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ブックマーク / tamanoir.air-nifty.com (23)

  • 遺言は書くな! - 大蟻食の生活と意見

    今日は遺言の書き方のレクチャーである。筆者は一昨年十一月、父を亡くしたが、その経験に基き、より遺族に負担を掛けず遺志を伝えるにはどうすればいいかを考察しようと言う訳だ。 まず第一。遺言には二種類ある。私的なものと、公的なものだ。 私的なものとは、葬式はこんな具合にして欲しいとか、誰を呼んで欲しいとか、家族仲良く、とか言った種類の、心情的に是非伝えておきたいが特に法的なものとする必要のない種類の事柄である。 では公的なものとは、と言えば当然、相続に関る事柄になってくる。 で、まずはこの二つをきちんと分けることをお勧めしたい。これは実際の経験からのお勧めだ。 家族の一人が死んだ時、まず何が起こるか、皆様想像なさったことがあるだろうか。大切な人を亡くした悲しみは勿論であろうが、もっと散文的なもの。葬式は当然だが、それを支える更に散文的なもの。即ち、銀行口座の凍結だ。都市圏ならこちらから届け出るま

    遺言は書くな! - 大蟻食の生活と意見
  • 2010.05.15: 日記 引っ越しに伴う書籍整理で気が付いた点について

    引っ越しに伴う書籍整理で気が付いた点について、愛書家の皆さんに注意を促したい。 1. は兎も角重い。引っ越し屋のくれる小さい段ボール箱一つで二十キロ程度になるらしい(運送屋談)。 2. 書棚の収容量は相当なものである。動かしたことのない人はあまり考えたことがないだろうが、高さ百八十センチの書棚四半で、段ボール箱二十箱は軽く越える可能性がある(即ち、四、五百キロにはなる)。 3. 一部書籍以外売却はほぼ不可能。引き受けてもらえたとしても値は付かない。図書館もまず引き受けない。断言しておこう——今や書籍には、持ち主自身にとっての使用価値しかない。 4. ビニールのカバーを被っている書籍のある方、今すぐ取って捨てるべし。十年経つとべたついて始末に負えなくなる。古いものは収縮しての表紙を傷める。プレイアッド版のビニールカバーの場合は湿度を篭らせて体の表紙に水膨れを作る。或いは接触するに張

    2010.05.15: 日記 引っ越しに伴う書籍整理で気が付いた点について
  • 2008.10.13 - 日記

    多分に謙遜だとは思うのだが、お文化なんてものはばりばりい散らすのが一番である。どうせ同時代人は新作オペラでブーイングして擁護派と現場で喧嘩になったり、今日言うところの大画家にエロ絵頼んで持って帰って女房に叱られ、すごすご返しにいったりしていたのだ。年末の第九聞きにいって、おれの耳を腐らせる気か、と凄むのも、何か猛烈にグルーヴィ、とか言うのも聞く奴の自由だ。***美術館名品展、みたいな展覧会は、そんなに「名品」かどうか確かめてやろう、と喧嘩腰で出掛けるのが吉であろう。訳も判らず拝みに行くよりはよほどましだ。問題は作品ときちんと取っ組み合いを演じられるか、取っ組み合って面白いか、であって、問われた時にその取っ組み合いの経過を語ることが出来るなら(これができる奴がほとんどいない、と言うのが大問題な訳だが)、どんな「名作」であっても、おれはあれは好かん、と言って全然構わない。次に見る時は違うかも

    2008.10.13 - 日記
    reds_akaki
    reds_akaki 2010/04/06
    東との対談で宇野は今勤めている会社に就職の際「自分がこういう言論活動をしているのが御社にとっても役に立つから」とアピールしたとの事
  • 規制賛成層消極賛成層取込必要。凌辱表現の流通が誰かを脅かし傷付けている事を認めその上で表現の自由に依て保護されるべきだと誰でも納得できる理由を:2009.06.23:大蟻喰の日記

    sk-44@地を這う難破船様 あまりにも見通しの良すぎる整理はおそらく好ましいものではないだろうと思いますが、概ね、以下の点において、こちらとの見解は一致していると思います。 まず、凌辱ゲームの現状のあり方が、古典的自由主義を前提とした場合には人権侵害と見做されないとしても、差別的な構造にただ乗りする形で社会の成員の一部を蹂躙するものとして機能している事実は無視し難いこと。故に、現状の維持を求めて「表現の自由」を主張することは「蹂躙の自由」を主張するに等しいこと。 近代が獲得してきた諸価値を前提とする「自由な社会」も完璧なものではなく、そうした社会の前提のひとつである「表現の自由」は「蹂躙の自由」を含む可能性があること。故に「自由な社会」を目指す場合にも、表現が何を「蹂躙」しているのかは常に吟味されるべきこと。現状の社会においてはまして、表現が何を意味しどう機能しているのか——現に行なわれ

