記者会見で教諭によるいじめ問題の経緯を説明する神戸市立東須磨小の校長(右)ら=神戸市中央区の市役所で2019年10月9日午後5時40分、峰本浩二撮影 神戸市立東須磨小で男性教諭(25)が同僚教諭4人からいじめや暴行を受けていた問題で、市議会は4日、市立小中高の校長や市教委幹部ら約320人分の冬のボーナス(期末・勤勉手当)の増額を見送る条例改正案を賛成多数で可決した。 ボーナスの増額が見送られるのは、市立学校の校長や事務長約250人と市教委事務局…
下関市立大学内部告発者様へ 「下関市立大学 取材担当記者様」宛てのお手紙をいただき、心より御礼申し上げます。名前のわからない匿名のあなたへ、こちらから連絡をとる術もありませんので、いただいたお手紙への返事をしたためた次第です。 しっかりと熟読させていただきました。そして率直に感じたことは、あなたは下関市立大学の教員に非常に憎悪を抱いておられる方で、その立場は教員ではないのではないか? ずばり大学経営側の人間なのではないか? という事でした。それもこれも、名前を名乗っていただけないので想像するほかないのですが、縷々(るる)書かれておられる内容を読み進め、最後のオチで「なるほど」と思ったのです。この間、問題にされてきた「市長による大学私物化」を「9割の教員による大学私物化」へとすりかえ、陽動したいという思いがひしひしと伝わってくるものだったからです。こうした文章を書ける人物は誰か? その感情は
妊婦の市販弁当の摂取回数などを調べたアンケート用紙(手前)と、死産と市販弁当などの関連について発表した論文(奥)=2022年5月10日、兵藤公治撮影 市販弁当や冷凍食品を頻繁に食べる妊婦は死産の確率が2倍以上になるとの分析結果を、名古屋市立大の杉浦真弓教授(産科婦人科)や玉田葉月特任助教(栄養学)らの研究チームが発表した。杉浦教授は「死産が多くなる原因について、さらに詳しく研究する必要がある」と指摘している。 研究チームは環境省が実施するエコチル調査で得られた妊婦9万4062人のデータをもとに、市販弁当、冷凍食品、レトルト食品、インスタント食品、缶詰食品それぞれについて、妊娠結果との関連を分析した。分析の際には母親の年齢や体格、喫煙・飲酒歴、収入など妊娠結果と関連があることがエコチル調査で判明した要因の影響を取り除く統計処理をした。 その結果、市販弁当、冷凍食品の摂取頻度と死産との間に関連
「差別と社会」(大阪市立大学名誉教授 野口道彦)[1] 差別とは何か 差別とは何でしょうか。ある人は「これは、差別だ」といいますが、別の人は「差別ではなくて、区別だ」といって、意見が分かれることがよくあります。この差別と区別の違いの背景には、区別は「しても許されるもの」、差別は「してはいけないもの」というとらえ方があります。 では、1つの行為が、社会的にみて許されるのか、許されないのか。これらは、文化・宗教、価値観などによって大きく違います。また、時代によって大きく変化しています。長いスパンでみれば、過去から現在、未来と、人権のとらえ方は大きく進展しており、今の時代に生きる人が、差別だととらえていないことも、20年、30年後には、差別だととらえられることが起こるでしょう。その点、頭を柔軟にし、感性を磨いておかないと、次世代の人から、「古い、頭が固い」といわれるでしょう。 さて、差別とは、「
神戸市教委は28日、市立東須磨小学校とは別の学校で、複数の先輩教員が後輩教員に対し、蚕のさなぎを食べさせるなどの集団ハラスメントがあったと発表した。40代男性教諭を減給10分の1(3カ月)、30代男性臨時講師を戒告の懲戒処分とした。市教委は「(後輩に)被害感情がなく、公表を望んでいない」として、校名や校種を明かさなかった。 市教委によると2016~18年度、加害側の2教員が後輩の男性教員に、蚕のさなぎを食べさせる▽職員室や教室で丸刈りにさせる▽飲酒を強要する▽10万円分のかばんや時計を購入させる▽七味を頭からかける――など十数件のハラスメント行為をした。既に退職した別の教員も、この後輩教員宅の壁やドアに落書きをしたという。
