認知症患者が事故 同乗者も送検 9月16日 14時29分 ことし2月、京都市で、乗用車が信号待ちの車の列に突っ込み13人が死傷した事故で、警察は、追突した車の61歳の男が認知症と診断され危険だと分かっていたのに運転していたとして、書類送検するとともに、同乗していた兄夫婦も運転を止めなかったとして書類送検しました。兄夫婦は「認知症とは知らなかった」と否認しているということです。 ことし2月、京都市北区で信号待ちの車の列に乗用車が突っ込み、合わせて7台が関係した事故では、バイクに乗っていた当時20歳の大学生の男性が死亡したほか、12人がけがをしました。警察によりますと、追突した車を運転していた61歳の男は、警察の事情聴取に対し、「記憶がはっきりせず、知らないうちに事故を起こしていた」と説明したということですが、3年ほど前に認知症と診断されて通院し、医師からは「危険なので運転を控えるように」と助