仏西部ナントで、大統領選の決選投票後に行われた抗議デモの際に催涙ガスを蹴り返す参加者。(2017年5月7日撮影)。(c)AFP/JEAN-SEBASTIEN EVRARD 【5月8日 AFP】フランスで7日に行われた大統領選の決選投票では、投票を棄権したか無効票を投じた有権者が全体の3分の1に上り、およそ50年ぶりの高水準となっている。中道系独立候補のエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)氏(39)の圧勝という結果になったが、かなりの数の有権者が同氏と極右のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)氏(48)のいずれも拒否した格好だ。 開票が80%超進んだ段階で棄権率は24.52%と、1969年の大統領選以来の高さを記録。内務省によると、無効票の割合も9%と過去最高を更新し、第1回投票の2%も大きく上回っている。 仏ロレーヌ大学(University of Lorra
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