1. 全行員が利用する業務支援システムのインフラを刷新した 2. Terminalサーバーを活用し,PC上にデータを置かない施策を徹底 3. ログオン処理に30分かかる問題も起こったが,プロファイル用サーバーの増強で解決 肥後銀行は2005年1月,業務支援システム「行内Webシステム」(図1)のサーバー・インフラを刷新した。WindowsのTerminal Serviceおよびシトリックス・システムズ・ジャパンのMetaFrameで構成する本システムは,クライアントPC上に業務データを一切置かない徹底した情報漏えい対策を実践している。 同システムの情報漏えい対策は5つある(図2左)。(1)業務アプリケーションやOffice文書の作成など,すべての処理をTerminalサーバー上もしくはそこを経由して実行,(2)作成したOffice文書や業務ファイルもすべてサーバー上に保存,(3)サーバーと
![5年かけ情報漏えい対策を実施 一時は「ログオン30分」の問題も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)