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ホモサピエンスの検索結果1 - 40 件 / 861件

  • 半年くらい子育てしてみた感想

    半年くらい子育てしてみた感想 posted at 2023-07-22 00:50:00 +0900 by kinoppyd 2022年の年末に子供が生まれて、おおよそ半年くらい子育てをしたので、感想を書いておく。特に時系列は意識していないが、だいたい生まれたときから記憶を遡りつらつらと書いているので、おおよそ時系列になっていると思う。 真面目な感想の前に全くしょうもないことを最初に言うと、実際に自分の子供を育ててみてものすごく思ったのは、人間の赤ちゃんは生物として弱すぎるのではないかということ。Wikipediaによると、ヒト属とチンパンジーの分岐が200万から1000万年前、ホモサピエンスとホモエレクトロスの分岐が20万から180万年前。ジャレド・ダイアモンド曰く人類が大躍進と呼ばれる変化をしたのが約5万年前。ってことは、5万年前の時点ではもうだいぶホモサピは自然界でだいぶ強い奴だった

    • 最高にエッチな画像が遺伝的アルゴリズムで生み出される様子を見て反省する日々 - 本しゃぶり

      「なぜ見抜けなかったのか」 画像の選択を迫られるたびに俺は自問する。 進化の筋道を正しく予測するのは難しい。 遺伝的アルゴリズムの活用 2021年から、新たに習慣となった行為はあるだろうか。俺はある。PCの前に座り、二つの画像のうち、どっちの方がエッチかを選ぶ。これがモーニングルーティンとなっている。もちろんこれの話だ。 遺伝的アルゴリズムで最高にエッチな画像を作ろう! これまで何度も話題になっていたし、直近でも関連ツイートがバズっていたので、本記事を読む人の大半は知っているだろう。名前の通り、遺伝的アルゴリズムでエッチな画像を作るシステムである。人が画像を選択することで、よりエッチな画像が生き残り、高みへと一歩近づく。最初はノイズのようなモザイク画だったが、10,000世代を超えた現在では「女性の裸体」と認識できるものに仕上がっている。 0世代と10,000世代 現状について「最高にエッ

        最高にエッチな画像が遺伝的アルゴリズムで生み出される様子を見て反省する日々 - 本しゃぶり
      • 現代開発者のためのCSS基礎技術 - Qiita

        ウェブアプリケーション開発における、現代的なCSSの基礎技術についてまとめました。 ちまたには「CSSとは何か」を学ぶ教材はたくさんあっても、「CSSをどうやってうまく使うか」についてはあまり詳しく触れられません。 仕様をたくさん記憶したところで、いつになっても開発力はあがらないのです。 本記事は「CSSをうまく使う技術」に焦点をあてて、実際に現代的なウェブアプリケーションに求められるレベルのCSSを書くための知識を紹介します。 特に プログラミング経験はあるもののウェブフロントエンドの経験が浅い方 初級レベルのCSSはある程度理解したものの、次にどうしたらいいかわからない方 にお勧めです。 プロローグ CSSの書き方は一通りではありません。 好きな書き方を自由に選ぶことができます。 これは一見すると良いことですが、裏を返すと最適ではない書き方がたくさんあるということです。 この場において

          現代開発者のためのCSS基礎技術 - Qiita
        • 「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街

          講談社の科学系新書レーベル「ブルーバックス」が60周年記念ということで、9/28まで大規模な(史上最大らしい)電子版50%セールを開催中なので、個人的に面白かったり広めにオススメできそうなタイトルをまとめておこうと思った。 amzn.to ブルーバックスは広大な科学ジャンルを扱っているレーベル(昨年時点で出版総数2200点らしい)なので、チョイスが偏ってると思うけど…。数学とかも沢山あるのだが弱いジャンルなのであまり紹介できなかった。あと新しめの本が多いです。 60周年記念の一環なのか、ブルーバックス本が読み放題サービスのkindle unlimitedにもけっこうドカンと入ったので、加入して読み倒してもいいかも。いま3ヶ月無料キャンペーンもやってるそうなので(〜10/15)対象者はぜひ。 ところでオススメ本は「10冊」に絞ってみた…つもりだったが、いま目次を数えたら11冊あった。まぁあわ

            「ブルーバックス」おすすめ10冊+α(9/28まで電子版半額セール中) - 沼の見える街
          • 人類はいかにして島に渡ったか | 東京大学

            テスト航海で与那国島から西表島を目指す2艘の草束舟。国立科学博物館「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」より。撮影:海部陽介(2016年7月11日) © 2020 海部陽介 東京大学大学院理学系研究科の井原泰雄講師、国立民族学博物館の池谷和信教授、野林厚志教授、国立科学博物館の海部陽介研究グループ長(現、東京大学総合研究博物館)は、更新世の人類による島しょ進出について分析し、偶然の漂流により10人程度のグループが島に渡ったとすれば、その子孫が集団として持続した可能性があることを示しました。 後期更新世の人類は海を渡り、日本の琉球列島のような島々に進出しました。意図的な移住だったとすれば、当時の人類の優れた航海技術がうかがえますが、移住が偶然の漂流の結果だった可能性も排除できません。偶然の漂流とすれば、その子孫が人口を維持するために何人の漂着者が必要だったのか、長年答えのない議論が続いてき

