東芝は、MEMS技術を用いて小型化し、同時に世界最高レベルの精度を実現した「慣性センサーモジュール」を開発した。このモジュールの精度は、航空機に搭載して太平洋航路をGPSなしで自律飛行できるレベルだという。東芝電波プロダクツは、新開発のジャイロセンサーを用い、小型の「可搬型ジャイロコンパス」を開発した。 振動子の方向や周波数で動き検出、高精度と高DRを両立 東芝は2024年9月、MEMS技術を用いて小型化し、同時に世界最高レベルの精度を実現した「慣性センサーモジュール」を開発したと発表した。このモジュールの精度は、航空機に搭載して太平洋航路をGPSなしで自律飛行できるレベルだという。また、東芝電波プロダクツは、新開発のジャイロセンサーを用い、小型の「可搬型ジャイロコンパス」を開発した。 慣性センサーは、加速度センサーとジャイロセンサーで構成される。加速度センサーは物体が縦横に動く「並進運動
太陽表面の爆発現象「太陽フレア」による地球の磁場の乱れで衛星利用測位システム(GPS)が影響を受け、米国の一部地域では農機の自動操舵(そうだ)機能が使えなくなるなどの事態が発生している。日本でも一部で自動操舵の精度に“ずれ”などが報告されているものの、農作業の進捗(しんちょく)には大きな影響はないとみられる。 千葉県内で自動操舵田植え機を使う農家によると、14日の作業中に「これまで経験したことがないずれ」が出たという。ずれは大きい場所で20センチほどで、隣の条に重なるほどではなかった。水稲の生育には問題ないとしつつ「大豆やジャガイモの中耕でこのずれが出ると畝を壊す恐れがある」とも話した。 他の農家や農機各社への取材では、いずれも作業不能となるような大きな影響はないという。あるメーカーは「今まで見たことがない挙動」とし、モニター上は直進していても、実際はうねって進むという報告があった。一方、
中野区は7月16日、2023年7月に閉館した「中野サンプラザ」の3Dスキャンデータを、オープンデータとして無償公開した。商用利用も可能で、「VR空間に中野サンプラザを蘇らせ、バーチャルツアーやコンサートを開催するなど、自由な発想でデータをご活用ください」としている。 データは外観と建物内部(エントラス、コンサートホール、チャペル、レストランなど)をレーザースキャナなどを使って計測し、las形式の点群データを作成。これをもとに3Dモデルを作り上げた。データは、クリエイティブ・コモンズ(CC-BY4.0)に準拠しており、原作者(本データでは中野区)のクレジットを表示すれば、営利目的を含めて自由にデータを改変・複製・再配布できるという。 外観の計測には、航空測量センサーの「CityMapper-2」、ハンドヘルドレーザースキャナ「Hovermap ST-X」、LiDARセンサーを搭載した「iPh
はじめに 郵便番号とは、当たり前に都道府県・市区町村が特定できるものだと、 そのための識別コードが郵便番号である、とすら思い込んでいました。 そんな思い込みのもと、郵便番号から都道府県を割り出すコードを書き終わってから、 「複数の都道府県にまたがる郵便番号」の存在に気付いた人がここにいたので、備忘録です。 やりたかったこと 郵便番号から都道府県を割り出したい ユーザが47都道府県を、任意にグループ分けできる機能がある。 注文の送り先都道府県がどのグループに属するかを判定したい。 しかし住所はユーザ自由入力のため表記揺れが激しく、できれば見たくない。 そこで郵便番号から都道府県を割り出すことにした。 実際に書いた処理 郵便番号から都道府県を特定するgetPrefectureFromPostalCode()を定義し、 ユーザ入力の郵便番号が正しいかどうかで条件分岐させた。 郵便番号が正しい場合
200万人以上のユーザーの位置情報やチャット履歴が外部から閲覧できた可能性があるとして、提供元による調査が進んでいた位置情報アプリ「NauNau」。提供元のSuishow(東京都品川区)と親会社のモバイルファクトリー(同品川区)は12月7日、調査で分かった、外部から不正に閲覧可能な状態だった情報を公開した。 アクセス可能だった時期と情報、影響囲の推定値は下記の通り。ただし、いずれも実際に情報が漏えいした事実は確認できなかったとしている。 2022年9月29日から2023年5月8日:推定304万ユーザーの現在地 2022年9月29日から2023年3月2日:推定167万ユーザーのチャット内容と画像 2022年9月29日から2023年10月20日:推定283万ユーザーの生年月日 2022年9月29日から2023年10月20日:推定380万ユーザーの個人情報に当たらない情報(アプリの起動回数など)