    規制賛成層消極賛成層取込必要。凌辱表現の流通が誰かを脅かし傷付けている事を認めその上で表現の自由に依て保護されるべきだと誰でも納得できる理由を:2009.06.23:大蟻喰の日記
  • 2009.6.22 - 日記

    ホワイトハウスは全面禁煙だそうで、だったら庭に防弾ガラス張りの喫煙所を作って、時々オバマが来ちゃ一服しているところをwebcamで中継してくれたら面白い、と思ったが(で、時々職員がヤニ塗れのガラスを磨いているところも見られる——煙草の害を訴えるにはうってつけだ)、オバマは禁煙してしまった。今一番期待しているのは、無事任期を全うしたオバマが最初の一服を吸うところを見ることだ。美味そうに吸うだろう、きっと。 生葉巻よりお手軽かつ刺激的なトスカーノに走って以来、吸う量が増えている。真面目に仕事をすればするほど増える。で、吸いながら考える——ホワイトハウスが全面禁煙だったら、到底、キューバ危機は切り抜けられなかっただろう。

    2009.6.22 - 日記
  • 表現の自由や性の尊重が陵辱ゲーム擁護に利用されると人間としての尊厳を蹂躙されていると感じる側はそうした達成自体に不信感を抱かざるを得なくなる:2009.06.19:大蟻喰の日記

    いやはや。です——怖がっている女性どころか、現実に性犯罪の被害に遭った人が他の被害者たちを励まそうとその事実を公表して開いているサイトに押し掛けて、お定まりの「やってから言え」「二次元無罪」を言い立てる。悪質な書き込みに困って、せめてHNを、と求めると、人に名乗ることを要求するならお前が実名を名乗れ、と開き直る。揚句は性犯罪の被害者なのはわかったから、さっさとその事実を受け入れて忘れろ、レイパーを許し、エロゲを許せ、と平然と書き込む。そういう奴が現実にいるを見ると、にならずにいるのは至難の業です。擁護派の全てがそうだとは思いませんが、この国では強姦は罪ではないらしい——少なくとも罪に問うのは不当だと言う通念が相当に広く存在しているのは間違いなく、罪としても精々窃盗程度というのが常識として受け入れられているらしい。被害者側の、死にはしなかったが殺されたも同然と言う感覚とは到底折り合わない

    表現の自由や性の尊重が陵辱ゲーム擁護に利用されると人間としての尊厳を蹂躙されていると感じる側はそうした達成自体に不信感を抱かざるを得なくなる:2009.06.19:大蟻喰の日記
  • 20. 規制問題についての質問にお答えして: 文句のある奴は前に出ろ

    最後に更新して以来、何通もの、来お答えすべきメールをいただいているのですが、それについては次回更新ということにさせてください。サボっていて申し訳ありません。去年の佐藤は死んでいた、ということにしてください。 で、今回の文句再開の理由は、例の拉致監禁強姦ゲームについてのメールをいただいたからです。 差出人:ワタナベ 件名: 規制問題について、文句ではなく質問です 日時: 17 juin 2009 09:34:30 HNJ 宛先: monk@zag.att.ne.jp ワタナベといいます。最新の日記で虐殺ゲームと陵辱ゲームの違いについて触れらている点について質問です。 GTAのごたるゲームを作り、強制イベントではないにせよ、 やろうと思えば電車に入って拉致監禁強姦妊娠ゲームもできる、というエロゲー機能を持った 虐殺ゲームは、大蟻様的には許せますか。 拉致監禁強姦妊娠という表現それ自体ではな