              人類はいかにして島に渡ったか | 東京大学
            • 面白かった本2019 - phaの日記

              毎年まとめているこのコーナー。 面白かった本2018 - phaの日記 面白かった本2017 - phaの日記 面白かった本2016 - phaの日記 面白かった本2015 - phaの日記 面白かった本2014 - phaの日記 2019年もいろいろ本を読みました。大体本読むくらいしか趣味があまりないんだよな。今年は引っ越しをしたら、新しく住み始めた街が本屋が充実していたので、ついつい本を買っちゃうことが多かった一年でした。 濱野ちひろ『聖なるズー』 稲田俊輔『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』 スズキナオ『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』 雨宮まみ『東京を生きる』 又吉直樹『東京百景』 山下泰平『「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』 三宅香帆『文芸オタクの私が教える バズる文章

                面白かった本2019 - phaの日記
              • 男性性欲が医療によって管理される未来 - シロクマの屑籠

                この文章は、先週twitterでつぶやいた話をブログ用に書き直したものだ。もっと長文でまとめてみたい、と思ったからだ。 「賢者タイムは生産的」→「というより、男性性欲のあれって認知や行動の障害では?」 「賢者タイム」というインターネットスラングをご存じだろうか。 賢者タイムとは、男性が射精後に性的関心がなくなり、冷静になっている状態を指す言葉だ。賢者タイムがあるということは、いわば愚者タイムとでもいうべき時間もあり、男性、とりわけ若い男性はしばしば、性欲や性衝動によって冷静さを失う。そして生産的でも合理的でもない行動、たとえば普段は欲しいとも思わないポルノグッズを衝動的に買ってしまったり、向こう見ずな行動をとってしまったりする。 だから若い男性のなかには、冷静さを取り戻すために、ほとんどそれが目的でマスターベーションを行う人すらいる。 「睾丸毒」というネットスラングも過去にはあった。これも

                  男性性欲が医療によって管理される未来 - シロクマの屑籠
                • 正直、中国にはアメリカを滅ぼしてほしい

                  結局、度量衡の統一ってどっかが征服しないとできないよな。 始皇帝が偉大なのは天下統一とかじゃなくて、文字と度量衡の統一だしな。 ヤードポンド法を滅ぼすためなら悪魔にでも魂を売るよ俺は。 1mの長さの棒を見せて「これの長さを答えよ」って一人ずつ聞いていって「さn…」とか「よn」とか言った瞬間に九族族滅されても構わないと思っているよ。 そもそも宇宙人とかに会った時恥ずかしすぎるだろ。 「え、なに、この黄金の円盤はいってた宇宙船に入ってた単位とちがうんですけどw」「単位統一してないとかw」 とか笑われるわけだろ? DNAが燃え滾るほど恥ずかしいだろこんなの…。ホモサピエンスの恥さらしだろ…。 トランプが「ヤードポンド法はディープステートの陰謀」って言えば世界中から投票が殺到して永世大統領間違いなしだろ。 なんでそんな簡単なことをトランプはやらないんだ?これもうトランプはディープステートだろ。反省

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                  • なぜ淫獄団地の怪人は人妻なのか - 本しゃぶり

                    人妻が動くとサーバーが落ち、トレンドが入れ替わる程に話題をさらう。 いったい何が団地の人妻を特別な存在にしたのか。 全ては公団Xの計画から始まった。 人妻の勢いが止まらない 現在、最も勢いのあるWeb漫画と言えば『淫獄団地』だろう。 seiga.nicovideo.jp この漫画は更新を知るのに公式をフォローする必要はない。更新されると関連ワードがTwitterのトレンドに入るためだ。Twitterのブランドに傷がつくことを恐れたのか、作品名がトレンド入りすることを禁じられたようだが問題ない。見ればひと目で分かる関連ワードがトレンド入りするからである。 「人妻の動き」日本のトレンド入りありがとうございます!(タイトルBANをそろそろ許していただけますとありがたいですTwitter社様🙇) 人妻の動きの詳細は淫獄団地最新第5話後編にて!https://t.co/JJF9VfZ2Z0#淫獄団

                      なぜ淫獄団地の怪人は人妻なのか - 本しゃぶり
                    • いっそ『奴隷』という種族を作ったらよくね?

                      選択交配とかDNA手術で遺伝子的に奴隷向きのホモ・サピエンス(あんまりやったらもう違う生き物?)を作ってソイツラを奴隷にしたら、この社会から不幸な奴隷はいなくなると思うんだよね。 今どうして奴隷が問題になっているかと言えば、奴隷として生きるのが幸福だって思えない生き物が奴隷をさせられているのが駄目なわけでしょ。 だから頑張って禁止しようとしているけど、今度は普通の労働者が奴隷っぽい感じで働かされてて結局解決してないのが現状じゃん。 そこでもう法学だけじゃどうしようもねえからロボットで補おうっていうのが工学的なアプローチなわけだけど、じゃあここは農学や生物学的なアプローチとして奴隷に向いてる人間を作ろうっていう方向もありなんじゃね? 脳科学や心理学の方向からも人間を調べていって、突然変異なり自然的な遺伝なりで生まれてくる超奴隷向き人間を交配させていって、奴隷になるためだけに生まれて奴隷として

                        いっそ『奴隷』という種族を作ったらよくね?
                      • 俺、「性的消費」とか言う謎ワードに関するバカ女の思考がわかった!

