「作家の時間」や「読書家の時間」を社会科に応用した実践をしている冨田先生が最近書いてくれたことを紹介します。 子どもの主体的な学びを大切にした授業を実践する際に、「これでは教師が子どもの学習を把握できないな」と迷う場面があります。 子どもたちが、「読書家の時間」のように、自分で本を選んで読んでいる場合、 ・何の本を読んでいるのか ・どんな内容の本を読んでいるのか ・どうやって読んでいるのか ・何を考えて読んでいるのか これらを教師が把握できないという理由で、それは学校ではできないと判断してしまうことがあります。(この辺は、冨田先生自身が最初の2~3年間、従来の国語の授業と「読書家の時間」を行ったり来たりした理由です。詳しくは、『読書家の時間』の第10章を参照してください。) 今行なっている「歴史家の時間」でも、子どもが一人一人テーマを持って学んでいるので、 ・どんなテーマで学習をしているの