<ほぼ日読者のみなさま> 先週はバレエの世界で成功手前の17歳の物語でした。 じゃあ成功後の人は、ということで 今週は世界を極めた日本人バレリーナです。 頂点に立った彼女は、 いまどんな風景を見ているのでしょう。 吉田都の世界 野茂英雄が大リーグの扉をひらき イチローが野手としての第一歩を踏みだす。 中田英寿はイタリアのセリエAでプレーする。 世界の本場に乗りこんで活躍する日本人が増えている。 しかし一足先に すでに世界の頂点を極めている日本人女性がいる。 イギリス、ロイヤル・バレエ団の プリンシパルをつとめる吉田都だ。 プリンシパルとは主役を踊るバレエダンサーのこと。 バレエの本場ヨーロッパでも一、二を争う 代表的なバレエ団のトップになった。 実力だけではない。 1991年にはイギリスのバレエ雑誌で 『ダンサー・オブ・ザ・イヤー』に選ばれ 最も人気のあるバレリーナとなった。 「どんな賞よ