「建設的ジャーナリズム」とは何か?――現状打開を目指すオルタナティブ・ジャーナリズム 穂鷹知美 異文化間コミュニケーション 情報 #「新しいリベラル」を構想するために メディア環境のデジタル化が急速に進む今日、新聞社や放送局などの伝統的なメディア産業は存続の危機にあるとたびたび言われます。危機の理由としてしばしばあげられるのは、氾濫するデジタル情報や無料のニュースとの競争激化による広告収入や購読者数の減少です。しかし、ジャーナリズム自体にも大きな問題があるとし、ジャーナリズムの体質を変え、新たなスタイルや方向性を模索しようとする動きも、一部のジャーナリストの間で出てきました。 今回は、このような新しいジャーナリズムの潮流として、ヨーロッパで注目されている「建設的ジャーナリズム」について、デンマークとドイツの事例をみながらレポートします。 建設的ジャーナリズムについて具体的にみていく前に、一
![「建設的ジャーナリズム」とは何か?――現状打開を目指すオルタナティブ・ジャーナリズム / 穂鷹知美 / 異文化間コミュニケーション | SYNODOS -シノドス- | ページ 2](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9b542935dc796ca478c39d8d91e66b9cfa063258/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsynodos.jp%2Fwp2%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F06%2Feb7337c83e6934f10b2587ba50d2ca39.jpg)