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「危機感足りなかった」 研修医20人で会食、5人でカラオケ5時間… 横浜市立市民病院で研修医の感染2人目 横浜市立市民病院(同市保土ケ谷区)で、新たに20代男性研修医の新型コロナウイルス感染が明らかになった。同病院関係者の感染は2人目。感染経路は3月下旬に同僚の研修医20人で開いた会食とみられ、その場には1人目の感染者の20代女性も含まれていた。 【写真】従業員感染で一時休業 イオンスタイル東戸塚 同病院は感染症指定医療機関の一つで、新型ウイルス感染者らを受け入れる立場。市役所での会見で同病院幹部は「危機感が足りていなかった」と陳謝した。 市によると、20人の会食があったのは3月27日。前日の26日には、黒岩祐治知事が夜間を含む週末の外出を自粛するよう県民に緊急メッセージを発していた。 男性研修医は27日の前後にも、同病院の医師や研修医、放射線技師、看護師と計4回にわたり会食やカラオケに参
新型コロナウイルスの感染拡大により、聞かない日はない「PCR検査」。これまでは保健所から依頼された地方衛生研究所などが検査を行ってきた。尼崎市立衛生研究所(兵庫県尼崎市南塚口町4)もその一つ。17日午前0時時点で66件の検査を行い、阪神間の患者4人の陽性を確定した。まだ陽性が出ていなかった6日に検査手順について取材した。 公益財団法人尼崎健康医療財団運営のビル「ハーティ21」。JR塚口駅から徒歩十数分。下層階にプールやスポーツジム、各種検診エリアなどがあり、市立衛生研究所は5階にある。 研究所は1966年設立で、93年にこの地に。デング熱や風疹などの感染症、食中毒や河川水質汚濁…。普段から多岐にわたる検査を三つの部署が分担する。 新型コロナの検査を担うのは「感染症制御担当」。検査にあたる職員は基本3人で、この1カ月あまり、いつ来るか分からない市保健所からの依頼に24時間対応してきた。 ■
立憲民主党の川内博史衆院議員らは25日、国会内で記者会見を開き、政府が配布した布製マスクの着用を強要するかのようなプリントを埼玉県深谷市の公立中学校が作成し、保護者に配布していたことを明らかにした。文部科学省を通じて事実関係を確認した。主要野党は同日中に文科省から事実関係を改めてヒアリングし、同様の事例が全国でも発生していないかを調査する考えだ。 プリントの写真は25日、学校関係者とみられる人物のツイッターに投稿されていた。プリントには27日の予定などが記載されており、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、「アベノマスク着用(別のマスク着用生徒については携帯しているか)の確認」「アベノマスクを忘れた生徒は少人数教室に残る」などと記載されていた。 主要野党は25日、ツイッター上のプリントの事実関係の確認を文科省に要請。文科省が埼玉県教育委員会などに事実関係を問い合わせたところ、深谷市内の公
神戸市立の小学校で教諭が同僚をいじめていた問題で、市の教育委員会は加害者の教諭4人らの懲戒処分を決定しました。「激辛カレーいじめ」のほか、セクハラ行為も繰り返していたとして30代の男性教諭2人を懲戒免職としたほか女性教諭1人を停職3か月、男性教諭1人を減給の処分としています。 もっとも重い懲戒免職となったのは、蔀俊教諭(34)と柴田祐介教諭(34)の2人です。 蔀教諭は、最も多い93件のハラスメント行為が認定され、激辛カレーを無理やり食べさせるなどの暴行のほか、交際相手とのわいせつな写真を送らせるなどのセクハラ行為もしていたということです。 柴田教諭は、目の下に激辛カレーを塗り付けたほか、別の女性教員へのセクハラ行為など39件が認定されました。 また、「カレーいじめ」以外にも児童のいすを引いて転倒させるなど、不適切な指導をしたとして45歳の女性教諭を停職3か月としました。 さらに、暴行や暴
堺市立共同浴場(堺市堺区)の指定管理者である公益財団法人堺市就労支援協会(同区)の職員が勤務時間中にテレビゲームをしたり誕生日会を開いたりしていたとして、協会は19日、職員5人を停職5日などの懲戒処分、3人を文書厳重注意処分とし、発表した。 協会によると、処分されたのは30~60代の男女8人。事務局の1人を除く7人が浴場で働いていた。 3月に市議の指摘で浴場内での喫煙が発覚し、調査するうちに不適切な行為が次々に判明したという。 家庭用ゲーム機「NINTENDO64」をボイラー室の控室に持ち込み遊んでいたのは6人。長いときは2時間ほどテニスゲームなどを楽しんでいた。 このうち5人は誕生日会などの懇親会をピザを持ち込むなどして開催。アルコールの持ち込みはなかったという。元々は飲食店で懇親会をしていたが、コロナ禍で難しくなり、2020年春から10回ほど事務室や控室で開いたという。 食材を持ち込ん
