アフリカのモーリシャスからフランスに向かっていたエールフランス航空の旅客機で飛行中に不審物が見つかり、旅客機はケニアの空港に緊急着陸しました。ケニアの捜査当局が不審物を回収し、爆発物が含まれていないか詳しく調べています。 ケニアの当局者は20日現地の空港で会見し、「捜査は続いている。この問題に関連して、乗客のうち数人に事情を聴いている」と述べましたが、不審物の詳しい情報は明らかにしませんでした。 エールフランス航空を巡っては、パリで同時テロ事件が起きた直後の先月17日、アメリカからパリに向かっていた旅客機2機が、離陸後に「爆破する」という脅迫電話を受けたため、別々の空港に緊急着陸しましたが、爆発物は見つかりませんでした。