沖縄県那覇市で19日、米軍属が逮捕された女性暴行殺害事件に抗議し、被害女性を追悼する「県民大会」が開かれた。被害者のご冥福をお祈りし、ご遺族には心から哀悼の意を表したい。 県民大会には翁長雄志知事も参加し、6万5000人が集まった。ただし、数字は例によって「主催者発表」である。産経新聞は「最大で3万人前後」と試算した。 昨年8月、安全保障関連法案が参院で審議されているとき、学生グループ「SEALDs」(シールズ)らは、反対派が国会前に13万人、周辺を合わせて、のべ35万人も集まったと発表した。このときの警察発表が3万人である。デモ隊は団塊の世代が中心で若者の姿はまばらだった。 毎度のことだが、この手の集会での参加者数の水増しにはあきれる。加えて、「主催者発表」の記述を免罪符にして、怪しい数字をそのまま報じるメディアには「嘘つきの片棒を担ぐな!」と言いたい。 幼いころから「嘘つきは泥棒の始ま
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