In the Middle関連のエントリが続きます。ナンシー・アトウェルのIn the Middleを読んでいて驚くのは、アトウェルや生徒のブックトークの影響力がとても大きそうなことだ。学年の終わりに生徒にお気に入りの書名を尋ねると、なんとお気に入りの本の90%程度が、アトウェルや他の生徒のブックトークで紹介したものだというのだ(p93)。ちょっと尋常ではない高率である。なぜなんだろう? アトウェルのブックトークのやり方 アトウェルの学校のブックトークは、アトウェルがすることも、生徒がすることもある。やり方はとてもシンプル。「10段階で9以上のお薦めできる本を紹介すること」これだけだ。後は決まった形がない。だいたい複数の本を紹介することが多いようだが、同じ形式やテーマのものをまとめて紹介したり、一人の作家の古い作品と新しい作品だったり、その組み合わせは色々(p94)。小道具もポスターも感想