                        https://anond.hatelabo.jp/20230821041833 ↑突然「なるほど~~~」ってなった。 全く賛同はしないけど完全に理解した。 以下バカ女の脳内について解説する。 1.モテ男の嘘が見抜けない私の幼馴染の親友で1つ上の男性は中学生の頃から彼女を切らしたことがない。 だから精通はセックスだったって言ってたし、ポルノも一切見た事ないって。 愛してない女性の裸見てどうして興奮するのか理解できない、そんな有様で どうして自分を許せるのか、と言ってた。 わかる?これ。 この女の多重構造のバカさ加減が。 まずその幼馴染の親友はウソを付いているよな。 全ての男と頭悪くない女は一笑に付す程度の下らないウソ。 大変モテるとしてもポルノ一切見たことないってのはウソだわ。 んでポルノでは勃起しない、彼女の裸でしか勃起しないって設定でしょ? 有り得ないものそんなの。 強いて可能性を探求

                          俺、「性的消費」とか言う謎ワードに関するバカ女の思考がわかった!
                        • 「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭

                          「種の保存あるいは種族維持のために生物は進化した」という俗説が、未だに一般的に広く語られています。進化生物学のなかでは、この考えは受け入れられていません。本稿は、この俗説のどこが正しくないのか、について解説しました。 補足として、生物学者でも誤解が多い「生物の死の進化」と「有性生殖の進化」についての簡単な解説も載せました。 本記事を修正・加筆した記事が、以下の新書の第3章に収録されています。 レミングの集団自殺? レミングとは、主にツンドラ地域に生息するネズミの仲間で、3年から4年周期で個体数が急激に増減することが知られている。特に、レミングイヤーと呼ばれる年には、その数は激増し、集団移動をすることがある。この集団移動の時に、多くの個体が海に飛び込み「集団自殺」をするという"迷信"が広まった。この迷信の原因の一つが、1958年に制作された「白い荒野」というディズニーの映画である(ムービー1

                            「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭
                          • 人生の「成功・失敗」や「勝ち負け」を気にして生きる時代は終わった|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

                            学歴・職歴・収入が控えめでも、「いい人生を送ってるなぁ」という人はたくさんいる。 結婚してなくても、子供を作らなくても、自分の人生に満足して、毎日、気分良く、楽しく生きている人はたくさんいる。 学歴・職歴・年収が控えめな方々を「失敗者」や「負け組」であるかのように見る人は今でも多いが、時代の流れとしては、人生の「成功・失敗」や「勝ち負け」を気にして生きるのは馬鹿らしい、と思う人が主流になってきている。 そういう人たちにとって、「成功者になる」などというのは、どうでもいい。 成功者になりたい人は好きにすればいいが、not for me、私にとってはどうでもいいから、と思ってる。 学歴や職歴や年収が控えめな方々を、「失敗者」や「負け組」であるかのように見る意識が言葉の端々に現れている人はダサい、と思っている。 他人の目を気にしているから、人生の成功や失敗を気にする。 しかし、もはや他人の目を気

                              人生の「成功・失敗」や「勝ち負け」を気にして生きる時代は終わった|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
                            • 人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭

                              本稿は、人が超自然的存在を信じたり、宗教を信仰したりするようになぜ進化したのかを、認知心理学、脳神経科学、遺伝学、進化学などの研究成果をレビューして、独自に考察したものです。 なぜこんなにも多くの人が宗教や超自然的存在を信じているのだろうか 正月、近所の神社に行くと、厄年を迎える人の生まれた年が大きく看板に書かれている。私は、宗教や神の存在は全く信じていないが、看板に書かれた年が自分の生年と一致していると、何の根拠もなく今年は病気に気をつけようとか、お守りぐらい買っておこうか、などと一瞬考えてしまう。これは、人を宗教にひきつける、人間の心理をついた「うまいやり方」である。将来への得体の知れない不安に対して、超自然的なものに頼ろうとする人間のもつ心理的特徴が宗教心を創り出しているのだろうと漠然と考えることができる。 現在、全世界の80%以上の人が宗教あるいは霊的な存在を信じているという(1)

                                人はなぜ宗教を信じるように進化したのか|河田 雅圭
                              • 特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂

                                記事:平凡社 坂本龍一さん(2013年5月撮影) 撮影:榎本佳嗣 書籍情報はこちら バッハの「マタイ受難曲」を聴くと、まさに「音楽に救われる」という感じがする ――東日本大震災と原発事故はだれしもにとってたいへんショッキングなできごとだったと思います。坂本さんはどうお過ごしでしたか。 坂本龍一:うーん……、直後はやっぱり、音楽を聴く気になれませんでした。 ――音楽家の方でも、音楽が聴けなくなるんですか。 坂本:ええ、(音楽家には)きっとそういう人は多いと思いますよ。それで、ずいぶんと経ってから……、ひと月ほど経ってからかな、やっと聴いてみようかなと思ったのは。 ――そのときに、慰めや励ましになったもの、あらためて立ちかえったものってありますか。 坂本:それは、やっぱりどうしてもバッハの「マタイ受難曲」です。僕のまわりの音楽好きでも同じようにいう人は多いけれど、やっぱり特別な曲ですね。「また

