教員をしていた若い頃、学校には不満ばかりあった。 慣例が多すぎて変化しない。何も変わらない。自由な実践をさせてくれない。認めてくれない。自分だけ頑張っても などなど。 まあ端的に言えば、自分の目からしか世界を見ていないのでそれが全てと思っていたわけだ。「自分は頑張っているのに」「自分には見えているのに」「自分は学んでいるのに」という、どうしようもない自尊心のようなメガネをかけて見ているわけだから、そうにしか見えないのはある意味当然だった。 教員になって10年がすぎた頃。埼玉県の長期派遣研修で大学に戻る機会に恵まれた。 「全国の学校を見にいこう!」と名だたる学校を山のように見に行ったけれど、自分が働いてみたいと思える職員室、教室にはなかなか出会えなかった。 その中で1つだけ、教員が楽しそうに働いている学校があった。 それが新潟県上越市立高志小学校。 なぜこんなに楽しそうなんだ?の謎を知りたく
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