからプロジェクトを開いてください……」と説明を始めたのはIT関連企業、ミクシィの現役エンジニア。スクリーンの操作画面を見ながら、サクサクと設定を進めるのはコンピューター部の生徒だ。