                                  特別公開:坂本龍一さん3万字インタビュー前編「音楽の大きなテーマは、亡くなった者を悼むということ」|じんぶん堂
                                • 霞ヶ関に東大生を洗脳させて年収2000万で雇わせることで日本を先進国にしろ

                                  あらすじ 本邦が終わっていることは周知の事実で、どこに行っても、開口一番「日本って終わってますよね」と言えば、その場におけるインテリの地位を確立できる。一方で、その言葉の裏には、長年の羨望――つまり、いつになったら日本は『一等国』になれるのか――があるのも事実だ。 この記事では、本邦がいかに終わっているかを概観し、その後、霞ヶ関が東京大学の新入生を洗脳して年収2000万の俸給で雇うことによって、日本がOECDの一員として恥ずかしくないレベルの先進国へと発展するだろうと論ずる。 本文 問題たち 四つの階層に四つの問題がある。 1 一つには、本邦の貧困化だ。総体として語れば、20年度の実質成長率はマイナス5.2%という悲惨な実情がある。もちろん、これはコロナ禍における経済成長なので、本邦の真の成長率とはあまり関係がない。信じた人は反省して欲しい。もっとちゃんとしろ。 ただ、Googleで少し検

                                    霞ヶ関に東大生を洗脳させて年収2000万で雇わせることで日本を先進国にしろ
                                  • 幼なじみが絶対に勝てる気がしない進化心理学 - 本しゃぶり

                                    なぜ幼なじみは負けヒロインなのか。 なぜ幼なじみヒロインは冷遇され続けたのか。 その答えは我々の遺伝子に刻まれている。 【目次】 勝てるはずがない 近親相姦というタブー 毎日会ったら姉弟だ 幼馴染は結ばれない 終わりに 参考書籍 『人類進化論 霊長類学からの展開』 『赤の女王 性とヒトの進化』 『進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観 』 『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略』 幼馴染が勝利する話を解説した記事 2021/05/05 追記 2021/12/05 追記 勝てるはずがない 2021年春アニメで最も言及したくなるタイトルは『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』だ。 第1話 幼なじみが絶対に負けないラブコメ 松岡禎丞Amazon いや、無理だろ。URLの時点で敗北している。 とはいえ見てみないと確かなことは言え

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                                    • 名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功

                                      名古屋大学(名大)は1月12日、旧人と新人というふたつの人類集団の空間分布動態を表現すると同時に、集団間の資源競争による人口密度の変化を示す数理モデル「生態文化分布拡大モデル」を用いた人類進化史の説明に成功したと発表した。 同成果は、名大博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師、明治大学 総合数理学部の若野友一郞教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、科学誌「Quaternary International」にオンライン掲載された。 ここ最近10年間の人類進化史の研究における進展はめざましく、現在の中学校や高校の歴史や生物の教科書が追いつかない状況となっている。それら教科書では、我々ホモ・サピエンスこと新人は、ネアンデルタール人などのさまざまな旧人よりもあとに登場し、より発展した文化を最初から持っていたと説明されている。しかし、もはや大きな更新が必要だという。 まず新人の登場時期が、約3

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                                      • 裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

                                        ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基本表現を制限・禁止するべき」と思っています。 自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月19日 b.hatena.ne.jp 裕木奈江さんのTwitterでの発言が物議を醸しています。というか、炎上しています。 実際は、このツイートは連続したツイートのうちの一つであり、「日本ではゾーニングがうまく機能していないこと」「それが『世界の(先進国の)基準』とかけ離れてしまっていて、他国から奇異の目で見られがちなこと」を前提にしたものではあるのです。 ツイートというのは、短くまとめなければいけないので、色々とこぼれ落ちてしまうものがあって、裕木さ

                                          裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
                                        • 「正しさ」や生産性のために、人間はどこまで治療され、改造されるべきのか - シロクマの屑籠

                                          外では優しいのに家では不機嫌な夫。「フキハラ」には声をあげて、夫婦で話し合おう。 | ハフポスト 先日、ハフィントンポストで「不機嫌な夫はフキハラである」という記事を見かけた。家族のなかの誰かが不機嫌な態度を取り、その不機嫌が家族に影響を与え続けているとしたら、それは不機嫌ハラスメントだ、だから解決・解消しましょうといった啓蒙的内容となっている。 人間は、他人の不機嫌な態度からも影響を受けずにいられないし、それに苦しんでいる人もいよう。だから不機嫌をハラスメントとみなす提言は理屈として理解はできる。なぜなら、功利主義(最大多数の幸福)や危害原理(お互いに迷惑をかけてはいけない)といった現代社会のドグマに照らすなら、不機嫌な態度で他人に悪影響を与えるのは不道徳なこと、ひいてはハラスメントと呼ぶに値するだろうからだ。 上掲記事に対して、「不機嫌をハラスメントと呼ぶのは行き過ぎだ」と反発する意見

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                                          • 『闇の脳科学「完全な人間」をつくる』 その先駆者の栄光と悲劇、そして「脳操作」の現在と未来 - HONZ