東京の新宿駅は、複数の路線が乗り入れて複雑な構造をしていることからしばしば「ダンジョン」と呼ばれることもあります。そんな新宿駅については、法務省のG空間情報センターが屋内地図のオープンデータを公開しています。そこで、エンジニアのSatoshi Komatsu氏がこのデータを用いて、Three.js上に新宿駅の構内図を3Dで再現したデータを公開しました。 Shinjuku Station Indoor https://satoshi7190.github.io/Shinjuku-indoor-threejs-demo/ Three.jsで新宿駅構内図を3Dで可視化してみる #GIS - Qiita https://qiita.com/satoshi7190/items/23d192372877af75b283 これがKomatsu氏が作成した「Shinjuku Station Indoor」
大規模な太陽フレアが5月7日ごろから頻発し、情報通信研究機構(NICT)が注意を呼び掛けている。この影響で「早ければ10日午後6時ごろ」から、GPSや長距離通信などに障害が発生する可能性があるという。 NICT宇宙環境研究室の津川卓也室長によると、「今回は3日間で5回ほど、立て続けにXクラスの太陽フレアが発生し、コロナのガス放出が観測された。これが地球に到達すると磁場が乱れ、人工衛星の障害、GPSの誤差拡大、短波通信への影響などが考えられる」という。 Xクラスとは、太陽フレアの規模を示す5段階の基準のうち、最も強いクラスのこと。太陽フレアによって放出されたX線の強度によって分類する。ただし今回の場合は「Xの中では下の方」だという。 NICTは、注意喚起のため臨時ページを公開する予定だ。「早ければ10日午後6時ごろから影響が出て、数日間続く見通し」(津川室長)。 関連記事 大規模な太陽フレア
リンク Yahoo!ニュース Google最高性能の対話型AI「Gemini Advanced」発表--月2900円、Bardを刷新(CNET Japan) - Yahoo!ニュース Googleは現地時間2月8日、対話型生成AI「Bard」を「Gemini」へ名称変更した。あわせて、最上位の対話型生成AI「Gemini Advanced」も発表し、日本では月額2900円で提供 リンク Google Bard becomes Gemini: Try Ultra 1.0 and a new mobile app today Bard is now known as Gemini, with a mobile app and an Advanced experience that gives you access to our most capable AI model, Ultra 1.0.
咲来さん@ @sakkurusan 昔あった、超方向音痴女子との会話 わし「なんで遅刻するの」 女子「すいません」 わし「この前一緒に歩いて道案内したのに」 女子「いや、途中まではなんとか来れたんです。この前教えてもらった時に、クロネコヤマトのトラック停まってるところを曲がればいいと思ってたら、今日はクロネコヤマトのトラックが停まってなくて…」 わし「え??その場から動くものを目印に……」 ってなったことあるから、ほんとガチの方向音痴はなめちゃいけない。空間把握とか、頭の中の平面図がとっちらかっちゃってるんだよなこういう人。 咲来さん@ @sakkurusan 後日 わし「ここにローソンあるじゃん、ここ曲がればいいんだよ」 女子「わかりました」 わし「また迷ったの?どうしたの?」 女子「ローソンが閉店して無くなってました…」 ってのもあった。これはこの子は悪くない。閉店したローソンが悪い。