    20. 規制問題についての質問にお答えして: 文句のある奴は前に出ろ
  • 擁護側の発言を読んでいて呆れるのは、俺たちは不当な差別に曝されていると主張する人の多さです。最初は冗談だと思っていましたが、どうもそうではないらしい:2009.06.17:大蟻喰の日記

    間が空いてしまいました。申し訳ありません。『地を這う難破船』を拝読しながら考えたことを書いて見ます。 まず第一に。性の問題はセンシティヴではありますが、聖域と言う訳ではありません。取り扱い注意は礼節の原則によるものであって、絶対ではないでしょう。他人のセックスを笑うな、が礼儀であるのは、相手もまた礼儀正しく、故に私的な領域に留めている限りの話です——そうすれば、お互い差別意識は顔に出すことなく、礼節を守った関係が維持出来る(事実上、可能な唯一の平和的男女関係です)。特殊な性向の主の欲求を満たすコンテンツ制作・流通が産業として成立している場合には、当然、遠慮のない批判や考察に曝されます。しかもそれが社会全体に現に存在し問題とされている差別の構造に、無反省に、ただ乗りしているのでは、文字通り真っ裸にされることもあるでしょう——製作者も、消費者も。 sk-44氏が違うということは百も承知ですが、

    擁護側の発言を読んでいて呆れるのは、俺たちは不当な差別に曝されていると主張する人の多さです。最初は冗談だと思っていましたが、どうもそうではないらしい:2009.06.17:大蟻喰の日記
  • 差別構造温存のお題目として唱えられる「表現の自由を守れ」に声を合せるのは、名誉とは何かを心得る人間には到底できることではない。2009.6.7:大蟻喰の日記

    なるほど、大分すっきりわかってきました。 「雉も鳴かずば」がそういう意味だとすれば、私の回答はこうなります 1. 雉は鳴くものです。鳴かなければ雉はそもそも存在しない。 2. 鳴いた雉が撃たれることは当然阻止しなければなりません。 3. しかし、雉を撃つな、が、差別を受けているマイノリティ(この言葉は嫌いですが)に対する差別的プロパガンダに利用されている場合、一緒に声を上げるのは御免です。 1. については後述します。2. は当然な話です。問題は3.でしょう。 五十嵐氏の事件を引き合いに出すことは、やや不穏当だと思われます。何か裏情報をご存知なのかもしれませんが、少なくとも私は誰が何故やったのかの確定情報を持ってはおりません。その状況で特定の人々を犯人として名指し、雉を撃つなと声を上げることには、躊躇せざるを得ません。五十嵐氏の事件が反ムスリム・プロパガンダに利用されるのは、訳出の意図を考

    差別構造温存のお題目として唱えられる「表現の自由を守れ」に声を合せるのは、名誉とは何かを心得る人間には到底できることではない。2009.6.7:大蟻喰の日記
  • 罵倒し合って禍根を残さない社会が望ましいことはいうまでもない。しかし:大阪池田小八回忌と秋葉原一周忌に:大蟻喰の日記

    その他のはてなブックマーク、トラックバックに対する回答として、簡単に。 反ムスリム・プロパガンダは移民差別の問題。宗教の問題=天皇制批判はどうした、ととらえるのは完全にずれている。日の問題に置き換えるなら、嫌韓問題に近い。幸いにしてそうではない訳だが、もし朝鮮半島や中国大陸の人間が何か特定の宗教を信仰していた場合、所謂嫌韓厨はその宗教を最大限に腐し、在日韓国人・朝鮮人は、嫌韓厨の用語を使うなら当然「ファビョる」だろう。そしてその「ファビョン」は無神論を信奉する日の嫌韓厨にとっては彼らを貶め嘲笑し罵倒する絶好のネタとなる。もしヨーロッパの主要各国におけるムスリム人口と同じくらいの在日朝鮮人・韓国人人口を抱えていた場合、こうしたヘイトスピーチは今とは比べ物にならないくらいの社会的緊張を齎す。そういう状況をリアルに想像することができないなら、この問題について議論する資格はない。 天皇制につい

    罵倒し合って禍根を残さない社会が望ましいことはいうまでもない。しかし:大阪池田小八回忌と秋葉原一周忌に:大蟻喰の日記
  • 建前オンリーのリベラルな躊躇が双方にとって何と高く付いたことか、という話だとお考え下さい。これは政治の問題です。2009.6.5:大蟻喰の日記