夏の全国高校野球選手権に6回目の出場を果たした千葉県船橋市立船橋高校について、実況中継したNHKのアナウンサーが「しりつふなばし」と呼んだことについて、ネット上で違和感を訴える声が続出している。 「強豪ぞろいの千葉、その混戦の千葉大会を15年ぶりに制しました『しりつふなばし』高校です。この夏勝てば、初戦勝ちますと、25年ぶりの勝利ということになります、『しりつふなばし』高校です」 ■応援曲については、「市船(いちふな)ソウル」と紹介 2022年8月8日夕、この日最後の第4試合目となる興南(沖縄)との試合が始まると、NHKアナは、このように市立船橋について紹介した。 試合中も、「しりつふなばし」と言い続けたが、4回裏の市立船橋の攻撃で、3塁側応援席の様子をリポーターが伝えるときは、ちょっと違った。同校の愛称「いちりつふなばし」を使った応援曲について、その略称を使った「市船(いちふな)ソウル」
「京都芸術大学」の名称使用認める判決 校名変更問題、京都市立芸大側が敗訴 地裁「京芸略称、著名と言えず」 2020年8月27日 14:50 京都造形芸術大から校名変更した「京都芸術大学」(京都市左京区)を運営する学校法人瓜生山学園に対し、京都市立芸術大(西京区)が名称の使用差し止めを求めた訴訟の判決が27日、大阪地裁であり、杉浦正樹裁判長は市立芸大側の訴えを退けた。瓜生山学園側が「京都芸術大学」を使用することが法廷で認められた。 京都造形芸術大は2021年の開学30周年を前に、校名を「京都芸術大学」にすることを決定。2019年8月27日に文部科学省が受理し、2020年4月から校名を変更していた。 これに対し、1880年に開学した日本初の公立の絵画専門学校を前身とし、1969年から現名称を使う京都市立芸大は、既に市立芸大の略称として「京芸」などが定着していると主張し、「大きな混乱を招く」と反
10月18日、「大分大学のガバナンスを考える市民の会」主催のシンポジウムの模様 大学の権力的支配を許していいのか――。 全国の大学で「大学改革」の名のもとで学長への権限集中が進められ、教員の意思が軽んじられているとして、大学運営のあり方を考えるシンポジウムが10月18日、大分市で開催された。 報告されたのは2つの国公立大学の現状だった。ひとつは大分大学。2015年に学長の任期上限と、学長選考の教員による意向投票が撤廃された。その結果、学長に権限が集中し、昨年には経済学部長の選考をめぐり学長が教授会の意向を無視して学部長を決めたほか、医学部の教授採用でも学長が教授会が選んだ候補者とは別の人物を採用した。大分大学の問題については、『大分大学、学長“独裁化”で教授会と内紛』に経緯を書いた。 もうひとつの報告は下関市立大学。安倍前首相の元秘書である前田晋太郎下関市長によって「私物化」が進められてい
延伸ルート4案からB案が選定された。A案が従来案。出典:検討結果(東京都都市整備局都市基盤部交通企画課) ルートは昨年末に開かれたルート検討委員会の検討結果を踏まえたもので、これまでのルート案を一部変更し、町田市立陸上競技場や日本大学第三高等学校、野津田高等学校を経由する約16キロ。ルートが未確定だった忠生地区を中心に検討を重ねた。 ルート検討委員会では4案を「費用対効果」と「まちづくりに関する評価」で確認。従来案は速達性に優れるものの、小山田緑地をトンネルで通過するため、沿線開発の余地が少なく、環境への影響を懸念。 採用された案は、従来案よりも延長が3キロ伸びて、速達性では「やや劣る」としながらも、団地や学校、Jリーグなどが開催される陸上競技場を経由することで需要の増加も見込め、新たな沿線開発が期待できるとした。 東京都は今後、地元市に対して需要の創出になるまちづくりを深めることを促し、
