自転車が関係する交通事故が東京都内で増える傾向にあることから、江東区は、自転車の交通量が多い道路を中心に、区が管理する道路の半分に「自転車専用通行帯」などを整備する方針をまとめました。 このため江東区は、事故を防ぐために自転車の走行環境を改善する方針をまとめました。具体的には、自転車の交通量が多い道路を中心に、区が管理する道路全体の半分に当たるおよそ150キロを対象に、警察と協議して「自転車専用通行帯」などを整備するということです。 現在、江東区内では1キロほどしか整備されていませんが、今年度中に17キロを整備するとともに、効果を検証をしながら、東京オリンピック・パラリンピックまでに8割程度の整備を終えたいとしています。 江東区の交通対策課は「道路の整備とともに、違反や事故の多い高校生以上の人たちにルールやマナーを守るよう指導を進め、自転車の事故を減らしていきたい」と話しています。