    『地を這う難破船』sk-44様 概ねの論旨については見解が一致したと考えておりますが、まず最初の二つの段落について、誤解を正させて下さい。 ラシュディ事件に限って言うなら、問題は自力救済ではありません。自力救済(というのは後の文脈を引き出すための語だと思いますが、『悪魔の詩』の件に適用するのは不適切です)やむなし、の状態に追い詰め、ファトワという最悪の事態を招き、ムスリム対ヨーロッパというどちらも後に引けない状況を(しかもこれは国外との対立であるばかりか、国内に抱え込むことになる対立でもあります)招かないためにはどうすればよかったのか、という話です。リンク先をお読みいただくのはかなり辛かっただろうとは思うのですが、実際在英ムスリムはイギリスの国内問題として、イギリスの社会と法に従った形で、問題の解決を図ろうと試みた訳です。その結果出て来たのが『冒涜罪』なる、笑うしかないような罪だったとして

    建前オンリーのリベラルな躊躇が双方にとって何と高く付いたことか、という話だとお考え下さい。これは政治の問題です。2009.6.5:大蟻喰の日記
  • 規制強化に怯えるあまり、味方の足許を掘り崩すような真似はしちゃいかんよ。何か実践まではあと一歩、足りないのは度胸だけ、みたいな奴に見えるぞ。2009.5.25: 大蟻喰の日記

    いやまあ、何回も繰り返していることですが。 規制強化に怯えるあまり、味方の足許を掘り崩すような真似はしちゃいかんよ。何か実践まではあと一歩、足りないのは度胸だけ、みたいな奴に見えるぞ。当に男女が平等なら強姦オッケーの筈だろ、とか書いたら、良識ある仲間はうんざりして離反しかねないし、二丁目の公衆便所、とか書いたらゲイの人たちが怒るし、君が妄想している二丁目の公衆便所のような電車で毎日通ってます、という女どもの怒りの炎に油を注いでいるようなもんだしな(大体君の職場環境は充分「雌車」を必要としているんじゃないのか。こういうことを考えてる奴だというのは同じ職場にいたら見えみえだ。誰がそんな奴と残業したがる?)。この手のゲームをやってるのはこういう奴です、だから規制を、という標になるのは御免だろ? ちっとは大人になれ。もう大人だと言うなら、もちっと戦略的に振舞え。強姦はNG、という現行のプロトコ

    規制強化に怯えるあまり、味方の足許を掘り崩すような真似はしちゃいかんよ。何か実践まではあと一歩、足りないのは度胸だけ、みたいな奴に見えるぞ。2009.5.25: 大蟻喰の日記
  • サンプリング調査にご協力ありがとう。今回の調査の成果は人間と社会に関する考察に益するところ実に大であった。2009.5.19: 大蟻喰の日記

    サンプリング調査にご協力ありがとう。今回の調査の成果は人間と社会に関する考察に益するところ実に大であった。その考察を何の役に立てるかは今のところ未定ではあるが、いずれ何らかの形で還元させていただくこともあるだろう。 まあ、すぐに還元できるだけの内容は還元しておくかな。 たとえば。反応を見ていて結構驚いたのは、まともな人の比率の高さであった。概ね半数が、こういう趣味嗜好は社会から受け入れられるものではない、潜るの上等、と考えていることを表明している。web上で意見を表明しない人々のことを考えれば、この比率は更に上がるだろう。文意の汲み方も概ね冷静で正確だ。こういう方がこっそりその種のゲームをやっていたとしても、他人があれこれ容喙すべきことではあるまい。その種の嗜好が何らかの形で現実の行動に反映することもなさそうだ。模範的な地下生活者、とでも言おうか。 更に四分の一ほどが、潜っていても暴かれる

    サンプリング調査にご協力ありがとう。今回の調査の成果は人間と社会に関する考察に益するところ実に大であった。2009.5.19: 大蟻喰の日記
  • さて、言いたいことは単純明快だ——「ゴキブリを殺せ」というプロパガンダに相当するのは、陵辱ゲームと規制の主張、一体どちらか。2009.6.3: 大蟻喰の日記

