2013年05月21日19:00 by jyoshige 壊れゆく「新自由主義というフィクション」 カテゴリその他 数年前、新自由主義という言葉が一時期はやった。 民営化や規制緩和による経済成長、行政改革のことを指すようだが、もともとは 一部の左翼学者が使い始めた言葉だ。郵政民営化に際して、既得権を失うことを 恐れる人達が飛びついて日本でも広まったように思う。 派遣切りの際にも「どこかの誰かが悪いことを企んだ結果に違いない」とばかりに 大手メディアがさかんにこの言葉を使っていた記憶がある。 筆者自身も「彼ら派遣労働者は新自由主義の犠牲者ですよね?」と言われ 「いや、規制緩和してなかったらそもそも彼らの多くは職についてなかっただろうし、 新自由主義だろうが共産主義だろうが不況が来れば仕事は無くなるもんですよ」 と言ったらボツにされたこともある。 さながら、世界平和を脅かす危険思想といった扱い