■ウーセル・ブログ「チベットでの中国共産党の宗教政策を概説する」■ チベット人作家ツェリン・ウーセルが、中国共産党による対チベット宗教政策の歴史を概観している。紆余曲折はあったものの、「チベットの宗教に狙いを定め、段階的な破壊行動を進めることを目的としていた」という点では50年以上も一貫していると指摘。今や「チベットの全ての僧院は袋のねずみと化している」と結論づけている。 中国共産党の対チベット宗教政策の概況 ブログ・看不見的西蔵、2013年11月16日(初出:RFAチベット語番組) 翻訳:雲南太郎 *3枚の写真は全てこの数カ月の間に私がラサで写したものだ。1枚目はダライ・ラマ法王が称賛する「チベット全土で最も神聖な僧院」ジョカンだ。今では僧院の屋上に真っ赤な中国国旗が掲げられている。2枚目と3枚目はラサ3大僧院のセラ僧院の写真で、残り少ない僧侶たちが問答場で観光客に向けて問答を演じている