    もういい加減にやめにしようと思っていたのだが、「ルワンダ虐殺のDJ」呼ばわりされては黙っている訳にも行かないので書くことにする。ちなみに『地を這う難破船』氏には常々深い敬意を抱いているし、言論商売人の言論などより一般のブログの方が余程ちゃんとしていると私が確信するに至ったのは、この方を含む何人かのブロガーが一読に値する以上のことを書いているからである。商売人なんて信用しちゃいかんよ、連中、『レイプレイ』問題に関しちゃまだだんまりを決め込んだまんまだろ? この件がどのくらい続くか、どのくらいの収穫の上がる畑か見極めて、事態を左右するには手遅れという段になってから、例によって役にも立たない、故に何を失うこともない、取り敢ず声は上げ続けてるから、という議論で稿料を稼ごうと思案してる最中だからね。そういう姿は教科書問題でとっくり拝ませていただいた後だ。一つ、賭けをしてもいい——この件に関して公のメ

    さて、言いたいことは単純明快だ——「ゴキブリを殺せ」というプロパガンダに相当するのは、陵辱ゲームと規制の主張、一体どちらか。2009.6.3: 大蟻喰の日記
  • この種の虚仮威しに動揺するのはむしろ「僕は歴史には興味がないっ」なお若いサブカルな方々だったりするのだろうが。2009.5.31:大蟻喰の日記

    笠井潔の『例外社会』を半分くらい読んだんだが——。 書店で見ていただければお解りの通り、猛烈に分厚い。なもので少し身構えて読みはじめて拍子抜けする。何だこりゃ、と言う感じ。水膨れでぶよぶよというか、論には間接的にしか関らない手擦れのした歴史余談をぐだぐだぐだぐだ繰返して厚くなっているだけ。それを抜くだけで三分の一に圧縮できる。つまりは、枕にできそうなほど厚いである必要は全くない。更に、文章は大体どの箇所をとっても三分の一に圧縮できそうである。 東浩記との公開書簡の時は、笠井潔が全共闘談義を始めようとした途端、東が切れておしまいだったが、あれがこうしたぶよぶよ余談にうんざりした揚句の反応だったとするなら、実に適切だったとは思う。まあ多分そういうことはなくて、この種の虚仮威しに動揺するのはむしろ「僕は歴史には興味がないっ」なお若いサブカルな方々だったりするのだろうが。 まあその過剰包装部分を

    この種の虚仮威しに動揺するのはむしろ「僕は歴史には興味がないっ」なお若いサブカルな方々だったりするのだろうが。2009.5.31:大蟻喰の日記
    reds_akaki
    reds_akaki 2009/05/31
    isbn:4087201880の対談での笠井が糞との人が他にいて嬉しい
  • 何か女を痴漢して強姦して孕ませて堕ろさせるゲームが問題になってるらしいんだが。2009.5.14:大蟻喰の日記

    何か女を痴漢して強姦して孕ませて堕ろさせるゲームが問題になってるらしいんだが。 前にも書いたけど、もう一遍書いておく。お前らは地下に潜るべきなんだよ。「ひでえゲーム」と話を振られたら「ほんとひでえよな、よくそんなのやるよ」と呆れてみせながら腹の探り合い、で、家に帰って部屋に籠ってからこっそりやるべきなんだよ。表ででかい声出すんじゃない。恥ずかしいな。何で人目に触れない世界でひっそりと繁栄できないんだ? どうしてまともな世の中に受け入れて貰いたがるんだ? そういうもんじゃないだろ、そもそも。 と言う訳で、官憲には徹底した弾圧を望む。連中、ちょっと揉んでやった方がいい。何かと言うと「表現の自由が」「表現の自由が」って黄色い声張り上げやがって。市場と法律に守られないとエロひとつできんのか。違法なのは恐いっ、無法地帯で怪しいぽん引きみたいな奴を探さないと買えないとかいうの恐いっ、時々中何にも入って

