おおさか維新の会は常任役員会を開き、この夏の参議院選挙の比例代表に、旧みんなの党の代表だった渡辺喜美元衆議院議員を擁立することを決めました。 渡辺氏は平成8年に自民党から立候補して衆議院議員となり、行政改革担当大臣などを歴任しました。その後、平成21年に自民党を離れ、みんなの党を結成して代表に就任しましたが、化粧品会社の社長から8億円を借り入れていた問題で、おととし代表を辞任し、同じ年の衆議院選挙で落選しました。 代表を務める大阪府の松井知事は記者団に対し、「政策を実現するには行政組織を動かす力が必要だ。大臣として行政改革に手腕を発揮し、行政組織を動かした経験を生かして活躍してほしい」と述べました。