                                            同性愛の「治療」を受ける男。娼婦を相手に性的興奮を得ることができれば成功だ。男の頭には電極が差し込まれており、後頭部から4本のコードが隣の部屋まで延びている。その部屋では、研究者たちが電極から送られてくる計測値を見ながら、男の快楽中枢に適切な電気刺激を与える。 まるでSFだ。しかし、未来の話としてはおかしいと思われないだろうか。現在の状況を考えると、LGBTが治療対象となる未来などやってくるはずがなかろう。未来物語でもなければ架空のストーリーでもない。米国で実際におこなわれた人体実験なのである。 本書『闇の脳科学 「完全な人間」をつくる』の冒頭シーンがこれだ。いったいどんな内容の本なのか。意識せずとも期待感が広がっていく。まるで脳のどこかに電気刺激が与えられたかのように。 この実験をおこなったのは、精神科医ロバート・ガルブレイス・ヒース。統合失調症や鬱病などさまざまな精神疾患に対して、患者

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                                            • ティラノサウルスの着ぐるみ着て 博物館の展示を鑑賞 鳥取 | NHK

                                              ティラノサウルスについての企画展を開いている鳥取市の県立博物館で、ティラノサウルスの着ぐるみを着て鑑賞するユニークな催しが開かれました。 この催しは鳥取市の県立博物館が休館日に合わせて特別に開き、20日午前に開かれた回にはティラノサウルスにふんした着ぐるみ姿の15人と、SNSでその姿を発信する「ホモ・サピエンス」=人類役の家族や友人らが参加しました。 参加者は、はじめに博物館の担当者から「人は食べないように」などと注意を受けたあと中国地方初公開となる全長およそ12メートルの全身骨格を見学しました。 またティラノサウルスの動きを再現したロボットも展示され、参加者が首を前後に動かしてまねると「ホモ・サピエンス」役がスマートフォンなどでしきりに撮影していました。 今回の催しはことし4月に大山町でティラノサウルスの着ぐるみ姿で坂を駆け上がるレースが行われ、インターネット上で話題になったことから、県

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                                              • 古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠

                                                スキタイ人の墓から出土した2400年前の皮や毛皮の断片47個のうち、少なくとも2つが人間のものだったことがわかった。(PHOTOGRAPH COURTESY MARINA DARAGAN) 古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、2400年以上前に、騎馬遊牧民のスキタイ人は人間の皮を使って矢筒を作ると書き残した。これまで疑問視されることが多かった記述だが、このたび、それが事実だったことが確認された。2023年12月13日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された論文には、「この調査結果によって、ヘロドトスのおそろしい主張が裏付けられたものと考える」とある。 ヘロドトスによると、スキタイ人は最初に殺した人間の血を飲んだり、頭皮を集めたりしていた。「死んだ敵の右手から、皮や爪などあらゆるものを集め、矢筒のカバーにする者も多い。人間の皮は厚く、光沢があるので、あらゆる動物の皮の中で一番明るく白いとも

                                                  古代の騎馬民族スキタイ人、人の皮で矢筒を作っていた、初の証拠
                                                • 少子化の根っこにあるのは資本主義・個人主義・社会契約の浸透だと思う - シロクマの屑籠

                                                  BBCジャパンで、「世界じゅうで出生率が下がっていく」という話題を見かけた(以下参照)。 世界の出生率、驚異的な低下 23カ国で今世紀末までに人口半減=米大学予測 - BBCニュース 少子化は、ヨーロッパ諸国から東アジアへ、次いでそのほかのアジアへ、やがてアフリカへと広がっていくとされている。また少子化そのものが問題なのではない。リンク先で問題とされているのは「あまりにも急激な少子化」だ。 IHMEの研究による予測は次の通り。 ・5歳未満の人口: 2017年の約6億8100万人から2100年には約4億100万人へと減少 ・80歳以上の人口: 2017年の約1億4100万人から2100年には約8億6600万人にまで急増 マリー教授は、「巨大な社会的変化をもたらすだろう。私には8歳の娘がいるので、世界がどうなるのか心配だ」と付け加えた。 とてつもなく高齢化が進む世界で、誰が税金を払うのだろうか

                                                    少子化の根っこにあるのは資本主義・個人主義・社会契約の浸透だと思う - シロクマの屑籠
                                                  • 2022年のプロダクトマネジメント方針を公開します - SmartHR Tech Blog

                                                    こんにちは、プロダクトマネージャー(以下、PM)のadachiです。 SmartHRでは、年始に各部署のリーダーがその年の方針を発表することになっています。今回は私がPMグループの方針として書いた文章を、丸ごとそのまま公開したいと思います。 本文に入る前に、少しだけ補足をさせてください。 現在PMグループには13名のPMが所属しており、それぞれ担当するプロダクトの性質もフェーズも異なります。そのようなチームに向けたメッセージということで、やや抽象的かつ焦点が絞りきれていない内容になっております。(言い訳その1) また、改めて読み返すとかなり基本的なことしか書いていないのですが、基本に立ち戻ってがんばろうぜ!という趣旨であることをご理解いただければと思います。(言い訳その2) そして、あふれる思いを詰め込んだ結果、かなりの長文になってしまいました。シンプルさを美徳とするPMとしては汗顔の至り

                                                      2022年のプロダクトマネジメント方針を公開します - SmartHR Tech Blog
                                                    • 感想『シン・ウルトラマン』 繊細な愛と露悪。そして、祈り。 - ジゴワットレポート