この度の淀川に迷入したマッコウクジラについて、大阪市立自然史博物館は1月9日に発見されて以来、注視してきました。外部からの観察でオスのマッコウクジラとわかり、様々な映像を通じ、当初報道された8mよりは大きなものに思えました。 当館では動物研究室の学芸員を中心に、鍋島外来研究員(元大阪府立環境農林水産総合研究所主任研究員)など大阪湾の生物に詳しい関係者などと連絡を取りながら情報交換を重ねてまいりました。自力での沖合への回遊を期待していましたが、残念ながら13日に死亡が確認されました。以降、当館では大阪市博物館機構を通じて大阪市の関係部局に標本化の希望を伝えてまいりました。 マッコウクジラはオスとメスでは大きく形状が異なります。平成22年に回収し当館に展示中のマッコウクジラはメスの個体ということもあり、館内での議論を経て、オスの標本は当館としてはぜひ入手したいと標本取得希望の意向を伝えてきたこ
新型コロナウイルス以外の理由で病院を受診した患者について、大阪市立大学が感染した経験があるかどうか血液中の抗体を調べたところ、300人余りのうちのおよそ1%の患者から抗体が検出されたことが分かりました。グループは、地域での感染状況を反映していると考えられるとして爆発的な感染拡大を防ぐ必要があるとしています。 研究グループがこの抗体検査の方法を使って先月下旬の2日間、大阪市立大学附属病院の外来を受診した無作為に選んだ新型コロナウイルス以外の患者312人の抗体を調べたところ、およそ1%にあたる3人から抗体が検出されたということです。 研究グループは、3人は新型コロナウイルスに感染した経験がある可能性が高く、地域の感染状況を反映していると考えられるとしています。 城戸准教授は「実際の感染者数は、これまで確認されていたよりは相当多いと考えられる。ただ今後、多くの人が感染して、抗体を獲得することで、
神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)の研究チームは、4月7日までの8日間に外来を受診した患者千人の血液を検査したところ、約3%が新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと2日発表した。 【写真】中国の医師や看護師の女性たちが丸刈りにされる 感染後しばらくしてできるIgG抗体が33人から検出された。救急や発熱外来を受診した患者は対象から外した。神戸市全体の性別や年齢の分布に合わせて計算すると、4月7日の緊急事態宣言が出る前に、既に2.7%に当たる約4万1千人に感染歴があったことになるという。当時、神戸市でPCR検査によって把握されていた感染者数の数百倍が感染していた可能性がある。
保護者らの抗議を受け、学校が全校児童の保護者にあてた文書。普段の教室で民族学級の児童を朝鮮名で呼んでいたことは触れられていなかった 大阪府東大阪市の市立布施小学校の課外活動「民族学級」で、在籍する児童について日本国籍で日本人名を使って生活しているのに学校側が勝手に朝鮮名を付けて呼んでいたケースがあったことが19日、学校などへの取材で分かった。日本名の文字を朝鮮語の読み方をして呼んでいたという。これについて保護者側の明確な同意を得ておらず、学校側は抗議を受けて対応を改めた。学校側は「保護者に説明したつもりだったが、了承を得る取り組みが不十分だった」としている。 学校などによると、民族学級は国際理解を深めることを目的とした課外活動。同市内では数十年前に始まったとされる。放課後に開かれ、この学校では韓国籍の常勤講師らが担当し、児童約70人が在籍。大半が親ら血縁者に朝鮮半島にルーツがあり、学級では
私は、管理職の先生方に公の場で意見を具申してた。あまりの長時間労働、無意味な会議、過剰に負担になっている研修、等々・・・。そんなものに常々苦言を呈してた。何度も何度も。「これでは先生方の健康を害しますよ」と。それが管理職にとっては邪魔以外のなにものでもなかったのだろう。 その日は、5時間目に唐突に大矢教頭が教室に来た。「これから教育委員会に行くから、6時間目は自習にして」え、6時間目あるんだよ、自習にさせる用事ってなんなのかな。 「吉新校長と私も行くから」 それから教務の先生に任せて、バタバタと学校を出た。 ここからが地獄の始まりだった・・・。 吉新校長と大矢教頭と私の3人で学校から教育委員会に向かう間の会話はぎこちない。ふたりとも「なんで呼ばれるんだろうねえ」なんて話している。 教育委員会の会議室に着いた。 だれもいない。 吉新校長が下階に人を呼びに行く。 担当者が4人も出てきた。 3人
