今日、上海市場が4%以上も急落しました。 その原因は『上海証券報』に「不動産物件の投げ売りが始まった」という報道があったからです。その記事によると一部不動産開発業者は売れ残っている在庫の一部を一気に15%引きというディスカウントで特売キャンペーンに出ているとか。 小さな業者は兎も角、これまで大手業者は良く言えば「秩序ある」価格戦略で投資元本を回収しようとする場合が殆どで、こういう極端な価格戦略を敷くところはありませんでした。その意味ではパンドラの箱が開いたという風に考える事もできます。 最近話題になっている現象のひとつに中国の熾烈な受験戦争を勝ち抜いて、大学を卒業したにもかかわらず、良い就職先が無いので、大都市近郊の安くて狭い若者向け「木賃宿」に住みつく、所謂、「蟻族」という若者たちのライフスタイルが話題になっています。 彼らは蟻のように良く働くし、上昇志向も強いけど、就職難と極端な安価な
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