                                                      『ウルトラマン』はどんな作品か。日本の特撮文化、ならびにエンターテイメント史に如何なる影響を与えたのか。 それは、今更私なぞが語る必要もないだろう。偉大なる銀色の巨人の物語を、それらを幼少期に脊髄にまで叩き込んだであろうスタッフの面々が、この2000年代に描き直す。それも一本の映画として。これがどれほどにハードルが高く、難しい注文なのか。一介の特撮オタクとして、そんなことを夢想しながらここ数ヶ月を過ごしていた。 『シン・ウルトラマン』公開前日、タブレットでせっせとツブラヤイマジネーションを開き、『ウルトラマン』を復習鑑賞していた。手元には副読本、洋泉社刊の『別冊映画秘宝ウルトラマン研究読本』。これがまた驚くほどの熱量と資料性でマストバイの一冊なのだがそれはさておき、同じくリビングでスマホ片手に韓ドラを観ていた嫁さんが声をかけてきた。「それなら私も知ってる」。彼女が指したのは、本のページに載

                                                        感想『シン・ウルトラマン』 繊細な愛と露悪。そして、祈り。 - ジゴワットレポート
                                                      • 生きに生きて40歳、俺らは結構長く生きた - シロクマの屑籠

                                                        pha.hateblo.jp phaさんのエッセイは、焼きたての手作り菓子のようで、そのようなエッセイにツッコミや言及を入れるのは野暮であり、無粋でもあるのだけど、寒くてどこにも出かけたくない気分だったので、これを書くことにした。 まずphaさんへの私信のようなものとして。 「過ぎ去った若さについて書くとしても、50代になってから書くと、もう完全に枯れきった感じの遠い目線になってしまうと思うんですよ。でも、40代初めの今ならまだみずみずしい喪失感を書けるんじゃないでしょうか」 確かに、それはそうかもしれない。それは今しか書けないことな気がする。 40代くらいで、僕と同じような虚無を抱いている人は他にもいるだろう。そういう人たちに向けた文章になるのだろうか。中年には中年にしか書けないことがあるのかもしれない。そういう方向性でちょっとやってみようか。 https://pha.hateblo.j

                                                          生きに生きて40歳、俺らは結構長く生きた - シロクマの屑籠
                                                        • 現代人は本当に思想に飼われている - シロクマの屑籠

                                                          president.jp リンク先の文章は、拙著『人間はどこまで家畜か』を一部引用しつつ、ひとまとまりの読み物として再編成しプレジデントオンラインさんに載せていただいたものだ。私たちは資本主義にいいように飼い馴らされ、その資本主義をますます充実させるための資本の乗り物、それか家畜として使役されちゃっていませんか? といった話が中心になっている。 だが、現代人のマインドに根を下ろし、現代人をいいように飼い馴らし、現代人を動機づけている思想は資本主義だけでもあるまい。 ぜんぶ挙げようとするときりがないが、『人間はどこまで家畜か』では、現代人を飼い馴らす思想として、資本主義に加えて個人主義と社会契約、それから功利主義を挙げている。思想などという実体のないものに何ほどの力があるのか? と疑う人もいらっしゃるだろうし、そうした思想をつくりだしたホッブズやルソーやベンサムといった思想家の重要性は実感し

                                                            現代人は本当に思想に飼われている - シロクマの屑籠
                                                          • 雑で速いやつに対する説諭 - 傘をひらいて、空を

                                                            疫病が流行しているのでよぶんな外出を控えるようにという通達が出された。弊社ではそのために些末な打ち合わせもオンラインでおこなわれ、皆が慣れてきた今となってはリアルタイムの共同作業も気楽に実施されている。本日は上司からの資料レビューであった。 上司:急ぎでイレギュラーな仕事やってもらっちゃってごめんね わたし:いえいえだいじょうぶです 上司:こういう差し込みの仕事、ガッてやってバッて出してくれるのほんと助かる わたし:いやあ、この程度でよろしければ 上司:あのね、できればこの程度じゃなくしてほしい 上司:あなたの仕事はいつもスピーディで対応も柔軟で素晴らしい。でも雑 わたし:あっそれが本題ですね 上司:うん。赤字のところ見ておいて。とくに数字の誤字は致命的だからね。あと図の作りとレイアウト。せめて余白を左右対称にしてほしい。総じて雑 わたし:承知しました。赤線ありがとうございます。すごく直し

                                                              雑で速いやつに対する説諭 - 傘をひらいて、空を
                                                            • 2021年春開始の新作アニメ一覧

                                                              2021年春に放送・配信が始まるアニメの数は、昨今の中でも特に多い70本オーバー。 Netflix独占配信アニメの続編「B The Beginning Succession」や、人気キャラクター「ゴジラ」の完全新作TVアニメである「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」、週刊少年ジャンプ連載の人気作品を原作としてアニメも長期シリーズ化している「僕のヒーローアカデミア(第5期)」、約6年ぶりに復活を遂げたシリーズ新作「ヘタリア World★Stars」、20年ぶりのアニメ化にも関わらずキャストがほぼ続投という「SHAMAN KING」など、多彩な作品が並びます。 小説や漫画、玩具などの原作がなく、また、続編ものでもない完全なオリジナル新作としては「Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-」「ダイナ荘びより」「オッドタクシー」「iii あいすくりん」「擾乱 THE PRINCESS

                                                                2021年春開始の新作アニメ一覧
                                                              • 全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴

                                                                理化学研究所(理研)生命医科学研究センター ゲノム解析応用研究チームの寺尾 知可史 チームリーダー(静岡県立総合病院 臨床研究部 免疫研究部長、静岡県立大学 薬学部ゲノム病態解析講座 特任教授)、劉 暁渓 上級研究員(研究当時:ゲノム解析応用研究チーム 研究員; 静岡県立総合病院 臨床研究部 研究員)、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター シークエンス技術開発分野の松田 浩一 特任教授らの共同研究グループは、大規模な日本人の全ゲノムシークエンス(WGS)[1]情報を分析し、日本人集団の遺伝的構造、ネアンデルタール人[2]およびデニソワ人[3]由来のDNAと病気の関連性、そしてゲノムの自然選択が影響を及ぼしている領域を複数発見しました。 本研究成果は、日本人集団の遺伝的特徴や起源の理解、さらには個別化医療[4]や創薬研究への貢献が期待されます。 今回、共同研究グループは、バイオバン

                                                                  全ゲノム解析で明らかになる日本人の遺伝的起源と特徴
                                                                • ケルベロスに去勢手術を施す考察 - とある獣医の豪州生活Ⅱ

                                                                  ある暇な土曜日、ふと「獣医とは何か」について哲学的に考えてみた。 獣医とは何か。とても難しい問いである。傷病の動物を治す人、公共衛生を守る人、動物と人との間に入って架け橋となる人、研究者、科学者・・・どれも正しい。どれも正しいのではあるが、どうであろうか、何とも曖昧というか、範囲が広すぎるのである。 獣医の範囲とは何か。問題を考えているうちにまたも難しい問題にぶつかってしまった。獣医という職業の内容は多岐に渡るが、その対象となる動物の範囲もまた非常に多岐に渡る。一般の感覚だとイヌやネコ等の愛玩動物が主体となるであろうが、その実は畜産動物は勿論の事、各種エキゾチックペット、様々な野生動物、海獣、魚類、挙句の果てには畜産業の一環として蜂についてまで大学で学ぶほどである。 駄目である。 深く考えていては貴重な週末も無駄に脳細胞を焼き殺して終わってしまう。 そう、単純化すれば良いのだ。 つまり獣医

                                                                    ケルベロスに去勢手術を施す考察 - とある獣医の豪州生活Ⅱ
                                                                  • 「自然界の弱肉強食ルールが人間社会で適用されないのは何故?」 → 「人は皆"弱者"であり、自分たち"弱者"を生かす社会だから」

                                                                    リンク Yahoo!知恵袋 弱者を抹殺する。不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に... - Yahoo!知恵袋 弱者を抹殺する。不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。でも人間の社会では何故それが行 われないのでしょうか?文明が開かれた頃は、種族同士の争いが行われ、弱い者は殺されて行きました。ですが、今日の社会では弱者を税金だのなんだので、生かしてます。優れた遺伝子が生き残るのが自然の摂理ではないのですか。今の人間社会は理に適ってな... 37 平泉康児/編集者 @hiraizm フリーランスの編集者。つくば市生まれ/在住。猫好き。おもな仕事:図録『ILLUSTRATION』シリーズ(2013〜)、画集『IMV』シリーズの企画・編集

                                                                      「自然界の弱肉強食ルールが人間社会で適用されないのは何故?」 → 「人は皆"弱者"であり、自分たち"弱者"を生かす社会だから」
                                                                    • SF賞の改名について(キャンベル賞、ティプトリー賞)|橋本/@biotit

                                                                      ジョン・W・キャンベル・ジュニア新人賞およびジョン・W・キャンベル・ジュニア記念賞、そしてジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞が改名される予定である。本記事はこの件について思ったことをまとめたものだ。(photo by Romain Kamin) 1.なぜ改名されるのか? 端的にいう。由来となった作家の言動に傷つく人がいるからだ。 ジョン・W・キャンベル・ジュニア(1910-1971)はファシスト、レイシスト的な言動から、功罪の罪のほうがあまりに大きく、賞の冠としてふさわしくないと見なされた。今年キャンベル新人賞を受賞したジャネット・ンが受賞スピーチ(動画)で訴えたことで大いに話題になり改名決定に至ったが、ンによれば賞名にふさわしくないという問題提起は以前からあり、署名活動も行われていたという。 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(1915-1987)のほうは、要介護の夫を殺して自分も死ん

                                                                        SF賞の改名について(キャンベル賞、ティプトリー賞)|橋本/@biotit
                                                                      • 現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定

                                                                        現生人類誕生の地として特定されたマカディカディ・オカバンゴ地域を示した図。矢印は、人類が13万~10万年前に北東と南西の両方向に移動した経路。(c)VALENTINA BRESCHI, GILLIAN HANDYSIDE / AFP 【10月29日 AFP】現生人類は20万年前、ボツワナ北部で誕生したとする論文が28日、国際研究チームにより科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。人類誕生の地を特定した研究結果としては、これまでで最も詳細な位置を示したものとみられる。 【あわせて読みたい】オカバンゴ湿地帯を含むボツワナの絶景5か所(2016年) 解剖学的現生人類のホモ・サピエンス・サピエンスがアフリカで誕生したことは以前から知られていたが、その正確な場所は特定されていなかった。 研究チームは、「L0」系統のDNAを高い割合で保持することが知られている民族グループ「コイサン」に属する20