Googleマップは人気がありますが、それには理由があります。 このアプリはデフォルトの設定でもかなり優れていますが、もっと深く掘り下げると、便利な機能の宝庫です。 徒歩ルート案内をわかりやすくする裏ワザからシークレットモードまで、Google マップには意外と知られていない便利な機能がたくさんあります。 1. 北を常に地図の上部に表示するGoogleマップは、ユーザーが向いている方向に地図を向ける傾向があります。 常に北を画面の上部に表示させたい場合は、「Googleマップの設定」→「ナビゲーション」と進み、「マップの北を上に表示する」を有効にしましょう。 紙の地図に慣れていると、この設定でGoogleマップがもっと使いやすくなるかもしれません。 2. ナビゲーションの設定を見直すナビに変更を加えたままの状態にするのは危険です。 たとえば、以前Googleマップに有料道路を避けるように設
ゆう🖱🐭💕🐰💻 ROM焼き 修理 改造代行受付中 @mouse_soft_y 札幌の天気を表示するコードが最高気温34度とか出してくるから昨日からずっとバグを疑って調査していたけど、アラブ首長国連邦に「sapporo」という地名があると判明した。こんなの知らないよ... pic.twitter.com/ReBK2pTcqs リンク Wikipedia The World (人工島) ザ・ワールド(The World)は、アラブ首長国連邦のドバイに建設中の人工島群。島は全部で300以上ある。ドバイでの人工諸島プロジェクトは、他にザ・パーム、ジュメイラ・アイランズが知られる。 ドバイの首長であるムハンマド・ビン=ラーシド・アール=マクトゥームの発案(2003年5月)。 島の面積は、14,000平方メートルから42,000平方メートルまで様々で、島と島との間は100メートルである。これ
2021年度の上水道事業のデータを反映したマップです。データを選択しマップの市町村をタップすると、データの詳細を確認できます。 水道料金…概ね3人世帯の料金(20㎥/月) 老朽化率…法定耐用年数(40年)超の管路の割合 耐震化率…耐震適合性のある基幹管路の割合 ※ 色分けは各自治体において、最も給水人口が多い事業者のデータを反映。 ※ 灰色の自治体は上水道事業のデータなし。 ※ 2011年度と2021年度の数値の差は、この間の市区町村合併や事業統合などの影響も受けます。 データ出典 (以下をもとにNHKが加工・作成) ・上水道データ: 水道統計(日本水道協会) ・行政区域: 国土数値情報(国土交通省) 制作 データ編集: 齋藤 恵二郎 ウェブ制作: 竹内 彰
具体的には、GPS信号の強度、ドップラー効果、信号対雑音比(SNR)、搬送波対雑音比(C/N0)などの特性を抽出して分析することで、ユーザーが屋内にいるか屋外にいるか、混雑した場所にいるか開けた場所にいるか、座っているか歩いているかなどの情報を推測できる。さらに驚くべきことに、この手法は建物の間取りまでも推測可能である。エレベーター、階段、廊下、部屋の位置などを特定できるという。 AndroConの有効性を検証するために、複数の実験を行った。実験は主に3つの側面として周囲環境の認識と人間の行動認識、室内の間取り推測に焦点を当てて実施した。 まず、データ収集のために、研究チームは5種類の異なるAndroidスマートフォンを使用。これらの端末は、Android 11~14までの異なるバージョンを搭載し、さまざまなチップセットを持つ機種を選んだ。 データ収集は1年間にわたって行い、異なる時間帯や
ナビアプリなどで活用されているGPSをはじめとした衛星測位システムには、ときに妨害が行われていることがあります。いったい、世界のどのあたりで干渉・妨害が行われているのか、航空機の通過データをもとに可視化した地図を、レーダーアプリ「Flightradar24」が制作・公開しています。 GPS jamming & interference map | Flightradar24 https://www.flightradar24.com/data/gps-jamming アクセスするとこのような地図が表示されます。地図で色がついているところのうち、緑色に近いほど干渉波が少なく、赤色に近いほど干渉波が多い、つまりジャミング等による妨害が行われている地域であることを示しています。なお、名称は「GPSジャミングマップ」となっていますが、アメリカが運用している「GPS」のほかに、ロシアの「GLONAS
