東日本大震災で活躍した救援情報共有システム「SAHANA」(後編)2011年6月29日 印刷 Check 日本IBMがSahana Japan Teamとの連携で、SAHANAのさまざまな機能強化が行われ、タブレット端末からの入力や操作が改善された(日本IBM提供) 日本IBMがSahana Japan Teamとの連携で、SAHANAのさまざまな機能強化が行われ、タブレット端末からの入力や操作が改善された(日本IBM提供) 任意団体のひょうごんテック(兵庫県神戸市)と、同団体のメンバーを中心に発足したSAHANA日本語化チーム(現Sahana Japan Team)、そして、日本IBMが協業して、日本語化やプログラムの改良や機能強化に取り組んだ救援情報共有システム「SAHANAサハナ)」は、東日本大震災において、岩手県と山形県の救援情報共有システムとして採用された。 岩手県では、5月末か
東日本大震災で活躍した救援情報共有システム「SAHANA」(前編)2011年6月22日 印刷 Check ひょうごんテックがある「たかとりコミュニティセンター」(神戸市、大河原克行撮影) 3月11日の東日本大震災において、救援情報共有システム「SAHANA(サハナ)」が活躍した。 ここにもクラウド・コンピューティングの力が大きく発揮されている。 SAHANAは、2004年に発生したスマトラ島沖地震の際に、スリランカのボランティアによって開発された、誰もが改良や再配布を行えるオープンソースソフトウェアだ。 SAHANAとは、スリランカの公用語のひとつであるシンハラ語で「救援」の意味を持つ言葉。その言葉通り、避難所の位置や崩壊建物や道路の不通地点、避難所での必要物資、行方不明者といった情報を、医療スタッフやボランティアなどが共有し、人員配置や効率のいい救援物資の配分などに活用されたという。 同
岩手県と山形県がオープンソースソフトウエア(OSS)の被災者支援システム「Sahana」を活用していることが明らかになった。日本IBMは2011年6月13日、両県のSahana活用を支援していると発表した。Sahana Japan Teamおよび、ひょうごんテックと協力し支援を行っている。 Sahanaは、避難所や支援物資、支援要請などの情報を登録し、地図上に表示できるシステム。2004年、スマトラ島沖地震の津波災害をきっかけにスリランカで開発され、現在は非営利組織Sahana Software Foundationが開発している。 2005年のパキスタン カシミール地方の地震、2006年のインドネシア ジャワ島の地震などでも活用された。日本ではSahanaの日本コミュニティであるSahana Japan Teamと、NPOに対してICTの支援を行っている任意団体のひょうごんテックが日本語
このサイトは このサイトは、災害時の救援情報を共有するためのオープンソースソフトウェア「Sahana(サハナ)」に関する日本語の情報を公開しているサイトです。 このサイトのコンテンツは主に、Sahanaの開発元である「Sahana Software Foundation(サハナ ソフトウェア財団)」の公開する英文ドキュメントの日本語訳と、2011年に発生した東日本大震災の後 被災地域での救援活動にSahanaを役立てようとして行われた活動(Sahana Japan Team)に関する情報と、によって構成されており日本のSahanaコミュニティの有志によって作成されました。 このサイトは現在更新されておらず、掲載されている情報は必ずしも最新のものではありません。Sahanaに関する最新の情報は、「Sahana Software Foundation」の公式サイト(http://sahanaf
Sahana Japan Teamは2011年5月31日、災害時救援情報サイト「sahana.jp」をオープンした。物資・支援要請などの情報を登録し地図上に表示できるサービスで、自治体やボランティア団体などの利用を想定している。 Sahanaは2004年、スマトラ島沖地震の津波災害をきっかけにスリランカで開発され、現在は非営利組織Sahana Software Foundationが開発しているオープンソースソフトウエア(OSS)。2005年のパキスタン カシミール地方の地震、2006年のフィリピン レイテ島の地すべり、2006年のインドネシア ジャワ島の地震などでも利用されたという。 sahana.jpは、ボランティア組織であるSahana Japan Teamが、SahanaのPython版であるSahana Edenを日本語化し、「Public Sahana」としてサーバー上で誰でも