                                                                          現生人類、ボツワナで20万年前に誕生 DNA分析で特定
                                                                        • 「チバニアン」 国際学会が命名決定 日本の地層で初登録 | NHKニュース

                                                                          千葉県にあるおよそ77万年前の地層を地質学の国際的な基準に登録し、そこからおよそ12万年前までの地質学上の時代を「チバニアン」と命名することを国際学会が決めました。日本の地層が国際的な基準に登録されるのは初めてのことで、今後、高校の地学の教科書にも「チバニアン」の記載がみられることになりそうです。 17日、韓国で開かれた国際学会の理事会での投票の結果、登録が認められ、およそ77万年前から12万年前までの地質学上の時代を千葉県にちなんで「チバニアン」と名付けることが決まりました。 地質学では、地球のおよそ46億年の歴史を、「国際標準地」などを基準に117の時代に区分していますが、日本の地層を基準にして時代が決められたのは初めてです。 「チバニアン」の時代は、人類であるホモ・サピエンスが誕生した時期を含むなど地球の歴史の中でも重要な時期を含んでいて、今後、高校の地学の教科書にも「チバニアン」の

                                                                            「チバニアン」 国際学会が命名決定 日本の地層で初登録 | NHKニュース
                                                                          • インターネットが生まれるまで - デマこい!

                                                                            徒歩よりも遅かった ローマ帝国時代後期、ローマ支配下のエジプトの法的文書には、暦日と在位中の皇帝の名前が記載されていました。当時はローマで新しい皇帝が即位しても、それがエジプトに伝わって法的文書に反映されるまでにタイムラグがありました。このタイムラグを調べると、古代における情報伝達の速さを推測できます。また、近世に入った1500年頃の情報伝達の速さは、ヴェネチアの商人たちの日記から推測できます[1]。 その結果を見ると、平均時速はほとんど変わらず時速1・5キロメートルほどだったようです。産業革命以前の世界では、情報伝達は人間の歩行速度よりも遅かったのです。 出典:グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』下巻p177 出典:グレゴリー・クラーク『10万年の世界経済史』下巻p178 近代の情報伝達の速さは、ロンドンの新聞から推測できます。世界中で起きた事件がロンドンで報道されるまでのタイム

                                                                              インターネットが生まれるまで - デマこい!
                                                                            • 2022年下半期に読んで面白かった本5選 - 本しゃぶり

                                                                              2022年が終わった。 だから読んで面白かった本を紹介する。 【目次】 2022年下半期に読んだ本 『防災アプリ 特務機関NERV』 『mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来』 『「修養」の日本近代 自分磨きの150年をたどる』 『ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ』 『Anthro Vision 人類学的思考で視るビジネスと世界』 終わりに 2022年上半期に読んで面白かった本 2022年下半期に読んだ本 去年は4月まで引っ張ることになったが、今年はさっさと書いてしまおう。俺は反省して対策を講じる人間なので。 2022年下半期に読み終えた本は52冊。上半期も52冊だったので、安定したペースで読めたと言える。年間で104冊は目標通りだ。 2022年の読了数 この52冊の中から特に良かった5冊を紹介しよう。 『防災アプリ 特務機関NERV』 防災アプリ 特務機関NERV 作

                                                                                2022年下半期に読んで面白かった本5選 - 本しゃぶり
                                                                              • 書籍「ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか」、ものの認知に関する視点が目鱗でお勧めです - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

                                                                                先日、こちらの本を読みました。もともと、サイモン・バロン・コーエン氏の著書は共感脳とシステム化脳や、マインド・ブラインドネスの本などが好きて翻訳されているものはすべて読んでいました。 ザ・パターン・シーカー: 自閉症がいかに人類の発明を促したか 作者:Baron-Cohen, Simon 化学同人 Amazon そして、新著が出たのでさっそく読んでみたのですが、やはりおもしろい!! 要は、人間(ホモ・サピエンス)だけが、単純な経験則に基づく反復学習だけではなく、 if A and B then のような感じで、まだ見ぬ未来についてもこれまでの経験や仮説や条件節を使って、パターンを理解し、文字や言葉の活用はもちろんのこと、さらに新しい技術や文化開発を可能にしたのではないか、という仮説です。 特に、4-10万年前前後に起こっているホモ・サピエンスの認知能力の急激な拡大について、言語の発達がきっ

                                                                                  書籍「ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか」、ものの認知に関する視点が目鱗でお勧めです - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
                                                                                • ネアンデルタール人は人間の祖先と10万年間も戦争状態にあった可能性(人類史) : カラパイア

                                                                                  60万年前、ヒトは2つのグループに別れた。一方はアフリカにとどまり、「ホモ・サピエンス」つまり現生の人類である我々になった。 もう一方はアフリカからアジアへ、次いでヨーロッパへと旅立ち、「ホモ・ネアンデルターレンシス」ネアンデルタール人になった。 すでに絶滅したネアンデルタール人は我々の祖先ではなく、むしろ同じ時代を生きてきた兄弟に近い。 だが両者はエデンの園のような牧歌的な楽園で、仲睦まじく暮らしたというわけではなさそうだ。領土や資源をめぐる血で血を洗う争いが現代にいたるまで失くなっていないように、どうやら彼らもまた争い続けてきたらしい。

                                                                                    ネアンデルタール人は人間の祖先と10万年間も戦争状態にあった可能性(人類史) : カラパイア