航空会社への安全指針を提供しているOPSGROUPが2023年9月下旬、中東上空を飛行する民間航空機が位置情報を偽装したGPS信号を受信し、ナビゲーションシステムが故障してしまう事態が相次いで発生したと報告しました。この攻撃は悪化の一途をたどっており、民間航空機が意図せず領空侵犯する危険などにさらされているとのことです。 GPS Spoofing: Pilot QRH – Hotspots and What To Expect – International Ops 2023 – OPSGROUP https://ops.group/blog/gps-spoofing-pilot-qrh-hotspots-and-what-to-expect/ Commercial Flights Are Experiencing 'Unthinkable' GPS Attacks and Nobody
国土交通省四国地方整備局が4月16日にX(旧Twitter)で投稿したとある写真が話題になっている。投稿には測量作業を行う職員と作業を知らせる看板が写っており、そこには「マインクラフトのワールドデータを作成しています」という文言と、ヘルメットを被ったキャラクター、草ブロックの姿が見える。 これは、同整備局が手掛けているマインクラフトのワールドデータを制作するために測量している様子を写したもので、香川県「国営讃岐まんのう公園」の一部を再現したマインクラフトのワールドを3月19日から無料で公開している。投稿はエリア拡大のために地上型レーザースキャナーで点群データを取得する様子を伝えたものだった。Xではこの投稿に対し「コラ画像かと思ったら国交省だった」といった声が寄せられている。 公園のワールドデータは、LiDARスキャナーにより現地の3次元点群データを取得し、マインクラフトのブロックデータに変
ゼンリンといえば地図である。目的地に行こうとしたとき、道に迷ったとき、人生にも迷ったとき……はさておき、多くの人が一度は使ったことがあるはずである。 そのゼンリンが雑貨を扱っていて、SNSで話題になっているアイテムをご存じだろうか。2023年3月、各都道府県のカタチをした「47都道府県ピンバッジ」(1100円)を販売したところ、「自分の出身県のピン、ほしいよなあ」といったコメントが相次いだ。 話題になっただけでなく、売り上げが想定を大きく上回ったので、第2弾「街まち 47palette カラーピンズ」(1100円)を販売することに。こちらの特徴は、各ピンバッジにネーミングと色が付いていること。例えば、宮城県は「ずんだ」、滋賀県は「琵琶湖の夕日」、福岡県は「めんたいこ」といった具合に、名所や名産品などをイメージした色にしているのだ。 このシリーズはこれにておしまい……かと思いきや、第3弾の登
江戸時代の日本では、日の出と日の入りを境に1日を昼夜に分かち、昼と夜をそれぞれ6等分して「一刻」を定めていました。これは不定時法と呼ばれ、夏と冬では一刻の長さが最大50分も違っていました。時計が広く行き渡ってはおらず、暮らしのサイクルに刻時を合わせる、当時ならではの作法だったかもしれません。さて今回は、GPSに存在する、独自の時間のカウントの作法を話題にしたいと思います。 週番号ロールオーバーという「ほころび」の理由は GNSS衛星が送信する航法メッセージには測位演算に必要な情報がすべて含まれています。中でも時刻情報はとりわけ重要度の高い情報です。 先のコラムで、最初のGNSSであるGPSを例に、航法メッセージの構造についてご紹介しました。限られたbit数に必要な情報をみっちりと詰め込まれながらも基本的には問題なく機能していますが、20年に一度ぐらい「ほころび」が顔を出すこともあります。み
気象庁は1月5日、1日の能登半島地震発生時から観測データが届いていない津波観測地点「珠洲市長橋」(石川県珠洲市)について、地震で海底が露出したため、測定不可能な状態だと発表した。 国土地理院が地震後に撮影した空中写真から、観測地点の一帯で地盤が隆起したとみられることが分かった。観測データは地震が発生した1日午後4時10分ごろから届いていないという。 気象庁は、代替の観測地点を選ぶなど、観測再開に向けた作業を進めているという。 津波の恐れがある大規模な地震については、地震計のデータを基に津波警報などの第一報を発表しているため、津波警報の発表に影響はないという。 関連記事 地震前後の能登半島地域の衛星画像、スカパーJSATが公開 スカパーJSATは5日、令和6年能登半島地震の影響調査を支援するため、被災地域の衛星画像を自社サイトで公開した。カーソル操作で地震前後の写真を比較できる。 「地殻変動
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