「SAHANA」日本語版の実用化に取り組む野方純さん=神戸市長田区海運町3、たかとりコミュニティーセンター 災害時の救援情報をインターネット上で共有する「SAHANA(サハナ)」の日本語版ホームページ(HP)をボランティア団体「ひょうごんテック」(神戸市長田区)がつくり、改良を重ねている。被災状況や活動団体、救援物資の情報を集約し、行政やボランティア団体が物資や人材を配分するための仕組みで、東日本大震災の被災地での実用化を急ぐ。(大月美佳) サハナは2004年のインドネシア・スマトラ島沖地震をきっかけに、ボランティア技術者らが開発した。自由に改良できるようプログラムを公開したソフト「オープンソース」を活用し、中国・四川やハイチの大地震など世界各地の災害で役立てられている。 仕組みは、まず行政やボランティア団体が直接情報を入力したり、インターネットの書き込みを拾ったりした支援情報を集めて一元
3. 災害復旧支援システム = 現地で必要になる情報の登録、管理 たとえば。。。 避難所(指定避難所、 未指定避難所 ) 仮設住宅の情報 病院の位置、受け入れ状態 足りない物資、送付できる物資の登録・マッチング 現地のアセスメント(衛生、介護、栄養 ...etc.... ) 遺体管理。。。 Sahana って何? 5. 情報収集がヒアリングベース、遅い NPO との協業が前提=現地 NPO に必要な、専門情報を登録 避難所や病院などを登録して、救援物資の要請を実施できる 地図上にプロットできる( Ushahidi ほど綺麗じゃないけど) 未指定避難所の見落としなどを防げる 現地ボランティアや 中間支援団体むけ 1 つの NPO が撤退した後、 次の担当 NPO のために 地域の情報を残せる その土地のカルテ 画面が地味w Sahana 6.
オープンソースカンファレンス(OSC)神戸2011が4月16日に開催されます。ひょうごんテックは今回のOSC神戸で、「出張テックカフェ:災害時の救援情報共有システムSahana(サハナ)」を行います。 http://www.ospn.jp/osc2011-kobe/ http://www.ospn.jp/osc2011-kobe/modules/eguide/event.php?eid=34 昨年のOSC神戸でもSahanaを取り上げました。インドネシアのNGOであるコンバイン(COMBINE Resource Institution)で活動されているケトゥさんに報告をしていただきました。2006年にインドネシアで発生したジャワ島中部地震の災害救援活動で、Sahanaを活用したそうです。Sahana日本語化プロジェクトはOSC神戸をきっかけにスタートしました。ひょうごんテックのメンバーの他
ひょうごんテックで行ってきたプロジェクトやイベントの資料などを集めました。 ◇ SAHANA関連 ◇ SAHANA紹介のちらし(PDFファイル、260Kバイト) OSC神戸のSAHANA紹介資料(スライドシェア、暫定版) OSC東京のSAHANA紹介資料(スライドシェア) 関連Webサイト Sahana Foundation: http://sahanafoundation.org/ Sahana Eden: http://sahanafoundation.org/eden/ Sahana Japan のサイト: http://www.sahana.jp 日本語メーリングリスト: http://groups.google.com/group/sahana-jp 言語ファイルのサイト: http://pootle.sahanafoundation.org/ Sahana Wiki: http
災害時の情報共有ツールSAHANA日本サイトを稼働させました。 http://japan.sahanafoundation.org/ インストールや設定方法の日本語解説や、日本語化プロジェクトの進捗状況等はhttp://www.sahana.jp/ 2011年東北地方太平洋沖地震についてまとめた情報などへのリンク with QR-code http://www.wheel.gr.jp/~dai/2011tohoku-jishin/ QRコードを作成する方法(GOOGLE APIサービス利用)http://presen.php-web.net/2009/google-chart-query/ ※php-web.netのサプドメインから、sahana.jpへ移行しました。
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