政権に批判的な野党やメディアを虚偽情報で攻撃する投稿をしていたツイッターの匿名アカウント「Dappi」と自民党との密接な関係が明らかになり、大きな問題になっています。投稿にかかわっていた会社の社長が自民党本部の事務総長と親戚であることなどを「しんぶん赤旗」日曜版(10月24日号、11月7日号)がスクープしました。政権党と関係の深い会社が、一般市民のツイッターであるかのように装い、野党を攻撃するデマ情報を流していたとすれば、極めて重大です。岸田文雄首相と自民党本部は国民に真相を明らかにすべきです。 事務総長と深い関係浮上 フォロワー数が約17万にものぼる「Dappi」は、自民党や日本維新の会を賛美する一方、政権を追及する野党議員やメディアを誹謗(ひぼう)中傷してきました。平日の日中の投稿が多いことや、国会の情報が詳しいことなどから個人でできるのかと指摘されていましたが、実態は謎でした。 立憲