大阪市立高校の全21校(一部は中高一貫校)を2022年度に大阪府へ移管する条例案が9日、市議会で採決される。市は移管に伴い、1500億円超の価値を持つ土地や建物も府に無償譲渡する方針で、自民党は「土地建物は市民の財産。活用法を市も関与できる余地を残すべきだ」と無償貸与に切り替えるよう主張するが、大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決される見通しだ。政令市が公立高校を都道府県に移管すれば全国初になる。 市立高の移管は「大阪都構想」による市の廃止を見据え、維新が「運営の一元化で教育目標を統一できる」として公約に掲げた。都構想は住民投票で否決されたが、移管は議会の議決で実現できる。今後、府議会でも関連条例案が採決される。
横浜市立小学校で担任教諭による複数児童へのいじめがあり、市が弁護士などでつくる第三者調査委員会を立ち上げて調査を進めていることが14日までに分かった。児童や保護者へのアンケートや聞き取り調査を進め、年度内に報告書をまとめるとしている。 市教育委員会によると、当該の教諭は一部の児童に対し、配布物を配らなかったり、提出物を探すように命じてテストを受けさせなかったりしたという。 3月に児童1人から訴えがあり、発覚した。学校側は6月に緊急の保護者会を開いて説明するとともに謝罪したが、その後、同様の被害を複数の児童が受けていたと判明。調査が十分ではないとして9月27日に第三者委員会を立ち上げた。 山中竹春市長は今月13日の定例会見でいじめがあったことを認め、「(最初の学校側の調査が不十分だったので)保護者との信頼関係が崩れていることは認めざるを得ない」と述べた。
【コラム・坂本栄】土浦市立博物館と市内の郷土史研究者の間で論争が起きています。争点は筑波山系にある市北部(旧新治村の一角)が中世どう呼ばれていたかなどですが、博物館は自説を曲げない相手の主張に閉口し、この研究者に論争拒絶を通告しました。アカデミックディスピュート(学術論争)を挑む市民をクレーマー(苦情を言う人)と混同するかのような対応ではないでしょうか。 「山の荘」の呼称はいつから? 博物館(糸賀茂男館長)と論争しているのは、藤沢(旧新治村)に住む本堂清さん(元土浦市職員)。社会教育センターの所長などを務め、退職後は市文化財審議委員、茨城県郷土文化振興財団理事も歴任した歴史通です。「山の荘物語」(私家版)、「土浦町内ものがたり」(常陽新聞社)、「にいはり物語」(にいはりの昔を知り今に活かす会)などの著作もあります。 争点はいくつかありますが、主なものは現在東城寺や日枝神社がある地域の呼び方
横浜市立中で8日から初めて学校給食法上の「給食」の提供が始まる。ただし、学校で盛り付けるのではなく、従来の配達弁当「ハマ弁」と同様に調理済みの弁当を配達する仕組み。「おかずが冷たい」などの理由で生徒の1割しか食べていなかったハマ弁から「呼び方が変わっただけ」という保護者らの冷めた声が、始まる前から漏れている。 【写真特集】日本各地の学校給食 市立中の昼食は2020年度まで、生徒が家庭弁当とハマ弁、仕出し業者の弁当の3種類から選択していた。ハマ弁は民間業者が調理、盛り付けする施設から配達するため、衛生面から温度管理は避けられず、「おかずが冷たい」などと不評だった。20年6月時点でハマ弁を選択する生徒は10・1%と、最終的な目標の20%を大幅に下回った。 市はハマ弁の事業が20年度で終わるのを機に、21年度から給食に切り替えることにした。中学校給食の導入は全国の政令市で横浜市が最後。給食になる
9月30日(土)に、東京渋谷の実践女子大学でJissen Librarianshipの会 特別シンポジウム 「公共図書館の地域資料サービス:日野市立図書館の実践から考える」が開かれた。これに、元小平市立図書館長蛭田廣一氏、前日野市立図書館長清水ゆかり氏とともに登壇して、私は「日野市立図書館市政図書室の21世紀的意義」と題するお話しをさせていただいた。お二人とも、三多摩地域資料研究会を通じて四半世紀になるお付き合いで、さまざまな刺激を受けて私はこの分野の重要性を問い続けてきた。2018年3月には「図書館はオープンガバメントに貢献できるか」の公開シンポジウムを開き、その報告をブログ上で行っている。 蛭田さんは地域資料関係の本の執筆や講演を続けているこの分野のエクスパートで、地域資料サービスの全体像と小平市立図書館がいろいろと革新的な地域資料サービスを実施してきたことについてのお話しがあっ
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