    何か女を痴漢して強姦して孕ませて堕ろさせるゲームが問題になってるらしいんだが。2009.5.14:大蟻喰の日記
  • 2009.5.6 - 日記

    お知らせはぎりぎりまで待とうと思っていたのだが、BK1で刊行予告がされているので。 『戦争の法』文春文庫版が出ることになりました。解説は、復調し次第で結構です、ぎりぎりまで待ちます、ということで伊藤計劃氏にお願いしていたのですが、実現しませんでした。非常に残念です。校了まで一ヶ月しかない段階でお願いできる人が思い当たらなかったので、亭主に頼んで書いて貰いました。つまり解説は佐藤哲也ということになります。 再文庫化自体は喜ばしいことではあるのですが(古書価格を見ると複雑な気持ちになるもんで)、こういう事情なので一抹の悲しさもあります。何と言おうか、もう言葉もない。

    2009.5.6 - 日記
    reds_akaki
    reds_akaki 2009/05/07
    の名前を本に記載するために、口述のコメントだけでも取っておくべきだったと思う。商売拠りの話をすれば神山健治辺りに「も」依頼するべきだったのだろうが/id:gotanda6は作者への投げ銭と思われ
  • 脱ぎ餓鬼を逮捕して点数を稼ぐ日本の警察:大蟻食の日記: 2009.4.24

    おそらく男の子のうちの何割かは、酔っぱらうとはしゃいで脱ぐことがある(女の子も脱ぐが、大抵は室内なので問題にはならない)。そのうちの何割かは運悪く警察に捕まる。そのうちの更に何割かは逮捕に抵抗してお巡りを殴る。ローマでもパリでもそういうのは見た。逮捕劇は大抵和気藹々としており、お巡りも、いっちょお灸据えてやるかなにやにや、であり、捕まる方も、やっちまいましたでへへ、なのが常であった。ウィーンの大晦日の時には、爆竹は捕まっていたが、脱ぐ奴は放置されていた。ま、武勇伝というところである。 ところがこの国では大騒ぎになっちまうんですな。 ここからは陰謀説になるが、たぶん警察は来年度の予算獲得に向けて自分たちの活動ぶりをアピールしたいのであろう。何しろ住宅街のパトロールひとつまともに出来ず、空き巣ひったくりは原則放置(警戒を訴えて回るのは区役所の車だ)、財布をすられて警察に行くと、のらくら逃げ回っ

    脱ぎ餓鬼を逮捕して点数を稼ぐ日本の警察:大蟻食の日記: 2009.4.24
  • 2009.3.23 - 日記

    昨日、伊藤計劃氏の実家にご挨拶に伺った。 家族の方は生前の写真を数枚、遺体の傍らに飾っておられた。遺影は伊藤氏と言えばこれ以外に考えられない、黒ネクタイと黒ジャケットにキャップをかぶり、映画館の前で屯していると現れる時と同じ、幾らか恥ずかしげな、生真面目な、それでも人なつこい笑みを浮かべた写真であった。他の数枚は大学時代に友人に撮って貰ったものだそうで、撮る側撮られる側双方の若々しい気負いが印画紙に鮮やかに留められていた。 ところで私はと言えば、伊藤氏と初めて対面したのがいつだったか、昨日一日考えていたが一向に思い出せないのであった。最初に尋ねてくれた人には吉川新人賞の発表の時、と言い、いやその前にTRPGをしてるでしょ、と言われ、今朝になって漸く、ジュンク堂での対談の時だったことを思い出した。編集の人に、伊藤計劃氏来てます、と言われ、この機会を逃したら知り合う好機はもうないような気がして

    2009.3.23 - 日記
  • 2009.3.27 - 日記

    NHKで例の「アブグレイブ刑務所ソドム百二十日事件」(と私は勝手に呼んでいる)の責任追及特集番組をやっていたので見る。何で NHKがそんなものを作らなければならんのか、という気はしないではないが、まあこういうのは自国じゃ作らないよね、確かに。 ところで途中で刑務所を部下ごと途轍もなく「24」な情報系の指揮官に乗っ取られ事件を引き起されて怒っている憲兵隊の准将、というのが、これはもう感服する他ないおばさんなのであった。まず元美女だし(いえいえ、今だって充分にお美しいです)、こういう人なので着るものは当然コンサバだがコンサバなりに趣味がいい。というか、アメリカ人とは思えないくらい色使いが繊細であり(偏見ではあるが、とはいえ偏見を打ち破るだけのアメリカ人って見たことがない——というか、打ち破るアメリカ人は既にアメリカ人に見えない)、この種の繊細な色使いをコンサバと組み合わせると大抵は目も当てられ

    2009.3.27 - 日記