テンセント・ホールディングス(簡: 腾讯控股有限公司、英語: Tencent Holdings Ltd.)は、広東省深圳市に本拠を置く中国の多国籍テクノロジー・コングロマリット。インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。活動拠点は中国にあるが、アリババグループなどと同じく、租税回避と当局の監査を経ずに国外の証券取引所への上場するため、登記上の本社はケイマン諸島にある[2][6]。また、株式の大半はプロサスやヴァンガード、ブラックロックなどの外国の投資家が保有しており[7]、その実態は多国籍企業に近い。そのため近年当局からの締め付けが強まっている。 概要 1998年にインターネットからポケベルにメッセージを送るためのソフトウェアの販売を計画して創業[8][9]。2004年に香港証券取引所